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しおりを挟む「お2人とも甘いですわね!私はもっと可愛らしいマリーの一面を知っていますのよ」
ドーン、と音を出すほどの勢いで机を叩きながら立ち上がったユリアはその勢いでペラペラと可愛らしい所を言いあげる。
「まずはですね、本当にお姉さんみたいなせいかくですね。マナーのせんぞくコーチと化しているマリーですがそもそもは余りにもできていないわたしをきぞくのなんたるや、と言いつつしどうにあった、と言いますがわたしのしょうらいを考えたけっか当たってくれたのです」
マシンガントークを割愛すると、マリアンヌは如何に他人の事を思いやっている、その性格の良さが素敵。また、完璧な人なのに大の動物好きで子犬を撫でるが子犬は嫌がられていて悲しい表情をするもののどうにかして懐かせようと餌付けする所が可愛らしいだとか。まだまだ有るらしいのだがこの辺りを挙げておこう。
そのマシンガントーク中ユリア以外の人物達は各々の様子で聞いていた。
セリーナは先程勢いをつけ立ち上がったユリアのせいで溢れたお茶をハンカチで拭いていたり、当のマリアンヌは顔を真っ赤にして語るユリアを止めようとしたり、アルバートは初めて聞く姉の一面を真剣に聞いていて、ミカエラは婚約者が愛称を呼ばせるのを許している事実に衝撃を受け固まっていた。
「と言うところかしら。でもあまり長い付き合いじゃないからこの程度だけど」
「いえ!姉弟だと言うのにそのような一面があったとは知りませんでした。これも仲の良さがなせるものですね!」
「いつも断られているというものの、愛称を呼ばせているのですね。マリー、いや僕だけが呼ぶ愛称というのも捨てがたい」
3人が好き勝手騒ぐのをぷるぷると顔を赤くしていたマリアンヌは耐えきれなくなりキッ、と猫目をさらに鋭くさせ睨む。
「3人方今すぐだまらっしゃい!当人がいる前でまぁペラペラと、恥ずかしいったら仕方ありません!セーナ以外は今すぐ出ていきなさい」
お茶会主催者の解散宣言でユリア達3人は強制送還されたが後日よりこの3人でマリアンヌに内緒で文通が始まることとなる。内容はわざわざ言うこともないだろう。
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