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学園に登校してみるとオークの噂をするものは居なかった。
どうやら訓練の時のことは箝口令が出たらしい。
しかし実際に謹慎処分を受けている女性がいるので表立っては言われていないが、裏でコソコソ言われている可能性はある。
まぁ、そこまで誰も管理できないもんね。
一応学園側の通達としては、訓練中に相応しくない行動をとったため謹慎という発表になっているみたい。
また『己の力を過信している者もいるため今後の授業などについて変更する事がある。その事は教師より伝達する。』ということまで発表されている。
己の力を過信…まぁ、あの主に2人の事ですよね?
あの二人には本当に腹が立つ!
どこから来るんだよ!あの自信!
ってヒロイン様と悪役令嬢様だからか!
ならばもっと自分を鍛えてくれ!
来年のダンジョンは潜る階数違うだろうし、直ぐに助けられないよ?
それに他のクラスメイトにしても、メタルリザードが出て、魔物が集まって…っと大変だったけど、あの状況でも慌てなかったらメタルリザード以外の魔物なら倒せる人いたはずだよね?
まぁ、メタルリザードがいたからどうしようもなかったかもしれないけども…。
彼ら、彼女らは何をしていたんだろう?
「おはようミュリエル!今日クラスで何か発表があるみたいだな!」
ライナーが後ろから元気に声を掛けてきた。
ライナーの横には笑顔のディメルクがいた。
あれ?ジークライド王子殿下は?…って他学年のご令嬢に絡まれているのね…。
「殿下はあんな感じでピンクさんと縦ロールさんがいないからその分他の令嬢が寄ってきているみたいだよ?殿下の婚約者候補と言われている縦ロールさんが謹慎処分だから今度こそって思っているんじゃない?」
そういえばオラジオール公爵令嬢は2ヶ月の謹慎処分だ。
この件だけでも婚約破棄されても仕方がない。
それにしてもディメルク…ピンクさんと縦ロールさん呼びやめようよ…私彼女達をうっかりそう呼びそうだよ…。
「婚約者の変更はないよ。」
何とか令嬢達を振り払ったジークライド王子殿下が私達の元にやってきてそう発言をした。
「殿下、おはようございます。もう王宮からそのような発表がされたのですか?」
ジークライド王子殿下は顔を少し顰めた後、いつものアルカニックスマイルを浮かべ私の質問に答えた。
「あぁ。前回は王家からの発表が遅くなってしまったせいで婚約破棄が多数出てしまったからな。今回は婚約破棄が出る前に手を打った。それにしても訓練で呼び捨て、敬語なしだったのに学園では以前と同じように殿下呼びの敬語ありになると…少し悲しいな。」
あ、ジークライド王子殿下はそっちのことで顔を顰めていたんですね?
婚約者が変更されないことに不満があるのかと一瞬思っちゃったよ。
失礼しました。
「殿下、ミュリエル達は気をつけないと殿下を狙っていると思われ、令嬢達から嫌がらせを受ける可能性があります。私たちで宜しければの話ですが、許可していただけるのであれば敬語なしで会話をさせて頂きます。」
そうディメルクが言った。
確かに男の友情にまで何か言う可能性は
…いや無きにしも非ずだな。
今度は令嬢だけではなく、子息同士のバトルも追加されそうだ…。
ジークライド王子殿下は暫く悩んだ後ため息をついた。
「ディメルク、私たちだけの時は敬語なしで頼む。私にはまだ側近がハッキリと決まっていない。そのせいでディメルク達に何かがあったら困る。皆がいる前では今まで通りで頼む。色々とすまないな…。」
「大丈夫ですよ殿下。確かに側近候補の皆様からしたら私たちが敬語なしで話しかけていたら気分の良い話ではないでしょう。それでは敬語なしは私たちだけの時のみと致します。」
ディメルクは笑顔でジークライド王子殿下に答えた。
確かにその辺が落としどころか…。
王子殿下も色々大変なんだな…。
側近が確定し、結婚すれば少しは楽になるんだろうけどまだ先だもんね。
頑張ってください!殿下!
私は心の中でエールを送った。
そんな私たちが教室に入ると、側近候補の人達が一斉にこちらを見てきた。
いや怖いって!
この前までジークライド王子殿下から少し距離を取っていたくせに…他の人が近ずくのは許さないって?…器小さいな!!
そんなんで本当に側近になれるのか!?
とりあえず側近候補が怖いため私たちはジークライド王子殿下に礼をし自分たちの席に座ることにした。
本当に嫌な感じ!
側近候補だというなら、あの時もっと活躍してくれてたら良かったのに!
側近候補が怪我して震えて避難してて、ジークライド王子殿下が前に出て討伐していたなんて…その器の小ささもだけど魔法や剣の腕ももう一度鍛え直してこい!
私は内心プリプリ怒りながら教師が入ってくるのを待つのであった。
どうやら訓練の時のことは箝口令が出たらしい。
しかし実際に謹慎処分を受けている女性がいるので表立っては言われていないが、裏でコソコソ言われている可能性はある。
まぁ、そこまで誰も管理できないもんね。
一応学園側の通達としては、訓練中に相応しくない行動をとったため謹慎という発表になっているみたい。
また『己の力を過信している者もいるため今後の授業などについて変更する事がある。その事は教師より伝達する。』ということまで発表されている。
己の力を過信…まぁ、あの主に2人の事ですよね?
あの二人には本当に腹が立つ!
どこから来るんだよ!あの自信!
ってヒロイン様と悪役令嬢様だからか!
ならばもっと自分を鍛えてくれ!
来年のダンジョンは潜る階数違うだろうし、直ぐに助けられないよ?
それに他のクラスメイトにしても、メタルリザードが出て、魔物が集まって…っと大変だったけど、あの状況でも慌てなかったらメタルリザード以外の魔物なら倒せる人いたはずだよね?
まぁ、メタルリザードがいたからどうしようもなかったかもしれないけども…。
彼ら、彼女らは何をしていたんだろう?
「おはようミュリエル!今日クラスで何か発表があるみたいだな!」
ライナーが後ろから元気に声を掛けてきた。
ライナーの横には笑顔のディメルクがいた。
あれ?ジークライド王子殿下は?…って他学年のご令嬢に絡まれているのね…。
「殿下はあんな感じでピンクさんと縦ロールさんがいないからその分他の令嬢が寄ってきているみたいだよ?殿下の婚約者候補と言われている縦ロールさんが謹慎処分だから今度こそって思っているんじゃない?」
そういえばオラジオール公爵令嬢は2ヶ月の謹慎処分だ。
この件だけでも婚約破棄されても仕方がない。
それにしてもディメルク…ピンクさんと縦ロールさん呼びやめようよ…私彼女達をうっかりそう呼びそうだよ…。
「婚約者の変更はないよ。」
何とか令嬢達を振り払ったジークライド王子殿下が私達の元にやってきてそう発言をした。
「殿下、おはようございます。もう王宮からそのような発表がされたのですか?」
ジークライド王子殿下は顔を少し顰めた後、いつものアルカニックスマイルを浮かべ私の質問に答えた。
「あぁ。前回は王家からの発表が遅くなってしまったせいで婚約破棄が多数出てしまったからな。今回は婚約破棄が出る前に手を打った。それにしても訓練で呼び捨て、敬語なしだったのに学園では以前と同じように殿下呼びの敬語ありになると…少し悲しいな。」
あ、ジークライド王子殿下はそっちのことで顔を顰めていたんですね?
婚約者が変更されないことに不満があるのかと一瞬思っちゃったよ。
失礼しました。
「殿下、ミュリエル達は気をつけないと殿下を狙っていると思われ、令嬢達から嫌がらせを受ける可能性があります。私たちで宜しければの話ですが、許可していただけるのであれば敬語なしで会話をさせて頂きます。」
そうディメルクが言った。
確かに男の友情にまで何か言う可能性は
…いや無きにしも非ずだな。
今度は令嬢だけではなく、子息同士のバトルも追加されそうだ…。
ジークライド王子殿下は暫く悩んだ後ため息をついた。
「ディメルク、私たちだけの時は敬語なしで頼む。私にはまだ側近がハッキリと決まっていない。そのせいでディメルク達に何かがあったら困る。皆がいる前では今まで通りで頼む。色々とすまないな…。」
「大丈夫ですよ殿下。確かに側近候補の皆様からしたら私たちが敬語なしで話しかけていたら気分の良い話ではないでしょう。それでは敬語なしは私たちだけの時のみと致します。」
ディメルクは笑顔でジークライド王子殿下に答えた。
確かにその辺が落としどころか…。
王子殿下も色々大変なんだな…。
側近が確定し、結婚すれば少しは楽になるんだろうけどまだ先だもんね。
頑張ってください!殿下!
私は心の中でエールを送った。
そんな私たちが教室に入ると、側近候補の人達が一斉にこちらを見てきた。
いや怖いって!
この前までジークライド王子殿下から少し距離を取っていたくせに…他の人が近ずくのは許さないって?…器小さいな!!
そんなんで本当に側近になれるのか!?
とりあえず側近候補が怖いため私たちはジークライド王子殿下に礼をし自分たちの席に座ることにした。
本当に嫌な感じ!
側近候補だというなら、あの時もっと活躍してくれてたら良かったのに!
側近候補が怪我して震えて避難してて、ジークライド王子殿下が前に出て討伐していたなんて…その器の小ささもだけど魔法や剣の腕ももう一度鍛え直してこい!
私は内心プリプリ怒りながら教師が入ってくるのを待つのであった。
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