2 / 2
ほんのちょっとした補足あるいは蛇足
しおりを挟む
実はこの話、ちょっとした叙述トリック要素があります。ヒントは☆。
☆で挟まれた部分だけ、語り手が違います。最後の湖の場面で、女は刑事さんと初対面ではないのに対し、語り手は刑事さんとこの時初対面なのです。
あと、この湖に写る顔は「自分が殺した者の顔」。そして、伝説に残る庄屋の息子は、この湖に小作の娘の顔を見ている。……ということは……。
刑事さんの言う「自分しか知らない真相」とは、そういうことです。
☆で挟まれた部分だけ、語り手が違います。最後の湖の場面で、女は刑事さんと初対面ではないのに対し、語り手は刑事さんとこの時初対面なのです。
あと、この湖に写る顔は「自分が殺した者の顔」。そして、伝説に残る庄屋の息子は、この湖に小作の娘の顔を見ている。……ということは……。
刑事さんの言う「自分しか知らない真相」とは、そういうことです。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる