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異空間は暖かいかも
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この日は満身創痍でキルドに到着し、薬草とゴブリンの魔石を納品した。
この日の晩飯は薄い味付けのスープとクソ固いパンだった。
宿屋はもちろん最安値の雑魚寝だった。
今の現状は想像いていた以上にハードなものだ。
いくら異世界に憧れがあったとはいえ、今の生活が続くとなると前の世界でブラック企業に飼い殺しされていた方が何倍も真面目なのではと思えてくる。
とはいえ、ひもじい生活は辛く早くお金を稼ぐ必要があると考えるも疲れのためか横になると直ぐに寝てしまった。
翌日の朝食は昨日と同じクソ固いパン1個と水だった。
今日は昨日ひらめいた作戦を試そうと思っている。
とはいえそれが不発になると困るので薬草も探しつつだ。
街から1時間ほど歩いた所の草原でそれを試す。
任意の上空に異空間を出しそここら岩を落とす作戦だ。
結果は思った通り成功だった。
あまり高い位置に出現させると狙いがズレたりする心配かあるのでモンスター直上の2m位がベストだろうと思う。
何度か練習した後、大きな岩を手当たり次第に集めながらゴブリンを探す。
探しはじめて30分程でゴブリン3匹を発見する。
異空間は同時には出現させれないが、連続して出現させれるのは練習時に把握している。
まずは一番大きな岩を落とす。
次の異空間を出現させたところで2匹同時に大きな岩に押しつぶされる。
残ったゴブリンは何が起きたか分からず戸惑う。
そして数秒後にはそのゴブリンも岩の下敷きになっていた。
「楽勝だったけど、異空間から岩が完全に出きってからしか次の異空間が出せないのが問題か」
独りでぶつくさ考えながら独り言を言う。
落下した岩に手を付き異空間に収納していく。
「あー、これはかなりグロいな。
魔石が無事ならいいけど…。」
その日からマサトはゴブリンを狩りまくった。
ただし岩の重みで魔石が砕けてしまう事も何度かあり、思った程は稼ぐ事は出来ていなかった。
その日の夜、ステータスを見るとレベルが2になっていた。
「あれだけ倒して1つしかレベルアップが上がらないのか…。」
異世界といえば俺ツエーーーしてハーレム!みたいなを想像していただけに溜め息しか出ない。
翌日いつもよりも深く山に入った。
マサトは何かに追われていた。
「なんだアイツは!
逃げ切れない…。」
マサトは走る力がもうなく途中でうずくまる。
そして数秒後に現れたのは鬼。
ファンタジーではオーガと呼ばれるモンスターだった。
ゴブリンとはまるで体格が違い筋肉隆々で大きさもマサトの倍くらいの大きさはあった。
「異空間!」
オーガの頭上2m程のところで岩を落下させる。
しかしオーガは腕でその岩を受け止める。
「なっ!」
マサトは驚きつつも更に岩を落とす。
オーガはその岩をも腕ではじきかえす。
しかしその隙にマサトはその場から逃げ出す事に成功する。
ただしその場から逃げれただけで再び追いかけっこが始まる。
その日なんとかオーガから逃げ切ったものの岩陰に隠れ寒さと恐怖に震える。
日は完全に落ち、途中でずぶ濡れになりながら川を渡ったため、凍死するんじゃないかと思うほどの震えが襲っていた。
そんなときふと異空間に手を突っ込めばもしかすると多少は暖かいかもとダメ元で手を入れてみる。
「意外に暖かいかも…」
先程確認したステータスは寒さで体力が削られ ゛体力2゛ となっていた。
この日の晩飯は薄い味付けのスープとクソ固いパンだった。
宿屋はもちろん最安値の雑魚寝だった。
今の現状は想像いていた以上にハードなものだ。
いくら異世界に憧れがあったとはいえ、今の生活が続くとなると前の世界でブラック企業に飼い殺しされていた方が何倍も真面目なのではと思えてくる。
とはいえ、ひもじい生活は辛く早くお金を稼ぐ必要があると考えるも疲れのためか横になると直ぐに寝てしまった。
翌日の朝食は昨日と同じクソ固いパン1個と水だった。
今日は昨日ひらめいた作戦を試そうと思っている。
とはいえそれが不発になると困るので薬草も探しつつだ。
街から1時間ほど歩いた所の草原でそれを試す。
任意の上空に異空間を出しそここら岩を落とす作戦だ。
結果は思った通り成功だった。
あまり高い位置に出現させると狙いがズレたりする心配かあるのでモンスター直上の2m位がベストだろうと思う。
何度か練習した後、大きな岩を手当たり次第に集めながらゴブリンを探す。
探しはじめて30分程でゴブリン3匹を発見する。
異空間は同時には出現させれないが、連続して出現させれるのは練習時に把握している。
まずは一番大きな岩を落とす。
次の異空間を出現させたところで2匹同時に大きな岩に押しつぶされる。
残ったゴブリンは何が起きたか分からず戸惑う。
そして数秒後にはそのゴブリンも岩の下敷きになっていた。
「楽勝だったけど、異空間から岩が完全に出きってからしか次の異空間が出せないのが問題か」
独りでぶつくさ考えながら独り言を言う。
落下した岩に手を付き異空間に収納していく。
「あー、これはかなりグロいな。
魔石が無事ならいいけど…。」
その日からマサトはゴブリンを狩りまくった。
ただし岩の重みで魔石が砕けてしまう事も何度かあり、思った程は稼ぐ事は出来ていなかった。
その日の夜、ステータスを見るとレベルが2になっていた。
「あれだけ倒して1つしかレベルアップが上がらないのか…。」
異世界といえば俺ツエーーーしてハーレム!みたいなを想像していただけに溜め息しか出ない。
翌日いつもよりも深く山に入った。
マサトは何かに追われていた。
「なんだアイツは!
逃げ切れない…。」
マサトは走る力がもうなく途中でうずくまる。
そして数秒後に現れたのは鬼。
ファンタジーではオーガと呼ばれるモンスターだった。
ゴブリンとはまるで体格が違い筋肉隆々で大きさもマサトの倍くらいの大きさはあった。
「異空間!」
オーガの頭上2m程のところで岩を落下させる。
しかしオーガは腕でその岩を受け止める。
「なっ!」
マサトは驚きつつも更に岩を落とす。
オーガはその岩をも腕ではじきかえす。
しかしその隙にマサトはその場から逃げ出す事に成功する。
ただしその場から逃げれただけで再び追いかけっこが始まる。
その日なんとかオーガから逃げ切ったものの岩陰に隠れ寒さと恐怖に震える。
日は完全に落ち、途中でずぶ濡れになりながら川を渡ったため、凍死するんじゃないかと思うほどの震えが襲っていた。
そんなときふと異空間に手を突っ込めばもしかすると多少は暖かいかもとダメ元で手を入れてみる。
「意外に暖かいかも…」
先程確認したステータスは寒さで体力が削られ ゛体力2゛ となっていた。
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