36 / 42
第三章 冒険者たち
十・重要なお勉強
しおりを挟む
1・
「麒麟でも癒やせぬ病じゃと?」
幾度目かに受けた時空魔法の授業を終えたのち、廊下でヘレナ学園長を呼び止めて質問してみた。
「確かに一つあるのう。魔法中毒といって、体内の魔力の循環が上手く行かず、発散されないで溜まり、最後に爆発を伴い死んでしまうものじゃ。主に子供の病じゃな」
「それを癒やすとすれば、どうすれば良いのですか?」
「即座に魔力の少ない土地に逃れ、周囲の誰も魔法や魔術を使わないように注意し、大人になるまで静かにしていれば良い。だが、この魔力が氾濫し活用される世界のことじゃ。引っ越すまでに限界まで魔力をため込み、手遅れで死ぬことも多い」
「麒麟でも治せないというのは、麒麟が魔法的存在だからですか」
「うむ。存在自体が強い魔力を発しているからの。傍に居るだけでダメじゃろうし、使う癒やしの術も逆効果じゃ」
「では、ポドールイ人はどうなのですか」
「うん? それは聞いたことがないのう。助ける為に助言をしたことはあるようじゃが、直接出会って害になったという話はない」
「害になるので、近付かなかったのでしょうか」
「それよりも、麒麟とは性質が違い、我らと同じく肉体が主で生きているという意味合いが強いように感じる。麒麟は肉体の遺伝子により生み出されるものじゃが、魂そのものの遺伝子と……話は長くなるから、うちに来るか? お茶も出すぞ」
「頼みます」
僕は、これをいま聞いておかなければいけないと強烈に感じるので、ヘレナ学園長の申し出を受けた。
ヘレナ学園長の宿舎では、もう寮から追放していないのにカルラ父さんが畳の上で寝転がっていた。
父さんの隣のコタツに入ってお茶を頂き、話の続きを聞いた。
「肉体の遺伝子とは、魂そのものの遺伝子でもある。人が生まれ変わろうとした場合、その魂が生まれ変われる者とそうでない者が存在するのは、魂と肉体の遺伝子があまりに合致しないと肉体に入り込めないからじゃ」
「はあ。それで、病との関係は?」
「まあつまり、麒麟は肉体も麒麟じゃが、魂も麒麟なのじゃ。ポドールイ人の場合は死ねば人間と大差なくなるというのが、いまある有力な説じゃよ。魂が麒麟であるというのは、他の者よりも多大な魔法的影響力があるということじゃ」
「とすれば、麒麟は生まれ変わっても麒麟でしょうか?」
自分で聞いておいて、何故か心がザワザワして落ち着かなくなった。
「それは良く分かっておらん。彼らはたくさん情報を隠しているからのう。しかし予想としては、麒麟に近い普通の人間の魂になるのではないかと思う」
「何故ですか?」
「麒麟が人の魂の最終形態でない限り、麒麟も進化していくと考えただけじゃ。あれは、宇宙の全生命体の最終形態と思えるかの?」
「思え……ませんね。宇宙の特徴ある一種族に思えます」
「そうじゃろ? で、結論としては、麒麟は特に魔法的影響力が強いが、ポドールイ人は他の種族と同じぐらいじゃ。なので魔法中毒者の傍には、ポドールイ人は力を使わなければいれる。麒麟はいるだけでもダメじゃ」
「麒麟は、思った以上に前に出てくる存在ですね……」
これまで幾度か黒の魔力を高めようとして白の魔力を削る修行をしてみたものの、毎回しつこいぐらいに白の魔力が急激に回復して困っていた。
魂そのものが麒麟の場合、そりゃあどんなに足掻いても麒麟からは逃げられない。観念するしかないのかも。
「あ、それで、私が本当に聞きたいのは、その麒麟が魔法中毒を癒やせた場合の話です」
教室を出てからずっと無言で僕の後ろからついてきているスタインウェイさんを、一度振り向いて見てみた。
彼は、無言で目を細めるだけだ。
「それは、あれじゃの。まだ余裕がある患者を、麒麟のテレポーテーション能力で、宇宙を跳び越え魔力があまりない星に送り届けたんじゃ。対策の手遅れが死因の全てじゃからのう」
「なるほど」
ヘレナ学園長の言葉を聞いて、また振り向いてみた。
スタインウェイさんは俯いている。勝った。
黙って嬉しがっていると、寝ていると思っていた父さんが、おもむろに声を出した。
「あれだあれ……あれも教えてやってくれ」
「なんじゃ?」
「ポドールイ人の楽園の光」
「まだ教えておらんかったのか」
「再会して三カ月弱しか経ってないんでな」
「ダメ親父じゃのう。ではノア殿、楽園の光についても教えて進ぜよう」
「はあ……」
何の話か知らないが、これも重要な情報に思える。
よく分からないまま聞き始めたその情報は、思った以上に重要だった。
僕がいまポドールイ人として苦しんでいるのは、相対する白属性の麒麟の力に焼かれることだ。
しかし過去、この宇宙文明を生み出した外宇宙からの神は、光あふれる神の園でポドールイ人を創って住まわせた。そこではポドールイ人たちは苦しまず、この世の春を謳歌した。
「今まで気付かずにいましたが、もしそうなれば白の魔力は聖なる癒やしの力のみとされているものの、本質はそうではないという意味に取れます」
「そうじゃの。そもそも、ポドールイ人が崇め奉った光は、恒星の光とされている。魔力ではなく、物理的に材料があり燃える火の玉じゃ。魔法ではなく、魔術じゃ」
魔法は、魂が生み出された時に受け取った神のエネルギーで発生させるもので、ポドールイ人の生まれ持つ念力はその原始の力の一種とされている。
魔法が考えるだけで炎を作り出せるのは、全ての世界を作った創造主の力を頂いた魂として存在しているからで、同じように世界の創造を行えるから。
魔術とは、創造主が物理的に存在の力を与えたものを、二次的に使用して結果をもたらすもの。
魔法の文字の羅列や呪文、特定の物の並び方などからエネルギーを抽出し、好きな瞬間に活用する術のこと。いわゆる物理学だ。
ポドールイ人が楽園で照らされていたのは物理的な光で、白属性の光ではないということだ。
ヘレナ学園長の説明は続く。
「白属性の魔力は、創造主が世界を生み出した当時に放たれた宇宙最初のエネルギーじゃ。太古の光で神のエネルギーに最も近く、故に聖なるものとされる。治癒魔法の多くが白属性なのも、白が生み育て成長する力の象徴だからじゃ」
「それだけ聞くと良い物だけどな」
寝転ぶ父さんの呟きが聞こえた。
「まあその通り、白とはいえ激しすぎる光は破壊しか呼び起こさない。花粉症などのアレルギー反応が、もともと体を守る役目の抗体の暴走で起こっているのと同じことじゃ。適度な光の場合は、ありがたいものじゃがな」
確かにと、納得できた。
「そして相対する黒は、全てを破壊し、一つにまとめて永遠の闇に葬り去る力を持つ。攻撃魔法がこの属性なのは、言わずもがなじゃ。しかし同時に、全ての存在を受け止め眠らせる懐の深い属性でもある。全てを包む夜の闇がないと、我らは働き過ぎで死んでしまうからなあ」
ヘレナ学園長は、いつもの調子でにやりと笑った。
「そして灰色の力は、白と黒をまとめるこの世の世界全ての現れ。故に質量、時空もこの部類じゃ。麒麟の能力の一部に、この灰色も深く関係しておる。瞬間移動の力の一部は灰色を使用しておるし、別に時空すら自在に駆ける力を持つ麒麟もいるという」
「……」
それを聞いて、何故か心がざわついた。何か忘れていると思えるのに、それがどこにあるか分からない。確か前にも、同じように感じたことが……。
不意に、スタインウェイさんの様子がおかしいと気付いたものの、今は振り向くのを止した。
「ノア殿の修行に、この考え方は役立つじゃろう。白と黒を灰色でまとめる。それこそ、この世のあり方じゃ。ノア殿には、調和を体現してみせる強さがあられるのじゃ」
「そ……そうですね。修行頑張ります」
先は長いぞと、覚悟した。
「麒麟でも癒やせぬ病じゃと?」
幾度目かに受けた時空魔法の授業を終えたのち、廊下でヘレナ学園長を呼び止めて質問してみた。
「確かに一つあるのう。魔法中毒といって、体内の魔力の循環が上手く行かず、発散されないで溜まり、最後に爆発を伴い死んでしまうものじゃ。主に子供の病じゃな」
「それを癒やすとすれば、どうすれば良いのですか?」
「即座に魔力の少ない土地に逃れ、周囲の誰も魔法や魔術を使わないように注意し、大人になるまで静かにしていれば良い。だが、この魔力が氾濫し活用される世界のことじゃ。引っ越すまでに限界まで魔力をため込み、手遅れで死ぬことも多い」
「麒麟でも治せないというのは、麒麟が魔法的存在だからですか」
「うむ。存在自体が強い魔力を発しているからの。傍に居るだけでダメじゃろうし、使う癒やしの術も逆効果じゃ」
「では、ポドールイ人はどうなのですか」
「うん? それは聞いたことがないのう。助ける為に助言をしたことはあるようじゃが、直接出会って害になったという話はない」
「害になるので、近付かなかったのでしょうか」
「それよりも、麒麟とは性質が違い、我らと同じく肉体が主で生きているという意味合いが強いように感じる。麒麟は肉体の遺伝子により生み出されるものじゃが、魂そのものの遺伝子と……話は長くなるから、うちに来るか? お茶も出すぞ」
「頼みます」
僕は、これをいま聞いておかなければいけないと強烈に感じるので、ヘレナ学園長の申し出を受けた。
ヘレナ学園長の宿舎では、もう寮から追放していないのにカルラ父さんが畳の上で寝転がっていた。
父さんの隣のコタツに入ってお茶を頂き、話の続きを聞いた。
「肉体の遺伝子とは、魂そのものの遺伝子でもある。人が生まれ変わろうとした場合、その魂が生まれ変われる者とそうでない者が存在するのは、魂と肉体の遺伝子があまりに合致しないと肉体に入り込めないからじゃ」
「はあ。それで、病との関係は?」
「まあつまり、麒麟は肉体も麒麟じゃが、魂も麒麟なのじゃ。ポドールイ人の場合は死ねば人間と大差なくなるというのが、いまある有力な説じゃよ。魂が麒麟であるというのは、他の者よりも多大な魔法的影響力があるということじゃ」
「とすれば、麒麟は生まれ変わっても麒麟でしょうか?」
自分で聞いておいて、何故か心がザワザワして落ち着かなくなった。
「それは良く分かっておらん。彼らはたくさん情報を隠しているからのう。しかし予想としては、麒麟に近い普通の人間の魂になるのではないかと思う」
「何故ですか?」
「麒麟が人の魂の最終形態でない限り、麒麟も進化していくと考えただけじゃ。あれは、宇宙の全生命体の最終形態と思えるかの?」
「思え……ませんね。宇宙の特徴ある一種族に思えます」
「そうじゃろ? で、結論としては、麒麟は特に魔法的影響力が強いが、ポドールイ人は他の種族と同じぐらいじゃ。なので魔法中毒者の傍には、ポドールイ人は力を使わなければいれる。麒麟はいるだけでもダメじゃ」
「麒麟は、思った以上に前に出てくる存在ですね……」
これまで幾度か黒の魔力を高めようとして白の魔力を削る修行をしてみたものの、毎回しつこいぐらいに白の魔力が急激に回復して困っていた。
魂そのものが麒麟の場合、そりゃあどんなに足掻いても麒麟からは逃げられない。観念するしかないのかも。
「あ、それで、私が本当に聞きたいのは、その麒麟が魔法中毒を癒やせた場合の話です」
教室を出てからずっと無言で僕の後ろからついてきているスタインウェイさんを、一度振り向いて見てみた。
彼は、無言で目を細めるだけだ。
「それは、あれじゃの。まだ余裕がある患者を、麒麟のテレポーテーション能力で、宇宙を跳び越え魔力があまりない星に送り届けたんじゃ。対策の手遅れが死因の全てじゃからのう」
「なるほど」
ヘレナ学園長の言葉を聞いて、また振り向いてみた。
スタインウェイさんは俯いている。勝った。
黙って嬉しがっていると、寝ていると思っていた父さんが、おもむろに声を出した。
「あれだあれ……あれも教えてやってくれ」
「なんじゃ?」
「ポドールイ人の楽園の光」
「まだ教えておらんかったのか」
「再会して三カ月弱しか経ってないんでな」
「ダメ親父じゃのう。ではノア殿、楽園の光についても教えて進ぜよう」
「はあ……」
何の話か知らないが、これも重要な情報に思える。
よく分からないまま聞き始めたその情報は、思った以上に重要だった。
僕がいまポドールイ人として苦しんでいるのは、相対する白属性の麒麟の力に焼かれることだ。
しかし過去、この宇宙文明を生み出した外宇宙からの神は、光あふれる神の園でポドールイ人を創って住まわせた。そこではポドールイ人たちは苦しまず、この世の春を謳歌した。
「今まで気付かずにいましたが、もしそうなれば白の魔力は聖なる癒やしの力のみとされているものの、本質はそうではないという意味に取れます」
「そうじゃの。そもそも、ポドールイ人が崇め奉った光は、恒星の光とされている。魔力ではなく、物理的に材料があり燃える火の玉じゃ。魔法ではなく、魔術じゃ」
魔法は、魂が生み出された時に受け取った神のエネルギーで発生させるもので、ポドールイ人の生まれ持つ念力はその原始の力の一種とされている。
魔法が考えるだけで炎を作り出せるのは、全ての世界を作った創造主の力を頂いた魂として存在しているからで、同じように世界の創造を行えるから。
魔術とは、創造主が物理的に存在の力を与えたものを、二次的に使用して結果をもたらすもの。
魔法の文字の羅列や呪文、特定の物の並び方などからエネルギーを抽出し、好きな瞬間に活用する術のこと。いわゆる物理学だ。
ポドールイ人が楽園で照らされていたのは物理的な光で、白属性の光ではないということだ。
ヘレナ学園長の説明は続く。
「白属性の魔力は、創造主が世界を生み出した当時に放たれた宇宙最初のエネルギーじゃ。太古の光で神のエネルギーに最も近く、故に聖なるものとされる。治癒魔法の多くが白属性なのも、白が生み育て成長する力の象徴だからじゃ」
「それだけ聞くと良い物だけどな」
寝転ぶ父さんの呟きが聞こえた。
「まあその通り、白とはいえ激しすぎる光は破壊しか呼び起こさない。花粉症などのアレルギー反応が、もともと体を守る役目の抗体の暴走で起こっているのと同じことじゃ。適度な光の場合は、ありがたいものじゃがな」
確かにと、納得できた。
「そして相対する黒は、全てを破壊し、一つにまとめて永遠の闇に葬り去る力を持つ。攻撃魔法がこの属性なのは、言わずもがなじゃ。しかし同時に、全ての存在を受け止め眠らせる懐の深い属性でもある。全てを包む夜の闇がないと、我らは働き過ぎで死んでしまうからなあ」
ヘレナ学園長は、いつもの調子でにやりと笑った。
「そして灰色の力は、白と黒をまとめるこの世の世界全ての現れ。故に質量、時空もこの部類じゃ。麒麟の能力の一部に、この灰色も深く関係しておる。瞬間移動の力の一部は灰色を使用しておるし、別に時空すら自在に駆ける力を持つ麒麟もいるという」
「……」
それを聞いて、何故か心がざわついた。何か忘れていると思えるのに、それがどこにあるか分からない。確か前にも、同じように感じたことが……。
不意に、スタインウェイさんの様子がおかしいと気付いたものの、今は振り向くのを止した。
「ノア殿の修行に、この考え方は役立つじゃろう。白と黒を灰色でまとめる。それこそ、この世のあり方じゃ。ノア殿には、調和を体現してみせる強さがあられるのじゃ」
「そ……そうですね。修行頑張ります」
先は長いぞと、覚悟した。
0
あなたにおすすめの小説
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる