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会話は有りません。文だけですみません
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それから4日が経ちついにロジャスティア公爵家主催のお茶会が開かれた。ユリアはこのために新調されたフリルがふんだんに使われた可愛らしいドレスを着て馬車で開催地となる公爵家に向かった。
この度のお茶会は親の同伴は禁止され、招待された娘のみの参加だ。幼いながらも貴族としての交流を経験させる事を目的としている。しかしその裏、より高い身分の者に媚をうり自分の地位をより盤石の物にしようとあの手この手で取り巻き先を探す下位貴族が暗躍する会である。幼いながらも魂は貴族である。
現に唯一の公爵家の娘の周りに招待された娘達が多数いた。きっと、あの中から将来彼女の取り巻き達が選ばれるのだろう。取り巻きとの関係はとてもビジネス的な関係である。
高位の貴族にとりつき恩恵を貰ったり、取り巻きの数や質で自身の地位を表すのは古典的な考え方であるが今も尚続くものだ。
そんな逞しく貴族世界で生き残ろうとする同世代を他所にユリアはと言うと、お茶会の練習と称してお茶を飲み過ぎお腹を壊し寝坊し、遅れて会場入りをした。すでに出来上がっていた人の塊ーロジャスティア家の取り巻きーを見て挨拶は後でしようと考えていた。
ま、べつにいいか。それよりなにこれ!おいしそうなケーキ!!
流石公爵家、という程に華やかなデザートが並べられるテーブルの前にユリアは仁王立ちしていた。綺麗に並べられている一口ケーキを見て涎を我慢するのに必死だった。
デザートが置かれるエリアにユリア以外居ないことから参加者達はどうやらデザートよりもコネ作りやお喋りに夢中らしい。
これとこれでしょ?あれもおいしそう!
トレーいっぱいに目に入った美味しそうなお菓子を片っ端から入れる。
ショートケーキに、タルトに、からふるなマカロンに、マドレーヌ!
早く食べたいが欲張って入れた為重くなり、プルプルしながら慎重にしっかりと両手でトレーを持ち机に運んだ。
やっとの思いで運び終え達成感を得るユリア。(距離は全くなかったのだが)早速フォークを取りショートケーキを食べようとした。
「あの、はじめまして」
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それから4日が経ちついにロジャスティア公爵家主催のお茶会が開かれた。ユリアはこのために新調されたフリルがふんだんに使われた可愛らしいドレスを着て馬車で開催地となる公爵家に向かった。
この度のお茶会は親の同伴は禁止され、招待された娘のみの参加だ。幼いながらも貴族としての交流を経験させる事を目的としている。しかしその裏、より高い身分の者に媚をうり自分の地位をより盤石の物にしようとあの手この手で取り巻き先を探す下位貴族が暗躍する会である。幼いながらも魂は貴族である。
現に唯一の公爵家の娘の周りに招待された娘達が多数いた。きっと、あの中から将来彼女の取り巻き達が選ばれるのだろう。取り巻きとの関係はとてもビジネス的な関係である。
高位の貴族にとりつき恩恵を貰ったり、取り巻きの数や質で自身の地位を表すのは古典的な考え方であるが今も尚続くものだ。
そんな逞しく貴族世界で生き残ろうとする同世代を他所にユリアはと言うと、お茶会の練習と称してお茶を飲み過ぎお腹を壊し寝坊し、遅れて会場入りをした。すでに出来上がっていた人の塊ーロジャスティア家の取り巻きーを見て挨拶は後でしようと考えていた。
ま、べつにいいか。それよりなにこれ!おいしそうなケーキ!!
流石公爵家、という程に華やかなデザートが並べられるテーブルの前にユリアは仁王立ちしていた。綺麗に並べられている一口ケーキを見て涎を我慢するのに必死だった。
デザートが置かれるエリアにユリア以外居ないことから参加者達はどうやらデザートよりもコネ作りやお喋りに夢中らしい。
これとこれでしょ?あれもおいしそう!
トレーいっぱいに目に入った美味しそうなお菓子を片っ端から入れる。
ショートケーキに、タルトに、からふるなマカロンに、マドレーヌ!
早く食べたいが欲張って入れた為重くなり、プルプルしながら慎重にしっかりと両手でトレーを持ち机に運んだ。
やっとの思いで運び終え達成感を得るユリア。(距離は全くなかったのだが)早速フォークを取りショートケーキを食べようとした。
「あの、はじめまして」
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