百々五十六の小問集合

架空小説あらすじ

お土産は偶数 あらすじ

お土産は偶数

お土産を買うときに、8個入りか、10個入りか、12個入りか、16個入りかで悩むことはないだろうか。
8個入りなら、4人家族なら2コずつ食べれる。
10個入りなら、3人家族なら、3コずつと、1コ、4人家族なら、2コずつと、2コ、5人家族なら、2コずつ食べれる。
12個入りは、3人家族なら、4コずつ、4人家族なら3コずつ、5人家族なら、2コずつと、2コ、6人家族なら、2コずつ。
16個入りなら、3人家族なら、5コずつと、1コ、4人家族なら、4コずつ、5人家族なら、3コずつと1コ、6人家族なら、2コずつと、4コ、8人家族なら、2コずつ。
お土産を持っていく家の人数、どれぐらい食べそうか、どれぐらい持って行きたいのか、それらによって、お土産を決める。
そのとき、なかなか奇数個を選ばないと思わないか？
大体、選択しにはいるのは、偶数個のことが多い。
自然と偶数個を選ぶことが多いのだ。
お土産売り場で、どの偶数個入りにするのかを悩む人たちの物語。