異空間から始まる40歳の冒険

ホー助

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アンナの穴

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ゴブリン達との激戦の翌日はゆっくり休み再び野良ダンジョンに来ていた。


あれから数時間歩いたが、ゴブリンキング以上の敵は居なかった。

そしてさらに数時間後、石碑を発見した。


「やっとここから脱出できるな。
アンナ、下の階に降りたそうだがダメだぞ。
1階層でゴブリンキングが居たくらいだから下はもっと強い奴がちるはずだ。
今の俺達には荷が重いし冒険者ギルドに報告もしなくちゃならないからな。」


冒険者は野良ダンジョンを発見した場合、速やかにギルドに報告する義務がある。

またダンジョンだと認定されると報奨金が出て、高レベル冒険者達の調査が終わった後に、更にどれだけの収益が見込めるか概算が行われ、その後更に追加の報奨金が出る。



「さっ、ここから出てニュークへ向かおう。
この場所はマッピングしておいてニュークの冒険者ギルドで報告しよう。」


「そういえばダンジョンの発見者が自由に命名出来るらしいぞ。
ご主人様、何かいい名前はないか?」


「うーん、最初にアンナが寒いから洞窟で休もうって言ったのが切っ掛けだしなぁー。
【アンナの穴】でいいんじゃねぇ?」


「ご主人様、なんか発想がオッサンだぞ。
そんな名前が付いた日には、私もハルナも軽蔑するぞ。」


「冗談だよ。
帰ってから皆で相談しよう。」




帰宅後

「ご主人様、もしかするとアンナとご主人様よりも先に見つけた人が居るかもしれないし名前を考えるのはギルドで認定受けてからでもいいんじゃないですか?」


「うっ、確かに自分達よりも先に見つけた奴が居るかも…。」


「それともしアンナか言ってた名前なったら軽蔑しますよ。」


「……すみません…。」




それから数日間歩きアンナはレベルが20の大台に乗った。

マサトは相変わらずレベル7のままだ。


「流石に毎日、経験値系の加護を付けてると上がりが早いな。
俺とアンナのレベル差がどんどん開いていくな。」


「ご主人様はレベル8のままだとはいえ、最近は剣捌きも冒険者らしくなってきたぞ。」


「俺はこの世界の人達と同じようにしかレベル上がらないからコツコツやるしかないな…。」



更にそこから数日後、目的地のニュークの街に到着する事となる。
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