31 / 53
eスポーツ部誕生
30 チュートリアル15
しおりを挟む
『泉』にいる間にライフ、マナがどんどん回復し、詰め替えポーションも満タンになった。
速人は『荷物を積んだ牛』をクリックし、ショップのウインドウを表示した。メニューで『全てのアイテム』を選択し、それを見ながら説明を始めた。
「ショップで購入できるアイテムには様々な種類があるけど、ゴールドは限られているので何を買うべきがよく考える必要があるよ」
「確かにいっぱいありすぎて、何を買えばいいか迷っちゃうね」
「この時、考えなければならないのは、チャンピオンをどのように導くかという事。例えば、攻撃力は高いけど防御力が弱いチャンピオンがいるとするじゃない。この時、買うべきアイテムは武器なのか、防具なのかというジレンマがあるんだ」
「確かに長所を伸ばすか、短所を克服するか難しいね。それ学校の勉強と一緒か」
「学校の勉強なら、両方やらなきゃいけないかもしれないけど、LoLでは持ってるゴールドの中でやりくりしなきゃいけない。そして、強力なアイテムの購入には複数の素材となるアイテムを購入しなければならない。そこが難しいんだ」
「えー、私分かるかなぁ?」
「幸いLoLでは多くのプレイヤーが試行錯誤した結果がネット上に公開されているので、それを参考にするといいよ。それからアイテムを買い揃える事を『アイテムビルド』と言うよ」
「出たー。また専門用語!」
「ごめん、沢山あって一度に覚えきれないよね。でも少しづつ覚えてね」
「はーい」
「このアイテムビルドは相手の状況に応じて変えていく必要もあるから、毎回同じで良いという訳ではないんだ。状況判断が必要だよ」
「本当にLoLって奥が深いのね」
「うん、だからこそ飽きないで、長いこと続けているプレイヤーが多いんだ。さて、今度はこれ買います。これでかなり攻撃力がアップしたよ」
速人はアイテムの買い物を済ました後、マスター・イーを出撃させた。
「じゃあ、次はトップのお手伝いに行きますよ」
速人がミニマップで、トップレーンの中間地点をクリックするとマスター・イーは最短距離で目的地までを自動で走った。
順調に中間地点まで辿り着けると思っていたが、とんでもない事が起きていた。
「しまった。遅かったか……」
トップレーンの中間地点に近いタワーがすでに破壊されていて、敵チャンピオンが二つ目のタワーを攻撃していた。
味方チャンピオンが見当たらない。と言う事は、すでに倒された可能性が高い。
「ここを何とかしないと……」
急いで敵チャンピオンへと向かった。
速人は『荷物を積んだ牛』をクリックし、ショップのウインドウを表示した。メニューで『全てのアイテム』を選択し、それを見ながら説明を始めた。
「ショップで購入できるアイテムには様々な種類があるけど、ゴールドは限られているので何を買うべきがよく考える必要があるよ」
「確かにいっぱいありすぎて、何を買えばいいか迷っちゃうね」
「この時、考えなければならないのは、チャンピオンをどのように導くかという事。例えば、攻撃力は高いけど防御力が弱いチャンピオンがいるとするじゃない。この時、買うべきアイテムは武器なのか、防具なのかというジレンマがあるんだ」
「確かに長所を伸ばすか、短所を克服するか難しいね。それ学校の勉強と一緒か」
「学校の勉強なら、両方やらなきゃいけないかもしれないけど、LoLでは持ってるゴールドの中でやりくりしなきゃいけない。そして、強力なアイテムの購入には複数の素材となるアイテムを購入しなければならない。そこが難しいんだ」
「えー、私分かるかなぁ?」
「幸いLoLでは多くのプレイヤーが試行錯誤した結果がネット上に公開されているので、それを参考にするといいよ。それからアイテムを買い揃える事を『アイテムビルド』と言うよ」
「出たー。また専門用語!」
「ごめん、沢山あって一度に覚えきれないよね。でも少しづつ覚えてね」
「はーい」
「このアイテムビルドは相手の状況に応じて変えていく必要もあるから、毎回同じで良いという訳ではないんだ。状況判断が必要だよ」
「本当にLoLって奥が深いのね」
「うん、だからこそ飽きないで、長いこと続けているプレイヤーが多いんだ。さて、今度はこれ買います。これでかなり攻撃力がアップしたよ」
速人はアイテムの買い物を済ました後、マスター・イーを出撃させた。
「じゃあ、次はトップのお手伝いに行きますよ」
速人がミニマップで、トップレーンの中間地点をクリックするとマスター・イーは最短距離で目的地までを自動で走った。
順調に中間地点まで辿り着けると思っていたが、とんでもない事が起きていた。
「しまった。遅かったか……」
トップレーンの中間地点に近いタワーがすでに破壊されていて、敵チャンピオンが二つ目のタワーを攻撃していた。
味方チャンピオンが見当たらない。と言う事は、すでに倒された可能性が高い。
「ここを何とかしないと……」
急いで敵チャンピオンへと向かった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
8
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる