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第15話
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「そういや、能力に関しては一通り聞いたんだが、具体的にはどの程度の物なんだ?」
黙々と歩いているのも退屈と考えたのか、水堂は唐突にそんな事を言い出した。
「どの程度とは?」
「いや、未来を見通すとかどの辺まで見えるのかとか、異性を魅了するとか、なんかカリスマ出す奴もいるんだろ?」
「あぁ、そっすね。 ちょっと待ってください」
祐平は我ながら気軽に使ってるなと思いつつも『11/72』に尋ねる。
「未来を見通すとか言ってますけど、見たいだけ見るには第五位階まで持って行かないと駄目みたいです。 要は位階が下がると範囲も精度も落ちる感じですね」
「なら自分がいつ死ぬかとかは分からないのか」
「――みたいですね。 第五位階を使っちまったら見るまでもなく終わりが見えて来るんで意味ないですけど」
「……マジでやる奴が居そうだからあんまり笑えないな」
「次に魅了とかカリスマ系の奴ですね。 こっちもさっきのと似たような感じで、位階で効果が露骨に変わります。 第一、第二じゃちょっとその気にさせたり話を聞いて貰える程度ですね。 それでも上手く使えば人間を心酔させるぐらいは行けるみたいです。 ただ、傾けるだけで強制力もないので使い方次第ですね。 俺の『11/72』も似たような事ができるんですが、ぶっちゃけるとあんまり使い勝手は良くないです」
水堂がそうなのかと聞き返すので祐平はそうなんですよと肩を竦めて見せる。
「ちょっと考えてみてくださいよ。 『11/72』にそんな真似ができるなら俺はそこらの怪物を大量に操って他に嗾けてますよ」
「効果に対して割に合わないって事か?」
「それもありますが、持続しないんですよ。 コンスタントに操りたいなら定期的にかける必要があるので、俺にはとてもじゃないけど扱えません」
「ははぁ、何事も都合のいい物ばかりじゃないって事か」
そう言いながら祐平は何とも良くできていると内心で呟く。
確かに戦闘とそれ以外で分類し、個体によって格差はあるが、これがあれば絶対に勝てるといった悪魔は居ない。 主催者側が意図したものなのか、元々そのようにデザインされた悪魔なのかまでは不明だが、誰にでも平等に勝ち目があるように見せている。
戦闘能力に特化しているタイプは大きな力を振るえば振るう程に自滅のリスクが存在し、強大であればその傾向は強い。 同様に未来視などを行う悪魔もより正確に見通したいなら高い位階での能力使用が要求されるので、同様にリスクが高いのだ。
加えると未来を見通す能力には一つ大きな欠点がある。
行動によって左右される点だ。 要は先を知った状態で変えようと動いた時点で、見た未来は現実にならない可能性が発生する。 あくまで未来視はその時点で発生する最も可能性の高い未来を見せるだけにしか過ぎない。 百パーセント正確な未来を常に観測し続けたいというのなら第四位階以上を常に使用し続けるといった自殺行為に近い事を行う必要がある。
「結局、高位階は代償の寿命がネックになって来るのか」
「はい、下手に欲張ったり、無駄遣いする奴は早々に脱落する事になります」
祐平はそう言いながらも脱落した奴は間違いなくいるだろうなと予感していた。
何故なら、寿命を対価とするとはっきりと明言されず魂を捧げよと曖昧な表現でしか認識できないのだ。 ゲーム脳を拗らせた奴ならMPと解釈し、自然回復すると思い込んで派手に使う可能性が高い。
寧ろ、自分の限界を計るといった名目で知らずに自殺する奴すらいるかもしれない。
祐平は自分に当てはめて考えると、確実に実行するとは言い切れないが間違いなく選択肢には上がると確信できる。
「……って事はどっかで知らずに死んだ連中の遺した魔導書が転がってるかもしれねぇな」
「正直、マジで転がってても驚かないですね」
「放っておいても参加者は減るだろうが、残り何人とかも分からないから辺に焦る奴は出てきそうだな。 後は飯や水の問題もある。 長丁場になるなら最低でも水は欲しい所だな」
「あ、水なら何とかなりますよ。 ほら」
祐平は手の平から水をちょろちょろと流す。
「おぉ!? それどうやってるんだ?」
「魔術って奴らしいです。 攻撃には使えませんが、こうして水を出すぐらいは何とか」
