508 / 525
未来編 歴史if?
21世紀が滅びの世紀となるか?
しおりを挟む
21世紀そのものは、グローバル化の進展による、世界政府への流れといった、そんな理想を夢見た世界に始まった。まぁ、そんな理想は、9.11の現実に砕かれた。
しかしながら、20世紀のボリシェビキ政権が生まれ、崩壊するまで20世紀は、東西冷戦を含めて、非論理的な戦争の世界となっていった。ボリシェビキ政権の崩壊から、2000年サミット、インターネットという情報のスーパーハイウェイによる世界戦略、自由・平等・自律を目指した世界は、リアルが影響するサイバー世界の動乱によって、サイバー世界に階層化を創り出してしまった。
21世紀の世界は、9.11の非対称戦争が開始され、札束による殴り合いといった、政治・経済にプロパガンダを含めた、世界最終戦争が始まってしまった。グローバル化社会が、酸性雨を対策し、オゾンフォール破壊を食い止めたら、地球温暖化が始まってしまうという、地球環境破壊のイタチごっこが、20世紀後半から始まってしまった。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/36138718/19131195
「2050年 日本は、日ノ本ではなくなった」
結果的に21世紀の人類は、地球環境を破壊していって、人類は必死に抗うために、人間の権利と倫理を、喪っていった。戦争は、枷が外れれば激化して、戦術核兵器と一緒に使用された、電子破壊兵器の撃ち合いとなって、世界中のインフラ設備を破壊していった。
人間の良心が、戦略核の使用には、躊躇したものの、戦術核の撃ち合いも数が増えれば、破壊される地球環境は、どうしようもなくなっていた。オゾン層の破壊から、紫外線の投射量が増大しながら、放射線を含んだ塵が空高く舞い上がって成層圏に達して、太陽から投射される紫外線を防いでいた。昼なお薄暗く、太陽が昇ってみえるのは、ぼんやりした明るい場所が、見えるだけで夜空に星も月も消え去って久しかった。
アーコロジーから出れば、何時の間にか曇天が空を覆って、“黒い雨”が降り注いでいた。
サイバネティクスが発展しなければ、人類の生存は不可能となり、サイバネティクスを発展させるために、人間の権利と倫理は守れなくなった。
2100年代は、そんな世界に、なっていった。
表向きの建前として、環境管理された閉鎖空間アーコロジーの中で、必死になって人間が働き生活していた。生きている人間の半数は、なんらかの形で、人権を奪われ倫理が喪失していた。自分の細胞から、幹細胞を抽出、動物の遺伝子と身体データを実装して増殖させて、人間が食べる合成食糧を造り上げる。人間の排泄物を集め、生活排水を自分の体内に貯めて、藻のような植物プランクトンを量産して、人間が食べる合成食糧として造り上げる。
大地に大海、大気すらも、穢れに満ちて、人類を蝕んでいた。人間の心肺機能を強化改造して、大気の穢れを体内で析出させて放出、清浄な空気にして、アーコロジーの空間を満たしていく。人間の消化器官を強化改造して、アーコロジー外の汚濁を飲み、汚れを体内で析出させて放出、清浄な水にして、アーコロジーの浄水となっていた。穢れた大地の代わりは、人間の身体であり、合成食料を体内で生産して、排出物が合成食料となっていた。
日本神話に、大宜津比売神が描かれていて、大宜津比売神に食事を求めた、素戔嗚が出された食事に不信を抱き、食事の様子を盗み見ると、鼻や口に尻から食材を産み、調理している大宜津比売神の姿を見て、斬り殺したという。
少子高齢化で、人口減少が進む地では、移民が増加し、国内で紛争と軋轢が、拡大していった。人口爆発する地域では、新たな地を求め、奪うために、戦争を仕掛けていった。21世紀の戦争は、明日無くなるかもしれない食糧を、今日奪い合うための戦争となり、両者ともに食糧生産量を低下させて、餓死者があふれ出る戦争となる。理解できるだろうか、人口が爆発すれば、自国の民を食べさせるために、他国から食料を奪わなければならない。
国家の崩壊は、自国民を飢えさせた結果であり、滅び逝く世界は、人権と倫理の維持を不可能としていった。食べることが可能な食料は減っていって、共食いする道だけが残されて、人間の良心や倫理観が建前として残りながら、現実としては破壊された世界が生まれたことになります。
しかしながら、20世紀のボリシェビキ政権が生まれ、崩壊するまで20世紀は、東西冷戦を含めて、非論理的な戦争の世界となっていった。ボリシェビキ政権の崩壊から、2000年サミット、インターネットという情報のスーパーハイウェイによる世界戦略、自由・平等・自律を目指した世界は、リアルが影響するサイバー世界の動乱によって、サイバー世界に階層化を創り出してしまった。
21世紀の世界は、9.11の非対称戦争が開始され、札束による殴り合いといった、政治・経済にプロパガンダを含めた、世界最終戦争が始まってしまった。グローバル化社会が、酸性雨を対策し、オゾンフォール破壊を食い止めたら、地球温暖化が始まってしまうという、地球環境破壊のイタチごっこが、20世紀後半から始まってしまった。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/36138718/19131195
「2050年 日本は、日ノ本ではなくなった」
結果的に21世紀の人類は、地球環境を破壊していって、人類は必死に抗うために、人間の権利と倫理を、喪っていった。戦争は、枷が外れれば激化して、戦術核兵器と一緒に使用された、電子破壊兵器の撃ち合いとなって、世界中のインフラ設備を破壊していった。
人間の良心が、戦略核の使用には、躊躇したものの、戦術核の撃ち合いも数が増えれば、破壊される地球環境は、どうしようもなくなっていた。オゾン層の破壊から、紫外線の投射量が増大しながら、放射線を含んだ塵が空高く舞い上がって成層圏に達して、太陽から投射される紫外線を防いでいた。昼なお薄暗く、太陽が昇ってみえるのは、ぼんやりした明るい場所が、見えるだけで夜空に星も月も消え去って久しかった。
アーコロジーから出れば、何時の間にか曇天が空を覆って、“黒い雨”が降り注いでいた。
サイバネティクスが発展しなければ、人類の生存は不可能となり、サイバネティクスを発展させるために、人間の権利と倫理は守れなくなった。
2100年代は、そんな世界に、なっていった。
表向きの建前として、環境管理された閉鎖空間アーコロジーの中で、必死になって人間が働き生活していた。生きている人間の半数は、なんらかの形で、人権を奪われ倫理が喪失していた。自分の細胞から、幹細胞を抽出、動物の遺伝子と身体データを実装して増殖させて、人間が食べる合成食糧を造り上げる。人間の排泄物を集め、生活排水を自分の体内に貯めて、藻のような植物プランクトンを量産して、人間が食べる合成食糧として造り上げる。
大地に大海、大気すらも、穢れに満ちて、人類を蝕んでいた。人間の心肺機能を強化改造して、大気の穢れを体内で析出させて放出、清浄な空気にして、アーコロジーの空間を満たしていく。人間の消化器官を強化改造して、アーコロジー外の汚濁を飲み、汚れを体内で析出させて放出、清浄な水にして、アーコロジーの浄水となっていた。穢れた大地の代わりは、人間の身体であり、合成食料を体内で生産して、排出物が合成食料となっていた。
日本神話に、大宜津比売神が描かれていて、大宜津比売神に食事を求めた、素戔嗚が出された食事に不信を抱き、食事の様子を盗み見ると、鼻や口に尻から食材を産み、調理している大宜津比売神の姿を見て、斬り殺したという。
少子高齢化で、人口減少が進む地では、移民が増加し、国内で紛争と軋轢が、拡大していった。人口爆発する地域では、新たな地を求め、奪うために、戦争を仕掛けていった。21世紀の戦争は、明日無くなるかもしれない食糧を、今日奪い合うための戦争となり、両者ともに食糧生産量を低下させて、餓死者があふれ出る戦争となる。理解できるだろうか、人口が爆発すれば、自国の民を食べさせるために、他国から食料を奪わなければならない。
国家の崩壊は、自国民を飢えさせた結果であり、滅び逝く世界は、人権と倫理の維持を不可能としていった。食べることが可能な食料は減っていって、共食いする道だけが残されて、人間の良心や倫理観が建前として残りながら、現実としては破壊された世界が生まれたことになります。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる