50 / 124
3章 頑張る冒険者家業
48話 徹の急成長と小さな疑惑
しおりを挟む
見た目通りな大食漢なロキと見た目から想像できない異次元の胃袋を持つ……
「トオル君、何か?」
「ナンデモアリマセン!!」
穏やかな昼食が済んだ俺達は食後のお茶を飲んでノンビリしていた。
新たに増えた武器、小太刀サイズの刀剣が気になって触っているとロキに言われる。
「最初はよ? 使い難いだろうが、すぐ慣れる。初めは避けずにソレで防御しろよぉ? トオルは体で覚えないとできねぇーからな? とりあえず言われたままやってみろ」
「避けたら駄目なのかよ? まあ、やってみるけど……」
マジか、一応、ルナがいるから大事にはならないだろうけど、失敗したら痛そうだな。
俺とロキのやり取りを見ていた美紅が眉を寄せて言ってくる。
「さすがに乱暴なやり方じゃないですか?」
「トオルはこれぐれぇーでいいんだよ。人の心配するより自分の心配をしろっての」
ロキは美紅に「分かってんだろ?」と見下ろすが美紅は俯いてしまう。
少し震えて見える美紅の様子に気付いた俺はロキに声をかける。
「それぐらいでいいだろう? なんかロキって美紅にアタリ強くないか?」
「コイツみたいなのは迷いを振り切れなかった事でいずれ後悔する奴だから見ててイライラするだけだ」
頭をガシガシと掻くロキは、どことなくいつもの様子と違うように見えた。
何か、昔にあったのかな?
ロキの性格上、質問してもはぐらかされると判断した俺は肩を竦めると美紅の肩に手を置く。
ビクッとされた事にちょっと傷ついたりしながら笑いかける。
「気を使ってくれてありがとうな、美紅」
少し弱った感じな美紅であったが首を横に振って笑みを返してくれた。
近くに寄ってきたルナに美紅を託すとロキのケツを蹴っ飛ばす。
「いてぇーな? 何しやがる、トオル!」
「いいから、片付けて出発の準備をするぞ?」
そう言う俺に歯を剥き出しにして威嚇してくるロキに負けるかと威嚇し返す。
額を突き合わせてやり合ってると俺とロキの頭に拳が落とされる。
「いつまで馬鹿やってるの! お腹を膨らませたらお仕事なの。すぐ後片付けしちゃってなの!」
殴られた頭を押さえながら屈む俺達はお互いに目で威嚇し合った後、鼻を同時に鳴らす。
「「へーい」」
返事の仕方もタイミングも被り、再び、立ち上がると額を突き合わせるというセットが2週目に突入した。
▼
ルナと美紅が先頭を歩くのを後ろから拗ね気味の俺達、ロキと一緒に歩いていた。
2人とも頭に大きなコブをこさえられ、唇を尖らせる。
「おい、トオル、あのルナって奴の手の早さはなんだ? お前が一番付き合いなげーんだろ?」
「まあ、言いたい事は分かるが、出会った頃からあんな感じだぞ? 出会い頭にとりあえず、ぶん殴られて俺をノックダウンさせやがったからな?」
ロキが訝しい目で俺を見つめる。
「冗談だろ?」
「マジマジ、だからアイツの拳がいかに硬いか俺が一番知ってる」
俺とロキがルナの背中を見つめるとロキが口の端を上げて言う。
神も恐れぬ言動に俺は震える。
「硬いのは胸だけにしておいて欲しいよなぁ?」
「あははっ、そう言うなよ。洗濯の時に重宝するかもしれないぜ?」
お互いの背中を叩き合う俺達は男同士の気安さからか、あっさり意気投合して仲直りを果たす。
何気なく生存本能に背中を押されるように前を見ると絶対零度の視線を向けるルナの存在に気付いた俺とロキは思わず足を止めて棒立ちしてしまう。
凍りついたかのように動きを止める俺達を見つめるルナはゆっくりと口を開く。
「私の何が硬いの? オイタしたのはどっちなの?」
くっ、ルナの視線だけで殺されそうだ……だが、仲直りしたロキを見捨てる訳には……
「ロキ君です!」
「トオルだよ、決まってんだろ?」
お互いを指を指し合う俺達は迷う事なく、お互いの胸倉を掴み合う。
「何、速攻で裏切ってやがるんだよ!」
「てめぇだけには言われる覚えはねぇーよ、ああっ?」
そして、俺達は仲良くコブをダブルに変更して貰いました。
▼
狩り場についた俺達を待ち構えるようなゴブリン達の集団と鉢合わせになる。
「うぉぉ! 今日はゴブリンの集会か!?」
「あれじゃねぇ? お前等が狩りまくるから逆にやりにきたとかよ?」
ヘラヘラと笑うロキが長剣で肩を叩きながら見渡す。
うわぁ、20匹はいるんじゃないか!?
俺達もゴブリン達に身構える。
「ロキ、その冗談笑えないの!」
「ルナさん来ます!」
そう叫ぶ美紅は突撃してくるゴブリン3匹を横薙ぎにバスターソードで斬り払う。
すると草を狩るように胴を真っ二つにされる。
おおお、美紅、かっけええ!
俺は驚きながらも美紅が凄いと感心して見るが美紅は掌を見つめ、震える手を握り締めるのを見て思う。
まだ、美紅は戦うのが怖いんだな……
戦いを強要してるような気分になってると襟首を掴まれ持ち上げられる。
「へっ?」
「女ばかり見つめるとは余裕だな? ついでだからトオルのかっけーところを見せてこいやぁ!」
振り子のように揺らされるとタイミングを合わせたロキが俺をゴブリンが密集してるど真ん中に投げ込む。
飛ばされるがギリギリ倒れるのは阻止したが俺を囲むように見つめるゴブリン達の目に冷や汗が流れる。
一斉に振り下ろされる棍棒やナイフなどから身を守る為に避け始めるが動ける範囲と手数があまりに分が悪い。
「今、いくの! 美紅!」
「はいっ!」
そう言うと飛び出そうとする2人の襟首を掴んで止めるロキ。
前につんのめりした2人は咳き込みながらロキをキツイ視線で見上げる。
「何するの、ロキ! 徹が危ないの!」
「黙って見てろ。あの馬鹿は追い込まれないと覚えが悪いからな?」
必死に避けるが避け切れないのを左手の小太刀で受け流し、一瞬の隙を見逃さずに旋回するようにして、近くにいるゴブリンを斬りつけていく。
振り下ろされる棍棒を小太刀で斬り払い、ショートソードを喉元に突き刺す。
喉元に刺さったショートソードを抜くタイムラグに俺に襲いかかる2匹のゴブリンの内、ナイフを振り翳す奴には小太刀で受け流し、棍棒を振り翳そうとするゴブリンのは払った勢いで飛び込み、勢いが付く前に肩で押すようにして受け止める。
「うらぁぁ!」
受け止めた痛みに耐えながらゴブリンを蹴飛ばし、手近なゴブリンから急所を狙い、少ない手数で狩っていく。
離れた所で荒いが力強い戦いをする徹を見つめるルナと美紅が驚いた顔をする。
「何時の間にあんな動きができるようになったの? 別人みたいなの!」
「何をしたんですか、ロキさん?」
「なぁーに、ちょっとイジめてやっただけさぁ」
驚く顔をする2人にしてやったりと笑みを浮かべるロキ。
「やっぱ、よう、トオルは追い込まないと力を発揮しねぇーな?」
そう言うロキの笑みを見上げた美紅はビクッとすると思わずルナの方へと後ずさる。
美紅の様子がおかしい事に気付いたルナが心配げに聞く。
「どうしたの? 美紅、顔が青いの。まだ戦うのは辛い?」
「い、いえ、そうではなく……なんでもありません」
弱々しい笑みを浮かべる美紅はルナに「有難うございます」と言って横目でロキを見つめる。
今は、口の端を上げた傲慢な笑みを浮かべて徹を見つめているが、先程、一瞬であった徹を見つめるロキの表情が……
「ロキィ!! 後でぶっ飛ばすからなぁ!!」
徹がロキを罵倒するがロキ本人はそれが面白いとばかりに片手で目を覆い、ゲラゲラと笑う。
手の隙間から覗く笑ってないように見えるロキの瞳に美紅は震える。
あの一瞬見せたロキの狩猟者のような笑みが見間違いである事を心の底から祈り、この事を美紅は胸の内に仕舞った。
「トオル君、何か?」
「ナンデモアリマセン!!」
穏やかな昼食が済んだ俺達は食後のお茶を飲んでノンビリしていた。
新たに増えた武器、小太刀サイズの刀剣が気になって触っているとロキに言われる。
「最初はよ? 使い難いだろうが、すぐ慣れる。初めは避けずにソレで防御しろよぉ? トオルは体で覚えないとできねぇーからな? とりあえず言われたままやってみろ」
「避けたら駄目なのかよ? まあ、やってみるけど……」
マジか、一応、ルナがいるから大事にはならないだろうけど、失敗したら痛そうだな。
俺とロキのやり取りを見ていた美紅が眉を寄せて言ってくる。
「さすがに乱暴なやり方じゃないですか?」
「トオルはこれぐれぇーでいいんだよ。人の心配するより自分の心配をしろっての」
ロキは美紅に「分かってんだろ?」と見下ろすが美紅は俯いてしまう。
少し震えて見える美紅の様子に気付いた俺はロキに声をかける。
「それぐらいでいいだろう? なんかロキって美紅にアタリ強くないか?」
「コイツみたいなのは迷いを振り切れなかった事でいずれ後悔する奴だから見ててイライラするだけだ」
頭をガシガシと掻くロキは、どことなくいつもの様子と違うように見えた。
何か、昔にあったのかな?
ロキの性格上、質問してもはぐらかされると判断した俺は肩を竦めると美紅の肩に手を置く。
ビクッとされた事にちょっと傷ついたりしながら笑いかける。
「気を使ってくれてありがとうな、美紅」
少し弱った感じな美紅であったが首を横に振って笑みを返してくれた。
近くに寄ってきたルナに美紅を託すとロキのケツを蹴っ飛ばす。
「いてぇーな? 何しやがる、トオル!」
「いいから、片付けて出発の準備をするぞ?」
そう言う俺に歯を剥き出しにして威嚇してくるロキに負けるかと威嚇し返す。
額を突き合わせてやり合ってると俺とロキの頭に拳が落とされる。
「いつまで馬鹿やってるの! お腹を膨らませたらお仕事なの。すぐ後片付けしちゃってなの!」
殴られた頭を押さえながら屈む俺達はお互いに目で威嚇し合った後、鼻を同時に鳴らす。
「「へーい」」
返事の仕方もタイミングも被り、再び、立ち上がると額を突き合わせるというセットが2週目に突入した。
▼
ルナと美紅が先頭を歩くのを後ろから拗ね気味の俺達、ロキと一緒に歩いていた。
2人とも頭に大きなコブをこさえられ、唇を尖らせる。
「おい、トオル、あのルナって奴の手の早さはなんだ? お前が一番付き合いなげーんだろ?」
「まあ、言いたい事は分かるが、出会った頃からあんな感じだぞ? 出会い頭にとりあえず、ぶん殴られて俺をノックダウンさせやがったからな?」
ロキが訝しい目で俺を見つめる。
「冗談だろ?」
「マジマジ、だからアイツの拳がいかに硬いか俺が一番知ってる」
俺とロキがルナの背中を見つめるとロキが口の端を上げて言う。
神も恐れぬ言動に俺は震える。
「硬いのは胸だけにしておいて欲しいよなぁ?」
「あははっ、そう言うなよ。洗濯の時に重宝するかもしれないぜ?」
お互いの背中を叩き合う俺達は男同士の気安さからか、あっさり意気投合して仲直りを果たす。
何気なく生存本能に背中を押されるように前を見ると絶対零度の視線を向けるルナの存在に気付いた俺とロキは思わず足を止めて棒立ちしてしまう。
凍りついたかのように動きを止める俺達を見つめるルナはゆっくりと口を開く。
「私の何が硬いの? オイタしたのはどっちなの?」
くっ、ルナの視線だけで殺されそうだ……だが、仲直りしたロキを見捨てる訳には……
「ロキ君です!」
「トオルだよ、決まってんだろ?」
お互いを指を指し合う俺達は迷う事なく、お互いの胸倉を掴み合う。
「何、速攻で裏切ってやがるんだよ!」
「てめぇだけには言われる覚えはねぇーよ、ああっ?」
そして、俺達は仲良くコブをダブルに変更して貰いました。
▼
狩り場についた俺達を待ち構えるようなゴブリン達の集団と鉢合わせになる。
「うぉぉ! 今日はゴブリンの集会か!?」
「あれじゃねぇ? お前等が狩りまくるから逆にやりにきたとかよ?」
ヘラヘラと笑うロキが長剣で肩を叩きながら見渡す。
うわぁ、20匹はいるんじゃないか!?
俺達もゴブリン達に身構える。
「ロキ、その冗談笑えないの!」
「ルナさん来ます!」
そう叫ぶ美紅は突撃してくるゴブリン3匹を横薙ぎにバスターソードで斬り払う。
すると草を狩るように胴を真っ二つにされる。
おおお、美紅、かっけええ!
俺は驚きながらも美紅が凄いと感心して見るが美紅は掌を見つめ、震える手を握り締めるのを見て思う。
まだ、美紅は戦うのが怖いんだな……
戦いを強要してるような気分になってると襟首を掴まれ持ち上げられる。
「へっ?」
「女ばかり見つめるとは余裕だな? ついでだからトオルのかっけーところを見せてこいやぁ!」
振り子のように揺らされるとタイミングを合わせたロキが俺をゴブリンが密集してるど真ん中に投げ込む。
飛ばされるがギリギリ倒れるのは阻止したが俺を囲むように見つめるゴブリン達の目に冷や汗が流れる。
一斉に振り下ろされる棍棒やナイフなどから身を守る為に避け始めるが動ける範囲と手数があまりに分が悪い。
「今、いくの! 美紅!」
「はいっ!」
そう言うと飛び出そうとする2人の襟首を掴んで止めるロキ。
前につんのめりした2人は咳き込みながらロキをキツイ視線で見上げる。
「何するの、ロキ! 徹が危ないの!」
「黙って見てろ。あの馬鹿は追い込まれないと覚えが悪いからな?」
必死に避けるが避け切れないのを左手の小太刀で受け流し、一瞬の隙を見逃さずに旋回するようにして、近くにいるゴブリンを斬りつけていく。
振り下ろされる棍棒を小太刀で斬り払い、ショートソードを喉元に突き刺す。
喉元に刺さったショートソードを抜くタイムラグに俺に襲いかかる2匹のゴブリンの内、ナイフを振り翳す奴には小太刀で受け流し、棍棒を振り翳そうとするゴブリンのは払った勢いで飛び込み、勢いが付く前に肩で押すようにして受け止める。
「うらぁぁ!」
受け止めた痛みに耐えながらゴブリンを蹴飛ばし、手近なゴブリンから急所を狙い、少ない手数で狩っていく。
離れた所で荒いが力強い戦いをする徹を見つめるルナと美紅が驚いた顔をする。
「何時の間にあんな動きができるようになったの? 別人みたいなの!」
「何をしたんですか、ロキさん?」
「なぁーに、ちょっとイジめてやっただけさぁ」
驚く顔をする2人にしてやったりと笑みを浮かべるロキ。
「やっぱ、よう、トオルは追い込まないと力を発揮しねぇーな?」
そう言うロキの笑みを見上げた美紅はビクッとすると思わずルナの方へと後ずさる。
美紅の様子がおかしい事に気付いたルナが心配げに聞く。
「どうしたの? 美紅、顔が青いの。まだ戦うのは辛い?」
「い、いえ、そうではなく……なんでもありません」
弱々しい笑みを浮かべる美紅はルナに「有難うございます」と言って横目でロキを見つめる。
今は、口の端を上げた傲慢な笑みを浮かべて徹を見つめているが、先程、一瞬であった徹を見つめるロキの表情が……
「ロキィ!! 後でぶっ飛ばすからなぁ!!」
徹がロキを罵倒するがロキ本人はそれが面白いとばかりに片手で目を覆い、ゲラゲラと笑う。
手の隙間から覗く笑ってないように見えるロキの瞳に美紅は震える。
あの一瞬見せたロキの狩猟者のような笑みが見間違いである事を心の底から祈り、この事を美紅は胸の内に仕舞った。
0
あなたにおすすめの小説
王様の恥かきっ娘
青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。
本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。
孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます
物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります
これもショートショートで書く予定です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる