47 / 58
ゴブリンキング
しおりを挟む
「なぁ、ここってやっぱり…」
「多分ご主人様の言いたい事は正解だと思うぞ。」
雪の中、行軍していくと洞窟があったので何気なく入ってみると、以前ダンジョンで体験したのと同じく高台などフィールドが表れたのだった。
「これマズいよなぁ。
どれだけ強いモンスターが出てくるか分からないし、何より野良ダンジョンっぽいから地図や案内板なんて皆無だろうから帰還するための石碑を探すのが大変そうだ…。」
そう、アンナとマサトは野良ダンジョンに入ってしまったのだ。
「ご主人様、過ぎた事は仕方ない。
進むしか手はないだろう。」
「アンナの言う通り悲観しても仕方ないな。
進もう。」
1時間程歩いただろうか、出会う敵はゴブリンとスライムだけで前に潜ったダンジョンと大差はないように感じる。
そう思えたのも束の間だった。
マサトとアンナは弱いはずのゴブリン達に追われていた。
「おいアンナ、狼に乗るゴブリンなんて聞いてないぞ!!」
「私に文句を言うな、私だってあんなのは初めて見たし聞いた事もない。」
このゴブリン達は知能が高いのか狼系のモンスターに乗ったゴブリンにはやし立てられ逃げた先ではゴブリンアーチャーやゴブリンメイジ達からの波状攻撃。
「裏異空間に逃げたところで、再び出るときに待ち伏せされたらひとたまりもないな。
ご主人様どうする?」
「どうするって言っても逃げながら各個撃破しかないんじゃないか…。
これだけ統制が出来てるって事はゴブリンの上位種が居るな。」
「昔聞いた事があるがゴブリンキングが引き連れたゴブリン達が街を襲った事があるらしい…。」
「自分達から村程度ならいざ知らず、街に襲撃するなんて余程の自信があったんだろうな。」
「ご主人様ヤバいぞ。
囲まれている。
こうなっては打って出るしかないな。」
「固まるとメイジとアーチャーの的になる。
優先的にメイジとアーチャーを倒してくれ。」
マサトの言葉を聞きアンナはその素早さで一気に切り込んでいく。
マサトも援護で岩落としを連発する。
そこに狼系のモンスターに乗ったゴブリンが突撃してくるので岩での援護から剣での戦いに変化していく。
マサトはなんとか決定打をもらう事はなく戦っているが、身体中傷だらけだ。
アンナはその素早さで全て攻撃をかわしているが、敵の数か多いのと連携が取れているため中々切り崩せないでいた。
このままではジリ貧だと考えが頭を過ったと同時に崖の上に3匹のゴブリンが目に入った。
3匹のうち2匹は身体が他のゴブリンよりも大きくゴブリンに似つかわしくない筋肉で覆われていた。
「って事は2匹に守られている真ん中の奴がキングか!」
「アンナ!
ここは俺が惹きつける!
直ぐに崖に登れ!
上にキングが居る!」
アンナは前のようにマサトに大怪我を負わせてしまうのではと頭を過ったが、このままではどのみちジリ貧で二人とも倒れる事になると判断して一気に崖に駆け上る。
マサトは崖を駆け上るアンナに追いつこうとするゴブリン達に岩をお見舞いする。
とはいえ自分の事でも精一杯なので必要最低限の援護になる。
アンナはマサトの様子を見ながら早く上の三体を倒さなくてはと走る。
そして目の前には2体のゴブリンの顔をした筋肉隆々のゴブリンジェネラルが立ちはだかる。
「お前たちの相手をしている暇はない!」
ゴブリンジェネラルの振るう剣は遠心力のきいた強烈のものだった。
しかしいかにジェネラルだといえ所詮はゴブリン。
アンナは全て交わし2匹の足の健を切りその場で足止めする事を優先する。
アンナの愛する主人は下で必至に戦っている。
早くこの戦いを終わらせないないと…。
アンナがそう思いゴブリンキングに目を合わせると、キングはなにやら魔法を詠唱し終わった瞬間で一瞬アンナに汚い笑みを向けた。
「ぐぁーーーーーー!」
上空から一つの稲光が落ち、アンナに直撃する。
流石のアンナも雷系の魔法は交わしきれず地面に倒れる。
「多分ご主人様の言いたい事は正解だと思うぞ。」
雪の中、行軍していくと洞窟があったので何気なく入ってみると、以前ダンジョンで体験したのと同じく高台などフィールドが表れたのだった。
「これマズいよなぁ。
どれだけ強いモンスターが出てくるか分からないし、何より野良ダンジョンっぽいから地図や案内板なんて皆無だろうから帰還するための石碑を探すのが大変そうだ…。」
そう、アンナとマサトは野良ダンジョンに入ってしまったのだ。
「ご主人様、過ぎた事は仕方ない。
進むしか手はないだろう。」
「アンナの言う通り悲観しても仕方ないな。
進もう。」
1時間程歩いただろうか、出会う敵はゴブリンとスライムだけで前に潜ったダンジョンと大差はないように感じる。
そう思えたのも束の間だった。
マサトとアンナは弱いはずのゴブリン達に追われていた。
「おいアンナ、狼に乗るゴブリンなんて聞いてないぞ!!」
「私に文句を言うな、私だってあんなのは初めて見たし聞いた事もない。」
このゴブリン達は知能が高いのか狼系のモンスターに乗ったゴブリンにはやし立てられ逃げた先ではゴブリンアーチャーやゴブリンメイジ達からの波状攻撃。
「裏異空間に逃げたところで、再び出るときに待ち伏せされたらひとたまりもないな。
ご主人様どうする?」
「どうするって言っても逃げながら各個撃破しかないんじゃないか…。
これだけ統制が出来てるって事はゴブリンの上位種が居るな。」
「昔聞いた事があるがゴブリンキングが引き連れたゴブリン達が街を襲った事があるらしい…。」
「自分達から村程度ならいざ知らず、街に襲撃するなんて余程の自信があったんだろうな。」
「ご主人様ヤバいぞ。
囲まれている。
こうなっては打って出るしかないな。」
「固まるとメイジとアーチャーの的になる。
優先的にメイジとアーチャーを倒してくれ。」
マサトの言葉を聞きアンナはその素早さで一気に切り込んでいく。
マサトも援護で岩落としを連発する。
そこに狼系のモンスターに乗ったゴブリンが突撃してくるので岩での援護から剣での戦いに変化していく。
マサトはなんとか決定打をもらう事はなく戦っているが、身体中傷だらけだ。
アンナはその素早さで全て攻撃をかわしているが、敵の数か多いのと連携が取れているため中々切り崩せないでいた。
このままではジリ貧だと考えが頭を過ったと同時に崖の上に3匹のゴブリンが目に入った。
3匹のうち2匹は身体が他のゴブリンよりも大きくゴブリンに似つかわしくない筋肉で覆われていた。
「って事は2匹に守られている真ん中の奴がキングか!」
「アンナ!
ここは俺が惹きつける!
直ぐに崖に登れ!
上にキングが居る!」
アンナは前のようにマサトに大怪我を負わせてしまうのではと頭を過ったが、このままではどのみちジリ貧で二人とも倒れる事になると判断して一気に崖に駆け上る。
マサトは崖を駆け上るアンナに追いつこうとするゴブリン達に岩をお見舞いする。
とはいえ自分の事でも精一杯なので必要最低限の援護になる。
アンナはマサトの様子を見ながら早く上の三体を倒さなくてはと走る。
そして目の前には2体のゴブリンの顔をした筋肉隆々のゴブリンジェネラルが立ちはだかる。
「お前たちの相手をしている暇はない!」
ゴブリンジェネラルの振るう剣は遠心力のきいた強烈のものだった。
しかしいかにジェネラルだといえ所詮はゴブリン。
アンナは全て交わし2匹の足の健を切りその場で足止めする事を優先する。
アンナの愛する主人は下で必至に戦っている。
早くこの戦いを終わらせないないと…。
アンナがそう思いゴブリンキングに目を合わせると、キングはなにやら魔法を詠唱し終わった瞬間で一瞬アンナに汚い笑みを向けた。
「ぐぁーーーーーー!」
上空から一つの稲光が落ち、アンナに直撃する。
流石のアンナも雷系の魔法は交わしきれず地面に倒れる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
マカロニ
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる