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三章
16.掃除する奴隷商と頑張る革命王
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「水回りもいったん終わりだな」
「す、凄いです。ボスさん!!」
「…………」
「ボスさん?」
「メイラ…」
「はい?」
「休憩にしよう」
オレは汚れた子どもを見てから、たった今キレイにした浴室を見る。
「休憩?」
「風呂に入るぞ」
考えてみれば記憶する限り、相当風呂に入っていない。
体は妙にさっぱりしている時があるので…、入れられているのかもしれないが、記憶にないから微妙だ。
入りたい。
………入りたい。
メイラも汚れている事だし、入る以外の選択肢はないだろう。入ろう。
蛇口を捻り、一気に浴槽に湯を注ぐ。
これでもかと捻った蛇口から出る湯の勢いは激しく、ものの数分でたまる。
「あ、あのボスさん。わたしはその」
「子どもが遠慮するな」
「わ、わぁああ!?だ…駄目です!?」
鎖とは比べ物にならないたやすさで、メイラの服を剥き風呂場に突っ込んだ。
オレは…ってそもそもこんな服なんだよな…。
相変わらず病院着のようなぺらい服。今更ながらこれで外を歩くのは、あれだったか…?
…………まぁ今は気候もいいし…大丈夫だろ。うん。
さっと服を脱いで、逃げようしたメイラを捕獲。すみずみまで洗い、髪をくくってから湯船に放り込む。
「ぅう…凄い…全然逃げられなかった。これが凄過ぎて拝みたくなる…ボスさんかぁ…」
「………」
まったくバルはメイラに何をいってるんだか…。子どもに妙な事を吹き込みやがって。
「ほら、ちょっとそっちつめろ」
「あ、はい」
メイラの開けた隙間に入り込み、肩まで湯に沈めていく。
「あ゛~~~~」
気持ちがいい。
「ふふ…」
オレの声を聞いてメイラが笑う。なんだよ、風呂につかると出るだろこういう声。
そうして落ち着いて暫く…。メイラはおずおずと口を開いた。
「ボスさんやっぱり、気づいていたんですね」
「メイラの性別の事か?」
「はい」
「そうだな」
いくら子どもでも…異性をひん剥いたら問題だろ。
「あのバルさんには…」
「いわねえよ」
「ありがとうございます」
子どもの秘密を暴くような趣味はねえ。
「ただな」
「はい?」
「あいつはメイラが女であれ、男であれ気にしないと思うぞ?」
「そ、う…かなぁ…」
「まぁ…メイラの好きにしろ」
これ以上は二人の問題だ。
「ふぁい…」
コポポポポとメイラが湯船に沈んでから、また浮かび上がる。
それから数分。湯船の中からくぅ~~と可愛らしい音がした。
「空腹か?」
「す、すみません」
「謝るな。……ただそうはいっても」
「台所が…あれでしたからね」
掃除はしたものの、散々な台所にまともな食材があるはずもない。
「これまでの食事は?」
「外食です。持って帰ったりその場で食べたり…」
だろうとは思ったけどな……。
「ん~~~。とりあえずはバルの携帯食でしのぐか」
買い物にいってもいいが、この家から出ないと約束したし、仕方ない。
まぁあいつの職業柄、携帯食の在庫だけは豊富にあったからな。多少減っても問題ないだろう。
「あの固いやつですか?」
「食べた事あるのか?」
「はい。屋敷にいた時、バルさんに貰った事があります」
「味は悪くないんだけどな」
「……ですね」
食感を思い出したのか、メイラが笑いながら口をむごむごと動かした。
日持ちするように作られているから、いかんせん固いんだよな。
「さてメイラ上がるぞ」
「はい」
そうして風呂から上がったオレは、着替えがない事に気づき、バルの服を拝借する事にした。
サイズがしっくりこないけど…裸よりましだしな。
遠慮するメイラをまた捕まえて、長い髪をしっかり乾かしてから、二人で固い携帯食をかじる。
メイラがてこずっている間に、食べ終えたオレは、紙を持ってきて筆を走らせる。
「ボスさんそれは?」
「んー見てろ」
文字を書き終えたオレは、口に指をあて、ピュイと高い音を鳴らす。
換気の為に開けていた窓から、黒い鳥が入ってくる。
「わ!」
ひょこひょこと近寄る鳥に、残しておいた携帯食の雑穀部分をほぐして与えてから、足の通信筒へ手紙を入れる。
またピュイと口笛を鳴らせば、鳥はあっという間に部屋から飛び立っていった。
「今のは!?」
「ハルトへの通信連絡用の鳥だ」
あいつが…文通の為に用意したという訳がわからない理由で、手配した謎の鳥なんだがな。
オレが使うのはこれが初めてだ。
ちなみにオレが商品たちと使っている連絡用の鳥もくるか以前試してはみたが…。そっちはオレの逃走防止の一環なのか、ちっともきやしなかった。その対策の徹底っぷりは褒めてやる。
本当に…手強くなったなお前ら…。オレがいなくても、もう問題ないじゃないか?なぁ……。
「それで、何を書いたんですか?」
鳥が去っていた窓を名残惜しそうに見つめていたメイラが、今度はきらきらした目をオレに向けた。
そんなに期待してくれたところ悪いが、そこまでたいしたものじゃないぞ。
「連絡事項だな。ハルトの元にバルもいるだろうから、ハルトの手が空かなくても、バルが買ってくるだろう」
「???」
「いずれわかる」
「ん?なんだこの鳥…。黒?…黒鳥なんて連絡記号にないのに……」
「それは!!」
「わ!?何ぃ」
「ライと僕の文通用の鳥だ!!」
「…………どん引きした。高級品を滅茶苦茶な私欲で使うなよ」
「うるさいよ、鼠」
「で、それが、どうして今ここに?」
「わからない。ライが僕にこの鳥を使って連絡してくれた事なんて、一度もなかったのに!!」
「……興奮が怖い。落ち着けー変態ー」
「一体何が…」
「緊急連絡…な訳はないよね。おれの家にいるはずだし」
「…………」
「え?何どしたの?」
「………………」
「うん?見ろって?……どれどれ……。あぁ、ちゃんと暗号文で書かれてんだ。流石ボス無駄に律儀。…でもこれって…えーーっと。お買い物メモだよね…それと時間?あーわかった」
「初めて貰えた…文通の…中身が……お買い物メモ…しかも暗号…なんて色気のない……」
「いやーーよかったねー…手紙貰えてー………」
「こんなそっけないのが欲しいんじゃなくて……もっとこう可愛いやり取りを…」
「そもそもボスが、文通なんかする訳ないでしょ」
「……ぐ」
「この鳥もお気の毒に…」
「いや僕の手紙は、以前頻繁に運んでたから、かなり活用はした」
「ボスに同情した。怖い…怖いわーこの拗らせ童貞」
「………もう違う…」
「やめて…そういう話聞きたくないー……。ていうか、おれだからまだいいけど、そういうのボスガチ勢前でいったらシャレにならないからね。暗殺されたくなかったら控えなよ」
「……………」
「はぁ~~。んじゃおれはこのお買い物メモの品買って帰るから~またねーー」
「待て、鼠」
「あん、何?」
「ここに時間が書いてあるな」
「あるね、その時間までに買ってこいって事でしょ?」
「鼠この書類手伝え…」
「はえ!?」
「僕もいく…絶対いく………。ライの手料理の予感がする。死んだっていきたい」
「……こっわ」
「…………手伝え」
「やだ。面倒だし」
「………………」
「わ、わかったって。殺気しまえ。……手伝う、手伝いますよ」
「ずぼらなくせに書類仕事が出来る鼠でよかったなぁ。命が拾えたじゃないか」
「………う、ううん。手伝って貰える人に向ける台詞とは思えない」
「そもそも…鼠の家が汚くなければ、こうはならなかったんだけど?」
「……そ、うかな?」
「…私はライの就寝までに、仕事を終えればよかったんだ…それが早まったのは誰のせい?」
「それならいくの諦めりゃいいのに…」
「ね、ず、み?」
「はいはいわかりましたって、じゃあこの書類は…あーーーあんたの筆跡でいんだよね」
「もちろん。今回に限り許可する」
「はいはいはい」
「五時半までに終わらす!」
「へいへいへい」
「す、凄いです。ボスさん!!」
「…………」
「ボスさん?」
「メイラ…」
「はい?」
「休憩にしよう」
オレは汚れた子どもを見てから、たった今キレイにした浴室を見る。
「休憩?」
「風呂に入るぞ」
考えてみれば記憶する限り、相当風呂に入っていない。
体は妙にさっぱりしている時があるので…、入れられているのかもしれないが、記憶にないから微妙だ。
入りたい。
………入りたい。
メイラも汚れている事だし、入る以外の選択肢はないだろう。入ろう。
蛇口を捻り、一気に浴槽に湯を注ぐ。
これでもかと捻った蛇口から出る湯の勢いは激しく、ものの数分でたまる。
「あ、あのボスさん。わたしはその」
「子どもが遠慮するな」
「わ、わぁああ!?だ…駄目です!?」
鎖とは比べ物にならないたやすさで、メイラの服を剥き風呂場に突っ込んだ。
オレは…ってそもそもこんな服なんだよな…。
相変わらず病院着のようなぺらい服。今更ながらこれで外を歩くのは、あれだったか…?
…………まぁ今は気候もいいし…大丈夫だろ。うん。
さっと服を脱いで、逃げようしたメイラを捕獲。すみずみまで洗い、髪をくくってから湯船に放り込む。
「ぅう…凄い…全然逃げられなかった。これが凄過ぎて拝みたくなる…ボスさんかぁ…」
「………」
まったくバルはメイラに何をいってるんだか…。子どもに妙な事を吹き込みやがって。
「ほら、ちょっとそっちつめろ」
「あ、はい」
メイラの開けた隙間に入り込み、肩まで湯に沈めていく。
「あ゛~~~~」
気持ちがいい。
「ふふ…」
オレの声を聞いてメイラが笑う。なんだよ、風呂につかると出るだろこういう声。
そうして落ち着いて暫く…。メイラはおずおずと口を開いた。
「ボスさんやっぱり、気づいていたんですね」
「メイラの性別の事か?」
「はい」
「そうだな」
いくら子どもでも…異性をひん剥いたら問題だろ。
「あのバルさんには…」
「いわねえよ」
「ありがとうございます」
子どもの秘密を暴くような趣味はねえ。
「ただな」
「はい?」
「あいつはメイラが女であれ、男であれ気にしないと思うぞ?」
「そ、う…かなぁ…」
「まぁ…メイラの好きにしろ」
これ以上は二人の問題だ。
「ふぁい…」
コポポポポとメイラが湯船に沈んでから、また浮かび上がる。
それから数分。湯船の中からくぅ~~と可愛らしい音がした。
「空腹か?」
「す、すみません」
「謝るな。……ただそうはいっても」
「台所が…あれでしたからね」
掃除はしたものの、散々な台所にまともな食材があるはずもない。
「これまでの食事は?」
「外食です。持って帰ったりその場で食べたり…」
だろうとは思ったけどな……。
「ん~~~。とりあえずはバルの携帯食でしのぐか」
買い物にいってもいいが、この家から出ないと約束したし、仕方ない。
まぁあいつの職業柄、携帯食の在庫だけは豊富にあったからな。多少減っても問題ないだろう。
「あの固いやつですか?」
「食べた事あるのか?」
「はい。屋敷にいた時、バルさんに貰った事があります」
「味は悪くないんだけどな」
「……ですね」
食感を思い出したのか、メイラが笑いながら口をむごむごと動かした。
日持ちするように作られているから、いかんせん固いんだよな。
「さてメイラ上がるぞ」
「はい」
そうして風呂から上がったオレは、着替えがない事に気づき、バルの服を拝借する事にした。
サイズがしっくりこないけど…裸よりましだしな。
遠慮するメイラをまた捕まえて、長い髪をしっかり乾かしてから、二人で固い携帯食をかじる。
メイラがてこずっている間に、食べ終えたオレは、紙を持ってきて筆を走らせる。
「ボスさんそれは?」
「んー見てろ」
文字を書き終えたオレは、口に指をあて、ピュイと高い音を鳴らす。
換気の為に開けていた窓から、黒い鳥が入ってくる。
「わ!」
ひょこひょこと近寄る鳥に、残しておいた携帯食の雑穀部分をほぐして与えてから、足の通信筒へ手紙を入れる。
またピュイと口笛を鳴らせば、鳥はあっという間に部屋から飛び立っていった。
「今のは!?」
「ハルトへの通信連絡用の鳥だ」
あいつが…文通の為に用意したという訳がわからない理由で、手配した謎の鳥なんだがな。
オレが使うのはこれが初めてだ。
ちなみにオレが商品たちと使っている連絡用の鳥もくるか以前試してはみたが…。そっちはオレの逃走防止の一環なのか、ちっともきやしなかった。その対策の徹底っぷりは褒めてやる。
本当に…手強くなったなお前ら…。オレがいなくても、もう問題ないじゃないか?なぁ……。
「それで、何を書いたんですか?」
鳥が去っていた窓を名残惜しそうに見つめていたメイラが、今度はきらきらした目をオレに向けた。
そんなに期待してくれたところ悪いが、そこまでたいしたものじゃないぞ。
「連絡事項だな。ハルトの元にバルもいるだろうから、ハルトの手が空かなくても、バルが買ってくるだろう」
「???」
「いずれわかる」
「ん?なんだこの鳥…。黒?…黒鳥なんて連絡記号にないのに……」
「それは!!」
「わ!?何ぃ」
「ライと僕の文通用の鳥だ!!」
「…………どん引きした。高級品を滅茶苦茶な私欲で使うなよ」
「うるさいよ、鼠」
「で、それが、どうして今ここに?」
「わからない。ライが僕にこの鳥を使って連絡してくれた事なんて、一度もなかったのに!!」
「……興奮が怖い。落ち着けー変態ー」
「一体何が…」
「緊急連絡…な訳はないよね。おれの家にいるはずだし」
「…………」
「え?何どしたの?」
「………………」
「うん?見ろって?……どれどれ……。あぁ、ちゃんと暗号文で書かれてんだ。流石ボス無駄に律儀。…でもこれって…えーーっと。お買い物メモだよね…それと時間?あーわかった」
「初めて貰えた…文通の…中身が……お買い物メモ…しかも暗号…なんて色気のない……」
「いやーーよかったねー…手紙貰えてー………」
「こんなそっけないのが欲しいんじゃなくて……もっとこう可愛いやり取りを…」
「そもそもボスが、文通なんかする訳ないでしょ」
「……ぐ」
「この鳥もお気の毒に…」
「いや僕の手紙は、以前頻繁に運んでたから、かなり活用はした」
「ボスに同情した。怖い…怖いわーこの拗らせ童貞」
「………もう違う…」
「やめて…そういう話聞きたくないー……。ていうか、おれだからまだいいけど、そういうのボスガチ勢前でいったらシャレにならないからね。暗殺されたくなかったら控えなよ」
「……………」
「はぁ~~。んじゃおれはこのお買い物メモの品買って帰るから~またねーー」
「待て、鼠」
「あん、何?」
「ここに時間が書いてあるな」
「あるね、その時間までに買ってこいって事でしょ?」
「鼠この書類手伝え…」
「はえ!?」
「僕もいく…絶対いく………。ライの手料理の予感がする。死んだっていきたい」
「……こっわ」
「…………手伝え」
「やだ。面倒だし」
「………………」
「わ、わかったって。殺気しまえ。……手伝う、手伝いますよ」
「ずぼらなくせに書類仕事が出来る鼠でよかったなぁ。命が拾えたじゃないか」
「………う、ううん。手伝って貰える人に向ける台詞とは思えない」
「そもそも…鼠の家が汚くなければ、こうはならなかったんだけど?」
「……そ、うかな?」
「…私はライの就寝までに、仕事を終えればよかったんだ…それが早まったのは誰のせい?」
「それならいくの諦めりゃいいのに…」
「ね、ず、み?」
「はいはいわかりましたって、じゃあこの書類は…あーーーあんたの筆跡でいんだよね」
「もちろん。今回に限り許可する」
「はいはいはい」
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