世界大戦は終わらない

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飛行機よもやま話

飛行機のよもやま話12 飛行機は危険ではない 著:バロン・シゲノ

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 大正2年1913年6月11日に、東京の中野から茨城県牛久までと、日本で気球による移動レコードを出した。欧州では、長距離移動するのは、当たり前であり、多くの飛行家が海を越えて、大陸を渡るのを、当たり前のように目指している。

 気球に搭乗しての移動は、半ばスポーツのような趣もあり、婦人方も競って気球に乗り始めている。到達距離は、フランスからロシアまで、2000kmを越えている。41時間、空を旅するのは、大変ではあるが、航空婦人クラブに400人の会員が参加していて、航空業界の活動支援にあたってくれている。

 イギリスやアメリカ、ドイツといった国々にも、飛行業界を支援する婦人団体がつくられている。

 フランスで自動車が造られた時、イギリスでは、危険なのでロンドンで走らせてはならないと禁止した事もあった。しかしながら、今では、個人用から商業用に軍用と非常に多くの自動車が、街中を走っている。重要な交通機関の一つとなり、なくてはならぬ状況となっている。飛行機の発達も、自動車と同じく、20年先には、重要な交通機関となり、世界中の空を飛んでいると考えている。

 世界で最も飛行機が発達しているフランスでの飛行状況
  1910年 飛行距離  50万km飛行時間  8300時間 飛行人員 4800人
  1911年 飛行距離 260万km飛行時間 30000時間 飛行人員12000人
 フランスでの飛行機による犠牲者状況
  1910年 29人
  1911年 71人
 犠牲者の絶対数は、増加すると思うが、飛行距離や飛行時間に比すれば、減少していくことと確信している。20年が経過する頃には、飛行機の危険性は、少しづつ少なくなっていくことも確信している。

 飛行機が、自動車、汽車、汽船と比較しての利点は、なんといっても速度であり到達するまでの時間である。「わか鳥号」は、時速100km以上で飛び、高度300mを超えて新記録を樹立しています。空を飛ぶということは、目的地までの最短距離を移動できることであり、多少の高低差であれば関係なく移動できることにあります。T型フォードの速度が時速70kmであり、遥かに優速であり、飛行機の速度は、さらに上がるモノと考えている。



引用および参考文献「通俗、飛行機の話」
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/951737/14

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