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2章 2度目の再会はアローラで
36話 手繰り寄せた可能性
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俺の右掌に薄らと光るテニスボールぐらいの玉が現れる。
それをサブレの胸を目掛けて突き出そうとした時、異変はやってきた。
「ごふぅ……」
ついに疑似未来予測を使う為に体内外の両方から肉体強化をする事で酷使した体が悲鳴を上げた。
く、くそぅ!! 後、少しだったのに!
俺が制御しているクリーナーは、本来は掃除洗濯の魔法であった。
だが、俺が初めて使った時、どちらにも共通の汚れを取るという効果だけが発動してしまい、生み出された玉に触れた場所を根こそぎ抉り取るというエグイ魔法になってしまった。
だが、効果範囲が狭いうえ、急所を的確に狙わないという問題もあるクセに魔力消費が半端ない。
考えて欲しいワンルームに住んでいて、エアコンをガンガンに効かせて、テレビも使ってる状態でオーブンを動かしたらどうなるだろうか?
そう、特別な処置をしてない限り、ブレーカーが落ちる。
今、俺に起きている状態がそれだ。
消えそうになっているクリーナーの玉を見つめる。
駄目だ! ここで制御を手放したら……
上手くすれば、これで決めれるかもしれないのに!!
魔力欠乏症と吐血が原因の貧血から目が霞む。
俺は必死にクリーナーの玉を制御して、ぼやける視界を頼りにサブレに右掌を叩きつける。
「ぎゃあぁぁぁ!!!」
サブレの絶叫が響き渡る。
俺のクリーナーで受けた傷の痛みで暴れるサブレから何かが飛び出してくる。
黒い飴玉??
500円玉ぐらいの大きさの10円ぐらいで売ってそうな真っ黒な飴玉が俺の目の前を通過する。
それに一瞬、目を奪われた時、痛みで暴れていたサブレの膝が俺の腹に入り、吹き飛ばされる。
吐くのを堪えてた血を噴き出して転がる。
「しまった……あんな攻撃する気のない動作の一発で、体に力が入らないようになってる。カッコわる……」
何度か起き上がろうとするが失敗して、横を見ると先程の真っ黒な飴玉が転がってるのに気付き、左手で取る。
真っ黒な飴玉のような物を眼前に持ってきて見つめる。
「なんだ、これ?」
「それを返しなさいっ!」
左肩から血を噴き出しながら、凄まじい形相をしたサブレがこちらを睨みながら近寄ってくる。
くっ、心臓に当たれば、もしかしたら、と思ったけど、そうそう上手くはいってくれないかっ!!
これは、無駄に怒らせただけで最悪のパターンじゃないか?
近寄ってきたサブレが真っ黒な飴玉のような物を持つ手の肩、左肩を躊躇なく踏み抜く。
バキッ!
「ぎゃああぁぁ!!!!」
「良い音と良い悲鳴です。ですが、私が受けた痛みと屈辱はこんなものじゃないですよ!」
左肩を砕かれて、悲鳴を上げる俺の腹を蹴っ飛ばす。
ただでさえ、傷ついている俺の内臓を更に傷つけられて、喉が焼けるかと思えるほど血を吐き出す。
泣き叫んで命乞いしたい気持ちを押し殺して、うつ伏せになってたの体を仰向けにして虚勢を張って笑みを浮かべる。
「なぁ……サブレのおっさんさぁ、俺、只の人間にしては頑張ったと思わねぇ?」
「おっさん! ゴホン、ええ、そうですね。私の腕一本持って行ったのは評価に値しますが、まさか命乞いですか?」
どういう方法でなってるか分からないが、あれほど吹き出ていたサブレの血が今ではほとんど流れていない。
痛みのピークも超えたようで、余裕と嘲りが滲む笑みで俺を見てくるが俺は力なく首を横に振る。
「仮に見逃して貰っても、このまま放置されたら死ぬだろうしな。頑張った俺に冥土の土産に2つの質問に答えてくれない?」
その言葉と共に血反吐を吐く俺を見下して気分が良さそうなサブレが鷹揚に頷いて見せる。
「それぐらいなら良いでしょう。知るうる限りはお答えしますよ?」
「あ、有難い。早速だが、その真っ黒な飴玉みたいなのは何なんだ?」
痛みから脂汗が噴き出し、止める術がない俺は歯を食い縛りながら聞く。
ドヤ顔がウザいサブレは真っ黒な飴玉を拾い上げると親指と人差し指で挟んでみせる。
「ここで封印されていた魔神の一部ですよ。初代勇者の結界の真似事みたいで気分は悪いですが、こうしないと危なすぎて私でも持ち運べないのですよ」
あれが、ここで封印されていた魔神の一部か。
ルナは、もう、ここにないと言っていたが、ああして別の結界に封じられていたから分からなかったのか。
あれをなんとかできれば……
「それで2つ目は?」
「2つ目は、め、女神とはなんだ? 勿論、言葉の意味は分かる。魔神がいるのだから女神がいておかしくない。存在理由という意味じゃない。お前にとって……」
ルナとは何者なんだ? と問おうとするが、物を知らない子供を馬鹿にするような顔をしたサブレが俺を見つめる。
「違いますよ。女神がいたから魔神が生まれたのですよ。人の悪意と偽善、神のエゴからね」
「どういう意味だ?」
食い付く俺を小馬鹿にした笑みを浮かべたサブレが慇懃無礼に礼をする。
「約束は2つの質問に答える、だったはずですよ?」
俺が聞こうとしてた事と違うが、向こうが提示した言葉に反応してしまって、聞き返してしまった俺のミスだった。
まあ、してやられた感が拭えないのは気持ち悪いけど、もう、いいかな?
無事な右手を力なく胸の上で上げてみせる。
その動作を見たサブレが訝しい目で見てくる。
「まだ、何かやろうとしているのですか?」
警戒して、ゆっくりと近寄ってくるサブレに嘆息する。
「出来る訳ないだろ? トイレにもいけ……話に上げたらしたくなってきたんだけど、ちょっと草むらでいいから連れて行ってくれない?」
「今から死ぬというのに大物ですね」
呆れるサブレに俺は力なく笑みを浮かべて言ってやる。
「まさか、俺は小物さ。ところで、女神ならお前と良い勝負できたのか?」
「質問は2つと……まあ、いいでしょう。そうですね、できたでしょう……」
俺の質問にいい気になったサブレが自慢げに答え始めるが表情が固まる。
それに気付いてないフリをする俺は続ける。
「その女神と間違えたルナなら、お前に致命傷を与える術がありそうだと思わない? ああっ……確かに、アレだったら正面から打たれたら肉体強化なしの俺でも避けれるわ」
顔から脂汗を流し始めるサブレが、「ま、まさか……」と呟いた最高のタイミングで笑みを全開にさせた俺が突然、サブレの上空を見つめる。
それに思わず反応してしまったサブレは両手で頭を庇って、首を引っ込める。
腕を上げてしまった脇には光の大剣が猫が歩く程度の速度で迫るのを目を見開いて固まるサブレ。
その光の大剣の根元では、ルナが下唇を噛み締めながら、大きな瞳に涙を盛り上げて泣くのを耐えているのが見えた。
良く我慢して耐えた!
何度も飛び出そうとしてたのが見えたのでヒヤヒヤしたが、ルナはやりきった。
そんなルナにサムズアップしながら、俺はサブレに笑いかける。
「本当にお前が馬鹿で良かった。1%を掴み取ったぜっ!!」
「ペテンにかけてたのかぁ!!! トォォォ――――ルゥ!!!」
光の大剣がサブレの胴体に直撃して、その場に断末魔を思わせる絶叫が響き渡った。
それをサブレの胸を目掛けて突き出そうとした時、異変はやってきた。
「ごふぅ……」
ついに疑似未来予測を使う為に体内外の両方から肉体強化をする事で酷使した体が悲鳴を上げた。
く、くそぅ!! 後、少しだったのに!
俺が制御しているクリーナーは、本来は掃除洗濯の魔法であった。
だが、俺が初めて使った時、どちらにも共通の汚れを取るという効果だけが発動してしまい、生み出された玉に触れた場所を根こそぎ抉り取るというエグイ魔法になってしまった。
だが、効果範囲が狭いうえ、急所を的確に狙わないという問題もあるクセに魔力消費が半端ない。
考えて欲しいワンルームに住んでいて、エアコンをガンガンに効かせて、テレビも使ってる状態でオーブンを動かしたらどうなるだろうか?
そう、特別な処置をしてない限り、ブレーカーが落ちる。
今、俺に起きている状態がそれだ。
消えそうになっているクリーナーの玉を見つめる。
駄目だ! ここで制御を手放したら……
上手くすれば、これで決めれるかもしれないのに!!
魔力欠乏症と吐血が原因の貧血から目が霞む。
俺は必死にクリーナーの玉を制御して、ぼやける視界を頼りにサブレに右掌を叩きつける。
「ぎゃあぁぁぁ!!!」
サブレの絶叫が響き渡る。
俺のクリーナーで受けた傷の痛みで暴れるサブレから何かが飛び出してくる。
黒い飴玉??
500円玉ぐらいの大きさの10円ぐらいで売ってそうな真っ黒な飴玉が俺の目の前を通過する。
それに一瞬、目を奪われた時、痛みで暴れていたサブレの膝が俺の腹に入り、吹き飛ばされる。
吐くのを堪えてた血を噴き出して転がる。
「しまった……あんな攻撃する気のない動作の一発で、体に力が入らないようになってる。カッコわる……」
何度か起き上がろうとするが失敗して、横を見ると先程の真っ黒な飴玉が転がってるのに気付き、左手で取る。
真っ黒な飴玉のような物を眼前に持ってきて見つめる。
「なんだ、これ?」
「それを返しなさいっ!」
左肩から血を噴き出しながら、凄まじい形相をしたサブレがこちらを睨みながら近寄ってくる。
くっ、心臓に当たれば、もしかしたら、と思ったけど、そうそう上手くはいってくれないかっ!!
これは、無駄に怒らせただけで最悪のパターンじゃないか?
近寄ってきたサブレが真っ黒な飴玉のような物を持つ手の肩、左肩を躊躇なく踏み抜く。
バキッ!
「ぎゃああぁぁ!!!!」
「良い音と良い悲鳴です。ですが、私が受けた痛みと屈辱はこんなものじゃないですよ!」
左肩を砕かれて、悲鳴を上げる俺の腹を蹴っ飛ばす。
ただでさえ、傷ついている俺の内臓を更に傷つけられて、喉が焼けるかと思えるほど血を吐き出す。
泣き叫んで命乞いしたい気持ちを押し殺して、うつ伏せになってたの体を仰向けにして虚勢を張って笑みを浮かべる。
「なぁ……サブレのおっさんさぁ、俺、只の人間にしては頑張ったと思わねぇ?」
「おっさん! ゴホン、ええ、そうですね。私の腕一本持って行ったのは評価に値しますが、まさか命乞いですか?」
どういう方法でなってるか分からないが、あれほど吹き出ていたサブレの血が今ではほとんど流れていない。
痛みのピークも超えたようで、余裕と嘲りが滲む笑みで俺を見てくるが俺は力なく首を横に振る。
「仮に見逃して貰っても、このまま放置されたら死ぬだろうしな。頑張った俺に冥土の土産に2つの質問に答えてくれない?」
その言葉と共に血反吐を吐く俺を見下して気分が良さそうなサブレが鷹揚に頷いて見せる。
「それぐらいなら良いでしょう。知るうる限りはお答えしますよ?」
「あ、有難い。早速だが、その真っ黒な飴玉みたいなのは何なんだ?」
痛みから脂汗が噴き出し、止める術がない俺は歯を食い縛りながら聞く。
ドヤ顔がウザいサブレは真っ黒な飴玉を拾い上げると親指と人差し指で挟んでみせる。
「ここで封印されていた魔神の一部ですよ。初代勇者の結界の真似事みたいで気分は悪いですが、こうしないと危なすぎて私でも持ち運べないのですよ」
あれが、ここで封印されていた魔神の一部か。
ルナは、もう、ここにないと言っていたが、ああして別の結界に封じられていたから分からなかったのか。
あれをなんとかできれば……
「それで2つ目は?」
「2つ目は、め、女神とはなんだ? 勿論、言葉の意味は分かる。魔神がいるのだから女神がいておかしくない。存在理由という意味じゃない。お前にとって……」
ルナとは何者なんだ? と問おうとするが、物を知らない子供を馬鹿にするような顔をしたサブレが俺を見つめる。
「違いますよ。女神がいたから魔神が生まれたのですよ。人の悪意と偽善、神のエゴからね」
「どういう意味だ?」
食い付く俺を小馬鹿にした笑みを浮かべたサブレが慇懃無礼に礼をする。
「約束は2つの質問に答える、だったはずですよ?」
俺が聞こうとしてた事と違うが、向こうが提示した言葉に反応してしまって、聞き返してしまった俺のミスだった。
まあ、してやられた感が拭えないのは気持ち悪いけど、もう、いいかな?
無事な右手を力なく胸の上で上げてみせる。
その動作を見たサブレが訝しい目で見てくる。
「まだ、何かやろうとしているのですか?」
警戒して、ゆっくりと近寄ってくるサブレに嘆息する。
「出来る訳ないだろ? トイレにもいけ……話に上げたらしたくなってきたんだけど、ちょっと草むらでいいから連れて行ってくれない?」
「今から死ぬというのに大物ですね」
呆れるサブレに俺は力なく笑みを浮かべて言ってやる。
「まさか、俺は小物さ。ところで、女神ならお前と良い勝負できたのか?」
「質問は2つと……まあ、いいでしょう。そうですね、できたでしょう……」
俺の質問にいい気になったサブレが自慢げに答え始めるが表情が固まる。
それに気付いてないフリをする俺は続ける。
「その女神と間違えたルナなら、お前に致命傷を与える術がありそうだと思わない? ああっ……確かに、アレだったら正面から打たれたら肉体強化なしの俺でも避けれるわ」
顔から脂汗を流し始めるサブレが、「ま、まさか……」と呟いた最高のタイミングで笑みを全開にさせた俺が突然、サブレの上空を見つめる。
それに思わず反応してしまったサブレは両手で頭を庇って、首を引っ込める。
腕を上げてしまった脇には光の大剣が猫が歩く程度の速度で迫るのを目を見開いて固まるサブレ。
その光の大剣の根元では、ルナが下唇を噛み締めながら、大きな瞳に涙を盛り上げて泣くのを耐えているのが見えた。
良く我慢して耐えた!
何度も飛び出そうとしてたのが見えたのでヒヤヒヤしたが、ルナはやりきった。
そんなルナにサムズアップしながら、俺はサブレに笑いかける。
「本当にお前が馬鹿で良かった。1%を掴み取ったぜっ!!」
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