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第二章 学生魔王
十四・残り香と、続く日常
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1・
僕はしばらく、病院のベッドの上で過ごした。
中央神殿の真正面にある公務員専用の大病院で、そこに公務員じゃない僕が入院出来たのは珍しい。
事件の顛末を考えると、当たり前なのだろうが。
僕が病室から出られない間に、中央神殿ではアレンデール様とウルフィール様の国葬が行われた。
二人とも、星に攻め込んできた時空獣と戦い、亡くなったことにされた。
真実を知る僕らは口をつぐみ、ただその死をいたんだ。
国葬が終わり、喪も明けた頃。
見舞いの品が山ほどある僕の病室に、あの時子供たちを護っていたというカルラ父さんがぶらりと見舞いにやって来た。
ベッド脇の椅子に座り林檎をシャリシャリ食べる父に、ウルフィール様とのことを説明した。
父は食べるのをやめて、林檎の欠片を皿に戻した。
「前に、予言と預言の違いの話題があっただろう。あの時に、世界はレコード盤だと説明した」
「はい、憶えています」
「優れた魔力を持つものは、レコード盤の上から針に移動して、好きな場所の音楽を自由に聴けるようになる。ノアの場合は、ウルフィールのことに集中しすぎて、意識せず過去に飛ばされて色々とやってしまったんだろう」
「しかし、つじつまが合わない部分もあります。僕は再会を約束されていないと言ったウルフィール様に、再会を約束してきました。でも、戻ってみれば、こちらの様子に変化は無くて……」
戦いのことを思いだすと、まだまだ辛い。やはり、あの世界は別の世界なのか?
父は僕の気持ちを察したようながら、知らぬふりをしてくれた。
「レコード盤は思ったより柔らかい。そして矛盾があり分かれた世界でも、時間が経過すると差があいまいになり、した世界としなかった世界が融合して腰を落ち着けてしまう。強い意識の働きかけがあった方に、弱い方が吸収されるイメージと言えばいいか」
「しかし、私ははっきりと違う行動をしました」
「ああ。でもウルフィールは手紙で再会を約束されなかった世界の住民だった。向こうにとり、それが正しい歴史だ。ただそれだけ」
「でも……」
「再会を約束されなかったウルフィールの情報を、意味が分からないまでもホルンやアリアナも持っている。お前の方が、少数派だ。魔法と同じで、炎を発生させたい人たちの魔力より消したい人たちの魔力が勝れば、魔法は発動せず炎は最初から存在しないことになる」
「でしたら、もし何かがあり過去におもむき歴史を変えなくてはいけない時、自分ひとりでは力が及ばず無理だという意味ですか?」
「いや、派手に動けば大勢の記憶に残って、そっちが正しい歴史になるだろうな。あのな、ノア」
「はい?」
「出来たとしても、時間を越えて工作するのは止せ。戻るべき未来が無くなる恐れがある。そうして根無し草になったものの末路が、ウルフィールを食った化け物と思え。冗談じゃなく、あの化け物はいつかの時代のお前本人だったかもしれないんだぞ」
強い口調で告げる父は、絶対にさせないという意気込みで僕の肩を叩いた。
戻るべき場所がなければ、あまりの孤独に襲われて闇落ちするしか無くなるだろうか。
僕は頷いて、その忠告を受け取った。
「それから……僕は未だに、どうして強い白魔法属性を得られたのか、説明されていないんですが」
「後でいいだろ?」
「さすがに駄目です」
「はあ。主犯のシーマは忙し過ぎる身になったからなあ……俺が説明するか」
「お願いします。生殺しは嫌です」
僕がそう言うと、父はまた僕が生殺しになるかもと、うっかり考えた。
僕が気付いたと察した父は、知らぬふりをした。
「ノアはな、キリンなんだよ。麒麟」
「なるほど、やはりですか」
自分で可能性を考え、一番現実的なのはそれだと予想していた。
変身種族のキリンは純粋な白属性の獣で、発生要因は判明していないが、多くの種族の者がその力に覚醒出来る可能性を持っていると聞いている。
惑星一つをその力で癒せ、相手が人の場合はどんな呪いや大病も消し去る。その純粋な涙は時に宝石となり、強い白属性のアイテムとして活用される。
「まあつまり、純粋な闇属性のポドールイ人が、遺伝子の不思議で純粋な白属性のキリンに変身できる身の上にもなった。でも基本が闇の方だから、むやみやたらとキリンの力に近づくと、身をそがれる……殺される勢いの痛みが発生しちゃったんだ」
「でも以前、魔法の素質を測った時は、中級レベルしかありませんでしたが」
「キリンも変身種族だから、ノアの魔力の中でひっそりと身を潜めているんだろう。それでもう分かったと思うが、下手にその力を解放すれば危険過ぎる。少しずつ慣れるか、何かのアイテムで制御すべきだ」
「黒魔法を使い続ける上で、危険は?」
「分からない。何しろ長すぎるポドールイの歴史上、初めてのことだ。ノアが自分で実験して、確かめるしかない」
「……」
死にかけた痛みを考えると、これからが物凄く不安だ。でも自分自身からは逃げられない。
それに、亡くなった二人のことを思うと、頑張って生きなくてはと思える。
僕がアレンデール様のことを思い出すと、部屋の扉が開いてホルンとアリアナがお見舞いに来てくれた。
ホルンはクリスタでカシミア様と一緒に暮らせるようになり、とても楽しげだ。
それに今、カシミア様とその奥さんが正式に結婚式を挙げると決まり、僕の退院か外出許可が間に合うならと招待状を持ってきてくれた。
絶対に間に合う日程だと、色んな意味で確信がある。
こちらの父さんは口笛吹いて見舞いの品を物色しているが、気にするのは止した。
続いてアリアナが教えてくれたのは、僕の受験が合格したという奇跡の情報だった。
僕のスマホは戦いで壊れ果てていたので、家に連絡が行ったようだ。
一通りみんなで喜んでから、あと一つ聞きたかった事を思い出した。
「僕がキリンだから、他のポドールイ人たちと暮らせなかったんですね?」
父は不意打ちの質問に、苦笑いした。
「お前の気配が故郷にあるだけでも、下の方から苦情が噴出しそうでな。しょうがないから一番守りが厳重で環境もいい、近所のクリスタにいてもらったんだ」
やはり、望んで捨てたわけじゃなかった。優しい父なんだ。
そう感動したところで、僕らを見るアリアナがスリッパを装備した。
「私は?」
「それはまた別の話で」
父は素早く逃走した。追いかけるアリアナを、唯一の希望ホルンが追いかけて止めに行ってくれた。
騒がしい気配が遠くに行ってしまい、静かになった部屋で二人のことを考えた。
前にお見舞いに来てくれたカシミア様が、僕がアレンデール様を救ったと教えてくれた。僕はまだその真実を知らない。けれど、きっと知らないままでいいんだろう。
そしてウルフィール様は、次に会う時はきっと一般市民で自由に生きているんだろうな、と思えた。
だからその旅に祝福をと、お祈りした。
僕はしばらく、病院のベッドの上で過ごした。
中央神殿の真正面にある公務員専用の大病院で、そこに公務員じゃない僕が入院出来たのは珍しい。
事件の顛末を考えると、当たり前なのだろうが。
僕が病室から出られない間に、中央神殿ではアレンデール様とウルフィール様の国葬が行われた。
二人とも、星に攻め込んできた時空獣と戦い、亡くなったことにされた。
真実を知る僕らは口をつぐみ、ただその死をいたんだ。
国葬が終わり、喪も明けた頃。
見舞いの品が山ほどある僕の病室に、あの時子供たちを護っていたというカルラ父さんがぶらりと見舞いにやって来た。
ベッド脇の椅子に座り林檎をシャリシャリ食べる父に、ウルフィール様とのことを説明した。
父は食べるのをやめて、林檎の欠片を皿に戻した。
「前に、予言と預言の違いの話題があっただろう。あの時に、世界はレコード盤だと説明した」
「はい、憶えています」
「優れた魔力を持つものは、レコード盤の上から針に移動して、好きな場所の音楽を自由に聴けるようになる。ノアの場合は、ウルフィールのことに集中しすぎて、意識せず過去に飛ばされて色々とやってしまったんだろう」
「しかし、つじつまが合わない部分もあります。僕は再会を約束されていないと言ったウルフィール様に、再会を約束してきました。でも、戻ってみれば、こちらの様子に変化は無くて……」
戦いのことを思いだすと、まだまだ辛い。やはり、あの世界は別の世界なのか?
父は僕の気持ちを察したようながら、知らぬふりをしてくれた。
「レコード盤は思ったより柔らかい。そして矛盾があり分かれた世界でも、時間が経過すると差があいまいになり、した世界としなかった世界が融合して腰を落ち着けてしまう。強い意識の働きかけがあった方に、弱い方が吸収されるイメージと言えばいいか」
「しかし、私ははっきりと違う行動をしました」
「ああ。でもウルフィールは手紙で再会を約束されなかった世界の住民だった。向こうにとり、それが正しい歴史だ。ただそれだけ」
「でも……」
「再会を約束されなかったウルフィールの情報を、意味が分からないまでもホルンやアリアナも持っている。お前の方が、少数派だ。魔法と同じで、炎を発生させたい人たちの魔力より消したい人たちの魔力が勝れば、魔法は発動せず炎は最初から存在しないことになる」
「でしたら、もし何かがあり過去におもむき歴史を変えなくてはいけない時、自分ひとりでは力が及ばず無理だという意味ですか?」
「いや、派手に動けば大勢の記憶に残って、そっちが正しい歴史になるだろうな。あのな、ノア」
「はい?」
「出来たとしても、時間を越えて工作するのは止せ。戻るべき未来が無くなる恐れがある。そうして根無し草になったものの末路が、ウルフィールを食った化け物と思え。冗談じゃなく、あの化け物はいつかの時代のお前本人だったかもしれないんだぞ」
強い口調で告げる父は、絶対にさせないという意気込みで僕の肩を叩いた。
戻るべき場所がなければ、あまりの孤独に襲われて闇落ちするしか無くなるだろうか。
僕は頷いて、その忠告を受け取った。
「それから……僕は未だに、どうして強い白魔法属性を得られたのか、説明されていないんですが」
「後でいいだろ?」
「さすがに駄目です」
「はあ。主犯のシーマは忙し過ぎる身になったからなあ……俺が説明するか」
「お願いします。生殺しは嫌です」
僕がそう言うと、父はまた僕が生殺しになるかもと、うっかり考えた。
僕が気付いたと察した父は、知らぬふりをした。
「ノアはな、キリンなんだよ。麒麟」
「なるほど、やはりですか」
自分で可能性を考え、一番現実的なのはそれだと予想していた。
変身種族のキリンは純粋な白属性の獣で、発生要因は判明していないが、多くの種族の者がその力に覚醒出来る可能性を持っていると聞いている。
惑星一つをその力で癒せ、相手が人の場合はどんな呪いや大病も消し去る。その純粋な涙は時に宝石となり、強い白属性のアイテムとして活用される。
「まあつまり、純粋な闇属性のポドールイ人が、遺伝子の不思議で純粋な白属性のキリンに変身できる身の上にもなった。でも基本が闇の方だから、むやみやたらとキリンの力に近づくと、身をそがれる……殺される勢いの痛みが発生しちゃったんだ」
「でも以前、魔法の素質を測った時は、中級レベルしかありませんでしたが」
「キリンも変身種族だから、ノアの魔力の中でひっそりと身を潜めているんだろう。それでもう分かったと思うが、下手にその力を解放すれば危険過ぎる。少しずつ慣れるか、何かのアイテムで制御すべきだ」
「黒魔法を使い続ける上で、危険は?」
「分からない。何しろ長すぎるポドールイの歴史上、初めてのことだ。ノアが自分で実験して、確かめるしかない」
「……」
死にかけた痛みを考えると、これからが物凄く不安だ。でも自分自身からは逃げられない。
それに、亡くなった二人のことを思うと、頑張って生きなくてはと思える。
僕がアレンデール様のことを思い出すと、部屋の扉が開いてホルンとアリアナがお見舞いに来てくれた。
ホルンはクリスタでカシミア様と一緒に暮らせるようになり、とても楽しげだ。
それに今、カシミア様とその奥さんが正式に結婚式を挙げると決まり、僕の退院か外出許可が間に合うならと招待状を持ってきてくれた。
絶対に間に合う日程だと、色んな意味で確信がある。
こちらの父さんは口笛吹いて見舞いの品を物色しているが、気にするのは止した。
続いてアリアナが教えてくれたのは、僕の受験が合格したという奇跡の情報だった。
僕のスマホは戦いで壊れ果てていたので、家に連絡が行ったようだ。
一通りみんなで喜んでから、あと一つ聞きたかった事を思い出した。
「僕がキリンだから、他のポドールイ人たちと暮らせなかったんですね?」
父は不意打ちの質問に、苦笑いした。
「お前の気配が故郷にあるだけでも、下の方から苦情が噴出しそうでな。しょうがないから一番守りが厳重で環境もいい、近所のクリスタにいてもらったんだ」
やはり、望んで捨てたわけじゃなかった。優しい父なんだ。
そう感動したところで、僕らを見るアリアナがスリッパを装備した。
「私は?」
「それはまた別の話で」
父は素早く逃走した。追いかけるアリアナを、唯一の希望ホルンが追いかけて止めに行ってくれた。
騒がしい気配が遠くに行ってしまい、静かになった部屋で二人のことを考えた。
前にお見舞いに来てくれたカシミア様が、僕がアレンデール様を救ったと教えてくれた。僕はまだその真実を知らない。けれど、きっと知らないままでいいんだろう。
そしてウルフィール様は、次に会う時はきっと一般市民で自由に生きているんだろうな、と思えた。
だからその旅に祝福をと、お祈りした。
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