「それも悪魔に教わったのか。 いや、普通にすげえな」
「教わるというよりは知識を脳に焼き付ける感じですね。 お陰で違和感が酷いっす」
知らないはずの事を知っていると認識させられるので、使いすぎると自分の元々持っている記憶すら疑わしく感じてしまう。 その為、祐平はこの手の技術的な知識を得るのは極力控えるようにしていた。
今の所、扱えるのは水を出す事と先を見通す暗視、後はサッカーボールぐらいの大きさの火球を出したり、カッターナイフ程度の切れ味の風の刃を発生させるぐらいだ。
「知識を焼きつけるってんなら一夜漬けとかに便利そうだな」
「いいですね。 もしも持って帰れるなら試験問題を丸ごと焼きつけて難しい資格試験でも受けますか」
「いいねぇ。 今度俺にもやってくれ、超難しい公務員試験受けるわ」
「はは、まぁ、冗談は置いておいて。 これの上位互換みたいな能力で逆に感情や知覚を奪ってくる奴もいるので気を付けてください」
「そういえば書いてくれた奴に乗ってたな。 そんなにヤバいのか?」
「『44/72』って奴なんですけど、情報だけでもかなりヤバいですね。 能力を自分にも使えるらしいんですよ」
「知覚を消すんだろ? デメリットじゃねぇのか?」
「普通ならそうなんですけど、血迷って倫理観とか恐怖心とか消しちまうとどんな奴でもマジもんのサイコになるみたいです」
「うわ、マジか。 聞いといてよかったぜ。 そうなると話が通じなさそうだな」
「えぇ、見かけたらこっちから殺しに行くぐらいで良いかもしれません」
祐平がここまで言う事には理由があった。
『44/72』は得られた知識の中でも脅威度かなり高いと認識させられている。
単純な戦闘能力ではないので、懐に入れるのは非常に危険で見かけたら始末し、魔導書は絶対に自身に使用するべきではないとされている。
理由は『44/72』に取られた感情は術者が死なないと戻らない事にあった。
つまり、自身の感覚を奪わせるとどう頑張っても帰って来ないのだ。
何故なら戻って来る時は自身が死ぬ時だからだ。
「要は元に戻せないから始末した方がそいつの為って事か」
「そこまで押しつけがましい事を言うつもりはありませんが、生かしておくと危険である事は間違いないです」
「……自分に使ってイカれてない事を祈りたいな」
「そうですね」
話題の途切れた事で少しだけ無言の時が流れたが、水堂が別の話題を振ったのでそのまま雑談に移行していった。
黙々と歩いているのも退屈と考えたのか、水堂は唐突にそんな事を言い出した。
「どの程度とは?」
「いや、未来を見通すとかどの辺まで見えるのかとか、異性を魅了するとか、なんかカリスマ出す奴もいるんだろ?」
「あぁ、そっすね。 ちょっと待ってください」
祐平は我ながら気軽に使ってるなと思いつつも『11/72』に尋ねる。
「未来を見通すとか言ってますけど、見たいだけ見るには第五位階まで持って行かないと駄目みたいです。 要は位階が下がると範囲も精度も落ちる感じですね」
「なら自分がいつ死ぬかとかは分からないのか」
「――みたいですね。 第五位階を使っちまったら見るまでもなく終わりが見えて来るんで意味ないですけど」
「……マジでやる奴が居そうだからあんまり笑えないな」
「次に魅了とかカリスマ系の奴ですね。 こっちもさっきのと似たような感じで、位階で効果が露骨に変わります。 第一、第二じゃちょっとその気にさせたり話を聞いて貰える程度ですね。 それでも上手く使えば人間を心酔させるぐらいは行けるみたいです。 ただ、傾けるだけで強制力もないので使い方次第ですね。 俺の『11/72』も似たような事ができるんですが、ぶっちゃけるとあんまり使い勝手は良くないです」
水堂がそうなのかと聞き返すので祐平はそうなんですよと肩を竦めて見せる。
「ちょっと考えてみてくださいよ。 『11/72』にそんな真似ができるなら俺はそこらの怪物を大量に操って他に嗾けてますよ」
「効果に対して割に合わないって事か?」
「それもありますが、持続しないんですよ。 コンスタントに操りたいなら定期的にかける必要があるので、俺にはとてもじゃないけど扱えません」
「ははぁ、何事も都合のいい物ばかりじゃないって事か」
そう言いながら祐平は何とも良くできていると内心で呟く。
確かに戦闘とそれ以外で分類し、個体によって格差はあるが、これがあれば絶対に勝てるといった悪魔は居ない。 主催者側が意図したものなのか、元々そのようにデザインされた悪魔なのかまでは不明だが、誰にでも平等に勝ち目があるように見せている。
戦闘能力に特化しているタイプは大きな力を振るえば振るう程に自滅のリスクが存在し、強大であればその傾向は強い。 同様に未来視などを行う悪魔もより正確に見通したいなら高い位階での能力使用が要求されるので、同様にリスクが高いのだ。
加えると未来を見通す能力には一つ大きな欠点がある。
行動によって左右される点だ。 要は先を知った状態で変えようと動いた時点で、見た未来は現実にならない可能性が発生する。 あくまで未来視はその時点で発生する最も可能性の高い未来を見せるだけにしか過ぎない。 百パーセント正確な未来を常に観測し続けたいというのなら第四位階以上を常に使用し続けるといった自殺行為に近い事を行う必要がある。
「結局、高位階は代償の寿命がネックになって来るのか」
「はい、下手に欲張ったり、無駄遣いする奴は早々に脱落する事になります」
祐平はそう言いながらも脱落した奴は間違いなくいるだろうなと予感していた。
何故なら、寿命を対価とするとはっきりと明言されず魂を捧げよと曖昧な表現でしか認識できないのだ。 ゲーム脳を拗らせた奴ならMPと解釈し、自然回復すると思い込んで派手に使う可能性が高い。
寧ろ、自分の限界を計るといった名目で知らずに自殺する奴すらいるかもしれない。
祐平は自分に当てはめて考えると、確実に実行するとは言い切れないが間違いなく選択肢には上がると確信できる。
「……って事はどっかで知らずに死んだ連中の遺した魔導書が転がってるかもしれねぇな」
「正直、マジで転がってても驚かないですね」
「放っておいても参加者は減るだろうが、残り何人とかも分からないから辺に焦る奴は出てきそうだな。 後は飯や水の問題もある。 長丁場になるなら最低でも水は欲しい所だな」
「あ、水なら何とかなりますよ。 ほら」
祐平は手の平から水をちょろちょろと流す。
「おぉ!? それどうやってるんだ?」
「魔術って奴らしいです。 攻撃には使えませんが、こうして水を出すぐらいは何とか」
「それも悪魔に教わったのか。 いや、普通にすげえな」
「教わるというよりは知識を脳に焼き付ける感じですね。 お陰で違和感が酷いっす」
知らないはずの事を知っていると認識させられるので、使いすぎると自分の元々持っている記憶すら疑わしく感じてしまう。 その為、祐平はこの手の技術的な知識を得るのは極力控えるようにしていた。
今の所、扱えるのは水を出す事と先を見通す暗視、後はサッカーボールぐらいの大きさの火球を出したり、カッターナイフ程度の切れ味の風の刃を発生させるぐらいだ。
「知識を焼きつけるってんなら一夜漬けとかに便利そうだな」
「いいですね。 もしも持って帰れるなら試験問題を丸ごと焼きつけて難しい資格試験でも受けますか」
「いいねぇ。 今度俺にもやってくれ、超難しい公務員試験受けるわ」
「はは、まぁ、冗談は置いておいて。 これの上位互換みたいな能力で逆に感情や知覚を奪ってくる奴もいるので気を付けてください」
「そういえば書いてくれた奴に乗ってたな。 そんなにヤバいのか?」
「『44/72』って奴なんですけど、情報だけでもかなりヤバいですね。 能力を自分にも使えるらしいんですよ」
「知覚を消すんだろ? デメリットじゃねぇのか?」
「普通ならそうなんですけど、血迷って倫理観とか恐怖心とか消しちまうとどんな奴でもマジもんのサイコになるみたいです」
「うわ、マジか。 聞いといてよかったぜ。 そうなると話が通じなさそうだな」
「えぇ、見かけたらこっちから殺しに行くぐらいで良いかもしれません」
祐平がここまで言う事には理由があった。
『44/72』は得られた知識の中でも脅威度かなり高いと認識させられている。
単純な戦闘能力ではないので、懐に入れるのは非常に危険で見かけたら始末し、魔導書は絶対に自身に使用するべきではないとされている。
理由は『44/72』に取られた感情は術者が死なないと戻らない事にあった。
つまり、自身の感覚を奪わせるとどう頑張っても帰って来ないのだ。
何故なら戻って来る時は自身が死ぬ時だからだ。
「要は元に戻せないから始末した方がそいつの為って事か」
「そこまで押しつけがましい事を言うつもりはありませんが、生かしておくと危険である事は間違いないです」
「……自分に使ってイカれてない事を祈りたいな」
「そうですね」
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