145 / 172
143
しおりを挟む
慌ただしい日々は流れあっという間にキャロラインの結婚式の日となった。
キャロラインの結婚式は小さな教会で誓いをあげた後、教会近くの庭で立食パーティーが行われる事になっている。
王妃殿下から王城の庭を使わないかと言われたようだがキャロラインは丁重にお断りをしていた。
まぁ…王族でもないのに城で結婚式とか緊張しかしないよね?
キャロラインとライナーが選んだ式場は小さな教会だけれど、どこか神秘的な場所だった。
…どこかで見たような…?
あ!この教会!
ナサイト先生ルートで出てくる教会だ!
夜に二人でこの教会でひっそりと愛を誓うんだった!
こんな所にあったんだね。
聖地巡礼できてよかったよ。
さて、今日はキャロラインの結婚式なので私とジークは変装しております。
学園の時に皆で一緒に作ったあの隠密と認識阻害の魔道具を首から下げての参加です。
こんな形で使うことになるとは夢にも思わなかったな…。
キャロラインの着付けが終わったと聞いて私達は挨拶に向かうことにした。
結婚式後のパーティーではゆっくり話出来ないだろうし、途中で私もジークも王城に戻らないと行けないからね…。
最後までキャロラインの姿を見たかったけれど、仕事だし諦めるしかない。
その分ディメルクがしっかりと映像で記録しておいてくれると言ってくれたからその辺は任せることにしている。
キャロラインの控え室に入るとそこには女神がいた!
もう本当に綺麗!
マーメイドラインのウエディングドレスがよく似合ってる!
胸の辺りに付けられたレースがキャロラインの美しさを引き立てている。
王妃殿下…本当にナイスです!
綺麗に着飾ったキャロラインを見ると嬉しさとちょっとした悲しさで泣いてしまった。
「キャロライン~!おめでとう!幸せになってね~?キャロラインがお嫁に行っちゃうよ~!」
「ミュリエル…うちの父親より泣かないの!でもありがとうね!絶対に幸せになる。そしてミュリエルも幸せになろうね?」
「うん。幸せになる~。」
キャロラインに抱きつきたいがドレスを汚す訳にはいかないので我慢だ。
ジークは私とキャロラインのやり取りを暖かい目で見守っていた。
するとそこに準備の出来たライナーが入ってきた。
しっかりと髪をセットをし、キャロラインの瞳の色のポケットチーフを入れていた。
おぉ~!ライナーもかっこいいじゃないか!
ライナーとキャロライン2人の様子を見てみるとお互いの姿を見て、お互い見惚れているようだった。
そうだよね、キャロラインは綺麗だし、ライナーはかっこいいもんね!
この2人が今後幸せになりますように!
幸せそうな二人をその場に残して私たちは先に教会の中へと入った。
親族や友人達が座る中私たちはひっそりの1番後ろの席についた。
エリーさんと共に…。
今現在真面目に仕事をしているのは国王陛下のみです。
本当にすみません。
帰ったら頑張ります。
城の方向をみて心の中で謝罪をしていると、教会の扉が開き遂に結婚式が始まった。
ライナーは入場しキャロラインが自分の所まで歩いてくるのを待っている。
バージンロードを歩くキャロラインはステンドグラスの光を浴びてキラキラと輝いている。
1歩1歩近づく二人…もう私の涙腺は決壊している。
ジークはそんな私にハンカチを貸してくれた。
親族より号泣している婚約者でごめんね…。
結婚の宣誓、婚姻証書へのサイン、誓いの口付け、指輪の交換と恙無く式は進行した。
教会での行事が終わり新郎新婦が退出したので、私たちはガーデンパーティーが行われる薔薇の咲き誇る庭へと新郎新婦より先に移動するのだった。
ディメルクがお祝いの魔道具を用意しているって言ってたけど…大丈夫だろうか?
そこだけが心配。
とりあえず私とジークは魔道具の安全性の確認の為ディメルクを探すのだった。
キャロラインの結婚式は小さな教会で誓いをあげた後、教会近くの庭で立食パーティーが行われる事になっている。
王妃殿下から王城の庭を使わないかと言われたようだがキャロラインは丁重にお断りをしていた。
まぁ…王族でもないのに城で結婚式とか緊張しかしないよね?
キャロラインとライナーが選んだ式場は小さな教会だけれど、どこか神秘的な場所だった。
…どこかで見たような…?
あ!この教会!
ナサイト先生ルートで出てくる教会だ!
夜に二人でこの教会でひっそりと愛を誓うんだった!
こんな所にあったんだね。
聖地巡礼できてよかったよ。
さて、今日はキャロラインの結婚式なので私とジークは変装しております。
学園の時に皆で一緒に作ったあの隠密と認識阻害の魔道具を首から下げての参加です。
こんな形で使うことになるとは夢にも思わなかったな…。
キャロラインの着付けが終わったと聞いて私達は挨拶に向かうことにした。
結婚式後のパーティーではゆっくり話出来ないだろうし、途中で私もジークも王城に戻らないと行けないからね…。
最後までキャロラインの姿を見たかったけれど、仕事だし諦めるしかない。
その分ディメルクがしっかりと映像で記録しておいてくれると言ってくれたからその辺は任せることにしている。
キャロラインの控え室に入るとそこには女神がいた!
もう本当に綺麗!
マーメイドラインのウエディングドレスがよく似合ってる!
胸の辺りに付けられたレースがキャロラインの美しさを引き立てている。
王妃殿下…本当にナイスです!
綺麗に着飾ったキャロラインを見ると嬉しさとちょっとした悲しさで泣いてしまった。
「キャロライン~!おめでとう!幸せになってね~?キャロラインがお嫁に行っちゃうよ~!」
「ミュリエル…うちの父親より泣かないの!でもありがとうね!絶対に幸せになる。そしてミュリエルも幸せになろうね?」
「うん。幸せになる~。」
キャロラインに抱きつきたいがドレスを汚す訳にはいかないので我慢だ。
ジークは私とキャロラインのやり取りを暖かい目で見守っていた。
するとそこに準備の出来たライナーが入ってきた。
しっかりと髪をセットをし、キャロラインの瞳の色のポケットチーフを入れていた。
おぉ~!ライナーもかっこいいじゃないか!
ライナーとキャロライン2人の様子を見てみるとお互いの姿を見て、お互い見惚れているようだった。
そうだよね、キャロラインは綺麗だし、ライナーはかっこいいもんね!
この2人が今後幸せになりますように!
幸せそうな二人をその場に残して私たちは先に教会の中へと入った。
親族や友人達が座る中私たちはひっそりの1番後ろの席についた。
エリーさんと共に…。
今現在真面目に仕事をしているのは国王陛下のみです。
本当にすみません。
帰ったら頑張ります。
城の方向をみて心の中で謝罪をしていると、教会の扉が開き遂に結婚式が始まった。
ライナーは入場しキャロラインが自分の所まで歩いてくるのを待っている。
バージンロードを歩くキャロラインはステンドグラスの光を浴びてキラキラと輝いている。
1歩1歩近づく二人…もう私の涙腺は決壊している。
ジークはそんな私にハンカチを貸してくれた。
親族より号泣している婚約者でごめんね…。
結婚の宣誓、婚姻証書へのサイン、誓いの口付け、指輪の交換と恙無く式は進行した。
教会での行事が終わり新郎新婦が退出したので、私たちはガーデンパーティーが行われる薔薇の咲き誇る庭へと新郎新婦より先に移動するのだった。
ディメルクがお祝いの魔道具を用意しているって言ってたけど…大丈夫だろうか?
そこだけが心配。
とりあえず私とジークは魔道具の安全性の確認の為ディメルクを探すのだった。
926
あなたにおすすめの小説
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
うっかり結婚を承諾したら……。
翠月 瑠々奈
恋愛
「結婚しようよ」
なんて軽い言葉で誘われて、承諾することに。
相手は女避けにちょうどいいみたいだし、私は煩わしいことからの解放される。
白い結婚になるなら、思う存分魔導の勉強ができると喜んだものの……。
実際は思った感じではなくて──?
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
5年経っても軽率に故郷に戻っては駄目!
158
恋愛
伯爵令嬢であるオリビアは、この世界が前世でやった乙女ゲームの世界であることに気づく。このまま学園に入学してしまうと、死亡エンドの可能性があるため学園に入学する前に家出することにした。婚約者もさらっとスルーして、早や5年。結局誰ルートを主人公は選んだのかしらと軽率にも故郷に舞い戻ってしまい・・・
2話完結を目指してます!
ストーカー婚約者でしたが、転生者だったので経歴を身綺麗にしておく
犬野きらり
恋愛
リディア・ガルドニ(14)、本日誕生日で転生者として気付きました。私がつい先程までやっていた行動…それは、自分の婚約者に対して重い愛ではなく、ストーカー行為。
「絶対駄目ーー」
と前世の私が気づかせてくれ、そもそも何故こんな男にこだわっていたのかと目が覚めました。
何の物語かも乙女ゲームの中の人になったのかもわかりませんが、私の黒歴史は証拠隠滅、慰謝料ガッポリ、新たな出会い新たな人生に進みます。
募集 婿入り希望者
対象外は、嫡男、後継者、王族
目指せハッピーエンド(?)!!
全23話で完結です。
この作品を気に留めて下さりありがとうございます。感謝を込めて、その後(直後)2話追加しました。25話になりました。
【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS
himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。
えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。
ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ!
アルファポリス恋愛ランキング入りしました!
読んでくれた皆様ありがとうございます。
*他サイトでも公開中
なろう日間総合ランキング2位に入りました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる