百々五十六の小問集合

架空小説あらすじ

スキンヘッド社長はハラスメントが分からない あらすじ

今の世の中には、ハラスメントが蔓延っている。
そんな世の中で異端な場所が一つあった。
その名は、スキンヘッド株式会社
その会社では社長が何を言おうが全肯定をし、社員は自ら、馬車馬のように働いていた。

社長であるスキンヘッドはネットニュースを見て驚愕した。
そこには、今の世の中、飲み会に誘うのはハラスメント。ちなみに誘わないのもハラスメント。と書かれていたのだ。
社長は自らの行動を振り返って、バンバン部下を飲みに誘っていたことを思い出した。
社長は、滝のような冷や汗をかいた。
それから部下を使って社員一人一人にハラスメントじゃなかったかを慎重に尋ねた。
どの社員に聞いても。返ってきたのは「社長と飲めるなんてご褒美だ」の一言。
不思議に思った社長は、世の中のハラスメントのラインに関して社員に部下を使って聞いていく。





「これってハラスメントじゃないのかなぁ？」
「よそだったらアウトかもしれないけど、社長に言われるなら本望！！！！」
このやり取りで繰り広げられていく、びくびく社内意識調査物語。