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始まりのmail
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〘掲示板〙
『定例会議、メンテナンス
共に終了した事をお知らせします。
play games の全playerの皆様、
ご協力ありがとうございます。
さて、今回の定例会議の結果に伴う
メンテナンスですが、現時点では
公開せず、来たるその日に皆様の目で
お確かめ下さい。
それでは、本日もランキング上位、
king を目指し、gameを楽しんでください』
play games の掲示板に新しく運営…managerからお知らせが届いた。
定例会議、メンテナンスの終了のものと、いつもならメンテナンス内容を知らせる文章が書き綴ってあるはずなのが、今日のはいつもと違う。
「皆様の目で…か」
そう。皆様の目でお確かめ下さい。いくらplay games がgamble系のgameだからと云ってこれでは投げやりのようだ。
Chatでも、その事について、疑問や考察が多く出されている。
勿論その中に上位playerは居ない。
Chatに出れば、色々と面倒だからだ。
「その日って、いつだよ」
詳しい情報も無いまま、その時が来るのを待て。運営はそう言いたいのだろう。
結局、情報は入らないまま、今日も今日とてTop5の顔ぶれは変わらず、1日が過ぎた。
勿論、凪兎もこれが日課と言わんばかりに物事を済ませていた。
凪兎は珍しく朝、AM6:52という時間に目を覚まし、いつも通りの軽い身支度をしてからゲームを起動させた。
「珍しく早い時間に目ぇ覚ましたな…まだ誰もログインして無いだろ…」
と、思っていたのも束の間。ログイン画面には、いつもと違うopeningが流れていた。
いつもなら、『さぁ、僕らと一緒にkingを目指そう!』からテーマ曲が流れるものだか、今日のは『kingは絶対な存在なり。我らがkingは全てのgameのTopである』
に変わっていた。
メンテナンスにより、変更部分かとも思ったが、何かが違う気がした。いつもはとてもフレンドリーで「仲良くしよう!」という感じだが、今日のは目的がある様な感じだ。
どういうのだろう…そう。まるで何かのDeathgameでも始まるかのよう。
オープニングが終わった後は自分のホーム画面で行動選択をする。色々な種類の中から好きなゲームを選んで他プレイヤーとMatchingしgamestart…という流れだ。
オープニングが終わり、いざホーム画面…と、言う訳にはいかなかった。
画面は暗く、やはり通常時とは何かが違う。
まずはオープニング。そしてホーム画面。最後に、ゲームへアクセスできない。
かと言って、運営へアクセスする事もできない。しかし、Chatは使えるようで、今もChat中は荒れ果てている。
「これは…おかしい。まさか、これがメンテナンス内容?……告知も何も無い上での今回の騒ぎ、全くの無関係とは到底思えない…。他のプレイヤーは?上位ランキングの人達は?」
凪兎は上位プレイヤー、Lang Loadへ個人Chatを送る。
play games ではfollower同士なら全体Chatだけでなく、個人Chatを使う事もできる。
『Lang Load
今のこの状況、どう考える?
blue rabbit』
『定例会議、メンテナンス
共に終了した事をお知らせします。
play games の全playerの皆様、
ご協力ありがとうございます。
さて、今回の定例会議の結果に伴う
メンテナンスですが、現時点では
公開せず、来たるその日に皆様の目で
お確かめ下さい。
それでは、本日もランキング上位、
king を目指し、gameを楽しんでください』
play games の掲示板に新しく運営…managerからお知らせが届いた。
定例会議、メンテナンスの終了のものと、いつもならメンテナンス内容を知らせる文章が書き綴ってあるはずなのが、今日のはいつもと違う。
「皆様の目で…か」
そう。皆様の目でお確かめ下さい。いくらplay games がgamble系のgameだからと云ってこれでは投げやりのようだ。
Chatでも、その事について、疑問や考察が多く出されている。
勿論その中に上位playerは居ない。
Chatに出れば、色々と面倒だからだ。
「その日って、いつだよ」
詳しい情報も無いまま、その時が来るのを待て。運営はそう言いたいのだろう。
結局、情報は入らないまま、今日も今日とてTop5の顔ぶれは変わらず、1日が過ぎた。
勿論、凪兎もこれが日課と言わんばかりに物事を済ませていた。
凪兎は珍しく朝、AM6:52という時間に目を覚まし、いつも通りの軽い身支度をしてからゲームを起動させた。
「珍しく早い時間に目ぇ覚ましたな…まだ誰もログインして無いだろ…」
と、思っていたのも束の間。ログイン画面には、いつもと違うopeningが流れていた。
いつもなら、『さぁ、僕らと一緒にkingを目指そう!』からテーマ曲が流れるものだか、今日のは『kingは絶対な存在なり。我らがkingは全てのgameのTopである』
に変わっていた。
メンテナンスにより、変更部分かとも思ったが、何かが違う気がした。いつもはとてもフレンドリーで「仲良くしよう!」という感じだが、今日のは目的がある様な感じだ。
どういうのだろう…そう。まるで何かのDeathgameでも始まるかのよう。
オープニングが終わった後は自分のホーム画面で行動選択をする。色々な種類の中から好きなゲームを選んで他プレイヤーとMatchingしgamestart…という流れだ。
オープニングが終わり、いざホーム画面…と、言う訳にはいかなかった。
画面は暗く、やはり通常時とは何かが違う。
まずはオープニング。そしてホーム画面。最後に、ゲームへアクセスできない。
かと言って、運営へアクセスする事もできない。しかし、Chatは使えるようで、今もChat中は荒れ果てている。
「これは…おかしい。まさか、これがメンテナンス内容?……告知も何も無い上での今回の騒ぎ、全くの無関係とは到底思えない…。他のプレイヤーは?上位ランキングの人達は?」
凪兎は上位プレイヤー、Lang Loadへ個人Chatを送る。
play games ではfollower同士なら全体Chatだけでなく、個人Chatを使う事もできる。
『Lang Load
今のこの状況、どう考える?
blue rabbit』
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