19 / 58
ハルナどうした?
しおりを挟む
あの日か数日歩き街道の無人の休憩所のような所で越を下ろす。
休憩所には簡易ではあるものの、大まかな地図が設置されていた。
「ご主人様、このまま街道を進むよりもこっちの森を抜けてショートカットしないか?
街道は安全だけどゴブリンすら出会ってなくてレベル上げが全くできてないしさ。」
「確かにこの森を抜けると数日はショートカットできそうだな。
ただ森の中は危険だけどハルナ大丈夫か?」
「ええ、歩くのは問題ありません。
危なくなったら裏異空間へ避難でしょ?」
「よし、じゃ森を進むか。」
それから数時間後。
「ご主人様、楽勝だったな」
笑顔でアンナが笑う。
その足下には岩で潰されたゴブリンではなく、剣で切り殺されたゴブリンが5体横たわっていた。
前回まで1体は大丈夫だけど2体だと厳しいと言っていたが、今日は素早さ2倍の加護を与えたら目で追うのかやっとのハイスピードになっていた。
スピードは上がったが力が上がった訳ではないので何度も斬りつける必要はあったものの全く危なげなく倒してしまった。
「ご主人様、加護も切れたみたいだし、日も落ちそうだから魔石抜いたら裏異空間へ帰ろう。」
「そうだな。
それにしてもあのスピードは凄いな。
明日は単独行動してる奴を狙って経験値倍化いってみよう。」
3人は笑顔で裏異空間へ戻る。
食事をとった後マサトが風呂に入っていると
「ご主人様、今日も背中流しに来たぞ!」
ここ数日、アンナは男風呂に突入してくる。
マサトは歳も40歳で、どことは言わないが色々な所が弱ってきているがアンナはそんな事は関係ないとばかりにグイグイくる。
そんな時に風呂場のドアが開く。
「ご主人様……。」
そこはバスタオルを巻いたハルナが赤面しながら下を向いて立っていた。
「ご主人様……。
や、やっぱり無理です!
すみません!!!」
ハルナは恥ずかしさの限界で、扉を開けて3秒で回れ右して逃げていった。
アンナとマサトは口をぽかーんと開けてしまう。
あれはなんだったんだろうか?
助けられたら恩返しか何かで背中を流しに来たんだろうか?
まさかこんなオッサンが好きなんてないよな?
「アンナ、今のはなんだったんだ?」
「さぁ?」
二人して首を傾げる。
風呂をあがるとリビングでハルナが待っていた。
「さ、さっ、さっきは…
す、すみ、すみませんでした!!」
「え?あ?いや?
もしかして助けたお礼とか考えているなら無理しなくてもいいぞ。
流石に俺もそこまでゲスじゃないから。」
「いえ、あの、その。
そんな訳じゃなくて……。」
「ご、ご主人様、き、き、きょ、今日は疲れたので寝ます。
おやすみなさーーーーーーーーい!」
ダッシュでハルナは自分の部屋に走っていった。
「なんだかよく分からんが、ハルナは部屋に行ってしまったので二人でチビチビ酒でも飲もう。」
「ああそうだな。
葡萄酒がもうすぐ無くなりそうだから次の村で仕入れてはどうだろうか?」
「おっ、毎日飲んでたから残りが少なくなったのか。
多少の路銀はまだあるからそうするか。」
この世界の葡萄酒は質も悪く美味しいとは思えないが、マサトの魔力量だと酒はネット通販では買えなくもないが、買うと飯が買えなくなってしまうので葡萄酒で我慢している。
「俺の世界の酒は美味いぞ!
レベルが上がったら飲ませてやるから明日も頑張ろうな。」
「それは楽しみだ。
では明日の為に乾杯といこう!」
そして夜は更けていった。
休憩所には簡易ではあるものの、大まかな地図が設置されていた。
「ご主人様、このまま街道を進むよりもこっちの森を抜けてショートカットしないか?
街道は安全だけどゴブリンすら出会ってなくてレベル上げが全くできてないしさ。」
「確かにこの森を抜けると数日はショートカットできそうだな。
ただ森の中は危険だけどハルナ大丈夫か?」
「ええ、歩くのは問題ありません。
危なくなったら裏異空間へ避難でしょ?」
「よし、じゃ森を進むか。」
それから数時間後。
「ご主人様、楽勝だったな」
笑顔でアンナが笑う。
その足下には岩で潰されたゴブリンではなく、剣で切り殺されたゴブリンが5体横たわっていた。
前回まで1体は大丈夫だけど2体だと厳しいと言っていたが、今日は素早さ2倍の加護を与えたら目で追うのかやっとのハイスピードになっていた。
スピードは上がったが力が上がった訳ではないので何度も斬りつける必要はあったものの全く危なげなく倒してしまった。
「ご主人様、加護も切れたみたいだし、日も落ちそうだから魔石抜いたら裏異空間へ帰ろう。」
「そうだな。
それにしてもあのスピードは凄いな。
明日は単独行動してる奴を狙って経験値倍化いってみよう。」
3人は笑顔で裏異空間へ戻る。
食事をとった後マサトが風呂に入っていると
「ご主人様、今日も背中流しに来たぞ!」
ここ数日、アンナは男風呂に突入してくる。
マサトは歳も40歳で、どことは言わないが色々な所が弱ってきているがアンナはそんな事は関係ないとばかりにグイグイくる。
そんな時に風呂場のドアが開く。
「ご主人様……。」
そこはバスタオルを巻いたハルナが赤面しながら下を向いて立っていた。
「ご主人様……。
や、やっぱり無理です!
すみません!!!」
ハルナは恥ずかしさの限界で、扉を開けて3秒で回れ右して逃げていった。
アンナとマサトは口をぽかーんと開けてしまう。
あれはなんだったんだろうか?
助けられたら恩返しか何かで背中を流しに来たんだろうか?
まさかこんなオッサンが好きなんてないよな?
「アンナ、今のはなんだったんだ?」
「さぁ?」
二人して首を傾げる。
風呂をあがるとリビングでハルナが待っていた。
「さ、さっ、さっきは…
す、すみ、すみませんでした!!」
「え?あ?いや?
もしかして助けたお礼とか考えているなら無理しなくてもいいぞ。
流石に俺もそこまでゲスじゃないから。」
「いえ、あの、その。
そんな訳じゃなくて……。」
「ご、ご主人様、き、き、きょ、今日は疲れたので寝ます。
おやすみなさーーーーーーーーい!」
ダッシュでハルナは自分の部屋に走っていった。
「なんだかよく分からんが、ハルナは部屋に行ってしまったので二人でチビチビ酒でも飲もう。」
「ああそうだな。
葡萄酒がもうすぐ無くなりそうだから次の村で仕入れてはどうだろうか?」
「おっ、毎日飲んでたから残りが少なくなったのか。
多少の路銀はまだあるからそうするか。」
この世界の葡萄酒は質も悪く美味しいとは思えないが、マサトの魔力量だと酒はネット通販では買えなくもないが、買うと飯が買えなくなってしまうので葡萄酒で我慢している。
「俺の世界の酒は美味いぞ!
レベルが上がったら飲ませてやるから明日も頑張ろうな。」
「それは楽しみだ。
では明日の為に乾杯といこう!」
そして夜は更けていった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
マカロニ
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる