52 / 292
ホイルトツェリオ魔法学校
ようこそ魔法学校へ
しおりを挟む
魔法訓練から帰って勇者の間に帰り、風呂に入った僕は濡れた髪をタオルで乾かしながら廊下を歩いていた。
しかし魔法を覚えて嬉しかったことの1つは、なんと言ってもいつでも、温かいお風呂にいつでも入れる事だ。
今までは、シャルルさんが決まった時間に来て沸かしてくれるだけだったのでお風呂の為に時間を調整することに不自由さを感じていたところだったので、魔法の力で沸かしたお風呂に入るなんて素晴らしく、ファンタジーな魔法の使い道ではある。
と、思っていたが、今日、帰宅した僕を上から下まで眺めたルイスが、お風呂場の窯に火をつけて暖かいお風呂を沸かしてくれた。それにしても、午前中居なかっただけで部屋も、お風呂も見違えるほど、きれいになりシャンプなどの備品の配置も整えられていた。
廊下から客室から出てきたルイスとすれ違ったので、今日の練習結果の事、それによって午後の練習は中止になった事は伝えた。ルイスは、僕の事を気遣ってくれお茶を入れてくれた。
「それにしてルイス、屋敷内が見違えるほどきれいになりました」
「いろいろして貰ってありがとうございます」
「お役にたてれば幸いです」
彼はしずかに微笑む。
「あのですねぇ……ルイス、同じパーティーメンバーとして聞くのだけど、午後もやはり忙しいですか? これから兵士の練習場でご飯を食べて、街の見学をして来ようと思っていて……。一緒に行きませんか? 」
「屋敷の方は、シャルルさんの手入れが良かったので差し支えない様です、午後は喜んで一緒にお供いたします。では、準備をしてまいります、しばしお待ちいただけますか?」
「はい、喜んで」
僕、急いで準備しなけば、初めて異世界の街に降り立ち、買い物出来るなんて素晴らしい。服装などの予備も買わなければいけないが、お城からどれくらいの予算が割り当てられているのだろうか? 少しワクワクする気持ちになる。
僕と、ルイスは、城の小さなトンネルをくぐり門の前を横切り、兵士訓練所へ向かう。僕のTシャツ、ジーンズの恰好とシルクハットと燕尾服のルイスでは凄い落差だったようで……。
「練習着以外の服も買いませんとねぇ……」と、ルイスに言われる始末であった。
兵士訓練所前には、ぬいぬいとシルスさんが待っていて早速、食堂へ向かう。今日は時間が少し早かった様で兵士達の並ぶ列が食堂から少しはみ出ていた。今日のランチメニューの肉料理とパンと温サラダを食べた。
赤ワインで、煮込んでるらしい肉はとても柔らく美味しい。そこに甘く煮たニンジンとブロッコリーが添えられていた。料理を食べている途中に、ぬいぬいが魔法学校の見学の許可が下りた事を告げた。僕はその素晴らしい予定に驚き肘でコップを落としそうになるが……。
コップは、ルイスがキャッチし、水はぬいぬいが空中へと浮かしてくれ難を逃れた。
「いいから落ち着け」
「そうですね、魔法学校はあまり逃げませんし」
ふたりにお礼をいい席に座った。
……たまになら逃げるんだ、魔法学校……。
食事が終わった僕達から、食堂の入り口で、午後は別の仕事に就くシルスさんとは別れる事になった。兵士訓練所から出ている、定期馬車に揺られて街に移動する。城のからの坂道を下って行くと、にぎやかな街の中に入る。
魔法学校は、その街の外れにあった。魔法学校をぐるっと囲む塀の中に入ると、一人の魔法使いが待っていた。
馬車からおり挨拶すと、頑固そうな魔法使いの彼は、概ね紳士的な態度で僕達を迎えてくれた。
「ようこそ勇者様、アルト様、そして久しぶりだね、ぬいぬい君。私が、この魔法学校の教頭をしております。フランツです」
「そしてぬいぬい君の恩師でもある。日ごろは自分をそんな風に言う事はないが、そこはさしっしてくれるとありがたい」
「はは……今日はありがとうございます、よろしくお願いします」
ぬいぬいと教頭の間に何があったか、想像がつくような、つかないような微妙な空気感を乾いた笑いでやり過ごし、僕はフランツ教頭に挨拶をした。
「お初にお目にかかります、フランツ教頭、本日は、よろしくお願いいたします」
そう、挨拶した僕とルイスとは違い、ぬいぬいは少しぶっきらぼうに挨拶した。
「どうも、教頭お久しぶり」
「アルル君はお元気かね?」
「あぁ、今は息子が生まれたので産休中だが」
「それは何より、彼女に似てきっと優秀な魔法使いになるだろう。まぁ積もる話もありますが、時間は有限です。ではさっそく、皆さんを魔法学校ツアーご案内しましょう」
彼は、両手を広く上げそのまま振り返る。そして歩くとともにその手を下した。彼は玄関までの白いレンガ道を無言で歩き、オレンジ色のレンガで作られた校舎の扉に手をかけた。
「あぁ!」
僕の声にみんなの視線が集まる。
「あぁ……この校舎、どこかで見た事があるなっと思ったら……。僕の世界にある東京駅って駅に、雰囲気が似てるんです」
「それはお洒落な駅なんでしょうね」
フランツ教頭が感慨深げに話す。
「この学校の開校は、この国あげての事業だったので、東西南北の天才が集まってこの学校も作られました。校舎の外装を手掛けたのも、その中の天才の一人です。そして何より学校に集まる生徒は、彼を含め魔法に関しては、身分の差を越えて集められたエリート揃いです。しかし悲しいかな戦いになればそのエリートが、先陣に立ち戦わなければならない。その為、民衆が城へ避難する間、魔法学校内に彼らが、籠城出来るよう。頑丈に、そして数多くの仕掛けがこの魔法学校には、散りばめられています。そして戦い初めの舞台になるだろう、この地に作られました。魔法学校の前面だけ、城壁の作りが脆弱なのもそのためです。有事にも少ない犠牲、いえ誰も死なよう生徒達には在学中に我々、教師がすべての叡智を生徒達に叩きこみます」
「では、その一端をお見せしましょう」
ギィーという重い音を奏でながら、フランツ教頭の手で魔法学校の扉は開かれた。
つづく
しかし魔法を覚えて嬉しかったことの1つは、なんと言ってもいつでも、温かいお風呂にいつでも入れる事だ。
今までは、シャルルさんが決まった時間に来て沸かしてくれるだけだったのでお風呂の為に時間を調整することに不自由さを感じていたところだったので、魔法の力で沸かしたお風呂に入るなんて素晴らしく、ファンタジーな魔法の使い道ではある。
と、思っていたが、今日、帰宅した僕を上から下まで眺めたルイスが、お風呂場の窯に火をつけて暖かいお風呂を沸かしてくれた。それにしても、午前中居なかっただけで部屋も、お風呂も見違えるほど、きれいになりシャンプなどの備品の配置も整えられていた。
廊下から客室から出てきたルイスとすれ違ったので、今日の練習結果の事、それによって午後の練習は中止になった事は伝えた。ルイスは、僕の事を気遣ってくれお茶を入れてくれた。
「それにしてルイス、屋敷内が見違えるほどきれいになりました」
「いろいろして貰ってありがとうございます」
「お役にたてれば幸いです」
彼はしずかに微笑む。
「あのですねぇ……ルイス、同じパーティーメンバーとして聞くのだけど、午後もやはり忙しいですか? これから兵士の練習場でご飯を食べて、街の見学をして来ようと思っていて……。一緒に行きませんか? 」
「屋敷の方は、シャルルさんの手入れが良かったので差し支えない様です、午後は喜んで一緒にお供いたします。では、準備をしてまいります、しばしお待ちいただけますか?」
「はい、喜んで」
僕、急いで準備しなけば、初めて異世界の街に降り立ち、買い物出来るなんて素晴らしい。服装などの予備も買わなければいけないが、お城からどれくらいの予算が割り当てられているのだろうか? 少しワクワクする気持ちになる。
僕と、ルイスは、城の小さなトンネルをくぐり門の前を横切り、兵士訓練所へ向かう。僕のTシャツ、ジーンズの恰好とシルクハットと燕尾服のルイスでは凄い落差だったようで……。
「練習着以外の服も買いませんとねぇ……」と、ルイスに言われる始末であった。
兵士訓練所前には、ぬいぬいとシルスさんが待っていて早速、食堂へ向かう。今日は時間が少し早かった様で兵士達の並ぶ列が食堂から少しはみ出ていた。今日のランチメニューの肉料理とパンと温サラダを食べた。
赤ワインで、煮込んでるらしい肉はとても柔らく美味しい。そこに甘く煮たニンジンとブロッコリーが添えられていた。料理を食べている途中に、ぬいぬいが魔法学校の見学の許可が下りた事を告げた。僕はその素晴らしい予定に驚き肘でコップを落としそうになるが……。
コップは、ルイスがキャッチし、水はぬいぬいが空中へと浮かしてくれ難を逃れた。
「いいから落ち着け」
「そうですね、魔法学校はあまり逃げませんし」
ふたりにお礼をいい席に座った。
……たまになら逃げるんだ、魔法学校……。
食事が終わった僕達から、食堂の入り口で、午後は別の仕事に就くシルスさんとは別れる事になった。兵士訓練所から出ている、定期馬車に揺られて街に移動する。城のからの坂道を下って行くと、にぎやかな街の中に入る。
魔法学校は、その街の外れにあった。魔法学校をぐるっと囲む塀の中に入ると、一人の魔法使いが待っていた。
馬車からおり挨拶すと、頑固そうな魔法使いの彼は、概ね紳士的な態度で僕達を迎えてくれた。
「ようこそ勇者様、アルト様、そして久しぶりだね、ぬいぬい君。私が、この魔法学校の教頭をしております。フランツです」
「そしてぬいぬい君の恩師でもある。日ごろは自分をそんな風に言う事はないが、そこはさしっしてくれるとありがたい」
「はは……今日はありがとうございます、よろしくお願いします」
ぬいぬいと教頭の間に何があったか、想像がつくような、つかないような微妙な空気感を乾いた笑いでやり過ごし、僕はフランツ教頭に挨拶をした。
「お初にお目にかかります、フランツ教頭、本日は、よろしくお願いいたします」
そう、挨拶した僕とルイスとは違い、ぬいぬいは少しぶっきらぼうに挨拶した。
「どうも、教頭お久しぶり」
「アルル君はお元気かね?」
「あぁ、今は息子が生まれたので産休中だが」
「それは何より、彼女に似てきっと優秀な魔法使いになるだろう。まぁ積もる話もありますが、時間は有限です。ではさっそく、皆さんを魔法学校ツアーご案内しましょう」
彼は、両手を広く上げそのまま振り返る。そして歩くとともにその手を下した。彼は玄関までの白いレンガ道を無言で歩き、オレンジ色のレンガで作られた校舎の扉に手をかけた。
「あぁ!」
僕の声にみんなの視線が集まる。
「あぁ……この校舎、どこかで見た事があるなっと思ったら……。僕の世界にある東京駅って駅に、雰囲気が似てるんです」
「それはお洒落な駅なんでしょうね」
フランツ教頭が感慨深げに話す。
「この学校の開校は、この国あげての事業だったので、東西南北の天才が集まってこの学校も作られました。校舎の外装を手掛けたのも、その中の天才の一人です。そして何より学校に集まる生徒は、彼を含め魔法に関しては、身分の差を越えて集められたエリート揃いです。しかし悲しいかな戦いになればそのエリートが、先陣に立ち戦わなければならない。その為、民衆が城へ避難する間、魔法学校内に彼らが、籠城出来るよう。頑丈に、そして数多くの仕掛けがこの魔法学校には、散りばめられています。そして戦い初めの舞台になるだろう、この地に作られました。魔法学校の前面だけ、城壁の作りが脆弱なのもそのためです。有事にも少ない犠牲、いえ誰も死なよう生徒達には在学中に我々、教師がすべての叡智を生徒達に叩きこみます」
「では、その一端をお見せしましょう」
ギィーという重い音を奏でながら、フランツ教頭の手で魔法学校の扉は開かれた。
つづく
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
「お前の戦い方は地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん、その正体は大陸を震撼させた伝説の暗殺者。
夏見ナイ
ファンタジー
「地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん冒険者アラン(40)。彼はこれを機に、血塗られた過去を捨てて辺境の村で静かに暮らすことを決意する。その正体は、10年前に姿を消した伝説の暗殺者“神の影”。
もう戦いはこりごりなのだが、体に染みついた暗殺術が無意識に発動。気配だけでチンピラを黙らせ、小石で魔物を一撃で仕留める姿が「神業」だと勘違いされ、噂が噂を呼ぶ。
純粋な少女には師匠と慕われ、元騎士には神と崇められ、挙句の果てには王女や諸国の密偵まで押しかけてくる始末。本人は畑仕事に精を出したいだけなのに、彼の周りでは勝手に伝説が更新されていく!
最強の元暗殺者による、勘違いスローライフファンタジー、開幕!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる