ゾルダーテン ――美女と野獣な上下関係ファンタジー物語

熒閂

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Kapitel 02

狼と兎 01

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 午前中。三本爪飛竜リントヴルム騎兵大隊リッター隊舎。
 ビシュラはトラジロと廊下を歩いていた。トラジロに連れられて朝一の用事を済ませたあとのことだった。フェイと連れ立って歩くヴァルトラムと出会した。
 ビシュラは当然、ふたりに対して深々と頭を下げてと挨拶を交わした。緋からは「ああ、おはよう」と返事が返ってきたが、ヴァルトラムは無言だった。午前中はご機嫌が優れないのかもしれない。観測所にもそういう方はいらっしゃった。ビシュラはヴァルトラムの横柄振りも慣れてきており、特に気に留めなかった。
 ヴァルトラムが無言だったのは不機嫌だったからではない。目だけを動かしてビシュラを観察していた。ビシュラはその視線にまったく気づきもしなかった。
 トラジロはヴァルトラムと緋と別れてすぐに口を開いた。

「ビシュラ、続け様で悪いですが大隊長がお呼びです。このまま執務室へ」

 ビシュラが「はい」と答えたのがヴァルトラムには聞き取れた。
 ヴァルトラムはビシュラとトラジロの後ろ姿を目で追った。ふたりは廊下の途中で別れ、トラジロは騎兵隊第一詰所へ、ビシュラは大隊長執務室へ向かったようだった。
 ビシュラとトラジロが立ち去ったあともヴァルトラムの足は停まったままだった。緋はヴァルトラムを見上げて「どうした」と尋ねた。

「ビシュラはやたらと基地内を動き回ってねェか」

 ヴァルトラムの視界のなかでビシュラのポニーテールがくるんっと踊った。彼女は曲がり角を曲がって見えなくなった。

「ビシュラの仕事はそんなにあちこち動き回るようなモンか」

「案内も兼ねているんだろう。基地内は広いからな。新人は迷子になってもおかしくない」

「チビは分かる。上官だからな。だが何でアイツまで連れ回す」

 緋はすぐにピンと来て「大隊長のことか」と言った。
 ここ数日、ビシュラを見かけるときは隣にトラジロか大隊長である天尊ティエンゾンがいることが多いのは事実だった。トラジロはビシュラの直接の上官であり、その補佐が彼女の主たる業務になるだろうから、行動が密になることも納得できる。しかしながら、大隊全体を統べる天尊と一隊員に過ぎないビシュラがよく共にいるのは腑に落ちなかった。

「大隊長がわざわざ部下の案内か」

「顔見せってやつだろう。あの子はどうにも【らしくない】。ウチのだと知らしめるには名のある者が連れ回してやるのがイイ。一応大隊長からビシュラの世話を頼まれたのはアタシだが、ああいうのは顔が売れているほうがより効果がある」

 ヴァルトラムは「フゥン」と零したかと思うとそれ以上何も言わずに歩き出した。

(興味があるんだか無いんだか)

 緋は小さく肩を竦めた。自分から訊いてきたのだからどう思ったかくらいは返してほしいものだ。しかし、彼女もヴァルトラムの心情に特に関心は無かったから追求しなかった。




 ツカツカツカ、とビシュラはひとり、早足でヒールを廊下に打ちつけ食堂に向かっていた。両手には天尊からトラジロに渡してくれと託された書類袋を抱えていた。
 天尊とは基地内の用事を済ませて別れた。別れたあとに気づいたが時刻はすでに午後に突入していた。騎兵隊第一詰所ではきっとトラジロが待っている。目上の者を待たせるなどビシュラには耐えがたい。
 先ほどから幾人もの男たちとすれ違った。彼らは急ぎ足のヒールの音に引かれてか、ビシュラへ物珍しそうな視線を向けた。しかし、気が急いている当の本人は気づきもしなかった。

(少し迷って遅くなってしまいました。早く昼食をとって隊舎に戻らないと)

 気が焦るとミスが増える。万人がそうとは限らないが少なくともビシュラはそういう人物だ。
 ガッ、とビシュラは何もないところで躓いてしまった。

「ぎゃあっ!」

 勢いよく前方に倒れこんだビシュラは、両手を拡げて書類をぶちまけ廊下に転げた。
 硬い廊下に顔面から突っこんでしまい鼻が痛い。泣きたいくらい痛かったが、大隊長から託された大切な書類を一枚でも紛失しようものなら申し訳が立たないという気持ちが先に立った。ビシュラは「うう」と呻き、手近な書類に手を伸ばした。
 慌てて書類を掻き集めていると周囲から微かな笑い声が聞こえた。ビシュラは恥ずかしくて顔を上げられなかった。
 ビシュラが転倒するところに偶然ふたりの男が居合わせていた。男のひとりが「キミ、大丈夫か」と声をかけた瞬間、連れの男がそれを制止した。ふたりはその場でピシッと指先まで伸びた敬礼をした。

「オイ」

「ひいっ」

 ビシュラが呼ばれて顔を上げると、不意に眼前にヴァルトラムの顔があった。彼女の口からは咄嗟に悲鳴が漏れた。
 いくら何でも顔を見ただけで悲鳴はマズイ。気まずくなったビシュラは「な、なにか?」と上擦った声で尋ねた。ヴァルトラムはビシュラの前にしゃがみこんだまま、まだ廊下に散らばっている書類に目を落として無言だった。それを早く拾えという意味に解釈したビシュラは、かしゃかしゃと素早く手を動かして書類を掻き集めた。

「ついてこい」

 ヴァルトラムはスッと立ち上がり、ビシュラのうなじに向かって言った。
 ぐ~~~。
 ビシュラが「はいっ」と返事をした直後、間抜けな音が鳴り響いた。
 成人したレディが人前で腹を鳴らすなど何たる不覚。ビシュラは顔を真っ赤にして「くっ!」と零した。

「メシ食ってねェのか」

「先ほどまで大隊長に随行させていただいておりましたから」

 じゃあ先にメシか、とヴァルトラムは独り言のように言って歩き出した。ついてこいと命令された手前、ビシュラはヴァルトラムについて行くしかった。




 ヴァルトラムは真っ直ぐに食堂に向かった。昼時を少々過ぎた時分、食堂内に人は疎らだった。観測所とイーダフェルトベースではそもそも抱えている人員数が大いに異なり、自ずと食堂の面積もこちらのほうが遥かに広い。それ故に見た目上疎らに見えているだけかもしれない。
 食堂内にはまだ美味しそうなにおいが漂っていた。ランチタイムをゆうに過ぎた時分でも食いっぱぐれてはいないようでビシュラは安心した。
 ヴァルトラムに食えと命じられ、ビシュラは素直に従った。ヴァルトラムは何も食べず、テーブルを挟んでビシュラの前に座っていた。ビシュラが「昼食は?」と尋ねると自分はもう済ませたからと返ってきた。それではわざわざビシュラに食べさせる為だけに連れてきたようではないか。事実そうなのだが、ヴァルトラムがそうする理由がビシュラには見当が付かなかった。昼食を食べながらチラチラとヴァルトラムの表情を盗み見ても、その思考は何も読めなかった。だって無表情なんですもの。
 昼食を終えると、ヴァルトラムはビシュラを連れて基地内を歩き回った。ヴァルトラムは方々で人と会ったり呼び止められたりして言葉を交わしていた。ビシュラが見ているに兵士だけでなく整備士や技師のような人物もいた。まだビシュラには事情が理解できない難解な会話が多かったので、邪魔にならないよう黙って微笑むことに終始していた。
 ヴァルトラムとビシュラは、インターバルにかなり差がある。ビシュラはヴァルトラムの歩行速度について行くのに必死だった。朝一からトラジロの供をし、そのあと正午を跨いで天尊の供をし、昼食をとることができたとはいえ直後にヴァルトラムの供をし、一日中歩きずくめで正直足が疲労していたが口に出さなかった。そもそも昼食を摂ったと言っても正面に上官がいる状態で満足に味わったとは言い難い。緊張せざるを得ず精神的には休憩にならなかった。
 もっとゆっくり食べたかったなあ、とビシュラが思ったところで、昼食を終えて以来ヴァルトラムから声を掛けられていないことに気づいた。話しかけられないから寂しいとか、そういった子どもっぽい理由ではない。自分が傍に控えて随行する意義が感じられなかった。
 トラジロや天尊は、先方に対してこれがウチの新人だと紹介するだとか、あれを出してくれ、これはどうなっていた、などビシュラに問いかけだとかがあった。しかし、ヴァルトラムはビシュラのほうを振り向いてすらいない。ビシュラはただただ本当にヴァルトラムについて行くだけに徹していた。
 ヴァルトラムはこちらを一度も振り返ることなく基地内を突き進んでいた。その迷いの無さとスピードと言ったら、ビシュラは声を掛ける覚悟を決めるのにかなりの時間を逡巡してしまった。
 あのぅ、とビシュラは自分の前を行くヴァルトラムの背中に向かって控えめに声を掛けた。ボリュームはかなり小さかったはずだが、ヴァルトラムは足を停めてビシュラを振り返った。ヴァルトラムは何も言わなかったが、その眼光に「何だ」と促されていることは分かった。ビシュラは早く何か言わなければと思うと焦ってしまい、ピシッと背筋を伸ばした。

「わたしの随行は必要でしょうか?」

「ああ」

「そうですか? 特にお役に立てているとは思えないのですが……」

「役には立ってねェ」

 ヴァルトラムはキッパリと放言した。そのような気はしていたが何もそこまで明言しなくても。
 ではどうして、とビシュラはトホホと肩を落として尋ねた。

「オメエがそんなナリしてっから悪ィ」

「は、はあ……?」

「オメエがウチのモンだと宣伝するには上官が連れ回してやるのがいいんだろ。フェイが言ってた」

「宣伝ですか?」

「こうでもしねェと誰もオメエがウチのモンとは思わねェ」

 ヴァルトラムは腰を折り、ビシュラの鼻先に顔を近づけた。ビシュラは上半身を仰け反らせ、目をパチクリさせた。

(これはもしかして……歩兵長なりにわたしのことを考えてくださっているということなのでしょうか)

 ヴァルトラムは無表情であり何を考えているのかは、正直ビシュラにはまったく読み取れない。他人を思い遣る心を持っているのかどうかも怪しいところだ。案じてくれているならそれらしい態度や仕草を見せてくれてもよさそうなものだが、それは期待しすぎというものであろうか。

「それは……歩兵長や騎兵長、大隊長にお手数をおかけして申し訳ございません。兵士らしくない自覚はありますから、どうかこれ以上のお気遣いはなさらないでください」

「自覚があるから何だ」

 ヴァルトラムから詰め寄られ、ビシュラはドキッとした。

「自覚してんならとっとと強くなれ。ウチの隊じゃなくても女は珍しいんだ。そうやってボーッとしてっと喰われちまうぞ」

 喰われる、ビシュラはその意味を瞬時に理解した。かあっと顔が赤くなった。それは正しくヴァルトラムがビシュラに対して行った所業を指しているに他ならなかった。

「そ、そんなことなさるのは歩兵長くらいです! 誇り高いエインヘリヤルが――」

「バカか。本当に誇り高けりゃ俺がここにいるか」

 ヴァルトラムは吐き捨てるように言った。背筋を伸ばし、顔を元の位置まで引き戻した。そうなるとビシュラの反論は届かないような気がした。
 ヴァルトラムが足を停める以前に進んでいた方向に向かって再び歩き出し、ビシュラはその背中について行くしかなかった。




  § § §




 ビシュラはヴァルトラムにさんざ連れ回されたあと、騎兵隊第一詰所に戻ってきた。時刻はもう夕方に近かった。天尊ティエンゾンから託された書類袋をトラジロに届けた。天尊はとうに執務室に戻っているようだし、こうまで遅くなっては預かった意味がないのではと思ってしまう。兎にも角にもほかにも山積みになっている書類の整理に手を付けた。
 じきに終業時刻となり、フェイがやってきた。ビシュラは唯一の同性である緋に完全に気を許している。全幅の信頼を寄せていると言っても過言ではない。書類の整理を続けながら今日一日の出来事を話した。後半の内容は主にヴァルトラムに関することだった。
 緋は、ビシュラの話を聞いてアハハと笑った。

「お前を気遣うなというのは無理な話だな。お前はウサギみたいなものだ」

 ウサギ、とビシュラは手を停めて緋の顔を見た。それはどういう意味だろうかと一瞬ギクリとした。〝獣耳〟のことはヴァルトラム以外は知らないはずだが。しかし、緋はヴァルトラムの副官であるから、彼女には話してしまったとしても無理はない。
 緋はビシュラの隣のデスクに腰かけた。

「エインヘリヤルも三本爪飛竜リントヴルム騎兵大隊リッターも、お前が言うほど高潔でも品行方正でもない。確かにエインヘリヤルはイーダフェルトや民を護る軍勢ではあるが、個で見れば只のヒトだ。罪を犯さないわけじゃない。決して間違えないというわけでもない。聖人君子なんてとんでもない」

 ビシュラは少々驚いたような表情を見せた。

「フェイさんも、ですか?」

「アタシは自分を根っからの善人だなんて思ってないよ」

 勿論、と緋は笑った。
 緋もトラジロも天尊も、彼らには任務や身分への使命感・責任感や遵法意識がある。同じ隊に所属していながら彼らとヴァルトラムとはまったく異なる。世間知らずのビシュラでもヴァルトラムが異質だという事実には疑いがない。故に、緋とヴァルトラムに共通する部分があるなど思ってもいなかった。

「戦う術を知っている分、その辺のヒトよりタチが悪い。無知で無防備なお前なんかはオオカミの群れに放りこまれたウサギみたいなものだ」

 ウサギ――――戦う為の爪と牙を持つオオカミの如き彼らから見れば、自分はそのような脆弱な生き物と大差ないのだと、ビシュラは思い知った。
 否、かつて深い森の奥で戦車のような大蜘蛛が一太刀で両断されたのを目にしたとき、小刀一本で硬い壁面がいとも容易く割られたのを目にしたとき、身震いして思い知ったはずなのにもう失念していた。脅威が人のカタチをしているから。

「少しは歩兵長の言葉の意味を理解したか」

 ビシュラは叱られた子どものようにやや項垂れて「はい」と答えた。
 緋はビシュラの肩にポンと手を置いた。

「〝とっとと強くなれ〟――。お前に敵を斃せとは言わない。せめて自衛できるくらいにはなれ。それがお前の為だ。アタシもできる限り手伝ってやるから」

 ビシュラは緋と視線を合わせ、申し訳なさそうに微笑んだ。
 申し訳ない気分になるのは緋も同じだった。この娘が申し訳なさそうにすることはないのに。この娘を不相応な場所へ引きこんだのはヴァルトラムと、自分だ。元より住むべき場所が異なる。元より過酷な世界で生き抜けるようにはできていない。脆くて憐れなウサギ。

「歩兵長が仰有っていた……エインヘリヤルが本当に誇り高ければ俺はここにいない、というのはどういう意味ですか?」

 ビシュラがヴァルトラムに関する疑問を口にしたところ、緋は意外だったのか片眉を引き上げた。

「どうかなさいましたか?」

「あんな男の言うことでもちゃんと聞いているんだなと思ってな」

「歩兵長は上官ですよ?」

 そうだな、と緋は肩を揺すって笑った。

「お前は歩兵長を見てマトモだと思うか」

 ビシュラは、緋からの問いかけに対して少々変な表情をしてしまった。これは率直な意見を求められているのだろうか。所謂、本音を言っても良いのだろうか。ふたりしかいない場であるし、何より緋自身がヴァルトラムに対しては結構な物言いをすることもあるし、取り繕う必要はなさそうだ。

「マトモかと言われると……少々非常識といいますか強引で暴力的なところはおありだと思いますが……それでも歩兵隊の隊長まで務められる方ですし……」

「そうだ。あの男は歩兵長、大尉という地位にいる。理由は強いというそれだけだ」

「そんな、それだけだなんて。それでは歩兵長があまりにも」

「事実だ。本人も周囲もそう理解している。むしろ、歩兵長にそれ以外に長所があると?」

 緋があまりにもあっけらかんとしており、ビシュラはポカンとしてしまった。
 だが、と緋は素早く続けた。

「それが最も重要だ。他のことなどどうでもいいくらいに何よりも重要だ。戦闘に於いて歩兵長は負け知らずだ。何でも壊す。何人でも殺す。何よりも強い。文句が付けようがないくらいに。化け物か神かというくらいに。あの強さを見たら人格者かどうかなんてどうでもよくなるんだ。歩兵長の正体が鬼や魔物だとしてもついて行く。隊の誰もそれをおかしいとは考えない。アタシも含めな」

 緋の語る言葉は、ビシュラにとっては現実味がなかった。戦いや戦場なんて遠いところの出来事であり、教科書や思い出話でしか接したことがない。学院ビルスキルニルでは勉学にばかりに励んでいたはずなのにまだ知らないことのほうが多い。この街から出たことも数えるほどしかない。イーダフェルトはアスガルト最強の軍勢エインヘリヤルに守護された浮遊要塞都市――――戦火の降らぬ街。

三本爪飛竜リントヴルム騎兵大隊リッターにいれば、わたしもやがてそうなるのでしょうか」

「……どうだろうな」
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