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2章 DT、先生になる
幕間 舞台の袖で
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時は遡り、大会のお昼休みの時間、王都の冒険者ギルドのある一室で2人の男が向かい合っていた。
一人は、老獪な雰囲気を漂わせる老人で、もう一人は年若く見えるエルフの男性であった。
エルフの男性はソファーに深く座り寛ぐように座るが、正面の老人は緊張を隠せない表情で落ち着かない。
どう見ても、エルフの男性のほうが若造に見えるが、反応が逆であるのが自然に見えるはずだが、この場の空気はそれを裏切っていた。
「で、今日、こられた御用件を窺おうか?」
老人は、場の空気を変えようと強気な態度で出てくるが、エルフの男性は、魚の死んだような活力を感じない目を向けながら微笑む。
「おやおや、たかが、30年、その席に座ってるだけで大きい口を聞くようになったのですね、鼻たれ小僧?」
エルフの男性にそう言われた老人は悔しそうに顔を歪める。
「いつまでも、小僧呼ばわりは止めて貰おう! こちらも暇ではないのだから、さっさと用件を言え」
「ふっふふ、そうですね、私も暇があっても貴方のくだらない顔など見にきません」
そういうエルフの男性の言葉にコメカミに血管を浮かび上がらせるが、老人は一呼吸吐く事で耐える。
「では、用件を伝えましょう。用件は2つ、1つは、今、貴方達がやろうとしている事務長を更迭するだけの、その場しのぎの処置をお止めなさい」
「何故、それを知っているかは聞くだけ無駄でしょうから聞きませんが、それはこちらが決める事、口出し……」
反論する老人にエルフの男性は被せてくる。
「それでは、こちらが困るのですよ。失いたくない人物の信頼を手放すような行為を放置しておく訳にはいかない」
「それはどういう意味で、誰の事を言っておられる」
老人は、クレーマーの目の前にしたようなイヤそうな顔をしながら聞き返してくる。
エルフの男性は、シレッとした顔で気付いてないように振る舞って答える。
「貴方が出る杭を打つ為に、ダンガから呼び出した冒険者にですよ」
エルフの男性の言葉に、思わずといった風に眉をピクッとさせる。さすが、老人も年を経た人物なだけあって、それ以上の反応を見せないのを見て、エルフの男性は笑みを深める。
「正直、貴方に打てる杭ではありませんので、そちらはどうでも良かったのですが、あの人がどういう行動に出るか興味があって久しぶりに王都にきたら、なかなか愉快な事になってるではありませんか」
エルフの男性は、楽しそうに笑う。だが、すぐに真顔をになると身を乗り出して老人にトーンを下げた声で話しかける。
「あの人は、お前の手に負えない。下手に周りで調子乗ってると食い散らかされるぞ?」
老人は、エルフの男性の言葉と視線に圧されて、顔を青くしながら暑くもないのにダラダラと汗を流す。
だが、負けじと踏ん張り言い返してくる。
「ふん、たかが、一冒険者に何を恐れる。アンタも耄碌したんじゃないか?」
「ふっふふ、そう思うなら、一度、その冒険者を見てくるといい。それでも意見が変わらないなら耄碌してるのは、お前だ」
エルフの男性の圧力が増し、老人は怯むように仰け反る。
「そして、2つ目だ。彼を敵に廻すという事は、私を敵に廻すという事だ、という事を覚えておくように」
「それは、エルダーエルフの1人である貴方を敵に廻すという意味ですか?」
体が震えるのを隠せず、ついに敬語になる老人を見て、エルフの男性は笑みを浮かべたまま頷いてくる。
「じゃ、どうすれば……良いと言われるのですか!」
老人の言葉を無視するように、エルフの男性はソファーから立ち上がり、扉のほうに歩いていき、再び、老人が呼び止める声を聞いて途中で止まる。
振り返って老人を見つめて口を開く。
「では、1つ、例を授けましょう。準決勝が始まるまで、被害を最小限になるように努めなさい。そうしたら、きっと彼は動く。動いた彼の周辺を見て、阻害するような行動をせずに見守りなさい。事後処理は、彼からの要望を最大限汲み取るようにすれば上手くいきます」
そう言うとエルフの男性は、「上手くいく事を祈ってますよ」と伝えると扉から出て行った。
私しかいない廊下を歩きながら彼に出会った時の事を思い出す。
初めて会った日は今から1カ月以上前になる。
どことなく普通とは違う彼を見て、驚いた。
私は、相手の能力を見る力がある。それで彼の能力を覗いた時、神からのギフトを複数持っていたのである。
色々、探りを入れながら会話をして世界の常識には疎いと感じるのに頭は決して悪くはなく、カン良く、場馴れもしてそうというバランスのおかしさに目を見張る。
だが、その性根は、善、と言い切れる気持ちの良い彼に興味を持った。
私が、誰かに興味を覚えた最後は、いつの頃かは思い出せない。
少なくとも数百年の間にはなかったと思う。
それから、2週間近く経った頃、彼のステータスに大きな変化が現れた。
神からのギフトが封印されていたのである。
その代わり、あらゆる武器のスキルの1があった。
何が起こったのか、そう、興味津々で経過を見守っていると武器スキルが凄い勢いで上がり、1週間で全て5になる。
それだけで終わらず、縮地などの1つでもあれば達人と呼ばれる存在になりそうなアビリティが数えるのも面倒に思えるほど発現していた。
神からのギフトが封印されて困った様子はなく、毎日、楽しそうにしているところから封印されたとは考えられない。
むしろ、自分から封印したのではないだろうかと思った瞬間、私は彼らしいと何故か思えた。
神からのギフトを得るような彼は、おそらく、この世界の住人ではないだろう。
その彼は、何を成す為にこの世界に来たのか、生きるのも退屈な私は傍観者として眺めたい。
だから、彼に降りかかる試練は歓迎するが、信頼を失う出来事は全力で阻止するという強い思いから久しぶりに王都の冒険者ギルドへやってきた。
「まあ、あれだけ脅したから小僧も警戒して対応するでしょう」
老人の先程の困った顔を思い出し、クスリ、と笑う。
「後の事は、彼に任せておきましょう。最後まで見てから帰りたいところですが、ここで彼に見つかるのは面白くない事になりかねないですから帰る事にしましょう」
うんうん、と頷くとエルフの男性は、冒険者ギルドを出ると自分が手配した馬車の下に行く。
「そうそう、ユリア嬢もしたと言っていた……冒険者指名も早くする事にしましょう。誰かにされては困りものですからね」
そう微笑む顔は、帰って誰かがしていたら、お話し合いで気分良く譲って貰うと言っていた。
馬車に乗り込むと御者に「出してください」と伝え、出発する。
馬車の窓から大会が行われてるだろうと思われる方向を見て呟く。
「楽しいお土産話を期待してますよ。またダンガの冒険者ギルドで会いましょう、ユウイチ様」
エルフの男性を載せた馬車は、ダンガを目指して走り続けた。
一人は、老獪な雰囲気を漂わせる老人で、もう一人は年若く見えるエルフの男性であった。
エルフの男性はソファーに深く座り寛ぐように座るが、正面の老人は緊張を隠せない表情で落ち着かない。
どう見ても、エルフの男性のほうが若造に見えるが、反応が逆であるのが自然に見えるはずだが、この場の空気はそれを裏切っていた。
「で、今日、こられた御用件を窺おうか?」
老人は、場の空気を変えようと強気な態度で出てくるが、エルフの男性は、魚の死んだような活力を感じない目を向けながら微笑む。
「おやおや、たかが、30年、その席に座ってるだけで大きい口を聞くようになったのですね、鼻たれ小僧?」
エルフの男性にそう言われた老人は悔しそうに顔を歪める。
「いつまでも、小僧呼ばわりは止めて貰おう! こちらも暇ではないのだから、さっさと用件を言え」
「ふっふふ、そうですね、私も暇があっても貴方のくだらない顔など見にきません」
そういうエルフの男性の言葉にコメカミに血管を浮かび上がらせるが、老人は一呼吸吐く事で耐える。
「では、用件を伝えましょう。用件は2つ、1つは、今、貴方達がやろうとしている事務長を更迭するだけの、その場しのぎの処置をお止めなさい」
「何故、それを知っているかは聞くだけ無駄でしょうから聞きませんが、それはこちらが決める事、口出し……」
反論する老人にエルフの男性は被せてくる。
「それでは、こちらが困るのですよ。失いたくない人物の信頼を手放すような行為を放置しておく訳にはいかない」
「それはどういう意味で、誰の事を言っておられる」
老人は、クレーマーの目の前にしたようなイヤそうな顔をしながら聞き返してくる。
エルフの男性は、シレッとした顔で気付いてないように振る舞って答える。
「貴方が出る杭を打つ為に、ダンガから呼び出した冒険者にですよ」
エルフの男性の言葉に、思わずといった風に眉をピクッとさせる。さすが、老人も年を経た人物なだけあって、それ以上の反応を見せないのを見て、エルフの男性は笑みを深める。
「正直、貴方に打てる杭ではありませんので、そちらはどうでも良かったのですが、あの人がどういう行動に出るか興味があって久しぶりに王都にきたら、なかなか愉快な事になってるではありませんか」
エルフの男性は、楽しそうに笑う。だが、すぐに真顔をになると身を乗り出して老人にトーンを下げた声で話しかける。
「あの人は、お前の手に負えない。下手に周りで調子乗ってると食い散らかされるぞ?」
老人は、エルフの男性の言葉と視線に圧されて、顔を青くしながら暑くもないのにダラダラと汗を流す。
だが、負けじと踏ん張り言い返してくる。
「ふん、たかが、一冒険者に何を恐れる。アンタも耄碌したんじゃないか?」
「ふっふふ、そう思うなら、一度、その冒険者を見てくるといい。それでも意見が変わらないなら耄碌してるのは、お前だ」
エルフの男性の圧力が増し、老人は怯むように仰け反る。
「そして、2つ目だ。彼を敵に廻すという事は、私を敵に廻すという事だ、という事を覚えておくように」
「それは、エルダーエルフの1人である貴方を敵に廻すという意味ですか?」
体が震えるのを隠せず、ついに敬語になる老人を見て、エルフの男性は笑みを浮かべたまま頷いてくる。
「じゃ、どうすれば……良いと言われるのですか!」
老人の言葉を無視するように、エルフの男性はソファーから立ち上がり、扉のほうに歩いていき、再び、老人が呼び止める声を聞いて途中で止まる。
振り返って老人を見つめて口を開く。
「では、1つ、例を授けましょう。準決勝が始まるまで、被害を最小限になるように努めなさい。そうしたら、きっと彼は動く。動いた彼の周辺を見て、阻害するような行動をせずに見守りなさい。事後処理は、彼からの要望を最大限汲み取るようにすれば上手くいきます」
そう言うとエルフの男性は、「上手くいく事を祈ってますよ」と伝えると扉から出て行った。
私しかいない廊下を歩きながら彼に出会った時の事を思い出す。
初めて会った日は今から1カ月以上前になる。
どことなく普通とは違う彼を見て、驚いた。
私は、相手の能力を見る力がある。それで彼の能力を覗いた時、神からのギフトを複数持っていたのである。
色々、探りを入れながら会話をして世界の常識には疎いと感じるのに頭は決して悪くはなく、カン良く、場馴れもしてそうというバランスのおかしさに目を見張る。
だが、その性根は、善、と言い切れる気持ちの良い彼に興味を持った。
私が、誰かに興味を覚えた最後は、いつの頃かは思い出せない。
少なくとも数百年の間にはなかったと思う。
それから、2週間近く経った頃、彼のステータスに大きな変化が現れた。
神からのギフトが封印されていたのである。
その代わり、あらゆる武器のスキルの1があった。
何が起こったのか、そう、興味津々で経過を見守っていると武器スキルが凄い勢いで上がり、1週間で全て5になる。
それだけで終わらず、縮地などの1つでもあれば達人と呼ばれる存在になりそうなアビリティが数えるのも面倒に思えるほど発現していた。
神からのギフトが封印されて困った様子はなく、毎日、楽しそうにしているところから封印されたとは考えられない。
むしろ、自分から封印したのではないだろうかと思った瞬間、私は彼らしいと何故か思えた。
神からのギフトを得るような彼は、おそらく、この世界の住人ではないだろう。
その彼は、何を成す為にこの世界に来たのか、生きるのも退屈な私は傍観者として眺めたい。
だから、彼に降りかかる試練は歓迎するが、信頼を失う出来事は全力で阻止するという強い思いから久しぶりに王都の冒険者ギルドへやってきた。
「まあ、あれだけ脅したから小僧も警戒して対応するでしょう」
老人の先程の困った顔を思い出し、クスリ、と笑う。
「後の事は、彼に任せておきましょう。最後まで見てから帰りたいところですが、ここで彼に見つかるのは面白くない事になりかねないですから帰る事にしましょう」
うんうん、と頷くとエルフの男性は、冒険者ギルドを出ると自分が手配した馬車の下に行く。
「そうそう、ユリア嬢もしたと言っていた……冒険者指名も早くする事にしましょう。誰かにされては困りものですからね」
そう微笑む顔は、帰って誰かがしていたら、お話し合いで気分良く譲って貰うと言っていた。
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