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Kapitel 06
01:規格外の男 01
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イーダフェルトベース・整備科。
ビシュラは整備科施設内の一室で知人を待っていた。イーダフェルトベースの応接室と同様に花や絵は無く洒落っ気は無いのだが、此処はまた雰囲気が異なっている。ビシュラは複数並んでいる事務デスクのひとつに座らせられたのだが、案内されたときもデスクの上に置いてあった書類を乱雑に横に避けてスペースを空け「どうぞ」と言われた。おそらくは此処は応接室ではないのだろう。
せっかくなので、ビシュラは出されたお茶に手を付けた。上等なお茶ではなかったが、室内に誰もいないこともあり、初めての場所でありながらホッと息を吐いた。
温かいコップを手の平で包んでぼんやりしていると、不意に北の国での出来事を思い出す。思い出したくないことほど自然と思い出してしまうのは何故だ。忙しくしているときは思い出す暇などないというのに。
思い出すとビシュラの頬は仄かに桜色になった。
(また、歩兵長と致してしまいました…………恋人でもないのに。そうです、わたしと歩兵長は決して恋人同士ではないのです! 正式に交際しているわけでもない男性と何度も情事を重ねるなんて、何故こんなことに~! だってあのときの歩兵長、気が立ってらしたし、いつもより恐かったですし。……いえ、これからはもっと毅然とした態度で接しなくては。このままズルズルと済し崩しになってしまうのはよろしくありません)
ビシュラがひとりでうんうんと考えこんでいると、スッと部屋のドアが左右にスライドして開いた。入室してきたのはまさにビシュラの待ち人。ビシュラは椅子から立ち上がった。
「お久し振りです、エムストさん」
「ああ、久し振りだねビシュラ。あまり綺麗なところではないのにわざわざ訪ねてくれてありがとう」
エムストはビシュラより少々年上の男性だった。あまり兵士らしいとは言えない細身の男であり、柔和に笑う様には温厚そうな人柄が表れている。
彼は「座って」とビシュラに促した。ビシュラを案内した男がそうしたように、彼もビシュラの隣のデスクに置いてあるものをざっと避けた。どうやらこうするのは此処のスタンダードのようだ。
「こんなところでごめんね。整備科は貴賓室は科長くらいしか使えないんだ」
「いえ、場所なんてどこでもいいです。急にご連絡差し上げてご迷惑でしたよね」
「僕が、キミを? まさか」
エムストは笑いながら椅子に座った。
「それで、相談というのは?」
「回復プログラムの効果的な実践運用について」
ビシュラの言葉を聞き、エムストは少々驚いたような表情をした。そしてすぐにフハッと吹き出した。
「もっとこう、色っぽい相談かと思った」
ビシュラは頭上に「?」を浮かべてやや首を傾げた。
「僕とキミの関係で相談があると言われたら勘繰るのが普通だと思うけどな」
ビシュラは「あ」と声を漏らし、恥ずかしそうに両頬に手を添えて眉を八の字にした。
「キミは変わらないなあ。まるで学生時代に戻ったみたいだ」
「ごめんなさい。そういうことに全然思い至らなくて」
エムストは笑いながら「いいよ」と返した。
「プログラムに関することで僕がキミに助言をするなんてちょっと荷が勝つなあ。回復プログラムは難易度が高いし、そもそも学生の頃からプログラムの成績はキミのほうが良かっただろう。キミはすでに独自プログラムを運用しているし、僕よりも数段得意としていると思うよ」
「いえ、わたしはつい先日学院を卒業した新人です。エムストさんのほうが経験豊富ですし、実践したことはなくても情報だけでもいただければと思いまして」
エムストは「そうだなあ」と零しながら腕組みをして考えこんだ。
「うーん。回復プログラムの効果を上げる方法かあ……。回復プログラムは対象に合わせて調整することが最も重要とされていて、そこが実行者の腕の違いと言われている。単純なブースターよりも解析精度や最適化がポイントだろうね。僕はプログラムの造詣が深いわけじゃないから、こういう一般的なことしか言えないな。この手の相談なら先輩のほうが適任かな」
「先輩、ですか?」
「ほら、ギー先輩だよ。キミが入学した頃にはもう卒業間近だったけど、よくしてもらってただろう。先輩は確か、研究室に残って教授になられたよ。今でもたまに連絡を取っているから、今度キミの相談事について話しておくよ」
「ありがとうございます」
ビシュラは顔をぱああと明るくして、エムストに頭を下げた。
「そんな相談が出てくるのは、今の所属に関係あるの?」
エムストの質問に引っ張り上げられるようにビシュラは顔を上げた。
「聞いたよ、今あの三本爪飛竜騎兵大隊にいるんだって?」
そう尋ねられたビシュラは少々困ったような顔を見せた。
「研究の一環として実戦部隊への派遣を希望する所員もいるにはいるけど、キミはそういうタイプじゃないと思ってたよ。何でまた実戦部隊、それも三本爪飛竜騎兵大隊に? しかも期間限定の派遣ではなくて正式に配属になったそうじゃないか」
「所長のご命令でしたので」
エムストは「あ~」と苦笑を漏らして頬杖を突いた。
「あの方は相変わらず突拍子もないことをなさる」
「エムストさんはなぜ整備科に?」
ビシュラは責っ付かれるように尋ねた。話題の中心を自分から逸らしたかった。エムストにそのような考えはなくても、所長の決定に逆らえず、万事に自分の意思は介在しないのかと責められているような気分になるから。
「観測所の所員が様々な場所へ派遣されること自体は珍しいことじゃない。研究者・専門家としての知見を求められたり、逆に所員のほうから知見を求めてね。僕も例に漏れずだよ。将来的な希望は技術研究計画局への配属だけど、その前により現場に近い整備科にね」
「充実されているのですね」
エムストは笑顔で楽しそうに話した。その顔を見ていると、ビシュラからは自然とそのような感想が零れた。
反対に、エムストが見たビシュラの顔は活力に満ちているようには見えなかった。相談内容は現状に意欲的だと思ったが、表情は決して明るくはなかった。
「…………。キミは浮かない顔だね。やっぱり三本爪飛竜騎兵大隊は女性のキミにはつらい?」
「隊がどうこうというよりは自分自身への不満でしょうか。あそこにいると、自分がとても不甲斐なく感じるのです」
「キミは女性で文官だ。三本爪飛竜騎兵大隊の他の隊員とそのまま比較はできないよ。キミにすべきことがあるから所長は配属を命じられたのだろう」
本当に、そうなのだろうか。ビシュラには所長イヴァンの考えなど及びもつかない。ヴァルトラムの脅迫など真実恐れはしないであろうイヴァンが、求めに応じてビシュラに配属を命じた理由は分からないし、イヴァンからの最後の問いかけの真意もまだ分からない。そして、その問いかけの答えすらも判然としない。己のすべきことすらまだ見つけることができない、不甲斐ない自分のままだ。
ビー。ビー。ビー。
突然、室内にけたたましい音が鳴り響き、ビシュラはビクッとして顔を上げた。
「この音は……警報ですか? 一体何が」
ビシュラは、巣穴から顔を出した野兎のように忙しなく首を左右にキョロキョロとしているのに、エムストは落ち着き払っていた。
「ああ、この音は、今まさに話していた三本爪飛竜騎兵大隊のヴァルトラム大尉がいらっしゃった合図だよ」
「整備科では歩兵長がいらっしゃると警報が鳴るのですか💧」
「大尉が整備科にいらっしゃることは比較的多いけど、まあなかなかに……過激な方だろう。整備科は精密機器を扱っているからね、壊されないように事前に隠すんだよ。あの方が力加減を少し間違えただけでも計器類はダメになってしまうけどね」
ビシュラは、ヴァルトラムが観測所にやって来たときのことを思い出した。観測所でも所員たちがデータや実験そのものを駄目にされやしないかとハラハラしていたなあ。
「ビシュラは三本爪飛竜騎兵大隊といっても、まさか大尉の直属部隊ではないよね。業務のほとんどはデスクワークなんだろう」
「直属では……ないです」
「じゃああまり大尉との接点は無いかな。できれば僕を大尉に紹介してほしかったんだけどな」
「どうして歩兵長に?」
「大尉の叩き出す数値は規格外ばかりだよ。研究者としては興味が絶えないよ」
ヴァルトラムは好奇心などで近づくのは大変危険な人物なのだけれど。エムストは学術研究機関の最高峰観測所所員であり、根っからの研究者。ビシュラが忠告したくらいでは好奇心を自制することはできないであろう。
ビシュラは整備科施設内の一室で知人を待っていた。イーダフェルトベースの応接室と同様に花や絵は無く洒落っ気は無いのだが、此処はまた雰囲気が異なっている。ビシュラは複数並んでいる事務デスクのひとつに座らせられたのだが、案内されたときもデスクの上に置いてあった書類を乱雑に横に避けてスペースを空け「どうぞ」と言われた。おそらくは此処は応接室ではないのだろう。
せっかくなので、ビシュラは出されたお茶に手を付けた。上等なお茶ではなかったが、室内に誰もいないこともあり、初めての場所でありながらホッと息を吐いた。
温かいコップを手の平で包んでぼんやりしていると、不意に北の国での出来事を思い出す。思い出したくないことほど自然と思い出してしまうのは何故だ。忙しくしているときは思い出す暇などないというのに。
思い出すとビシュラの頬は仄かに桜色になった。
(また、歩兵長と致してしまいました…………恋人でもないのに。そうです、わたしと歩兵長は決して恋人同士ではないのです! 正式に交際しているわけでもない男性と何度も情事を重ねるなんて、何故こんなことに~! だってあのときの歩兵長、気が立ってらしたし、いつもより恐かったですし。……いえ、これからはもっと毅然とした態度で接しなくては。このままズルズルと済し崩しになってしまうのはよろしくありません)
ビシュラがひとりでうんうんと考えこんでいると、スッと部屋のドアが左右にスライドして開いた。入室してきたのはまさにビシュラの待ち人。ビシュラは椅子から立ち上がった。
「お久し振りです、エムストさん」
「ああ、久し振りだねビシュラ。あまり綺麗なところではないのにわざわざ訪ねてくれてありがとう」
エムストはビシュラより少々年上の男性だった。あまり兵士らしいとは言えない細身の男であり、柔和に笑う様には温厚そうな人柄が表れている。
彼は「座って」とビシュラに促した。ビシュラを案内した男がそうしたように、彼もビシュラの隣のデスクに置いてあるものをざっと避けた。どうやらこうするのは此処のスタンダードのようだ。
「こんなところでごめんね。整備科は貴賓室は科長くらいしか使えないんだ」
「いえ、場所なんてどこでもいいです。急にご連絡差し上げてご迷惑でしたよね」
「僕が、キミを? まさか」
エムストは笑いながら椅子に座った。
「それで、相談というのは?」
「回復プログラムの効果的な実践運用について」
ビシュラの言葉を聞き、エムストは少々驚いたような表情をした。そしてすぐにフハッと吹き出した。
「もっとこう、色っぽい相談かと思った」
ビシュラは頭上に「?」を浮かべてやや首を傾げた。
「僕とキミの関係で相談があると言われたら勘繰るのが普通だと思うけどな」
ビシュラは「あ」と声を漏らし、恥ずかしそうに両頬に手を添えて眉を八の字にした。
「キミは変わらないなあ。まるで学生時代に戻ったみたいだ」
「ごめんなさい。そういうことに全然思い至らなくて」
エムストは笑いながら「いいよ」と返した。
「プログラムに関することで僕がキミに助言をするなんてちょっと荷が勝つなあ。回復プログラムは難易度が高いし、そもそも学生の頃からプログラムの成績はキミのほうが良かっただろう。キミはすでに独自プログラムを運用しているし、僕よりも数段得意としていると思うよ」
「いえ、わたしはつい先日学院を卒業した新人です。エムストさんのほうが経験豊富ですし、実践したことはなくても情報だけでもいただければと思いまして」
エムストは「そうだなあ」と零しながら腕組みをして考えこんだ。
「うーん。回復プログラムの効果を上げる方法かあ……。回復プログラムは対象に合わせて調整することが最も重要とされていて、そこが実行者の腕の違いと言われている。単純なブースターよりも解析精度や最適化がポイントだろうね。僕はプログラムの造詣が深いわけじゃないから、こういう一般的なことしか言えないな。この手の相談なら先輩のほうが適任かな」
「先輩、ですか?」
「ほら、ギー先輩だよ。キミが入学した頃にはもう卒業間近だったけど、よくしてもらってただろう。先輩は確か、研究室に残って教授になられたよ。今でもたまに連絡を取っているから、今度キミの相談事について話しておくよ」
「ありがとうございます」
ビシュラは顔をぱああと明るくして、エムストに頭を下げた。
「そんな相談が出てくるのは、今の所属に関係あるの?」
エムストの質問に引っ張り上げられるようにビシュラは顔を上げた。
「聞いたよ、今あの三本爪飛竜騎兵大隊にいるんだって?」
そう尋ねられたビシュラは少々困ったような顔を見せた。
「研究の一環として実戦部隊への派遣を希望する所員もいるにはいるけど、キミはそういうタイプじゃないと思ってたよ。何でまた実戦部隊、それも三本爪飛竜騎兵大隊に? しかも期間限定の派遣ではなくて正式に配属になったそうじゃないか」
「所長のご命令でしたので」
エムストは「あ~」と苦笑を漏らして頬杖を突いた。
「あの方は相変わらず突拍子もないことをなさる」
「エムストさんはなぜ整備科に?」
ビシュラは責っ付かれるように尋ねた。話題の中心を自分から逸らしたかった。エムストにそのような考えはなくても、所長の決定に逆らえず、万事に自分の意思は介在しないのかと責められているような気分になるから。
「観測所の所員が様々な場所へ派遣されること自体は珍しいことじゃない。研究者・専門家としての知見を求められたり、逆に所員のほうから知見を求めてね。僕も例に漏れずだよ。将来的な希望は技術研究計画局への配属だけど、その前により現場に近い整備科にね」
「充実されているのですね」
エムストは笑顔で楽しそうに話した。その顔を見ていると、ビシュラからは自然とそのような感想が零れた。
反対に、エムストが見たビシュラの顔は活力に満ちているようには見えなかった。相談内容は現状に意欲的だと思ったが、表情は決して明るくはなかった。
「…………。キミは浮かない顔だね。やっぱり三本爪飛竜騎兵大隊は女性のキミにはつらい?」
「隊がどうこうというよりは自分自身への不満でしょうか。あそこにいると、自分がとても不甲斐なく感じるのです」
「キミは女性で文官だ。三本爪飛竜騎兵大隊の他の隊員とそのまま比較はできないよ。キミにすべきことがあるから所長は配属を命じられたのだろう」
本当に、そうなのだろうか。ビシュラには所長イヴァンの考えなど及びもつかない。ヴァルトラムの脅迫など真実恐れはしないであろうイヴァンが、求めに応じてビシュラに配属を命じた理由は分からないし、イヴァンからの最後の問いかけの真意もまだ分からない。そして、その問いかけの答えすらも判然としない。己のすべきことすらまだ見つけることができない、不甲斐ない自分のままだ。
ビー。ビー。ビー。
突然、室内にけたたましい音が鳴り響き、ビシュラはビクッとして顔を上げた。
「この音は……警報ですか? 一体何が」
ビシュラは、巣穴から顔を出した野兎のように忙しなく首を左右にキョロキョロとしているのに、エムストは落ち着き払っていた。
「ああ、この音は、今まさに話していた三本爪飛竜騎兵大隊のヴァルトラム大尉がいらっしゃった合図だよ」
「整備科では歩兵長がいらっしゃると警報が鳴るのですか💧」
「大尉が整備科にいらっしゃることは比較的多いけど、まあなかなかに……過激な方だろう。整備科は精密機器を扱っているからね、壊されないように事前に隠すんだよ。あの方が力加減を少し間違えただけでも計器類はダメになってしまうけどね」
ビシュラは、ヴァルトラムが観測所にやって来たときのことを思い出した。観測所でも所員たちがデータや実験そのものを駄目にされやしないかとハラハラしていたなあ。
「ビシュラは三本爪飛竜騎兵大隊といっても、まさか大尉の直属部隊ではないよね。業務のほとんどはデスクワークなんだろう」
「直属では……ないです」
「じゃああまり大尉との接点は無いかな。できれば僕を大尉に紹介してほしかったんだけどな」
「どうして歩兵長に?」
「大尉の叩き出す数値は規格外ばかりだよ。研究者としては興味が絶えないよ」
ヴァルトラムは好奇心などで近づくのは大変危険な人物なのだけれど。エムストは学術研究機関の最高峰観測所所員であり、根っからの研究者。ビシュラが忠告したくらいでは好奇心を自制することはできないであろう。
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