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第三章 冒険者たち
7・一人の王子と一人の王女
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1・
昼食のあと、別の灰色に属する魔術授業に行った。
開始時間より早めに教室に向かった。
教室の前の廊下には、まだ生徒たちがいない。
そこについてきてくれたアリアナを、彼女の最初の授業に一人で行かせるのはハードルが高いと思っていたので、スタインウェイさんに付き添いを頼んだ。
僕の授業が終わるまでに帰ってくればいいしとスタインウェイさんに頼んだので、なんとか受け入れてもらえた。
事実、座学なので教室から出ることもなく安全だろう。
そう思いつつ扉を開いて中に入ると、誰もおらず室内は静まり返っていた。
落ち着く席は一番後ろの窓側かと思い、そこまで移動した。
しかし机に触れた瞬間、この辺りに座るととてもややこしい事になりそうだと感じた。
教室内を見回し、他にもややこしい場所があるのを感じた。
自分が後から割って入ることになるので、余計な争いを起こさないためには、こういうのは避けたい。
仕方なく誰も座らない教壇の真ん前に行こうとしたら、教室の後ろの扉が開いて数人がやって来た。
思わず目をやり、この学校のえび茶色の制服ではなく、上品な黒い衣装の黒髪の面々と目が合った。
しまったと思いつつ軽く頭を下げ、それから教壇の前の席に移動した。
彼らは見慣れぬ僕を警戒しつつ、先ほど僕がいた席に向かった。
そして一通り怪しいことはないか確認後、保護対象なのだろう学生を座らせ、他の方々は護衛の任務についた。
背後からの厳しい視線をとても感じるものの、誤解だと申し開きするにも怪しいので、しょうがなくだんまりを決め込んだ。
こんな場所で遭遇するとは思っていなかったが、服装を見るにバンハムーバと双肩をなすユールレムの王族の方のようだ。
しかも取り巻きの多さを考えれば王子だろう。今後付き合いができる可能性があるものの、今は会話しない方が良いと思えた。
時間が経過し、授業を受ける生徒たちが気まずい空気の教室に、次々とやって来てくれた。
だいたいが一人で来て席についた。でも中には先ほどのユールレム王族の方と同じように、護衛らしき人々を連れている者もいる。
勉強するつもりがないような男子たちもいて、どうやらこの大学はいくらかの権力により入学自由になるようだぞと気付いた。自分も、その内の一人という訳だ。
授業開始直前になり、空いている僕の隣の席に一人の女学生がやってきた。慌てていて、席に座ろうとして持っていた本を取り落とした。
でも僕の前なので本当に落ちるわけではなく、僕が手に取り机の上に置いた。
「あ、ありがとうございます」
とても大人しそうな金髪長髪で青い目の彼女は、申し訳なさそうにしながらも椅子に座り前を向いた。
ほどなく始まった授業は面白く興味深い内容を扱っていたものの、途中参加なので少し理解に苦しむところがある。
それでも楽しいと思える授業が終わりに近づいた頃、隣の彼女が消しゴムを落としそうになったので、空中でキャッチして机の上に帰還させた。
彼女は授業中なので声を出しては言わなかったが、表情と身振り手振りでとても悪びれた上で感謝を示してくれた。
ふと、この彼女がアリアナと仲良くなってくれそうな気がした。
そしてユールレムの方々が授業後に僕を呼び止めたいと思っているようだったから、授業終わりのチャイムが鳴ったところで即座に話しかけた。
「申し訳ありませんが、このあと少しばかりお時間を頂けませんか? あなたにお話したいことがあるのです」
「え……」
彼女は突然のことで戸惑い、同時に周囲の好奇に満ちた視線にさらされ恥ずかしがった。
僕は自分の事情だけで行動したと気付いて、この馬鹿と自分を罵倒しながらも、でもアリアナのために頑張ってみた。
「実は私には妹がおりまして、この大学に慣れずに困っているようなのです。一カ月の期間のみでやって来たせいもあり、このままでは友人が出来ないのではないかと心配で。よければ、妹と会って話して頂いても構いませんか?」
「……」
彼女は恥ずかしがりながらも色々と考え、そして僕の真剣さを受け止めてくれた。
「分かりました。では参りましょう」
先ほどまではただのドジっ娘のようだったのに、凛として答えてくれた。
彼女もどこかのお嬢様だろうけれど、きっとアリアナと仲良くしてくれる筈だ。
そして僕らが連れ立って教室を出ると、ユールレムの方々は話しかけてこなかった。
廊下にはまだスタインウェイさんがおらず、散歩途中なのかヘレナ学園長とカルラ父さんがいた。
「もう彼女見つけたな?」
「父さん、滅多なことを言わないで下さい」
「お父様でございますか? 初めまして。私はバンハムーバ王国第二王女のフロリメルと申します」
「!」
僕は飛び上がりたいぐらいに驚いた。そういえば、目の色はシーマ様に似てターコイズブルーだ……。
「御丁寧にどうも。俺はただのポドールイ人のカルラです。そちらはもうご存じでしょうが、俺の息子で前のポドールイ王のノアって言います」
「あら……そうでしたか。改めて、ノア様、初めまして」
「は、初めまして。まさか……いえ、今後ともよろしくお願いいたします」
「! ノアお前……マジで付き合ってんの?」
「そう言う意味ではありません! 父さん、後で話し合いましょうか」
「スマン」
父さんは僕から逃げて、立ち去った。
残ったヘレナ学園長が、愉快そうに笑う。
「青春は楽しむ為にあるものじゃ。あ、カルラ殿のことなら、しばらくワシの宿舎におるから心配するでないぞ」
「えっ」
今日二度目の穴に落ちた気分になった。
「なに、ワシが彼から知識を盗もうとしているだけじゃ」
そう言い残すと、ヘレナ学園長も立ち去っていった。
フロリメル様と一緒にいるのは気恥ずかしいなと思っていると、廊下の向こうからスタインウェイさんとアリアナが歩いてきた。のだが、雰囲気がおかしい?
「アリアナ、どうしたんだ。怪我をしたのか?」
暗い何かを発するアリアナをフロリメル様に近付けてはいけないと思い、僕から近づいた。
立ち止まった二人は、何だが気まずいようだった。
「スタインウェイさん?」
「は、あの、申し上げにくいのですが」
まさか授業を受けるまでの腕前がなかったと?
「アリアナ殿は、生徒と講師合計十名ほどをなぎ倒しました」
「……そうですか。無傷で良かった」
色々と問題が発生したなと、勧めた僕は罪悪感でいっぱいになった。
「兄さん……私、手加減なんて習ったことがなくて」
「だよね。化け物相手に手加減する必要、今までなかったもんね」
「でも、手加減を学びに来なさいと勧められたの」
「新しい技術の習得は素晴らしいことさ」
「……その後、誰も声をかけてくれなくて、逃げられたの」
「一日目だから、みんなも遠慮したんだよ!」
「……そういうものかしら?」
「そうとも」
僕は可愛い妹のために精一杯の嘘をつき、汗をかいた。
ふいに、良い匂いが僕の隣から漂い始めた。
フロリメル様が、スタインウェイさんとアリアナに名乗った。
二人とも即座に、礼儀正しい作法で名乗った。それを見て僕の礼儀作法にとても問題があると気付いた。
ポドールイ王をしていたとはいえ、一般市民だ。それにロック様御一家が遊びに来てくれていたとはいえ、ほとんど親戚付き合いだったし。
僕は魔法ではなく、礼儀作法をまず習わなくてはいけない。
反省に次ぐ反省に汗をかいていると、フロリメル様は太陽のようなお心でアリアナに接してくれた。
そして汗を流すと良いと言って、女子更衣室に案内すると連れて行ってくれた。
彼女の護衛なのだろうバンハムーバの騎士らしき人たちが、僕らに一礼してついていった。
教室内にいなくても、外に待たせている学生も多いようだ。
この教室は、まずそういう生徒専用だと今さらながら確信した。
その後、フロリメル様には絶対あとで恩返ししようと決め、ヘレナ学園長の居場所を捜した。
学園長の宿舎におり、中に入らせてもらうと、コタツなる家具に父さんが寝転んで入っていて、テレビアニメを見てお菓子を食べていた。
学園長が別に構わないというので放っておき、僕は頼み事をした。
昼食のあと、別の灰色に属する魔術授業に行った。
開始時間より早めに教室に向かった。
教室の前の廊下には、まだ生徒たちがいない。
そこについてきてくれたアリアナを、彼女の最初の授業に一人で行かせるのはハードルが高いと思っていたので、スタインウェイさんに付き添いを頼んだ。
僕の授業が終わるまでに帰ってくればいいしとスタインウェイさんに頼んだので、なんとか受け入れてもらえた。
事実、座学なので教室から出ることもなく安全だろう。
そう思いつつ扉を開いて中に入ると、誰もおらず室内は静まり返っていた。
落ち着く席は一番後ろの窓側かと思い、そこまで移動した。
しかし机に触れた瞬間、この辺りに座るととてもややこしい事になりそうだと感じた。
教室内を見回し、他にもややこしい場所があるのを感じた。
自分が後から割って入ることになるので、余計な争いを起こさないためには、こういうのは避けたい。
仕方なく誰も座らない教壇の真ん前に行こうとしたら、教室の後ろの扉が開いて数人がやって来た。
思わず目をやり、この学校のえび茶色の制服ではなく、上品な黒い衣装の黒髪の面々と目が合った。
しまったと思いつつ軽く頭を下げ、それから教壇の前の席に移動した。
彼らは見慣れぬ僕を警戒しつつ、先ほど僕がいた席に向かった。
そして一通り怪しいことはないか確認後、保護対象なのだろう学生を座らせ、他の方々は護衛の任務についた。
背後からの厳しい視線をとても感じるものの、誤解だと申し開きするにも怪しいので、しょうがなくだんまりを決め込んだ。
こんな場所で遭遇するとは思っていなかったが、服装を見るにバンハムーバと双肩をなすユールレムの王族の方のようだ。
しかも取り巻きの多さを考えれば王子だろう。今後付き合いができる可能性があるものの、今は会話しない方が良いと思えた。
時間が経過し、授業を受ける生徒たちが気まずい空気の教室に、次々とやって来てくれた。
だいたいが一人で来て席についた。でも中には先ほどのユールレム王族の方と同じように、護衛らしき人々を連れている者もいる。
勉強するつもりがないような男子たちもいて、どうやらこの大学はいくらかの権力により入学自由になるようだぞと気付いた。自分も、その内の一人という訳だ。
授業開始直前になり、空いている僕の隣の席に一人の女学生がやってきた。慌てていて、席に座ろうとして持っていた本を取り落とした。
でも僕の前なので本当に落ちるわけではなく、僕が手に取り机の上に置いた。
「あ、ありがとうございます」
とても大人しそうな金髪長髪で青い目の彼女は、申し訳なさそうにしながらも椅子に座り前を向いた。
ほどなく始まった授業は面白く興味深い内容を扱っていたものの、途中参加なので少し理解に苦しむところがある。
それでも楽しいと思える授業が終わりに近づいた頃、隣の彼女が消しゴムを落としそうになったので、空中でキャッチして机の上に帰還させた。
彼女は授業中なので声を出しては言わなかったが、表情と身振り手振りでとても悪びれた上で感謝を示してくれた。
ふと、この彼女がアリアナと仲良くなってくれそうな気がした。
そしてユールレムの方々が授業後に僕を呼び止めたいと思っているようだったから、授業終わりのチャイムが鳴ったところで即座に話しかけた。
「申し訳ありませんが、このあと少しばかりお時間を頂けませんか? あなたにお話したいことがあるのです」
「え……」
彼女は突然のことで戸惑い、同時に周囲の好奇に満ちた視線にさらされ恥ずかしがった。
僕は自分の事情だけで行動したと気付いて、この馬鹿と自分を罵倒しながらも、でもアリアナのために頑張ってみた。
「実は私には妹がおりまして、この大学に慣れずに困っているようなのです。一カ月の期間のみでやって来たせいもあり、このままでは友人が出来ないのではないかと心配で。よければ、妹と会って話して頂いても構いませんか?」
「……」
彼女は恥ずかしがりながらも色々と考え、そして僕の真剣さを受け止めてくれた。
「分かりました。では参りましょう」
先ほどまではただのドジっ娘のようだったのに、凛として答えてくれた。
彼女もどこかのお嬢様だろうけれど、きっとアリアナと仲良くしてくれる筈だ。
そして僕らが連れ立って教室を出ると、ユールレムの方々は話しかけてこなかった。
廊下にはまだスタインウェイさんがおらず、散歩途中なのかヘレナ学園長とカルラ父さんがいた。
「もう彼女見つけたな?」
「父さん、滅多なことを言わないで下さい」
「お父様でございますか? 初めまして。私はバンハムーバ王国第二王女のフロリメルと申します」
「!」
僕は飛び上がりたいぐらいに驚いた。そういえば、目の色はシーマ様に似てターコイズブルーだ……。
「御丁寧にどうも。俺はただのポドールイ人のカルラです。そちらはもうご存じでしょうが、俺の息子で前のポドールイ王のノアって言います」
「あら……そうでしたか。改めて、ノア様、初めまして」
「は、初めまして。まさか……いえ、今後ともよろしくお願いいたします」
「! ノアお前……マジで付き合ってんの?」
「そう言う意味ではありません! 父さん、後で話し合いましょうか」
「スマン」
父さんは僕から逃げて、立ち去った。
残ったヘレナ学園長が、愉快そうに笑う。
「青春は楽しむ為にあるものじゃ。あ、カルラ殿のことなら、しばらくワシの宿舎におるから心配するでないぞ」
「えっ」
今日二度目の穴に落ちた気分になった。
「なに、ワシが彼から知識を盗もうとしているだけじゃ」
そう言い残すと、ヘレナ学園長も立ち去っていった。
フロリメル様と一緒にいるのは気恥ずかしいなと思っていると、廊下の向こうからスタインウェイさんとアリアナが歩いてきた。のだが、雰囲気がおかしい?
「アリアナ、どうしたんだ。怪我をしたのか?」
暗い何かを発するアリアナをフロリメル様に近付けてはいけないと思い、僕から近づいた。
立ち止まった二人は、何だが気まずいようだった。
「スタインウェイさん?」
「は、あの、申し上げにくいのですが」
まさか授業を受けるまでの腕前がなかったと?
「アリアナ殿は、生徒と講師合計十名ほどをなぎ倒しました」
「……そうですか。無傷で良かった」
色々と問題が発生したなと、勧めた僕は罪悪感でいっぱいになった。
「兄さん……私、手加減なんて習ったことがなくて」
「だよね。化け物相手に手加減する必要、今までなかったもんね」
「でも、手加減を学びに来なさいと勧められたの」
「新しい技術の習得は素晴らしいことさ」
「……その後、誰も声をかけてくれなくて、逃げられたの」
「一日目だから、みんなも遠慮したんだよ!」
「……そういうものかしら?」
「そうとも」
僕は可愛い妹のために精一杯の嘘をつき、汗をかいた。
ふいに、良い匂いが僕の隣から漂い始めた。
フロリメル様が、スタインウェイさんとアリアナに名乗った。
二人とも即座に、礼儀正しい作法で名乗った。それを見て僕の礼儀作法にとても問題があると気付いた。
ポドールイ王をしていたとはいえ、一般市民だ。それにロック様御一家が遊びに来てくれていたとはいえ、ほとんど親戚付き合いだったし。
僕は魔法ではなく、礼儀作法をまず習わなくてはいけない。
反省に次ぐ反省に汗をかいていると、フロリメル様は太陽のようなお心でアリアナに接してくれた。
そして汗を流すと良いと言って、女子更衣室に案内すると連れて行ってくれた。
彼女の護衛なのだろうバンハムーバの騎士らしき人たちが、僕らに一礼してついていった。
教室内にいなくても、外に待たせている学生も多いようだ。
この教室は、まずそういう生徒専用だと今さらながら確信した。
その後、フロリメル様には絶対あとで恩返ししようと決め、ヘレナ学園長の居場所を捜した。
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