リアルの世界に飽きたので「play games 」でkingになる

yotu.S

文字の大きさ
3 / 5

manager

しおりを挟む
 「今日もまたblue rabbitがTopか」
 「ここ2週間ずっとですよ」
 「もう、こうなったらkingはblue rabbitになるかもしれませんね」
 「でも、所詮ただのアプリ上の結果。リアル対面では分かりません」
 「まぁ、まず…」
 「あぁ、あと1週間、1週間後に我々の計画を実行。みな、それで相違無いな」
 「無論。構わない」
 「僕らも、異論無いでーす」
 「決まりだな」
 管理人、manager達の定例会議は3日に一度執り行われる。
 その会議内容はkingの予想やgameをより面白く、そしてよりplayerのログイン率とゲームのプレイ率を高める方法などなど…
 playerからkingを見つける…目指してもらう為にはどうすれば最善かを話し合っている。
 そして、その管理者達をまとめているのがgamemasterのPell Jだ。
 「blue rabbitには、是非ともkingとして長になってもらいたいものだ」
 「あの子のplayskillは過去のplayerのskillを遥かに越えるものがある。相応しいと云えば相応しいが…」
 「何か、問題が?」
 「いや。何でも無い」

 player達の間でも、blue rabbitは有名playerだ。突如として現れ、当時のTop10達に挑戦しては無敗を誇っている。今では、世界ランキング1位。どんなゲームでも、殆どと云っていいほど、必ずTopの座に就いている、年齢、性別共に不明のplayerだ。
 だが、凪兎にとってTopになる事に特別こだわっている訳ではない。ただ飽きたリアル世界への暇潰しに過ぎなかった。

 〘掲示板〙
 
『本日のTopplayer
 上位5名は

 1,blue rabbit
 2,Lang load
 3,strobe Z
 4,Pumpkins
 5,武ROCKERS

 以上です。
 おめでとうございます』

  〘Chat〙

 《ギャリヴァリー》『今日のNo,1もblue rabbit!!』
 《Fifty》『Top3までは顔ぶれ変わんねーのなw』
 《♡Lang様♡》『Lang load様♡!!かっこよかったです!!』
 《海馬teacher》『blue rabbitとチャレンジャーのリプレイ見たけどやっぱblue rabbit強ェェ!』
 《マトリョーシカ》『どんな?』
 《海馬teacher》『チャレンジャーに打たせる空きが無い』
 《ギャリヴァリー》『序盤の方は寧ろチャレンジャーが有利だった』
 《call open》『でも中盤から焦り出てたな』
 《ぺろちゃんキャンディー》『そうそう!終盤なんてblue rabbit余裕そうだった!カッコいい~』
 《海馬teacher》『チャレンジャーは序盤に飛ばし過ぎて中盤に何も出来なくなったんだよ。でもこれは、blue rabbitのやり方。潜在的に相手を誘導してる感じ』
 《ぺろちゃんキャンディー》『何それ何それ!blue rabbitってお医者さんなの!?』
 《マトリョーシカ》『何でそんな発想になるんだよ。医者だったらTopに上り詰める程ゲームする時間無いだろ。仮に大学院生だったとしても勉強で手一杯じゃない?』
 《milk》『じゃあ、blue rabbitって、何者なんだろ…?』

 「しがない不登校児ってとこかな」
 Chat中はblue rabbitの話題でいっぱいだ。
 blue rabbitの正体、勝負方法その他はTop5についてが上位Chatに出ている。
 「こいつらの予想、的外れでちょっと笑える。…そんな訳無ぇーのに」
 ただのゲーヲタ。ただの不登校児。ただの引きこもり。
 play games が面白そうだったから。ただ単に暇潰しにログインしたに過ぎなくても、他のplayer達にとって現在のTop5の存在、特にblue rabbitのplayskillは目が離せない物だった。
blue rabbitに留まらず、Lang loadやstrobe Zも下位player達やビギナーにとっては手の届かない存在だった。

 「本日の定例会議はこれにて終了だ」
 「blue rabbit…なぁ」
 「どうかした?」
 「いいや、何でも無い」
 「解散だ。速く散れ」

 定例会議の終了後、最後までログインしていたplayerも、全員居なくなっていた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

魔法が使えない落ちこぼれ貴族の三男は、天才錬金術師のたまごでした

茜カナコ
ファンタジー
魔法使いよりも錬金術士の方が少ない世界。 貴族は生まれつき魔力を持っていることが多いが錬金術を使えるものは、ほとんどいない。 母も魔力が弱く、父から「できそこないの妻」と馬鹿にされ、こき使われている。 バレット男爵家の三男として生まれた僕は、魔力がなく、家でおちこぼれとしてぞんざいに扱われている。 しかし、僕には錬金術の才能があることに気づき、この家を出ると決めた。

リボーン&リライフ

廣瀬純七
SF
性別を変えて過去に戻って人生をやり直す男の話

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

続・冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。 の続編です。 アンドリューもそこそこ頑張るけど、続編で苦労するのはその息子かな? 辺境から結局建国することになったので、事務処理ハンパねぇー‼ってのを息子に押しつける俺です。楽隠居を決め込むつもりだったのになぁ。

処理中です...