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第二章 学生魔王
1・新しい居場所
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高校から帰宅したのち、子供たちの笑い声が聞こえる保育園の入り口を箒で掃除し始めた。
次の春に入園したいのだろう幼児を連れた家族たちが、いばらのアーチを通ってやって来た。
彼らに事務所の場所を教え、幸せそうなその姿を見送った。
不意に、僕がその子供の年齢だった頃のことを思い出した。
僕の母は力ある魔女で、僕と同じ黒の特級魔術師の資格を持ち、しかし大酒飲みだった。僕の父はどこかに行ったと教えてくれた後、僕をクリスタ中央宇宙港のロビーに置き去りにした。
僕の周りには多くの人たちがいて、誰しも僕に気付いていなかった。まだ幼い僕は、助けを求めてある一角に向かった。
大勢の子供たちが集まってワイワイしている中、子供たちに視線を合わせている格好の、大きな背中が目の前にあった。
僕はその大人の上着を頑張って引っ張り、こっちに気付いてもらった。
「あの、質問して良いですか?」
彼は驚き、僕の顔をしばらく凝視した。それから何故か顔を赤くしてぼろぼろと涙をこぼし始めた。
「なんなりと、どうぞ」
アッシュ父さんは答えてから僕を迷子センターに連れて行き、親がいないと分かるとそのまま引き取って育ててくれた。
それからずっと、僕は彼の家族と共に暮らしている。
彼が経営する幼稚園と孤児院の手伝いも、こうして積極的に行って恩返しをしている。
かといって僕が掃除しているのを見ると過剰に拒否反応が出てしまう父がいるから、その目を盗んでコッソリとだ。
一通り掃除が終わり道具の撤収をしようとしていると、再びお客様がやって来た。
「ノア、また掃除してるのか。見つかったら親父さんが卒倒するのに」
親しげに話しかけてきたライジェル様は、バンハムーバ王家の分家であり、このクリスタを統括している一族の生まれ。
元軍人だった父と彼の両親が親しいために、貴族というのに毎日のように訪ねてくる。同情できる理由もあるために。
「だから、誰にも見つからないように掃除しましたよ。もう終わったんで、一緒におやつにしますか?」
「俺には見つかってるぞ?」
「貴方は理解力があるから良いんです」
本当、少し無茶苦茶な性格をしている彼の両親がいなければ、彼は十歳の子供らしく愛らしさを振りまいていたことだろう。
なのに両親を冷めた目つきで見る、下手な大人より大人って可哀想と思う。
僕の同情は、おやつのカスタードパイを大盛りにするところに発揮された。
僕も一緒におやつを食べていると、そこにアッシュ父さんがやって来た。僕が掃除していないか警戒しているようだ。
父さんはライジェル様に挨拶し、そのまま行ってしまおうとした。けれど僕らの家の方の玄関の呼び鈴が鳴ったので、気付いてそちらに向かった。
何か予感がしたので、その後を追いかけた。ライジェル様もついてきた。
お客様は僕と同じ黒髪長髪に黒目の美しい青年……に見えるポドールイの方だった。
僕は、自分がポドールイの血を引いていると知っている。もちろん父さんも知っている。そしてその方も知っている。
「初めまして、ノア君」
話しかけられ笑顔をもらい、何だかこそばゆくなった。
「カシミア様、何故ここに来られたのですか?」
緊張した父さんの台詞に、彼は軽く背後を指し示した。玄関の外に、バンハムーバ軍人が数名いるようだ。
「アレンデール様に友人の縁を切られて、クリスタに立ち入りできなかったんですけれどね。今日は国の重要な事情があったために、特別に見張り付きで星に入れてもらえました」
「断る。ノアを連れて行くな!」
「連れていきません。渡す物があるんです」
物凄く警戒している父さんに、カシミア様は手にしていた大きめの黒い箱と、大きい鞄を一個渡した。
「なんだこれ……って、宝石? こっちは服? ああまさか、あのポドールイ人死んだのか」
「形見分けではありません。これはポドールイの王が所持し、公式な場に出る時に身につける装飾品と衣装です。次の王のノアに移譲します」
「「は?」」
父さんとライジェル様の声がハモった。
父さんは焦った。
「まさかノアは、カシミア様の息子だったんですか! あの職員の息子かと思ってましたよ!」
「色々と事情があるとだけ伝えます。それではノア、今日から貴方がポドールイの王です。頼みましたよ」
「いやちょっと待て」
父さんは僕のために、カシミア様を全力で引き止めようとしてくれた。
しかしバンハムーバ軍人を盾にするカシミア様の方が一枚上手で、これから散髪して帰ると言って楽しげに立ち去った。
敗北者ぽい落ち込み方をする父さんに、僕は言った。
「こうなることは分かっていたので、もう落ち込まないで下さい」
「ポドールイ人だもんな。でもごめん、断ってやれなかった」
「構いません。王らしく見せるために、髪の毛を伸ばしていたぐらいですよ」
「マジか」
父さんはポドールイ人を余り好きではない。僕が遺伝子検査でそうと分かった時、本気で動揺していたのだが、それでも受け入れてくれた。
だから僕は、とても感謝している。
「父さん、本当に心配しないで。誰かがばらさない限り、誰も僕をポドールイ王だと思わないですし」
「ああ、ええ、うん。きっと龍神様はご存じだ。それじゃ意味がない」
「杞憂です」
僕は父さんの背中をポンポンと優しく叩き、励ました。
「俺は黙ってるよ」
ライジェル様が言ってくれたので、感謝して笑いかけた。
こうして僕は、おやつの時間に化け物と揶揄されるポドールイ人の王様になった。
2・
ポドールイ人たちは、少し離れたファルクスという星の一角、本当に狭い範囲にある一つの村で暮らしている。
宇宙に文明を持ち込み、古代種たちを生み出した創造主の楽園に暮らしていた民。
楽園が消失したあと、この辺りの宇宙に移住した。
他の場所に移住した古代種たちや、外宇宙からやって来た人間たちとは違い、一度も滅びることのない宇宙文明を保持し続け、数十万年を生き延びた。
四万年前のこと。一度は途切れた宇宙への道を再び発見した者達により、彼らも発見された。
ポドールイの知識は、宇宙文明を取り戻し始めた彼らの後押しとなった。
しかしそれは同時に、ポドールイ人たちを危険にさらした。
元々牧歌的な暮らしを維持するだけだった彼らに、幾度かの戦乱が襲いかかった。そして混血による民族の消失の危機も訪れた。
ポドールイの星だったファルクスも、ポドールイ人と近しい種族のユールレム人の支配下に入り、もう既に彼らの領地と認められている。
純粋なポドールイ人は、もう一人として存在しない。そしてただ、滅びを待つ種族の一つでしかない。
けれど宇宙文明の人々は、ほぼ全員がポドールイ人のことを知っている。
生き神と崇められるほどの予知能力に、魔法ではなく独自に身に付く強力な念力を、生まれた瞬間から持っている。
戦力、知識、魔力の全てで突出して優秀な一族であると、恐怖をもって噂されている。
……しかし実際、今は数が少なすぎて幻の民扱いされている。
お母さんがわがまま言う子供に、そんなことしてたらポドールイ人が来るよ! と教育的指導を与えるための存在でしかない。
辛うじて住んでいる星が近所にあるクリスタでは、実際に存在はしているという認識を持って貰えているようだ。
アンケートを取った訳ではないけれど。
通っている魔法学園の自由時間にそんなことを考え、手元にある進路調査票を眺めた。
これに嘘をついても仕方がない。しかし本当のことを言えとも書かれていない。
なので就職に丸をつけ、実家の保育園勤務と書いた。
嘘ではない。書いていないことがあるだけだ。
そう考えた時、これはポドールイ人的な言い回しだなと気付いて疲れが出た。
しかし進路調査票は、その内容で提出した。黙っていない存在がいることを理解しながらも。
次の春に入園したいのだろう幼児を連れた家族たちが、いばらのアーチを通ってやって来た。
彼らに事務所の場所を教え、幸せそうなその姿を見送った。
不意に、僕がその子供の年齢だった頃のことを思い出した。
僕の母は力ある魔女で、僕と同じ黒の特級魔術師の資格を持ち、しかし大酒飲みだった。僕の父はどこかに行ったと教えてくれた後、僕をクリスタ中央宇宙港のロビーに置き去りにした。
僕の周りには多くの人たちがいて、誰しも僕に気付いていなかった。まだ幼い僕は、助けを求めてある一角に向かった。
大勢の子供たちが集まってワイワイしている中、子供たちに視線を合わせている格好の、大きな背中が目の前にあった。
僕はその大人の上着を頑張って引っ張り、こっちに気付いてもらった。
「あの、質問して良いですか?」
彼は驚き、僕の顔をしばらく凝視した。それから何故か顔を赤くしてぼろぼろと涙をこぼし始めた。
「なんなりと、どうぞ」
アッシュ父さんは答えてから僕を迷子センターに連れて行き、親がいないと分かるとそのまま引き取って育ててくれた。
それからずっと、僕は彼の家族と共に暮らしている。
彼が経営する幼稚園と孤児院の手伝いも、こうして積極的に行って恩返しをしている。
かといって僕が掃除しているのを見ると過剰に拒否反応が出てしまう父がいるから、その目を盗んでコッソリとだ。
一通り掃除が終わり道具の撤収をしようとしていると、再びお客様がやって来た。
「ノア、また掃除してるのか。見つかったら親父さんが卒倒するのに」
親しげに話しかけてきたライジェル様は、バンハムーバ王家の分家であり、このクリスタを統括している一族の生まれ。
元軍人だった父と彼の両親が親しいために、貴族というのに毎日のように訪ねてくる。同情できる理由もあるために。
「だから、誰にも見つからないように掃除しましたよ。もう終わったんで、一緒におやつにしますか?」
「俺には見つかってるぞ?」
「貴方は理解力があるから良いんです」
本当、少し無茶苦茶な性格をしている彼の両親がいなければ、彼は十歳の子供らしく愛らしさを振りまいていたことだろう。
なのに両親を冷めた目つきで見る、下手な大人より大人って可哀想と思う。
僕の同情は、おやつのカスタードパイを大盛りにするところに発揮された。
僕も一緒におやつを食べていると、そこにアッシュ父さんがやって来た。僕が掃除していないか警戒しているようだ。
父さんはライジェル様に挨拶し、そのまま行ってしまおうとした。けれど僕らの家の方の玄関の呼び鈴が鳴ったので、気付いてそちらに向かった。
何か予感がしたので、その後を追いかけた。ライジェル様もついてきた。
お客様は僕と同じ黒髪長髪に黒目の美しい青年……に見えるポドールイの方だった。
僕は、自分がポドールイの血を引いていると知っている。もちろん父さんも知っている。そしてその方も知っている。
「初めまして、ノア君」
話しかけられ笑顔をもらい、何だかこそばゆくなった。
「カシミア様、何故ここに来られたのですか?」
緊張した父さんの台詞に、彼は軽く背後を指し示した。玄関の外に、バンハムーバ軍人が数名いるようだ。
「アレンデール様に友人の縁を切られて、クリスタに立ち入りできなかったんですけれどね。今日は国の重要な事情があったために、特別に見張り付きで星に入れてもらえました」
「断る。ノアを連れて行くな!」
「連れていきません。渡す物があるんです」
物凄く警戒している父さんに、カシミア様は手にしていた大きめの黒い箱と、大きい鞄を一個渡した。
「なんだこれ……って、宝石? こっちは服? ああまさか、あのポドールイ人死んだのか」
「形見分けではありません。これはポドールイの王が所持し、公式な場に出る時に身につける装飾品と衣装です。次の王のノアに移譲します」
「「は?」」
父さんとライジェル様の声がハモった。
父さんは焦った。
「まさかノアは、カシミア様の息子だったんですか! あの職員の息子かと思ってましたよ!」
「色々と事情があるとだけ伝えます。それではノア、今日から貴方がポドールイの王です。頼みましたよ」
「いやちょっと待て」
父さんは僕のために、カシミア様を全力で引き止めようとしてくれた。
しかしバンハムーバ軍人を盾にするカシミア様の方が一枚上手で、これから散髪して帰ると言って楽しげに立ち去った。
敗北者ぽい落ち込み方をする父さんに、僕は言った。
「こうなることは分かっていたので、もう落ち込まないで下さい」
「ポドールイ人だもんな。でもごめん、断ってやれなかった」
「構いません。王らしく見せるために、髪の毛を伸ばしていたぐらいですよ」
「マジか」
父さんはポドールイ人を余り好きではない。僕が遺伝子検査でそうと分かった時、本気で動揺していたのだが、それでも受け入れてくれた。
だから僕は、とても感謝している。
「父さん、本当に心配しないで。誰かがばらさない限り、誰も僕をポドールイ王だと思わないですし」
「ああ、ええ、うん。きっと龍神様はご存じだ。それじゃ意味がない」
「杞憂です」
僕は父さんの背中をポンポンと優しく叩き、励ました。
「俺は黙ってるよ」
ライジェル様が言ってくれたので、感謝して笑いかけた。
こうして僕は、おやつの時間に化け物と揶揄されるポドールイ人の王様になった。
2・
ポドールイ人たちは、少し離れたファルクスという星の一角、本当に狭い範囲にある一つの村で暮らしている。
宇宙に文明を持ち込み、古代種たちを生み出した創造主の楽園に暮らしていた民。
楽園が消失したあと、この辺りの宇宙に移住した。
他の場所に移住した古代種たちや、外宇宙からやって来た人間たちとは違い、一度も滅びることのない宇宙文明を保持し続け、数十万年を生き延びた。
四万年前のこと。一度は途切れた宇宙への道を再び発見した者達により、彼らも発見された。
ポドールイの知識は、宇宙文明を取り戻し始めた彼らの後押しとなった。
しかしそれは同時に、ポドールイ人たちを危険にさらした。
元々牧歌的な暮らしを維持するだけだった彼らに、幾度かの戦乱が襲いかかった。そして混血による民族の消失の危機も訪れた。
ポドールイの星だったファルクスも、ポドールイ人と近しい種族のユールレム人の支配下に入り、もう既に彼らの領地と認められている。
純粋なポドールイ人は、もう一人として存在しない。そしてただ、滅びを待つ種族の一つでしかない。
けれど宇宙文明の人々は、ほぼ全員がポドールイ人のことを知っている。
生き神と崇められるほどの予知能力に、魔法ではなく独自に身に付く強力な念力を、生まれた瞬間から持っている。
戦力、知識、魔力の全てで突出して優秀な一族であると、恐怖をもって噂されている。
……しかし実際、今は数が少なすぎて幻の民扱いされている。
お母さんがわがまま言う子供に、そんなことしてたらポドールイ人が来るよ! と教育的指導を与えるための存在でしかない。
辛うじて住んでいる星が近所にあるクリスタでは、実際に存在はしているという認識を持って貰えているようだ。
アンケートを取った訳ではないけれど。
通っている魔法学園の自由時間にそんなことを考え、手元にある進路調査票を眺めた。
これに嘘をついても仕方がない。しかし本当のことを言えとも書かれていない。
なので就職に丸をつけ、実家の保育園勤務と書いた。
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