40 / 42
第三章 冒険者たち
十四・麒麟のすべきこと
しおりを挟む
1・
僕は見よう見まねながら、バティスタ様と共に麒麟の力を使い、母の体を傷つけずに時空獣から引き剥がすことに成功した。
出来る限り黒の力を削いでからの白の術の行使に、僕の体も精神力も激しく消耗した。
地面に座り込み肩で息をしたとしても、麒麟の護り人たちに助けられて連れて行かれる母さんを見ると、物凄く嬉しくて仕方がない。
涙を流して笑う僕の傍に、バティスタ様が立った。
「バティスタ様……母を保護してくださり、ありがとうございました。それに、僕だけでは助けられませんでした。心から、感謝いたします」
「ああ。けれどこれは麒麟として当然の行いだ。ノアも、これからはこのように、人々を助けるために働くんだ」
「はい、その通りに働きます。麒麟の姿に変身出来ない半端者ですが、出来る限りのことをします」
「よく言った。これからは私の盾と矛となり、一生仕えてくれ」
「はい。お任せ下さい」
人のために役立つ力を持つことは、とても嬉しいことだ。
何故僕は、この場で自分が死ぬような予感がしたのだろうか? 全くそんな流れじゃないのに。
けれど……まだ、その薄暗い気配はある。
僕は体の痛みをこらえて立ち上がり、未だ眠り続ける時空獣を見た。
バティスタ様も見て、一度頷いた。
「これはもう用済みだ。始末しろ」
バティスタ様が命じると、麒麟の護り人たちが動いて、既に仕込み済みだったのか小規模な爆発を即座に起こした。
時空獣は一瞬苦しむように動いたが、それだけで命を断たれた。
「バティスタ様」
「慣れるんだ。半分ポドールイ人の君には、容易いことだろう?」
「しかし、あの者も助けられたかも知れません」
「それは無い。あれほどの化け物に変化した者など、人に戻ることは無理だ。そもそも人でないかもしれないし、気にするには及ばない」
僕は、その言葉を聞いてゾッとした。
「バティスタ様、けれど――」
「君は、お人好しなのに気が強い。気の強さなど人助けに無用だ。捨てるんだ」
「けれど、非情になることは麒麟の心情として無理です。私は時空獣も救いたいのです」
バティスタ様は、僕を睨みつけてきた。
「時空獣やそれと同等の犯罪者どもが、どれだけ罪なき被害者を生み出してきたと思っているんだ。私は麒麟であるが故に、何も傷つけられず、幾度となく被害者を助けられずに見殺しにしてしまった! しかし君は違う。ポドールイの力で犯罪を防止できる。そして麒麟の力で癒やせる。その力を、間違った思いでゴミ箱に捨てるな」
「それは……」
確かに、そうだと思う。
バティスタ様の正義感は、本当は麒麟ではなく兵士や将軍に向いている。なのに自分が直接戦えないのは、辛いことだろう。
だからこそ、僕の力を強く欲していると分かる。
僕は多くの者を救いたい。けれど一人では、理想を語るにもほど遠い。力不足をバティスタ様の組織力で補ってもらえれば……。
考え込む僕に、バティスタ様は重ねて言った。
「君はまだ気付いてないだろうが、私には時空を越える力がある。その力で、君の助けたい者を助けることが出来るが、どうする?」
「……それは一体?」
「勘が鈍いな。ウルフィールのことに決まっている」
聞いて、喜びよりも運命をもてあそぶ恐怖を感じた。
「それは、他の助けたい人たちも、同じように過去におもむき助けられるという意味ですか?」
「そうだ。君にも麒麟として同じ力がある。私が手ほどきをするから、共に救うべき存在を救うんだ」
「では、時空獣になる前の人々を、先回りして救えるのではありませんか? 犯罪者も、犯罪に手をそめる前に、状況から変化させて踏みとどまらせることができます」
「君は頑固だな……確かに出来るが、それほどの価値がないものに貴重な時間をくれてやる訳にいかない。麒麟の我らとしても、寿命はあるのだぞ」
「それは、自分の興味が無い者を捨てるということですか」
「子供のような駄々をこねるな。君なら、有限の時間でも全ての者を救うことができるのか? そんなことは不可能だ。だから私は、出来る限り多くの者を救える方法を考えた。そして君を生み出した」
「生み出し……た」
僕は記憶のない場所に触れようとして、止めた。
いま思い出しても意味はない。それよりも、バティスタ様を説得しないと。
「バティスタ様、私とあなたの望みは同じです。けれど進むべき道が違います。ですので、協力はいたしかねます」
「馬鹿な」
「私は出来る限り、自分の目の前にいる者を助けます。あなたはその力で、大勢をお守り下さい」
「許さない。お前は私が作った麒麟だ。私の命令以外で動くことを許可しない」
「他にも麒麟はいます。私でなくとも――」
「お前は魔王だ! その魔力、決して逃がさない」
「落ち着かれて下さい。戦力ならば、麒麟の護り人だけでも充分です」
「分からない奴だな。麒麟が先頭にいなければ、国は動かないだろうが!」
「国……」
ようやく、気付いた。バティスタ様がミネットティオルの軍を動かし、どこかの国に戦争を仕掛けようとしているのだと。
「戦争など、止して下さい」
「かつての覇者のユールレムやバンハムーバは、すっかり毒気を抜かれて日和見主義だ。国連に属さず鎖国する星々を、見て見ぬふりをする。その中で、どれだけの犯罪が行われているのか、お前は知らないのか」
「知識のみでしたら、知っています。けれどそれも、国連軍が裏工作で入り込んでいると――」
「もう口答えをするな! 私は私のやり方でやる! いいか、私の命令を聞かねば――」
「バティスタ様! それは――」
「お前の母の命はないと思え!」
激情と共に吐き出された言葉は、瞬間的に周囲の世界に影を落とした。
僕は手遅れになった世界の中で、静かに告げた。
「それは、麒麟のすべきことではありません」
僕は麒麟の護り人たちに手を振り、撤退するように示した。
しかし彼らは主人の異変に目を奪われ、動かない。
「これは……」
バティスタ様は両手を前に差し出し、指の先から闇に染まって異形に変形するところを確認した
「あなたは闇落ちしました」
「なるほど、少しやり過ぎた。予定は違ったが……リュック」
「はい」
バティスタ様の傍にいるスタインウェイさんが、返事をした。
「あいつを私に会わせるな」
「了解しました」
物凄く悪い予感がした。
止めようとしたけれど、スタインウェイさんは僕など全く気にせず、銃を取り出し自分の胸に当てて引き金を引いた。
スタインウェイさんはその場に倒れ、銃は床に転がった。
「何を……一体、何を?」
僕は親しい人の死を前に、混乱しかかった。
血を浴びたバティスタ様の体がより変形し、周囲の地面を腐食し始めた。
「一体彼に何を命じた!」
叫んで聞いたが、既にバティスタ様の意識は闇に落ち込んだ。
他の麒麟の護り人たちが、ようやくバティスタ様から距離を置いた。
しかし麒麟の闇落ちは、星一つを腐らせる。この星のどこに逃げようと、捕まり殺されるだろう。
それを阻止するには、麒麟の力を使うしかない。けれど先ほど使用した事で減り、まだ回復していない。
そもそも、バティスタ様に勝てる麒麟の力など発揮できない。
それでも護り人たちを逃がすため、ポドールイの力で腐食を阻む防御壁を作った。
船に到着出来れば彼らは助かる。それまで耐えるだけでいい。
星は、このままでは救えないけれど……。
一瞬、意識が遠のいた。しかしはっと気付いて、防御壁を維持しつづけた。
自分の体が薄く感じられる。これは……まさか。
バティスタ様がスタインウェイさんに何を命じたか気付いた時、広間に一人走り込んできた。
「船まで逃げるんだ! 俺が足止めする!」
「船長、あなたじゃ出来ません! さがって下さい!」
「しかし――」
「時間はありません。これ以上、星を壊させません。だから行って下さい」
「ぼ……ノア、カシミア様から伝言だ。異世界の少年、と」
「了解です。理解できました。船長、他のみんなを頼みます」
「帰ってこい」
「ええ」
僕はアルベールさんに、笑顔で頷いてみせた。
アルベールさんは、悔しげに走って行った。
僕は倒れるスタインウェイさんの傍に落ちた銃を、念力で動かして傍に寄せた。
スタインウェイさんと同じように、それを胸につけて撃った。
意識が飛んだ。
僕は見よう見まねながら、バティスタ様と共に麒麟の力を使い、母の体を傷つけずに時空獣から引き剥がすことに成功した。
出来る限り黒の力を削いでからの白の術の行使に、僕の体も精神力も激しく消耗した。
地面に座り込み肩で息をしたとしても、麒麟の護り人たちに助けられて連れて行かれる母さんを見ると、物凄く嬉しくて仕方がない。
涙を流して笑う僕の傍に、バティスタ様が立った。
「バティスタ様……母を保護してくださり、ありがとうございました。それに、僕だけでは助けられませんでした。心から、感謝いたします」
「ああ。けれどこれは麒麟として当然の行いだ。ノアも、これからはこのように、人々を助けるために働くんだ」
「はい、その通りに働きます。麒麟の姿に変身出来ない半端者ですが、出来る限りのことをします」
「よく言った。これからは私の盾と矛となり、一生仕えてくれ」
「はい。お任せ下さい」
人のために役立つ力を持つことは、とても嬉しいことだ。
何故僕は、この場で自分が死ぬような予感がしたのだろうか? 全くそんな流れじゃないのに。
けれど……まだ、その薄暗い気配はある。
僕は体の痛みをこらえて立ち上がり、未だ眠り続ける時空獣を見た。
バティスタ様も見て、一度頷いた。
「これはもう用済みだ。始末しろ」
バティスタ様が命じると、麒麟の護り人たちが動いて、既に仕込み済みだったのか小規模な爆発を即座に起こした。
時空獣は一瞬苦しむように動いたが、それだけで命を断たれた。
「バティスタ様」
「慣れるんだ。半分ポドールイ人の君には、容易いことだろう?」
「しかし、あの者も助けられたかも知れません」
「それは無い。あれほどの化け物に変化した者など、人に戻ることは無理だ。そもそも人でないかもしれないし、気にするには及ばない」
僕は、その言葉を聞いてゾッとした。
「バティスタ様、けれど――」
「君は、お人好しなのに気が強い。気の強さなど人助けに無用だ。捨てるんだ」
「けれど、非情になることは麒麟の心情として無理です。私は時空獣も救いたいのです」
バティスタ様は、僕を睨みつけてきた。
「時空獣やそれと同等の犯罪者どもが、どれだけ罪なき被害者を生み出してきたと思っているんだ。私は麒麟であるが故に、何も傷つけられず、幾度となく被害者を助けられずに見殺しにしてしまった! しかし君は違う。ポドールイの力で犯罪を防止できる。そして麒麟の力で癒やせる。その力を、間違った思いでゴミ箱に捨てるな」
「それは……」
確かに、そうだと思う。
バティスタ様の正義感は、本当は麒麟ではなく兵士や将軍に向いている。なのに自分が直接戦えないのは、辛いことだろう。
だからこそ、僕の力を強く欲していると分かる。
僕は多くの者を救いたい。けれど一人では、理想を語るにもほど遠い。力不足をバティスタ様の組織力で補ってもらえれば……。
考え込む僕に、バティスタ様は重ねて言った。
「君はまだ気付いてないだろうが、私には時空を越える力がある。その力で、君の助けたい者を助けることが出来るが、どうする?」
「……それは一体?」
「勘が鈍いな。ウルフィールのことに決まっている」
聞いて、喜びよりも運命をもてあそぶ恐怖を感じた。
「それは、他の助けたい人たちも、同じように過去におもむき助けられるという意味ですか?」
「そうだ。君にも麒麟として同じ力がある。私が手ほどきをするから、共に救うべき存在を救うんだ」
「では、時空獣になる前の人々を、先回りして救えるのではありませんか? 犯罪者も、犯罪に手をそめる前に、状況から変化させて踏みとどまらせることができます」
「君は頑固だな……確かに出来るが、それほどの価値がないものに貴重な時間をくれてやる訳にいかない。麒麟の我らとしても、寿命はあるのだぞ」
「それは、自分の興味が無い者を捨てるということですか」
「子供のような駄々をこねるな。君なら、有限の時間でも全ての者を救うことができるのか? そんなことは不可能だ。だから私は、出来る限り多くの者を救える方法を考えた。そして君を生み出した」
「生み出し……た」
僕は記憶のない場所に触れようとして、止めた。
いま思い出しても意味はない。それよりも、バティスタ様を説得しないと。
「バティスタ様、私とあなたの望みは同じです。けれど進むべき道が違います。ですので、協力はいたしかねます」
「馬鹿な」
「私は出来る限り、自分の目の前にいる者を助けます。あなたはその力で、大勢をお守り下さい」
「許さない。お前は私が作った麒麟だ。私の命令以外で動くことを許可しない」
「他にも麒麟はいます。私でなくとも――」
「お前は魔王だ! その魔力、決して逃がさない」
「落ち着かれて下さい。戦力ならば、麒麟の護り人だけでも充分です」
「分からない奴だな。麒麟が先頭にいなければ、国は動かないだろうが!」
「国……」
ようやく、気付いた。バティスタ様がミネットティオルの軍を動かし、どこかの国に戦争を仕掛けようとしているのだと。
「戦争など、止して下さい」
「かつての覇者のユールレムやバンハムーバは、すっかり毒気を抜かれて日和見主義だ。国連に属さず鎖国する星々を、見て見ぬふりをする。その中で、どれだけの犯罪が行われているのか、お前は知らないのか」
「知識のみでしたら、知っています。けれどそれも、国連軍が裏工作で入り込んでいると――」
「もう口答えをするな! 私は私のやり方でやる! いいか、私の命令を聞かねば――」
「バティスタ様! それは――」
「お前の母の命はないと思え!」
激情と共に吐き出された言葉は、瞬間的に周囲の世界に影を落とした。
僕は手遅れになった世界の中で、静かに告げた。
「それは、麒麟のすべきことではありません」
僕は麒麟の護り人たちに手を振り、撤退するように示した。
しかし彼らは主人の異変に目を奪われ、動かない。
「これは……」
バティスタ様は両手を前に差し出し、指の先から闇に染まって異形に変形するところを確認した
「あなたは闇落ちしました」
「なるほど、少しやり過ぎた。予定は違ったが……リュック」
「はい」
バティスタ様の傍にいるスタインウェイさんが、返事をした。
「あいつを私に会わせるな」
「了解しました」
物凄く悪い予感がした。
止めようとしたけれど、スタインウェイさんは僕など全く気にせず、銃を取り出し自分の胸に当てて引き金を引いた。
スタインウェイさんはその場に倒れ、銃は床に転がった。
「何を……一体、何を?」
僕は親しい人の死を前に、混乱しかかった。
血を浴びたバティスタ様の体がより変形し、周囲の地面を腐食し始めた。
「一体彼に何を命じた!」
叫んで聞いたが、既にバティスタ様の意識は闇に落ち込んだ。
他の麒麟の護り人たちが、ようやくバティスタ様から距離を置いた。
しかし麒麟の闇落ちは、星一つを腐らせる。この星のどこに逃げようと、捕まり殺されるだろう。
それを阻止するには、麒麟の力を使うしかない。けれど先ほど使用した事で減り、まだ回復していない。
そもそも、バティスタ様に勝てる麒麟の力など発揮できない。
それでも護り人たちを逃がすため、ポドールイの力で腐食を阻む防御壁を作った。
船に到着出来れば彼らは助かる。それまで耐えるだけでいい。
星は、このままでは救えないけれど……。
一瞬、意識が遠のいた。しかしはっと気付いて、防御壁を維持しつづけた。
自分の体が薄く感じられる。これは……まさか。
バティスタ様がスタインウェイさんに何を命じたか気付いた時、広間に一人走り込んできた。
「船まで逃げるんだ! 俺が足止めする!」
「船長、あなたじゃ出来ません! さがって下さい!」
「しかし――」
「時間はありません。これ以上、星を壊させません。だから行って下さい」
「ぼ……ノア、カシミア様から伝言だ。異世界の少年、と」
「了解です。理解できました。船長、他のみんなを頼みます」
「帰ってこい」
「ええ」
僕はアルベールさんに、笑顔で頷いてみせた。
アルベールさんは、悔しげに走って行った。
僕は倒れるスタインウェイさんの傍に落ちた銃を、念力で動かして傍に寄せた。
スタインウェイさんと同じように、それを胸につけて撃った。
意識が飛んだ。
0
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる