223 / 292
新しい若き王とともに
証拠は無く、謎は残る
しおりを挟む
ガタガタと揺れる担架乗せられ、慎重に運ばれていた。
僕が途中で脱落する自分に嫌気がさして、フィーナの姿を確認した後は、人の顔を見ない様に顔に手を乗せ運ばれる。しかし屋敷から出た時に、手の甲に感じた一粒の雨粒、空を見上げれば、灰色の雲が空いっぱいを覆っていた。それは幌馬車の幌の濁った白色に代わる、でも、僕はあの雨を呼ぶ空の下に居たかった。幌馬車は息が詰まる、視界の端に見える僕らを助けてくれる為に動き回る人々を見ると、そんな事は言ってられず、まな板の鯉の様に覚悟を決めるしかなかった。自分の不用意さの結果の知る準備を。
そしてルナば現れる。いつもの様に淡々として、「怪我の様子が見たいので、出来たら傷の様子を見える様に、次に患者に順位をつけておいてください」
――トリアージ、確か向こうの世界でそう呼ばれていた。今回、ルナは念のため僕らに付いて来てくれたのだが、僕とウッリマリアの怪我の様子を聞き、今回はただ事ではないと判断したのだろう。僕もこの世界で爆弾で、足を怪我するとは思ってみなかった。
彼女の目が僕を捉える、しかしすぐに視線は目の前の人物に戻る。けれどその事より、担架を持つ兵士たち1つ1つのその動きが、傷に響きしんどかった。しかしそれもすぐに終わり、場所が定められたようで僕は床へ移されることになった。
ウッリマリアの、ウッ……ウ……っと苦しそうに声が聞こえる。しかし周りの反応で、僕が来た事がわかったのだろう。少し頭を持ち上げ僕を見た。
「ハヤト、大丈夫なの……か?」
「大丈夫です。貴方とは違い足はしっかりつながっています」
僕は上半身を少し起こし、ウッリマリアに僕がちゃんと見える場所へ移動する。まぁ、相当痛いが仕方ない、彼女を安心させないと大変な状態のまま、やって来る恐れがあるから。
「大丈夫、僕は大丈夫だから」
「そうか……」
そう言って床に頭をつけると、彼女は意識を失った。彼女の名前を呼ぶ声が聞こえる。
「彼女は大事そう?」
「大丈夫にしています。だからハヤトも安心して寝ててください。気がちります」
彼女はそう言って一心不乱に、ウッリマリアの治療をしている。ルナにとっては僕は、ウッリマリアと同じ感じの人間なのかもしれない。えぇ……、僕はそこまで無鉄砲人間でないのだが……。
塗りつけられた麻酔系の、何かのおかげで僕は少し余裕が出て来た。すんごいグロデスクな魔物体液から生成されていても、痛くなくなるのは大歓迎。
髪の毛を全てを帽子に入れた、全身白い衛生兵が僕の傍らに付き 僕の治療を始めてくれる。少しグロデスクな見た目になった足を、魔法の種類は違うだろうが、治療してくれる彼らに敬意を表しつつ、参考にしょうと思い見ていた。
しかし僕の敬意を示す眼差は、誤解を与えたと言うより、単純に邪魔だったようで「気がちるので、見ないでくださいませんか?」と、平坦な口調で言われてしまった。
寝る事も出来ず、魔法の勉強を出来ない僕は、幌の作りをしばらく観察だけしていた。しかしそこへ好みの足が現れ、フィーナの帰りを凄く笑顔で確認しょうとし「動かないでください」と言われるし、恋人はスカートの裾を押さえている。『完璧清純派』と、感慨深く彼女の事を考えたのち、彼女は無事そうで、そっと胸を撫で下ろした。
「どうだった?」
「ハヤトが負傷した扉の先には、当主の遺体かあり首を刃物できりさかれていました」
と、彼女は静かに言った。
「生き返りそう?」
「彼の家族がそう望むなら……」
冒険者は、歴史的に勇者という存在があるから厚く保護されているけれど、普通の人々は生き返えらすには金銭面や宗教的な制約がある。そして死ぬほど痛い思いはのちのち当人を、一人で世界に立たせる事も難しくする。すべてが簡単でなく、難しくややこしい。僕の様に愛のみにすべてをかけて、ぶっとんでいる(自覚はある)人間には便利ではあるが、誠に辛い世の中だ。
「足、治って良かった……」
彼女は急にお仕事モードから、普通のフィーナに戻った様で、僕の手に自分の手をのせてそう言う。僕は彼女に心配かけていた事を反省しつつ、何気なく彼女に返事をする。
「彼の腕がいいからだね。ウッリマリアもルナに任せておけば安心だし、そうみんなに伝えて置いて」
「わかりました」
そう言って僕に重ねていた手を、ひと撫でし「では、また後で」そう言って彼女は、荷馬車から出て言った。
「僕の恋人です」って、自慢したくなり言ったったら、さっきより強い口調で、「黙って!」と言われる。
黙って横になっていると、やっと幸福感がやって来て良かったと思えるのだ。
☆
「勇者さん!……勇者さん起きてください」
僕を呼ぶ声がする……。
「勇者さん、恋人がおみえになってますよ」
「……はい、……あれ?」
まわりを見まわしだが、フィーナはいない。先程の僕の担当の衛生兵が毛布などを片付けいるだけだった。
「勇者さんそろそろ、こちらも撤収します」
白いいでたちに白いマスク。物語では、記号でしかない彼らも、ここでは色鮮やかに生命を持って主張する。多分早く帰ってくださいだな……。
「あっはい。お世話にりなりました」
僕はゆっくり体を起こし、かけてあった毛布を畳むとゆっくりと体を起こし立ち上がる。そして馬車の入り口まてまくると「ありがとうございました」
「いえいえ、なすべき事やっただけです」
そして僕は馬車を降る。正解は、勤勉な衛生兵さんだった。辺りを見回すとウッリマリアが居た。
体を治療されたウッリマリアは、もう元気に他の兵に指示を出している。
「ウッリマリア、もう大丈夫なの? 血が大量に出た時は、ちゃんと寝てないと」
「それはお前のパーティーメンバーに、さっき散々言われたところだ」
「常識だからでしょう」
「わかった。それは心にとめる。それよりさっきは、ありがとう! もう少しで死ぬところだった」
彼女は手をグゥにして、僕の心臓を2回ノックする様な仕草をする。
「これから部屋に入る時はもう少し、慎重にした方がいいよ。で、何かわかった?」
僕の問いに彼女は、少し考える様な仕草をした。
「わかった、と言う程ではないが、不審な男がいたらしい。家から出て来たのを見たわけではないが、その男を呼び止めたのだが、気付かぬそぶりで門を曲がった後、消えたらしい」
「それは怪しいね」
「だが、その男についてわかっているのはそれだけだ。そして当主の部屋についてだが爆発とはべつに燃えた書類がみつかった」
ウッリマリアは僕に期待するように僕の目を見るが、僕のわかる事については彼女もわかるはずだ。だからそこでひらめき的確な助言は、僕出来ない。居たらルイスがやっていただろう。
それだけ、今のところ残された証拠がないようだ。
そこへ、馬に乗った兵士が現れる。
彼は腕がいいのか、無謀なのか馬を僕らの真ん前でとめる。ヒヒィーン 馬の顔が後にそって浮き足だっている。
彼は飛び降りるように降りた。ウッリマリアは少し馬が、可哀想に思ったのか口紐引いている。馬の顔を撫でながら――。
少し抗議する様に「どうしたのだ?」と、言い、彼は……。
「ウッリマリア殿、ギルドマスターの死体が見つかりました」
そう言った。一瞬その場が凍り付くが、こちらもそうなのだから、ギルドマスターもってところだろう。最悪なのが、犯人が相当と手慣れ確定って事だ。
「そっちもか……」
「こちらも?」
「 そうだ……。当主の死体が見つかった」
「そうなんですか、こちらではすぐに掘り出してみたのですが、腐敗が酷く……」
「まて、最近私は、ギルドマスターを見たぞ?!」
そこで、僕らな空気が変わる。ただのハッピーの事件から飛んでない事件へと事は変わろうとしているのか?
続く
僕が途中で脱落する自分に嫌気がさして、フィーナの姿を確認した後は、人の顔を見ない様に顔に手を乗せ運ばれる。しかし屋敷から出た時に、手の甲に感じた一粒の雨粒、空を見上げれば、灰色の雲が空いっぱいを覆っていた。それは幌馬車の幌の濁った白色に代わる、でも、僕はあの雨を呼ぶ空の下に居たかった。幌馬車は息が詰まる、視界の端に見える僕らを助けてくれる為に動き回る人々を見ると、そんな事は言ってられず、まな板の鯉の様に覚悟を決めるしかなかった。自分の不用意さの結果の知る準備を。
そしてルナば現れる。いつもの様に淡々として、「怪我の様子が見たいので、出来たら傷の様子を見える様に、次に患者に順位をつけておいてください」
――トリアージ、確か向こうの世界でそう呼ばれていた。今回、ルナは念のため僕らに付いて来てくれたのだが、僕とウッリマリアの怪我の様子を聞き、今回はただ事ではないと判断したのだろう。僕もこの世界で爆弾で、足を怪我するとは思ってみなかった。
彼女の目が僕を捉える、しかしすぐに視線は目の前の人物に戻る。けれどその事より、担架を持つ兵士たち1つ1つのその動きが、傷に響きしんどかった。しかしそれもすぐに終わり、場所が定められたようで僕は床へ移されることになった。
ウッリマリアの、ウッ……ウ……っと苦しそうに声が聞こえる。しかし周りの反応で、僕が来た事がわかったのだろう。少し頭を持ち上げ僕を見た。
「ハヤト、大丈夫なの……か?」
「大丈夫です。貴方とは違い足はしっかりつながっています」
僕は上半身を少し起こし、ウッリマリアに僕がちゃんと見える場所へ移動する。まぁ、相当痛いが仕方ない、彼女を安心させないと大変な状態のまま、やって来る恐れがあるから。
「大丈夫、僕は大丈夫だから」
「そうか……」
そう言って床に頭をつけると、彼女は意識を失った。彼女の名前を呼ぶ声が聞こえる。
「彼女は大事そう?」
「大丈夫にしています。だからハヤトも安心して寝ててください。気がちります」
彼女はそう言って一心不乱に、ウッリマリアの治療をしている。ルナにとっては僕は、ウッリマリアと同じ感じの人間なのかもしれない。えぇ……、僕はそこまで無鉄砲人間でないのだが……。
塗りつけられた麻酔系の、何かのおかげで僕は少し余裕が出て来た。すんごいグロデスクな魔物体液から生成されていても、痛くなくなるのは大歓迎。
髪の毛を全てを帽子に入れた、全身白い衛生兵が僕の傍らに付き 僕の治療を始めてくれる。少しグロデスクな見た目になった足を、魔法の種類は違うだろうが、治療してくれる彼らに敬意を表しつつ、参考にしょうと思い見ていた。
しかし僕の敬意を示す眼差は、誤解を与えたと言うより、単純に邪魔だったようで「気がちるので、見ないでくださいませんか?」と、平坦な口調で言われてしまった。
寝る事も出来ず、魔法の勉強を出来ない僕は、幌の作りをしばらく観察だけしていた。しかしそこへ好みの足が現れ、フィーナの帰りを凄く笑顔で確認しょうとし「動かないでください」と言われるし、恋人はスカートの裾を押さえている。『完璧清純派』と、感慨深く彼女の事を考えたのち、彼女は無事そうで、そっと胸を撫で下ろした。
「どうだった?」
「ハヤトが負傷した扉の先には、当主の遺体かあり首を刃物できりさかれていました」
と、彼女は静かに言った。
「生き返りそう?」
「彼の家族がそう望むなら……」
冒険者は、歴史的に勇者という存在があるから厚く保護されているけれど、普通の人々は生き返えらすには金銭面や宗教的な制約がある。そして死ぬほど痛い思いはのちのち当人を、一人で世界に立たせる事も難しくする。すべてが簡単でなく、難しくややこしい。僕の様に愛のみにすべてをかけて、ぶっとんでいる(自覚はある)人間には便利ではあるが、誠に辛い世の中だ。
「足、治って良かった……」
彼女は急にお仕事モードから、普通のフィーナに戻った様で、僕の手に自分の手をのせてそう言う。僕は彼女に心配かけていた事を反省しつつ、何気なく彼女に返事をする。
「彼の腕がいいからだね。ウッリマリアもルナに任せておけば安心だし、そうみんなに伝えて置いて」
「わかりました」
そう言って僕に重ねていた手を、ひと撫でし「では、また後で」そう言って彼女は、荷馬車から出て言った。
「僕の恋人です」って、自慢したくなり言ったったら、さっきより強い口調で、「黙って!」と言われる。
黙って横になっていると、やっと幸福感がやって来て良かったと思えるのだ。
☆
「勇者さん!……勇者さん起きてください」
僕を呼ぶ声がする……。
「勇者さん、恋人がおみえになってますよ」
「……はい、……あれ?」
まわりを見まわしだが、フィーナはいない。先程の僕の担当の衛生兵が毛布などを片付けいるだけだった。
「勇者さんそろそろ、こちらも撤収します」
白いいでたちに白いマスク。物語では、記号でしかない彼らも、ここでは色鮮やかに生命を持って主張する。多分早く帰ってくださいだな……。
「あっはい。お世話にりなりました」
僕はゆっくり体を起こし、かけてあった毛布を畳むとゆっくりと体を起こし立ち上がる。そして馬車の入り口まてまくると「ありがとうございました」
「いえいえ、なすべき事やっただけです」
そして僕は馬車を降る。正解は、勤勉な衛生兵さんだった。辺りを見回すとウッリマリアが居た。
体を治療されたウッリマリアは、もう元気に他の兵に指示を出している。
「ウッリマリア、もう大丈夫なの? 血が大量に出た時は、ちゃんと寝てないと」
「それはお前のパーティーメンバーに、さっき散々言われたところだ」
「常識だからでしょう」
「わかった。それは心にとめる。それよりさっきは、ありがとう! もう少しで死ぬところだった」
彼女は手をグゥにして、僕の心臓を2回ノックする様な仕草をする。
「これから部屋に入る時はもう少し、慎重にした方がいいよ。で、何かわかった?」
僕の問いに彼女は、少し考える様な仕草をした。
「わかった、と言う程ではないが、不審な男がいたらしい。家から出て来たのを見たわけではないが、その男を呼び止めたのだが、気付かぬそぶりで門を曲がった後、消えたらしい」
「それは怪しいね」
「だが、その男についてわかっているのはそれだけだ。そして当主の部屋についてだが爆発とはべつに燃えた書類がみつかった」
ウッリマリアは僕に期待するように僕の目を見るが、僕のわかる事については彼女もわかるはずだ。だからそこでひらめき的確な助言は、僕出来ない。居たらルイスがやっていただろう。
それだけ、今のところ残された証拠がないようだ。
そこへ、馬に乗った兵士が現れる。
彼は腕がいいのか、無謀なのか馬を僕らの真ん前でとめる。ヒヒィーン 馬の顔が後にそって浮き足だっている。
彼は飛び降りるように降りた。ウッリマリアは少し馬が、可哀想に思ったのか口紐引いている。馬の顔を撫でながら――。
少し抗議する様に「どうしたのだ?」と、言い、彼は……。
「ウッリマリア殿、ギルドマスターの死体が見つかりました」
そう言った。一瞬その場が凍り付くが、こちらもそうなのだから、ギルドマスターもってところだろう。最悪なのが、犯人が相当と手慣れ確定って事だ。
「そっちもか……」
「こちらも?」
「 そうだ……。当主の死体が見つかった」
「そうなんですか、こちらではすぐに掘り出してみたのですが、腐敗が酷く……」
「まて、最近私は、ギルドマスターを見たぞ?!」
そこで、僕らな空気が変わる。ただのハッピーの事件から飛んでない事件へと事は変わろうとしているのか?
続く
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
「お前の戦い方は地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん、その正体は大陸を震撼させた伝説の暗殺者。
夏見ナイ
ファンタジー
「地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん冒険者アラン(40)。彼はこれを機に、血塗られた過去を捨てて辺境の村で静かに暮らすことを決意する。その正体は、10年前に姿を消した伝説の暗殺者“神の影”。
もう戦いはこりごりなのだが、体に染みついた暗殺術が無意識に発動。気配だけでチンピラを黙らせ、小石で魔物を一撃で仕留める姿が「神業」だと勘違いされ、噂が噂を呼ぶ。
純粋な少女には師匠と慕われ、元騎士には神と崇められ、挙句の果てには王女や諸国の密偵まで押しかけてくる始末。本人は畑仕事に精を出したいだけなのに、彼の周りでは勝手に伝説が更新されていく!
最強の元暗殺者による、勘違いスローライフファンタジー、開幕!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる