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新しい若き王とともに
ストーンマン討伐
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ハーピー事件の謎は深まった。バァーバン! しかしそのでハーピー事件の解決に僕らが乗り出していくほど、事件は解明しておらず、僕らた食べていかねばならないし、何よりクエストをこなさなければ魔界には行かせて貰えないのだ。なので、僕らも今は一冒険者パーティーとしてお仕事(ギルドクエスト)やり隊なのだ。
そのためには、まず腹ごしらえ。僕らはすぐに城が用意してくるバスケット山盛りのいろいろな種類のパンを食べ、野菜スープのみ、卵焼きの皿に乗る卵焼きと人参の甘煮とウインナーを食べる。いつもは大体羊の肉料理が手を変え品を変え出てくるが、今日はそれがないらしい、珍しい事もあるものだ。
朝食を食べ終えて、盗賊が現れたためクリアーする事の出来なかった、ストーマンの居る鉱山へ向かっている。
草原の舗装してない道を今日もガタゴト走る。一応、注意して周りを見ているが、事を焦ったあの爆弾の送り主が新しい刺客を送って来る事もないようだ。
それが逆にも怖くもあるが、今は移動の時間はハッピー事件の全容を考える時間に使用出来て幸いと言えば幸いだ。
今ある事実としては、ホクレルの当主は犯人の死亡で不起訴処分を狙い生き返る事がなかったって事。もう1つは、ギルドマスターが家族の意向を聞く前に、ギルドの強い要望により生き返らせられたらしい事だ。
前者は、これ以上の当主の犯罪を肯定させないためにやはり家族が強く望んだ結果のようだ。そうすれば今の状態ならすべてを謎の何者かのせいにさせられる。証拠もあるのにそんな事が出来るわけないは、この世界にも通用しない。この事件の生存者の中には芋ずる式に、自分の犯行を表にだしたくない貴族も大勢いるのだろう。『そうしなければ1成り上が貴族に、ここまで出来るはずない』と、ウッリマリアに言われて異世界も結局それかー、と、まぁ思った。
朝起きてルイスの目の下のクマを見てとか、今までのこの国の様子を見てわかってはいた。うんうん、しかし以前の国はどっちもギルドマスターが強つよで、ブラック企業の仕事量で把握してたけれど、正直実感が沸いてなかったのが正直なところだ。
そんなわけで、ギルドマスターが生き返りさえすれば、出て来てはまずい証拠や証人も、有耶無耶にされる事を希望されている証拠も出てくるかもしれない。
しかし根本のハッピー事件についてはここで終了だと思う。すべてにおいて手際のいい犯人が、ただの土地の為にすごいポカをやりそして犯行を明るみにしている。それは想像に難しい。あって報酬として譲渡したくらいかな? とにかくハーピー事件は、ここで終わりとするとなんのためにあの男が画策したのか? はぁー考えたくない。だから、もう考えず気持ちを切り替える事にする。
目の前には小さくな集落が見えて来た。モクモクと上がる黒い煙、その後ろに山が切り崩され、茶色い地肌の見える地面が、段々畑のように人工的に何層にもなっている。
「ハヤト、村の入り口が見えて来ました」
そう言ったのはフィーナでだ。今日の彼女は汚れてもいいようにあまり見ないスポーティーな恰好をしている。体の線にそったパンツルックだけど、巻きスカートのミニスカート。それもいい最高だ。髪はしっかりまとめ炭鉱での狭いエリアにも邪魔にならないようになっている。うんうん。これは素晴らしい。いつでもうちの彼女は最高だ。僕は腕組みをして数度頷いたのち、頭を切り替える。
「ウンディーネ、幌馬車で待っていてもいいよ? すぐ終わるよね?」
ウンディーネは前回の襲撃事件の事があるので、やって来たが、土の中は汚れそうであり、何より大精霊ノームが居そうな鉱山はやっぱり嫌なようだ。
「呼べま行きますが、待ってます」
「うん、わかった」
幌馬車から降り、いろいろな砂山の横を通りながら、村に入ると子供が一斉にやって来た。
「うぁーぁ」
「物売りだー!」
違う! 、そしてフィーナに抱きつこうとした、不埒な子供はすぐ抱っこし「いや、子供はみんなかわいいな。村長の所に連れて行ってくれないかなあ? 君!」と、誤魔化す。
「えっ、いやだ!?」
少年は、僕を見て元気いっぱいに断った。
「僕は村長にお願いされて、悪いストーンマンを倒しに来たんだ。そして勇気のある君に見込んでお願いしているんだよ!」
「ちっ、仕方ねぇーなぁ、ついて来いよ」
そう少年は、人差し指の付け根で鼻の下をこすりながら言う。昔の子どもか?
「ちょっと待ってて」僕はそう言うと、「きれいな花畑」とワードと共に、少女たちに連れて行かれそうになっているフィーナを助けに向かう。やはり銀色の狐の耳とふさふさなしっぽの可愛い女の子は子どもにも、浪漫を与えてしまうようだ。
「あの、ごめんね。今は無理かな?」って言っているフィーナの手を掴む、少女たちに「お兄さんたちお仕事だから、ごめんね」と言って彼女を救出した。
このまま無策で過ごすと、異世界の幼稚園や、保育園に行くとフィーナがえらい事になってしまう。行事には僕も参加するようにしょう。待てよ、うちの可愛い娘も危険なのでは?
そう考えを巡らせていると、この村でくつろぐためについて来た、うちの大きな娘の大精霊様のウンディーネがいない!? たぶんうちの子より危なっかしい彼女を探さないと!
「ウンディーネ! ウンディーネちゃんどこ行ったの?!」
「主様――! ここ! この子たちが宝物を見せてくれるって――!」
そう言った彼女は結構遠くに3.4才くらいの子どもたちについて行っちゃってる。
「ウンディーネもう行くけど――?」
「大丈夫! 2人の事ならどこに行ってもわかるから!」
そう元気に言っていたウンディーネは、僕らが村長の家で話し始めてすぐに、「主様! フィーナ!?」と言って、扉よ! 壊れろ!! って勢いで、村長の家に入って来きた。
驚き立ち上がった、フィーナの腕にしっかり縋り付く。
「ウンディーネは、虫とか、芋虫とそんなのは、宝物じゃないと思うの!!」
と、半泣きで言っていた。
「ムルカネの家の兄妹ですな、たぶん。誰でも通る道ですな」と、村長はそう言い愉快そうに笑った。
しかしそんな幼少期の思い出はない僕は、少し引いていた……。
☆
肝心のストーンマン、鉱山、空気、高度差、力強さについて、ギルドがまわってない分、未知の要素が多かった。
それは攻略の難しさに直結する。その為、今回は大変苦戦した。
この鉱山では、召喚すると体積が増えるらしい。それはこの地の魔力の貯蓄量がな為起こる事らしい。最悪竪穴のエレベーターをぶっ壊し、召喚獣を召喚しようとしていた作戦が使えなくなった。
それではおびき寄せ、鉱山外に出す作戦も、高度差で時間ロスを考えて無しに。
炎は、空気が魔法でどんな減り方をするのかわからかったので無しに。
こうして出来るだろう作戦のみを絞りこみ、僕らストーンマンの居る鉱山奥深くへ向かった。
僕らは鉱山にぽっかり空いた穴があり、そこへエレベーターが作られている為、そこへと乗り込み下へと降た。
人が落ちない程度の柵は、田んぼの田字に鉄が溶接されている。後は、鉄の枠組みに天井と床をくっけた様な形だ。そんなエレベーターボックスもどきに、最初の心労をおぼえた。僕らはたぶん飛び降りても死なないくらいまで、訓練はしているので大丈夫だろうと諦め最終層まで降りる。迷路の様に伸びた坑道の奥深くに、ストーンマンが3体並んで歩いていた。
まずは1番後ろのストーンマンが、前の2体と離れた時に土の魔法でそいつの後ろに壁を作る。それで2対と遮断する予定だ。
「いきますよ」
「「はい!」」
まず1体目あたりをうかがう、ストーンマンに石を投げて攻撃する。
ドスン、ドスン、ドスンと音を響かせ追いかけて来る。遠い距離だったのでたぶん他の2体は追って来てないと思うが、物凄く不安であり、そんな事考えていられないほど走るのが忙しい。
分かれ道で、潜伏していたフィーナのツタの魔法を、ブチブチブチと千切って尚も、追いかけて来て作戦①失敗!
そして次の分かれ道を通り過ぎた時、分かれ道に潜伏していたぬいぬいとオリエラ、ぬいぬいがまずストーンマンごと、ストーンマン3体分ぐらいの距離の坑道を前後土の魔法で埋め尽くす。
ストーンマンの走る速さを計算に入れる必要があり、瞬時に首の高さまで生き埋めするのは大変、技術を要する。 ストーマンが尚も動ごこうとしている振動で、端の土まで少しポロポロと砂が落ちる。
「行け! 行け! 行け!」
そして3人で集まって、両側から階段を作ってストーンマンの頭の部分の核を探しておおわらわ!
その間もストーンマンは中で暴れようとしているのか、土は僅かに揺れている気配がする。
「あった!」そう言ったオリエラ、頭にあった宝石の様な核を外すと、やっとストーンマンは起動を停止した。
これをその後2回やったのだ。
だから……3体目は、空いた空間から3人を引っ張りだしたのだが……狭い坑道の中の空気たりて本当に良かった。
こうして僕らのギルドクエスト、ストーンマンは終わった。そしてストーンマンの核は、びっくりする値段でギルドが買い取ってくれたのだった。
そう言えば、ウンディーネは村長の家の奥さんにお菓子を出して貰い、ソファですやすやと寝ていた。仕方ないので、ぬいぬいがその恰好のまま、空中に浮かばせて運んだのだが、拝まれるし、子どもが付いて来るしちょっと大変だった。
続く
そのためには、まず腹ごしらえ。僕らはすぐに城が用意してくるバスケット山盛りのいろいろな種類のパンを食べ、野菜スープのみ、卵焼きの皿に乗る卵焼きと人参の甘煮とウインナーを食べる。いつもは大体羊の肉料理が手を変え品を変え出てくるが、今日はそれがないらしい、珍しい事もあるものだ。
朝食を食べ終えて、盗賊が現れたためクリアーする事の出来なかった、ストーマンの居る鉱山へ向かっている。
草原の舗装してない道を今日もガタゴト走る。一応、注意して周りを見ているが、事を焦ったあの爆弾の送り主が新しい刺客を送って来る事もないようだ。
それが逆にも怖くもあるが、今は移動の時間はハッピー事件の全容を考える時間に使用出来て幸いと言えば幸いだ。
今ある事実としては、ホクレルの当主は犯人の死亡で不起訴処分を狙い生き返る事がなかったって事。もう1つは、ギルドマスターが家族の意向を聞く前に、ギルドの強い要望により生き返らせられたらしい事だ。
前者は、これ以上の当主の犯罪を肯定させないためにやはり家族が強く望んだ結果のようだ。そうすれば今の状態ならすべてを謎の何者かのせいにさせられる。証拠もあるのにそんな事が出来るわけないは、この世界にも通用しない。この事件の生存者の中には芋ずる式に、自分の犯行を表にだしたくない貴族も大勢いるのだろう。『そうしなければ1成り上が貴族に、ここまで出来るはずない』と、ウッリマリアに言われて異世界も結局それかー、と、まぁ思った。
朝起きてルイスの目の下のクマを見てとか、今までのこの国の様子を見てわかってはいた。うんうん、しかし以前の国はどっちもギルドマスターが強つよで、ブラック企業の仕事量で把握してたけれど、正直実感が沸いてなかったのが正直なところだ。
そんなわけで、ギルドマスターが生き返りさえすれば、出て来てはまずい証拠や証人も、有耶無耶にされる事を希望されている証拠も出てくるかもしれない。
しかし根本のハッピー事件についてはここで終了だと思う。すべてにおいて手際のいい犯人が、ただの土地の為にすごいポカをやりそして犯行を明るみにしている。それは想像に難しい。あって報酬として譲渡したくらいかな? とにかくハーピー事件は、ここで終わりとするとなんのためにあの男が画策したのか? はぁー考えたくない。だから、もう考えず気持ちを切り替える事にする。
目の前には小さくな集落が見えて来た。モクモクと上がる黒い煙、その後ろに山が切り崩され、茶色い地肌の見える地面が、段々畑のように人工的に何層にもなっている。
「ハヤト、村の入り口が見えて来ました」
そう言ったのはフィーナでだ。今日の彼女は汚れてもいいようにあまり見ないスポーティーな恰好をしている。体の線にそったパンツルックだけど、巻きスカートのミニスカート。それもいい最高だ。髪はしっかりまとめ炭鉱での狭いエリアにも邪魔にならないようになっている。うんうん。これは素晴らしい。いつでもうちの彼女は最高だ。僕は腕組みをして数度頷いたのち、頭を切り替える。
「ウンディーネ、幌馬車で待っていてもいいよ? すぐ終わるよね?」
ウンディーネは前回の襲撃事件の事があるので、やって来たが、土の中は汚れそうであり、何より大精霊ノームが居そうな鉱山はやっぱり嫌なようだ。
「呼べま行きますが、待ってます」
「うん、わかった」
幌馬車から降り、いろいろな砂山の横を通りながら、村に入ると子供が一斉にやって来た。
「うぁーぁ」
「物売りだー!」
違う! 、そしてフィーナに抱きつこうとした、不埒な子供はすぐ抱っこし「いや、子供はみんなかわいいな。村長の所に連れて行ってくれないかなあ? 君!」と、誤魔化す。
「えっ、いやだ!?」
少年は、僕を見て元気いっぱいに断った。
「僕は村長にお願いされて、悪いストーンマンを倒しに来たんだ。そして勇気のある君に見込んでお願いしているんだよ!」
「ちっ、仕方ねぇーなぁ、ついて来いよ」
そう少年は、人差し指の付け根で鼻の下をこすりながら言う。昔の子どもか?
「ちょっと待ってて」僕はそう言うと、「きれいな花畑」とワードと共に、少女たちに連れて行かれそうになっているフィーナを助けに向かう。やはり銀色の狐の耳とふさふさなしっぽの可愛い女の子は子どもにも、浪漫を与えてしまうようだ。
「あの、ごめんね。今は無理かな?」って言っているフィーナの手を掴む、少女たちに「お兄さんたちお仕事だから、ごめんね」と言って彼女を救出した。
このまま無策で過ごすと、異世界の幼稚園や、保育園に行くとフィーナがえらい事になってしまう。行事には僕も参加するようにしょう。待てよ、うちの可愛い娘も危険なのでは?
そう考えを巡らせていると、この村でくつろぐためについて来た、うちの大きな娘の大精霊様のウンディーネがいない!? たぶんうちの子より危なっかしい彼女を探さないと!
「ウンディーネ! ウンディーネちゃんどこ行ったの?!」
「主様――! ここ! この子たちが宝物を見せてくれるって――!」
そう言った彼女は結構遠くに3.4才くらいの子どもたちについて行っちゃってる。
「ウンディーネもう行くけど――?」
「大丈夫! 2人の事ならどこに行ってもわかるから!」
そう元気に言っていたウンディーネは、僕らが村長の家で話し始めてすぐに、「主様! フィーナ!?」と言って、扉よ! 壊れろ!! って勢いで、村長の家に入って来きた。
驚き立ち上がった、フィーナの腕にしっかり縋り付く。
「ウンディーネは、虫とか、芋虫とそんなのは、宝物じゃないと思うの!!」
と、半泣きで言っていた。
「ムルカネの家の兄妹ですな、たぶん。誰でも通る道ですな」と、村長はそう言い愉快そうに笑った。
しかしそんな幼少期の思い出はない僕は、少し引いていた……。
☆
肝心のストーンマン、鉱山、空気、高度差、力強さについて、ギルドがまわってない分、未知の要素が多かった。
それは攻略の難しさに直結する。その為、今回は大変苦戦した。
この鉱山では、召喚すると体積が増えるらしい。それはこの地の魔力の貯蓄量がな為起こる事らしい。最悪竪穴のエレベーターをぶっ壊し、召喚獣を召喚しようとしていた作戦が使えなくなった。
それではおびき寄せ、鉱山外に出す作戦も、高度差で時間ロスを考えて無しに。
炎は、空気が魔法でどんな減り方をするのかわからかったので無しに。
こうして出来るだろう作戦のみを絞りこみ、僕らストーンマンの居る鉱山奥深くへ向かった。
僕らは鉱山にぽっかり空いた穴があり、そこへエレベーターが作られている為、そこへと乗り込み下へと降た。
人が落ちない程度の柵は、田んぼの田字に鉄が溶接されている。後は、鉄の枠組みに天井と床をくっけた様な形だ。そんなエレベーターボックスもどきに、最初の心労をおぼえた。僕らはたぶん飛び降りても死なないくらいまで、訓練はしているので大丈夫だろうと諦め最終層まで降りる。迷路の様に伸びた坑道の奥深くに、ストーンマンが3体並んで歩いていた。
まずは1番後ろのストーンマンが、前の2体と離れた時に土の魔法でそいつの後ろに壁を作る。それで2対と遮断する予定だ。
「いきますよ」
「「はい!」」
まず1体目あたりをうかがう、ストーンマンに石を投げて攻撃する。
ドスン、ドスン、ドスンと音を響かせ追いかけて来る。遠い距離だったのでたぶん他の2体は追って来てないと思うが、物凄く不安であり、そんな事考えていられないほど走るのが忙しい。
分かれ道で、潜伏していたフィーナのツタの魔法を、ブチブチブチと千切って尚も、追いかけて来て作戦①失敗!
そして次の分かれ道を通り過ぎた時、分かれ道に潜伏していたぬいぬいとオリエラ、ぬいぬいがまずストーンマンごと、ストーンマン3体分ぐらいの距離の坑道を前後土の魔法で埋め尽くす。
ストーンマンの走る速さを計算に入れる必要があり、瞬時に首の高さまで生き埋めするのは大変、技術を要する。 ストーマンが尚も動ごこうとしている振動で、端の土まで少しポロポロと砂が落ちる。
「行け! 行け! 行け!」
そして3人で集まって、両側から階段を作ってストーンマンの頭の部分の核を探しておおわらわ!
その間もストーンマンは中で暴れようとしているのか、土は僅かに揺れている気配がする。
「あった!」そう言ったオリエラ、頭にあった宝石の様な核を外すと、やっとストーンマンは起動を停止した。
これをその後2回やったのだ。
だから……3体目は、空いた空間から3人を引っ張りだしたのだが……狭い坑道の中の空気たりて本当に良かった。
こうして僕らのギルドクエスト、ストーンマンは終わった。そしてストーンマンの核は、びっくりする値段でギルドが買い取ってくれたのだった。
そう言えば、ウンディーネは村長の家の奥さんにお菓子を出して貰い、ソファですやすやと寝ていた。仕方ないので、ぬいぬいがその恰好のまま、空中に浮かばせて運んだのだが、拝まれるし、子どもが付いて来るしちょっと大変だった。
続く
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