1 / 1
新曲公開日のできごと。
しおりを挟む
新曲公開まで…
「あと1時間……」
「もう諦めろって。明日見たらいいじゃん!」
「ダメ~今みるの!!じぇったいに!」
只今の時刻、23:00。
最近、俺らが推してるアイドルの新曲MVの公開があと1時間後に迫っている中、耐え難い悪魔と戦っている彼女を横目に晩酌中。
「もう呂律回ってないじゃん、寝なって!」
「うるさい酔っ払い!そーやって自分だけ見ようとすんのずるいんだぁ!私は見るのだ、必ずこの目で!!!」
「酔っ払ってないわ!…ったく。」
急に中二チックなことを言いながら目を見開こうとする彼女。しかし、彼女の体は限界を迎えているのであろう。全くもって開いていない。
「ね~酔っ払い~?」
「だから、酔っ払ってねぇーつの。んでなに?」
「…………」
「…ん?おーい、おーい、ついに寝たのか?」
「えなじーどりんく買ってきて。」
「随分唐突だな。しかもこんな時間に。」
「もう限界。上まぶたと下まぶたが夜限定のマブダチになりそう。」
「夜限定笑。昼間はマブダチじゃないのか?笑」
「…昼間は一瞬しか会えないから他人。」
「そこまで冷たくなるんだ笑、ドライ~」
「うん。だからドライ会い(ドライアイ)っていうの。」
「ドライアイ笑笑笑」
全くもって中身のない会話をしながら時間を確認すると23:57。MV公開まであと3分。
「あと3分でMV出るぞ~」
「ん~」
最初はあまりにも眠たそうで可哀想だったから寝ろと言っていたのに時間が迫ると自分も気になるからか興奮してきて、彼女を起こそうとする。
「あと2分~」
「……んぅ…」
残りの時間をカウントしながらテーブルの上を片付ける。
そして、時刻は0時になりMVが公開された。
「おーい、MV出たぞ~
…やぁ、やっぱ推しは可愛いな~」
彼女の肩を揺すり起こそうとするも深く眠ってしまってるのか一向に起きる気配がない。
MVを最後まで見終え、横で眠っている彼女に目を落とす。
「あと少しだったのに一緒に見れなくて残念だったな。」
きっと明日機嫌悪いだろうなぁ、なんて考えながら力つきた彼女を布団まで運んでやる。
「また明日一緒に見ような、おやすみ。」
そう一言伝え部屋の明かりを消した。
「あと1時間……」
「もう諦めろって。明日見たらいいじゃん!」
「ダメ~今みるの!!じぇったいに!」
只今の時刻、23:00。
最近、俺らが推してるアイドルの新曲MVの公開があと1時間後に迫っている中、耐え難い悪魔と戦っている彼女を横目に晩酌中。
「もう呂律回ってないじゃん、寝なって!」
「うるさい酔っ払い!そーやって自分だけ見ようとすんのずるいんだぁ!私は見るのだ、必ずこの目で!!!」
「酔っ払ってないわ!…ったく。」
急に中二チックなことを言いながら目を見開こうとする彼女。しかし、彼女の体は限界を迎えているのであろう。全くもって開いていない。
「ね~酔っ払い~?」
「だから、酔っ払ってねぇーつの。んでなに?」
「…………」
「…ん?おーい、おーい、ついに寝たのか?」
「えなじーどりんく買ってきて。」
「随分唐突だな。しかもこんな時間に。」
「もう限界。上まぶたと下まぶたが夜限定のマブダチになりそう。」
「夜限定笑。昼間はマブダチじゃないのか?笑」
「…昼間は一瞬しか会えないから他人。」
「そこまで冷たくなるんだ笑、ドライ~」
「うん。だからドライ会い(ドライアイ)っていうの。」
「ドライアイ笑笑笑」
全くもって中身のない会話をしながら時間を確認すると23:57。MV公開まであと3分。
「あと3分でMV出るぞ~」
「ん~」
最初はあまりにも眠たそうで可哀想だったから寝ろと言っていたのに時間が迫ると自分も気になるからか興奮してきて、彼女を起こそうとする。
「あと2分~」
「……んぅ…」
残りの時間をカウントしながらテーブルの上を片付ける。
そして、時刻は0時になりMVが公開された。
「おーい、MV出たぞ~
…やぁ、やっぱ推しは可愛いな~」
彼女の肩を揺すり起こそうとするも深く眠ってしまってるのか一向に起きる気配がない。
MVを最後まで見終え、横で眠っている彼女に目を落とす。
「あと少しだったのに一緒に見れなくて残念だったな。」
きっと明日機嫌悪いだろうなぁ、なんて考えながら力つきた彼女を布団まで運んでやる。
「また明日一緒に見ような、おやすみ。」
そう一言伝え部屋の明かりを消した。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
姉の引き立て役の私は
ぴぴみ
恋愛
アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。
「どうしたら、お姉様のようになれるの?」
「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」
姉は優しい。でもあるとき気づいて─
元夫をはじめ私から色々なものを奪う妹が牢獄に行ってから一年が経ちましたので、私が今幸せになっている手紙でも送ろうかしら
つちのこうや
恋愛
牢獄の妹に向けた手紙を書いてみる話です。
すきま時間でお読みいただける長さです!
婚約破棄?いいですけど私巨乳ですよ?
無色
恋愛
子爵令嬢のディーカは、衆目の中で婚約破棄を告げられる。
身分差を理由に見下されながらも、彼女は淡々と受け入れようとするが、その時ドレスが破れ、隠していた自慢のそれが解き放たれてしまう。
【完結】たぶん私本物の聖女じゃないと思うので王子もこの座もお任せしますね聖女様!
貝瀬汀
恋愛
ここ最近。教会に毎日のようにやってくる公爵令嬢に、いちゃもんをつけられて参っている聖女、フレイ・シャハレル。ついに彼女の我慢は限界に達し、それならばと一計を案じる……。ショートショート。※題名を少し変更いたしました。
~春の国~片足の不自由な王妃様
クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。
春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。
街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。
それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。
しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。
花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる