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6章 誘う、森の民が住まう大樹へ
116話 姫と王女は似て非なるモノ
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俺は途方に暮れていた。
ルナも途方に……いや、目の前を過った蝶々に心を奪われていた。
お願い、せめて同じレベルで困ってくれないか、ルナ?
どうしたらいいのやらと目の前のエルフの少女、ティテレーネを眺めていると美紅が俺達と合流する。
「トオル君、その子、そして後ろの人が残された方達ですか?」
「まあ、そうらしいんだが……ん、美紅、どうかしたか? 何か様子が……」
俺がそう言って美紅を見つめると俺から目を逸らされる。
あれぇ? 何かいつもと違う気がするんだが……
美紅にどこか調子が悪いのかと問おうとしたらティテレーネに右手を両手で包むように取られる。
「トール様と仰るんですね?」
正面を向くと嬉しそうにしたティテレーネが笑みを弾けさせて見上げてきていた。
俺はそういえば名乗りをしてなかったと思い、悪い、と言おうとしたが怒り心頭の様子のミザリーに俺とティテレーネの間に入って怒鳴ってくる。
「姫に先に名乗りをさせただけでなく、ちゃんとした紹介もしないとは何事か!」
「わりぃ、わりぃ……えっ? 姫?」
ミザリーの言葉に驚いたのは俺だけでなくルナといつもの調子でない美紅も驚いたようでティテレーネを見つめた。
姫? 確かに可愛い子ではあるからミザリーの中の設定の姫とか?
姫がこんなところにいるのもおかしいし、そのうえ初めて出会った相手である俺に跪く子だから不思議ちゃんと言われたほうが納得がいく。
そう思って見ていると少し怒った様子のティテレーネが前を塞ぐようにするミザリーを体全体を使って押し退けようとするが動かす事が出来ない。
だが、多少は空気を読んだらしいミザリーが自分から押された方向に体を避けるとティテレーネが俺とミザリーの間に割って入る。
「トール様に非は一切ありません。気が焦って自己紹介が疎かになりました。私はエルフ国、第一王女ティテレーネと申します」
「えっ? 本当にお姫様なの!?」
俺より先にびっくりして声を出したルナがティテレーネを覗き込むようにして「初めてお姫様を見たの!」と言って驚く。
それを見ていた俺と美紅が微妙そうな顔をしてルナの後頭部を見つめる。
じゃ、お前にとってクリミア王女はお姫様じゃなかったのかよ?
まあ、確かにお姫様と言われると俺の中でも小さな女の子というイメージがあるけどな……
見た目が良くても18歳を魔法少女と言われるとちょっと微妙な気分になるし、20歳とか言われたら……というのと一緒なんだろうなと思う俺は納得する。
「確かに失礼したみたいだ。気を悪くしてたら許してくれないか?」
俺が頭を下げながら困ったように頭を掻くとミザリーが俺を指差して「許されん!」と更に文句言おうとするのをティテレーネが邪魔する。
「貴方は相変わらず話を聞かない人ですね? 私は言ったはずです。この方がユグドラシルの使者だと……王女とどちらが格上か分からないのですか?」
「え、姫様は『宣託の巫女』でもあられ……あっ、申し訳ありません」
何かに気付いたような顔をしたミザリーが慌てて土下座をするのを横目に見つつ、困った顔をした俺達3人は顔を見合わせる。
「もしかしたら聞いたら駄目な話だったか? 必要なら他言はしないと約束するけど?」
「いえいえ! トール様には是非、聞いて欲しい話なのです。勿論、無駄に吹聴して欲しい話ではありませんが……」
俺はてっきりミザリーが言ってはならないキーワード『宣託の巫女』というのをお洩らししたのかと思ったがどうやらそういう意味ではなかったようだ。
聞いて欲しいとまで言われている事だから先程から疑問に思ってた内容を含めて質問する事にする。
「じゃ、早速聞くけどユグドラシルの使者って何? まったく心当たりがないから人違いなんじゃないかな~と思うんだが?」
「その通りだ。姫様が生涯で一度するミスが今回だと私は思っている」
また割り込んできたミザリーにさすがに俺も「またか……」と言ってしまう。
再び、ティテレーネに押しやられるかと思われたが今度は踏ん張ると俺を睨むようにして言ってくる。
「ユグドラシルの使者が女の胸をふしだらに揉みしごいたりしない!」
「クッ! なんも言えねぇ!」
呻く俺だが「でも良いオッパイでした!」と叫ぼうとしたが背後から殺気だけで俺を殺せるような視線が貫いたので言葉を飲み込む。
さあ~て、俺は明日の陽を拝めるか!?
恐怖を紛らわせるようにおちゃらける事で鼓舞する。どっちに跳べば俺は助かるかとカンに頼ろうとするがどっちに跳んでもデッドエンドと訴えられる。
右に跳んだら青い瞳のヤツにやられ、左に跳べば赤い瞳のヤツにやられるだけだと訴えられ、泣きそうになるのに必死に耐える。
「トール様、貴方は間違いなくユグドラシルの使者で間違いありません! 何故なら……」
ティテレーネが必死な声音でそう言ってくるとバキッという音が遠くから聞こえる。
小屋から飛び出して外を見て顔を強張らせた美紅が俺に言ってくる。
「トオル君、もう城壁が持ちません!」
「時間切れか……お姫さん、続きは一旦クラウドで……」
「駄目です。今、トール様がクラウドに戻れば大変な事になります!」
声を張り上げるティテレーネにビックリした俺が目を丸くするのに申し訳なさそうにして簡潔に説明してくれた。
先程の黒装束は俺達の見立て通りでエコ帝国の暗部で間違いないようだ。
あの黒装束達の目的がティテレーネで間違いないらしく、俺がティテレーネと接触している情報は持ち帰られていると言われ、あの場にいた7人が全員じゃない可能性に気付かされる。
そんな状態の俺がクラウドにティテレーネを連れて、連れなくとも帰ってきた俺を拘束するだけの為に俺と接点がある者達を人質にするぐらいはすると真顔のティテレーネに言われた。
くそう、ダンさんなら自分の身ぐらいは守れるだろうけど……あ、駄目だ。身重なペイさんを人質に取られる可能性が……身内で無事に済みそうなのはミランダぐらいしか思い付かない……なんとなく。
どうしたらいい? と俺が悩んでいるとティテレーネが俺の手を掴んで見上げる。
「是非、我が国、エルフ国にいらっしゃってください。トール様に会って頂きたい、我等、エルフが神と崇めるユグドラシルに……」
「徹ぅ! 本当に城壁が限界なの!」
うし、腹を括るか!
俺はティテレーネと目線を合わせて笑みを浮かべるとビックリした様子を見せるティテレーネを抱え上げる。
いきなりの事だったから驚いたらしいティテレーネが可愛らしい短い悲鳴を上げる。
城壁に固まるモンスターの中を突っ切るのにティテレーネを走らせるのは色んな意味で得策ではない。
俺が抱えて走った方が速いと言わずにティテレーネにウィンクして笑う。
「俺は方向音痴なんだ。エルフ国までの道案内を頼めるか、お姫さん?」
「はいっ! お任せください……後、私の事はティティとお呼びください」
俺がした事を怒ろうとしてたらしいミザリーが頬を朱色に染めるティテレーネが見上げて愛称で呼んで欲しいと告げた事を聞いて絶句する。
ティテレーネが俺の胸に顔を埋めるように身を小さくするようにするのを包むように抱き抱える。
「絶対に怪我一つさせたりしないからな?」
「……はい、お願いします」
どこか嬉しそうな響きをさせる返事に首を傾げるが後ろからルナと美紅が急かす声に押される。
正面でやっと驚きから復帰したミザリーに「行くぞ!」と言う。
「分かっている。後で話があるから逃げるなよ?」
「俺は逃げない。今までオッパイから逃げた事は一度たりとない!」
「オッパイじゃない! 私はミザリーだ!」
顔を真っ赤にしたミザリーに追われて小屋から飛び出した俺はチクリと胸に痛みを感じる。
胸に抱くティテレーネに俺は話しかける。
「今、何かしたか?」
「いえ、何もしておりません」
気のせいかと自分を納得させると俺は先行するルナと美紅を追ってミザリーとエルフ国がある方向の城門を目指して走り出した。
ルナも途方に……いや、目の前を過った蝶々に心を奪われていた。
お願い、せめて同じレベルで困ってくれないか、ルナ?
どうしたらいいのやらと目の前のエルフの少女、ティテレーネを眺めていると美紅が俺達と合流する。
「トオル君、その子、そして後ろの人が残された方達ですか?」
「まあ、そうらしいんだが……ん、美紅、どうかしたか? 何か様子が……」
俺がそう言って美紅を見つめると俺から目を逸らされる。
あれぇ? 何かいつもと違う気がするんだが……
美紅にどこか調子が悪いのかと問おうとしたらティテレーネに右手を両手で包むように取られる。
「トール様と仰るんですね?」
正面を向くと嬉しそうにしたティテレーネが笑みを弾けさせて見上げてきていた。
俺はそういえば名乗りをしてなかったと思い、悪い、と言おうとしたが怒り心頭の様子のミザリーに俺とティテレーネの間に入って怒鳴ってくる。
「姫に先に名乗りをさせただけでなく、ちゃんとした紹介もしないとは何事か!」
「わりぃ、わりぃ……えっ? 姫?」
ミザリーの言葉に驚いたのは俺だけでなくルナといつもの調子でない美紅も驚いたようでティテレーネを見つめた。
姫? 確かに可愛い子ではあるからミザリーの中の設定の姫とか?
姫がこんなところにいるのもおかしいし、そのうえ初めて出会った相手である俺に跪く子だから不思議ちゃんと言われたほうが納得がいく。
そう思って見ていると少し怒った様子のティテレーネが前を塞ぐようにするミザリーを体全体を使って押し退けようとするが動かす事が出来ない。
だが、多少は空気を読んだらしいミザリーが自分から押された方向に体を避けるとティテレーネが俺とミザリーの間に割って入る。
「トール様に非は一切ありません。気が焦って自己紹介が疎かになりました。私はエルフ国、第一王女ティテレーネと申します」
「えっ? 本当にお姫様なの!?」
俺より先にびっくりして声を出したルナがティテレーネを覗き込むようにして「初めてお姫様を見たの!」と言って驚く。
それを見ていた俺と美紅が微妙そうな顔をしてルナの後頭部を見つめる。
じゃ、お前にとってクリミア王女はお姫様じゃなかったのかよ?
まあ、確かにお姫様と言われると俺の中でも小さな女の子というイメージがあるけどな……
見た目が良くても18歳を魔法少女と言われるとちょっと微妙な気分になるし、20歳とか言われたら……というのと一緒なんだろうなと思う俺は納得する。
「確かに失礼したみたいだ。気を悪くしてたら許してくれないか?」
俺が頭を下げながら困ったように頭を掻くとミザリーが俺を指差して「許されん!」と更に文句言おうとするのをティテレーネが邪魔する。
「貴方は相変わらず話を聞かない人ですね? 私は言ったはずです。この方がユグドラシルの使者だと……王女とどちらが格上か分からないのですか?」
「え、姫様は『宣託の巫女』でもあられ……あっ、申し訳ありません」
何かに気付いたような顔をしたミザリーが慌てて土下座をするのを横目に見つつ、困った顔をした俺達3人は顔を見合わせる。
「もしかしたら聞いたら駄目な話だったか? 必要なら他言はしないと約束するけど?」
「いえいえ! トール様には是非、聞いて欲しい話なのです。勿論、無駄に吹聴して欲しい話ではありませんが……」
俺はてっきりミザリーが言ってはならないキーワード『宣託の巫女』というのをお洩らししたのかと思ったがどうやらそういう意味ではなかったようだ。
聞いて欲しいとまで言われている事だから先程から疑問に思ってた内容を含めて質問する事にする。
「じゃ、早速聞くけどユグドラシルの使者って何? まったく心当たりがないから人違いなんじゃないかな~と思うんだが?」
「その通りだ。姫様が生涯で一度するミスが今回だと私は思っている」
また割り込んできたミザリーにさすがに俺も「またか……」と言ってしまう。
再び、ティテレーネに押しやられるかと思われたが今度は踏ん張ると俺を睨むようにして言ってくる。
「ユグドラシルの使者が女の胸をふしだらに揉みしごいたりしない!」
「クッ! なんも言えねぇ!」
呻く俺だが「でも良いオッパイでした!」と叫ぼうとしたが背後から殺気だけで俺を殺せるような視線が貫いたので言葉を飲み込む。
さあ~て、俺は明日の陽を拝めるか!?
恐怖を紛らわせるようにおちゃらける事で鼓舞する。どっちに跳べば俺は助かるかとカンに頼ろうとするがどっちに跳んでもデッドエンドと訴えられる。
右に跳んだら青い瞳のヤツにやられ、左に跳べば赤い瞳のヤツにやられるだけだと訴えられ、泣きそうになるのに必死に耐える。
「トール様、貴方は間違いなくユグドラシルの使者で間違いありません! 何故なら……」
ティテレーネが必死な声音でそう言ってくるとバキッという音が遠くから聞こえる。
小屋から飛び出して外を見て顔を強張らせた美紅が俺に言ってくる。
「トオル君、もう城壁が持ちません!」
「時間切れか……お姫さん、続きは一旦クラウドで……」
「駄目です。今、トール様がクラウドに戻れば大変な事になります!」
声を張り上げるティテレーネにビックリした俺が目を丸くするのに申し訳なさそうにして簡潔に説明してくれた。
先程の黒装束は俺達の見立て通りでエコ帝国の暗部で間違いないようだ。
あの黒装束達の目的がティテレーネで間違いないらしく、俺がティテレーネと接触している情報は持ち帰られていると言われ、あの場にいた7人が全員じゃない可能性に気付かされる。
そんな状態の俺がクラウドにティテレーネを連れて、連れなくとも帰ってきた俺を拘束するだけの為に俺と接点がある者達を人質にするぐらいはすると真顔のティテレーネに言われた。
くそう、ダンさんなら自分の身ぐらいは守れるだろうけど……あ、駄目だ。身重なペイさんを人質に取られる可能性が……身内で無事に済みそうなのはミランダぐらいしか思い付かない……なんとなく。
どうしたらいい? と俺が悩んでいるとティテレーネが俺の手を掴んで見上げる。
「是非、我が国、エルフ国にいらっしゃってください。トール様に会って頂きたい、我等、エルフが神と崇めるユグドラシルに……」
「徹ぅ! 本当に城壁が限界なの!」
うし、腹を括るか!
俺はティテレーネと目線を合わせて笑みを浮かべるとビックリした様子を見せるティテレーネを抱え上げる。
いきなりの事だったから驚いたらしいティテレーネが可愛らしい短い悲鳴を上げる。
城壁に固まるモンスターの中を突っ切るのにティテレーネを走らせるのは色んな意味で得策ではない。
俺が抱えて走った方が速いと言わずにティテレーネにウィンクして笑う。
「俺は方向音痴なんだ。エルフ国までの道案内を頼めるか、お姫さん?」
「はいっ! お任せください……後、私の事はティティとお呼びください」
俺がした事を怒ろうとしてたらしいミザリーが頬を朱色に染めるティテレーネが見上げて愛称で呼んで欲しいと告げた事を聞いて絶句する。
ティテレーネが俺の胸に顔を埋めるように身を小さくするようにするのを包むように抱き抱える。
「絶対に怪我一つさせたりしないからな?」
「……はい、お願いします」
どこか嬉しそうな響きをさせる返事に首を傾げるが後ろからルナと美紅が急かす声に押される。
正面でやっと驚きから復帰したミザリーに「行くぞ!」と言う。
「分かっている。後で話があるから逃げるなよ?」
「俺は逃げない。今までオッパイから逃げた事は一度たりとない!」
「オッパイじゃない! 私はミザリーだ!」
顔を真っ赤にしたミザリーに追われて小屋から飛び出した俺はチクリと胸に痛みを感じる。
胸に抱くティテレーネに俺は話しかける。
「今、何かしたか?」
「いえ、何もしておりません」
気のせいかと自分を納得させると俺は先行するルナと美紅を追ってミザリーとエルフ国がある方向の城門を目指して走り出した。
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