62 / 239
第62話 目覚めたときには亀甲縛り! そして明かされた真実!
しおりを挟む
ミミとノノアによって注がれた「アーシェの生乳搾りラッシー」には、睡眠薬が仕込まれていました。
爆睡したキモヲタが再び意識を取り戻したのは、キーラが必死で呼びかける声が耳に入ってきたときでした。
「……起きて! キモヲタ! 起きて!」
「んっ……またトイレについて行って欲しいでござるか……まったくキーラ殿はお子ちゃま……」
「違うよ! っていうか、ボクそんなことキモヲタにお願いしたことないよね!」
それもそうだと思ったキモヲタが、ハッキリと目を覚ましました。ところがどうしたことか、眠たい顔を擦ろうと思ったら、手が動かないのです。
「ん? 手が後ろに……ってなんじゃこりゃあぁああああ!」
キモヲタが目を開くと、遥か下方で小人がこちらを見上げている姿が見えました。身じろぎをしようとすると、プラプラと身体が回転していきます。
くるっと回転したキモヲタの目には、緑の蔓で全身を縛り上げられたユリアス、セリア、エルミアナ、そしてキーラの姿が映りました。
「ど、どういうことでござるかぁー-!」
彼女たち全員が下着姿で、全身が亀甲縛りで吊るし上げられていました。
亀甲縛りというのは、元々は荷造りだった縄縛りの技術を応用し、縄を亀の甲羅のように六角形にして人体を縛り上げる方法です。そのバフ効果は、女体のエロ度を10倍に引き上げると言われています。※諸説あり。性癖にもよります。
そしてオールラウンドプレイヤーであるキモヲタは、もちろんそのバフ効果をパーフェクトに受けていたのでした。
「キ、キモヲタ、よかった気がついたんだね!」
「キーラ殿!」
自分と同じように吊るされているキーラを見て、キモヲタはまず彼女が無事だったことに安堵します。
「……っ! キーラたぁぁぁぁぁあんん!」
続いてキモヲタが上げた絶叫は、亀甲縛りにされた下着姿を見て、そのド級のエロさに歓喜するものでした。
上半身は白いシャツで覆われているものの、亀甲縛りによって搾り上げられた、つつましい胸が、これでもかというくらいにその存在感を強調していました。
「キーラたんの胸が! キーラたんのポッチがあんなにはっきりと、浮かんでござるぅ!」
「いやぁぁぁ! キモヲタ見ないで! こっち見ないで!」
叫びながら身悶えするキーラの身体が、ゆっくりと回転を始めます。
ほぼ水平に吊るされたキーラの身体が、その下半身をキモヲタに向けたとき――
「ぶぼあぁぁああっ!」
キモヲタの鼻から大量の血が噴き出しました。
「いやぁぁあああ!」
キーラが涙の大絶叫を上げるのを見て、キモヲタは小人たちに向って怒鳴りました。
「よくもこんな酷い(エロい)ことを! 絶対に許さん(ナイス)でござるよ!」
「キモヲタ殿! 怒っているつもりなのでしょうけど、本音が漏れています!」
キモヲタの上方からエルミアナの声が聞こえてきました。キモヲタが顔を上げると、エルミアナがキモヲタよりもやや高い位置に吊るされているのが見えました。
木の下の方から、村長の声が聞こえてきます。
「ふふふ。お前たちが賢者の石を狙っているのが悪いのじゃ。ウドゥンキラーナ様は、悪を許さぬ御方、邪悪な者たちがどのよう……」
「しばし、待たれぇええい!」
白髭の小人村長がキモヲタに何やら説明しようとするのを、キモヲタが怒声を上げて制止しました。
「えっ?」
村長や小人たちが何事かと戸惑っている中、キモヲタは身体をクィックィッと小刻みに揺らして、自分の身体をゆっくりと回転させ始めました。
「ほうほう……ほほぉ……これは絶景でござるな」
キモヲタの意図に気がついたミミが声を張り上げます。
「こいつ! 仲間が危険にさらされているというのに、下着で縛り上げられている姿をじっくり観賞しようとしてるよ!」
「「「「!?」」」」
「そのとぉおおおりでござるぅぅ!」
二度目の回転に入ったキモヲタは、吊るされた仲間ひとり一人にエロい視線を向けていくのでした。
「こ、こやつは……やはりオークじゃったか」
村長の言葉に同意するように、ミミとノノアが頷きました。
「ふーはっはっはっ! それじゃまずエルミアナたんからでござる! さすがはエルフ! もともと細い身体で乳が強調されてござったが、亀甲縛りでカップが3つくらいアップしているように見えますぞ!」
「キモヲタ殿! や、やめろ! こっちを見るな! キモヲタ! このオークめぇええ!」
じっくりとエルミアナの肢体を観賞したキモヲタ、次の回転に入ります。
「ふぉおおお! セリアたん! これは反則でござる! ぬばたまの黒い髪に青磁のように真っ白な肌、そこに浮かぶ緑の縄!! エロ過ぎて、我輩もうたまらんでござるぅぅ!」
「邪悪なオーク! 絶対に殺す! マジ殺す!」
セリアの怒気に触れても気にすることなく、地面に大量の鼻血を巻き散らしながら、次の回転に入るキモヲタ。
「ふほほほ、ユリアスたん、まさに今こそ姫騎士最強の技にして止めの一撃、くっころを発動するときですぞぉおお! それにしてもやはり姫騎士、筋肉質なお身体……」
ユリアスの身体を眺めていたキモヲタは、思わず言葉を呑み込んでしまいました。
「ユ、ユリアスたん……」
「い、いや……見ないで……。私を見ないでください……キモヲタ様……」
ユリウスがガックリと首を下に垂らして、静かに泣き始めました。
キモヲタは目を伏せ、それから三回転の間、ずっと沈黙を保っていました。
キモヲタが沈黙した理由。
それは下着姿のユリアスが、キモヲタにプレゼントされた縞パンティを履いていたことに気がついたからではありません。
それはユリアスの薄緑ストライプの縞パンが、ユリアスのもっこりしたそれを、|がひとつと○がふたつあるそれを強調していたからでした。
爆睡したキモヲタが再び意識を取り戻したのは、キーラが必死で呼びかける声が耳に入ってきたときでした。
「……起きて! キモヲタ! 起きて!」
「んっ……またトイレについて行って欲しいでござるか……まったくキーラ殿はお子ちゃま……」
「違うよ! っていうか、ボクそんなことキモヲタにお願いしたことないよね!」
それもそうだと思ったキモヲタが、ハッキリと目を覚ましました。ところがどうしたことか、眠たい顔を擦ろうと思ったら、手が動かないのです。
「ん? 手が後ろに……ってなんじゃこりゃあぁああああ!」
キモヲタが目を開くと、遥か下方で小人がこちらを見上げている姿が見えました。身じろぎをしようとすると、プラプラと身体が回転していきます。
くるっと回転したキモヲタの目には、緑の蔓で全身を縛り上げられたユリアス、セリア、エルミアナ、そしてキーラの姿が映りました。
「ど、どういうことでござるかぁー-!」
彼女たち全員が下着姿で、全身が亀甲縛りで吊るし上げられていました。
亀甲縛りというのは、元々は荷造りだった縄縛りの技術を応用し、縄を亀の甲羅のように六角形にして人体を縛り上げる方法です。そのバフ効果は、女体のエロ度を10倍に引き上げると言われています。※諸説あり。性癖にもよります。
そしてオールラウンドプレイヤーであるキモヲタは、もちろんそのバフ効果をパーフェクトに受けていたのでした。
「キ、キモヲタ、よかった気がついたんだね!」
「キーラ殿!」
自分と同じように吊るされているキーラを見て、キモヲタはまず彼女が無事だったことに安堵します。
「……っ! キーラたぁぁぁぁぁあんん!」
続いてキモヲタが上げた絶叫は、亀甲縛りにされた下着姿を見て、そのド級のエロさに歓喜するものでした。
上半身は白いシャツで覆われているものの、亀甲縛りによって搾り上げられた、つつましい胸が、これでもかというくらいにその存在感を強調していました。
「キーラたんの胸が! キーラたんのポッチがあんなにはっきりと、浮かんでござるぅ!」
「いやぁぁぁ! キモヲタ見ないで! こっち見ないで!」
叫びながら身悶えするキーラの身体が、ゆっくりと回転を始めます。
ほぼ水平に吊るされたキーラの身体が、その下半身をキモヲタに向けたとき――
「ぶぼあぁぁああっ!」
キモヲタの鼻から大量の血が噴き出しました。
「いやぁぁあああ!」
キーラが涙の大絶叫を上げるのを見て、キモヲタは小人たちに向って怒鳴りました。
「よくもこんな酷い(エロい)ことを! 絶対に許さん(ナイス)でござるよ!」
「キモヲタ殿! 怒っているつもりなのでしょうけど、本音が漏れています!」
キモヲタの上方からエルミアナの声が聞こえてきました。キモヲタが顔を上げると、エルミアナがキモヲタよりもやや高い位置に吊るされているのが見えました。
木の下の方から、村長の声が聞こえてきます。
「ふふふ。お前たちが賢者の石を狙っているのが悪いのじゃ。ウドゥンキラーナ様は、悪を許さぬ御方、邪悪な者たちがどのよう……」
「しばし、待たれぇええい!」
白髭の小人村長がキモヲタに何やら説明しようとするのを、キモヲタが怒声を上げて制止しました。
「えっ?」
村長や小人たちが何事かと戸惑っている中、キモヲタは身体をクィックィッと小刻みに揺らして、自分の身体をゆっくりと回転させ始めました。
「ほうほう……ほほぉ……これは絶景でござるな」
キモヲタの意図に気がついたミミが声を張り上げます。
「こいつ! 仲間が危険にさらされているというのに、下着で縛り上げられている姿をじっくり観賞しようとしてるよ!」
「「「「!?」」」」
「そのとぉおおおりでござるぅぅ!」
二度目の回転に入ったキモヲタは、吊るされた仲間ひとり一人にエロい視線を向けていくのでした。
「こ、こやつは……やはりオークじゃったか」
村長の言葉に同意するように、ミミとノノアが頷きました。
「ふーはっはっはっ! それじゃまずエルミアナたんからでござる! さすがはエルフ! もともと細い身体で乳が強調されてござったが、亀甲縛りでカップが3つくらいアップしているように見えますぞ!」
「キモヲタ殿! や、やめろ! こっちを見るな! キモヲタ! このオークめぇええ!」
じっくりとエルミアナの肢体を観賞したキモヲタ、次の回転に入ります。
「ふぉおおお! セリアたん! これは反則でござる! ぬばたまの黒い髪に青磁のように真っ白な肌、そこに浮かぶ緑の縄!! エロ過ぎて、我輩もうたまらんでござるぅぅ!」
「邪悪なオーク! 絶対に殺す! マジ殺す!」
セリアの怒気に触れても気にすることなく、地面に大量の鼻血を巻き散らしながら、次の回転に入るキモヲタ。
「ふほほほ、ユリアスたん、まさに今こそ姫騎士最強の技にして止めの一撃、くっころを発動するときですぞぉおお! それにしてもやはり姫騎士、筋肉質なお身体……」
ユリアスの身体を眺めていたキモヲタは、思わず言葉を呑み込んでしまいました。
「ユ、ユリアスたん……」
「い、いや……見ないで……。私を見ないでください……キモヲタ様……」
ユリウスがガックリと首を下に垂らして、静かに泣き始めました。
キモヲタは目を伏せ、それから三回転の間、ずっと沈黙を保っていました。
キモヲタが沈黙した理由。
それは下着姿のユリアスが、キモヲタにプレゼントされた縞パンティを履いていたことに気がついたからではありません。
それはユリアスの薄緑ストライプの縞パンが、ユリアスのもっこりしたそれを、|がひとつと○がふたつあるそれを強調していたからでした。
3
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる