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シルさんと狩り ボスの話
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俺達は今、北の街道の奥の方で20体前後のゴブリンと戦っている。
戦い始めてから、30分弱。
体が対ゴブリンに慣れた結果、完全に作業的に敵を処理している。
話の途中で、体は勝手にゴブリンを切り、思考の途中で、体は勝手にゴブリンを切り、想像の途中で、体は勝手にゴブリンを切っている。
体が勝手にゴブリンを切ってくれるため、会話に集中できるし、何かの思索にも集中できる。
狩りが最適化されていくほど、会話が盛り上がっていった。
そんな狩りのこつは、余計な表示を減らすこと。
狩りを始めて早々に、メニューから設定を開き、ダメージ表記と、拾得物表示、経験値表示を全てオフにした。
これにより、狩りに意識を取られることなく、楽しく会話をすることができる。
だから、俺は、この狩りで、どれだけのゴブリンを倒したのかを知らない。
だから、俺は、この狩りで、どれだけの素材を手に入れたのかを知らない。
だから、俺は、この狩りで、どれだけ自分が成長したのかを知らない。
だから、俺は、この狩りでの、自分の攻撃の威力を知らない。
知らなくたって、1撃か、さらに1撃、攻撃すればゴブリンは、簡単に倒れる。
だから、俺は、この狩りが、どれだけ効率的なのかを知らない。
俺は、楽しく話すついでに狩りをしている。
だから、正直、効率などどうでも良いのだ。
楽しく狩りさえできれば。
俺はなんとなく気になっていたことをシルさんに聞いた。
目の前のゴブリンを切りながら聞いた。
「そういえば、シルさんは、ボスとかは倒したことあるんですか?」
確か、ここに来るまでの会話で、南のボスをあいつ呼ばわりしていたよな。
と言うことは、シルさんは、『ビッグラビット』を倒していると言うことなのかな?
それは、正規版で倒したのかな?
それとも、β版で倒したのかな?
どっちなんだろう?
俺は、どっちなんだろうと思いながら、目の前のゴブリンに『ダブルスラッシュ』を当てた。
もし倒しているとしたら、シルさんは、ソロで倒したのかな?
もしくは、どこかのパーティーに入って倒したのかな?
これまたどっちなんだろう?
また、どっちなんだろうと思いながら、目の前のゴブリンを切った。
シルさんは、少しだけ自慢げな声色で言った。
「正規版だと、パーティーで南のボスは倒したよ」
正規版で倒してたのか。
そうなんだ。
南のボスと言うことは、『ビッグラビット』だよな。
もしかしたら、最遅記録の記念称号とか持ってるのかな?
どうなんだろう?
俺は疑問に思いながら目の前のゴブリンを切った。
へぇと言いたげな声色で、ローズが言った。
「『ビッグラビット』を倒したのね」
倒していそうな感じはあるけど、実際倒していると聞くと少し驚くよな。
シルさんは、どんなパーティーで討伐したんだろう?
野良で行ったのかな?
そう考えながら目の前のゴブリンに『スラッシュ』を当てた。
野良で行ったなら、ボスを倒せるぐらいの連携を野良でとれるのってすごいよな。
コルドも知らなかったと驚きながら言った。
「兄貴も倒してたんだな!」
コルドも知らなかったんだな。
てっきりコルドは知っているのかと思ってたよ。
そう思いながら目の前のゴブリンを切った。
だって、案だけコミュニケーションを取る兄弟が、倒したボスの話をしていないとは思わないじゃん。
というか、シルさんは、コルドにAPOのことを全然言ってないんだな。
何でなんだろう?
APO内で言いたかったのかな?
サプライズ的な?
まぁ、シルさんならそう考える可能性もあるな。
十分あるな。
そう思いながら、目の前のゴブリンを切った。
まぁ、2人のコミュニケーションに口を挟む気はないけど、意外だな。
シルさんは、落ち着いた声で言った。
「腕試しに行ったんだよ。まぁ、1回負けて死んでるんだけどね」
へぇ、1回死んでるんだ。
シルさんが死んだ2回のうち1回はここなんだな。
まぁ、早く行きすぎると普通に死ぬよな。
そう思いながら目の前のゴブリンを切った。
それぐらいの強さはあるよな。
と言うか、よく1回倒した後に、周回をしようと思ったな。
今思うとめちゃめちゃ変なことをしてるな。
あのときは、記録とか、おいしい経験値に夢中で、普通にやってたけど、もう1度やれと言われたら、途中で失敗して死んでいる可能性もあったな。
あいつの攻撃力ってたやすく初心者を屠るぐらいはあるからな。
極振りの人が行くと余計に大変そうだな。
そう思いながら目の前のゴブリンに『ウィンドランス』を当てた。
コルドがへぇという顔をしながら言った。
「そうなんだな!」
コルドは、かなり新鮮な反応をしている。
この反応を見ると、シルさんとコルドは、やっぱり兄弟なんだなぁと思う。
反応の仕方がめちゃくちゃ似てるし、人を気持ちよくさせる反応をするからな。
続けてローズが聞いた。
ローズの質問を聞きながら目の前のゴブリンを切った。
「いつぐらいに行ったの?」
確かにそれ、めっちゃ気になる。
気になりながら、目の前のゴブリンを切った。
いつ行ったのかによって、俺達との比較にもなるし。
俺達が、『ビッグラビット』に行くのが早かったのか、それとも、それまでもいっぱい行ってるけど、俺達が運良く一番最初に討伐したのか。どっちなんだろうな?
まぁ、1人の意見を聞いただけで、どっちかバチッと分かるとは思わないけど、参考までに聞きたいな。
後は、どれぐらいのタイミングで行こうとなるものなのかも気になるな。
案外俺達と同じように、ノリで決まったのかな?
そこら辺も後で聞こう。
俺は、わくわくしながらシルさんの回答を待った。
回答を待ちながら目の前のゴブリンを切った。
俺がゴブリンを切っている途中で、シルさんが話し始めた。
「最初に行ったのは、2日目の午前だったかな。倒したのは3日目の午前中だよ」
2日目の午前。
と言うことは、俺達が、討伐に行くよりもかなり早いな。
そう思いながら目の前のゴブリンに『ウィンドバレット』を当てた。
俺達が討伐に行ったのが、2日目の午後だから、半日ぐらい早いのかな?
俺達が2日目の午前中に行って、『ビッグラビット』を倒せたかというと、少し厳しそうだな。
スキルとか、装備の問題で。
そのとき倒されてたら、一番乗りはシルさんのところだったんだな。
そう考えると俺達はかなり運が良いんだな。
ベストタイミングで行って、うまく倒せたし。
そう思いながら目の前のゴブリンを切った。
コルドは、シルさんに向かって言った。
「最初の時に倒してれば、最速だったかもな!」
そうだな。
俺は頷きながら目の前のゴブリンを切った。
俺もそう思う。
と言うか、実際そうだからな。
そう思って、頷いていると今度はローズが言った。
「確かにそうね。私たちが倒したのが、2日目の昼食後だったわね」
俺達が行く前の、いろんな人たちが『ビッグラビット』と戦ってたのか。
俺達が行くまで生き残ったのって、その人達のレベルが合ってたなかったのもあると思うけど、それと同じぐらい、運だよなぁ。
俺は、自分たちの運に今更ながら感心しつつ、目の前のゴブリンを切った。
やっぱり俺達って運が良いのかな?
1組ぐらい、奇跡を起こして、『ビッグラビット』を倒していても不思議じゃないからなぁ。
奇跡が起こせないでもないぐらいの防御力だったから、やっぱり運だよなぁ。
俺は心からそう思いながら、しみじみと言った。
「俺達は、運がよかったんだな」
俺は、心からそう思いながら、目の前のゴブリンを切った。
コルドが、うんうんと頷きながら言った。
「そうだな! 『ビッグラビット』を良い感じに倒せたし、運良く最初に倒せたしな!」
実力だと言うよりも、運だと言った方が自分で信じられる事ってあるよな。
そう思いながら目の前のゴブリンに『ウィンドバレット』を当てた。
『ビッグラビット』のこともそうだけど、それ以外も。
自分で、自分の実力だと言えるぐらい自信を持って何かを成し遂げる方が少ないよな。
俺はそう思いながら、気になったことをシルさんに聞く。
「β版だと何か倒さなかったのか?」
戦い始めてから、30分弱。
体が対ゴブリンに慣れた結果、完全に作業的に敵を処理している。
話の途中で、体は勝手にゴブリンを切り、思考の途中で、体は勝手にゴブリンを切り、想像の途中で、体は勝手にゴブリンを切っている。
体が勝手にゴブリンを切ってくれるため、会話に集中できるし、何かの思索にも集中できる。
狩りが最適化されていくほど、会話が盛り上がっていった。
そんな狩りのこつは、余計な表示を減らすこと。
狩りを始めて早々に、メニューから設定を開き、ダメージ表記と、拾得物表示、経験値表示を全てオフにした。
これにより、狩りに意識を取られることなく、楽しく会話をすることができる。
だから、俺は、この狩りで、どれだけのゴブリンを倒したのかを知らない。
だから、俺は、この狩りで、どれだけの素材を手に入れたのかを知らない。
だから、俺は、この狩りで、どれだけ自分が成長したのかを知らない。
だから、俺は、この狩りでの、自分の攻撃の威力を知らない。
知らなくたって、1撃か、さらに1撃、攻撃すればゴブリンは、簡単に倒れる。
だから、俺は、この狩りが、どれだけ効率的なのかを知らない。
俺は、楽しく話すついでに狩りをしている。
だから、正直、効率などどうでも良いのだ。
楽しく狩りさえできれば。
俺はなんとなく気になっていたことをシルさんに聞いた。
目の前のゴブリンを切りながら聞いた。
「そういえば、シルさんは、ボスとかは倒したことあるんですか?」
確か、ここに来るまでの会話で、南のボスをあいつ呼ばわりしていたよな。
と言うことは、シルさんは、『ビッグラビット』を倒していると言うことなのかな?
それは、正規版で倒したのかな?
それとも、β版で倒したのかな?
どっちなんだろう?
俺は、どっちなんだろうと思いながら、目の前のゴブリンに『ダブルスラッシュ』を当てた。
もし倒しているとしたら、シルさんは、ソロで倒したのかな?
もしくは、どこかのパーティーに入って倒したのかな?
これまたどっちなんだろう?
また、どっちなんだろうと思いながら、目の前のゴブリンを切った。
シルさんは、少しだけ自慢げな声色で言った。
「正規版だと、パーティーで南のボスは倒したよ」
正規版で倒してたのか。
そうなんだ。
南のボスと言うことは、『ビッグラビット』だよな。
もしかしたら、最遅記録の記念称号とか持ってるのかな?
どうなんだろう?
俺は疑問に思いながら目の前のゴブリンを切った。
へぇと言いたげな声色で、ローズが言った。
「『ビッグラビット』を倒したのね」
倒していそうな感じはあるけど、実際倒していると聞くと少し驚くよな。
シルさんは、どんなパーティーで討伐したんだろう?
野良で行ったのかな?
そう考えながら目の前のゴブリンに『スラッシュ』を当てた。
野良で行ったなら、ボスを倒せるぐらいの連携を野良でとれるのってすごいよな。
コルドも知らなかったと驚きながら言った。
「兄貴も倒してたんだな!」
コルドも知らなかったんだな。
てっきりコルドは知っているのかと思ってたよ。
そう思いながら目の前のゴブリンを切った。
だって、案だけコミュニケーションを取る兄弟が、倒したボスの話をしていないとは思わないじゃん。
というか、シルさんは、コルドにAPOのことを全然言ってないんだな。
何でなんだろう?
APO内で言いたかったのかな?
サプライズ的な?
まぁ、シルさんならそう考える可能性もあるな。
十分あるな。
そう思いながら、目の前のゴブリンを切った。
まぁ、2人のコミュニケーションに口を挟む気はないけど、意外だな。
シルさんは、落ち着いた声で言った。
「腕試しに行ったんだよ。まぁ、1回負けて死んでるんだけどね」
へぇ、1回死んでるんだ。
シルさんが死んだ2回のうち1回はここなんだな。
まぁ、早く行きすぎると普通に死ぬよな。
そう思いながら目の前のゴブリンを切った。
それぐらいの強さはあるよな。
と言うか、よく1回倒した後に、周回をしようと思ったな。
今思うとめちゃめちゃ変なことをしてるな。
あのときは、記録とか、おいしい経験値に夢中で、普通にやってたけど、もう1度やれと言われたら、途中で失敗して死んでいる可能性もあったな。
あいつの攻撃力ってたやすく初心者を屠るぐらいはあるからな。
極振りの人が行くと余計に大変そうだな。
そう思いながら目の前のゴブリンに『ウィンドランス』を当てた。
コルドがへぇという顔をしながら言った。
「そうなんだな!」
コルドは、かなり新鮮な反応をしている。
この反応を見ると、シルさんとコルドは、やっぱり兄弟なんだなぁと思う。
反応の仕方がめちゃくちゃ似てるし、人を気持ちよくさせる反応をするからな。
続けてローズが聞いた。
ローズの質問を聞きながら目の前のゴブリンを切った。
「いつぐらいに行ったの?」
確かにそれ、めっちゃ気になる。
気になりながら、目の前のゴブリンを切った。
いつ行ったのかによって、俺達との比較にもなるし。
俺達が、『ビッグラビット』に行くのが早かったのか、それとも、それまでもいっぱい行ってるけど、俺達が運良く一番最初に討伐したのか。どっちなんだろうな?
まぁ、1人の意見を聞いただけで、どっちかバチッと分かるとは思わないけど、参考までに聞きたいな。
後は、どれぐらいのタイミングで行こうとなるものなのかも気になるな。
案外俺達と同じように、ノリで決まったのかな?
そこら辺も後で聞こう。
俺は、わくわくしながらシルさんの回答を待った。
回答を待ちながら目の前のゴブリンを切った。
俺がゴブリンを切っている途中で、シルさんが話し始めた。
「最初に行ったのは、2日目の午前だったかな。倒したのは3日目の午前中だよ」
2日目の午前。
と言うことは、俺達が、討伐に行くよりもかなり早いな。
そう思いながら目の前のゴブリンに『ウィンドバレット』を当てた。
俺達が討伐に行ったのが、2日目の午後だから、半日ぐらい早いのかな?
俺達が2日目の午前中に行って、『ビッグラビット』を倒せたかというと、少し厳しそうだな。
スキルとか、装備の問題で。
そのとき倒されてたら、一番乗りはシルさんのところだったんだな。
そう考えると俺達はかなり運が良いんだな。
ベストタイミングで行って、うまく倒せたし。
そう思いながら目の前のゴブリンを切った。
コルドは、シルさんに向かって言った。
「最初の時に倒してれば、最速だったかもな!」
そうだな。
俺は頷きながら目の前のゴブリンを切った。
俺もそう思う。
と言うか、実際そうだからな。
そう思って、頷いていると今度はローズが言った。
「確かにそうね。私たちが倒したのが、2日目の昼食後だったわね」
俺達が行く前の、いろんな人たちが『ビッグラビット』と戦ってたのか。
俺達が行くまで生き残ったのって、その人達のレベルが合ってたなかったのもあると思うけど、それと同じぐらい、運だよなぁ。
俺は、自分たちの運に今更ながら感心しつつ、目の前のゴブリンを切った。
やっぱり俺達って運が良いのかな?
1組ぐらい、奇跡を起こして、『ビッグラビット』を倒していても不思議じゃないからなぁ。
奇跡が起こせないでもないぐらいの防御力だったから、やっぱり運だよなぁ。
俺は心からそう思いながら、しみじみと言った。
「俺達は、運がよかったんだな」
俺は、心からそう思いながら、目の前のゴブリンを切った。
コルドが、うんうんと頷きながら言った。
「そうだな! 『ビッグラビット』を良い感じに倒せたし、運良く最初に倒せたしな!」
実力だと言うよりも、運だと言った方が自分で信じられる事ってあるよな。
そう思いながら目の前のゴブリンに『ウィンドバレット』を当てた。
『ビッグラビット』のこともそうだけど、それ以外も。
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