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魔王様の南の簒奪者
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セーレにとってシュトリは世界そのものだった。セーレがシュトリのことを何よりも大切に想っているように、シュトリもそうであるべきだ。
セーレは物心ついた頃からシュトリだけを見ていた。
淫魔という種族に生まれた以上、他者に依存しなければ生きていけない。そう教えられたのは、シュトリが人間の手を握っている姿を見かけたからだった。
自分以外の男が彼に触れていることに大きな怒りを覚え、割って入ろうとするセーレを止め、淫魔の本質を教えたのはシュトリの姉達だった。
「あんなどこの誰だかわからないような人間に触らせるくらいなら、ぼくが精気を分けます」
セーレの主張は「大きくなったらね」と諭された。人間より頑丈な肉体を持った悪魔といえど、シュトリが満足出来る程の精気を与えるには幼いセーレには負担が大きすぎる。
歯痒いが聞き入れるしかなく、一日でもはやく大人になりたいと強く願い、少しでも変わりがあればという思いで体を鍛え始めた。
シュトリの食事を知ってから数年が経った時、危惧していたことが起きた。優しいシュトリが人間に情を持ったのだ。
シュトリへ色目を使う人間を、物言いたげな目で見上げるシュトリ。そんな姿を見て腸が煮え返るセーレと、くすくす笑う彼女達。
「んー。飽きてきたし、シュトリが欲しいならあげてもいいんだけどね」
「『姉さん、この人ちょうだい』って?」
「言われたらあげちゃうわね」
「ダメですよ! 絶対にダメですからね!」
「ふふふ。怖いわセーレ」
セーレの気持ちを知りながら質の悪い冗談を――いや、可愛い弟が直接ねだれば本当に譲ってしまうだろう。酷薄な笑みを浮かべる彼女達は他者の悲哀を、憤怒を嗤うのだ。例えそれが弟のような存在だとしても。
彼女達が本当に愛しているのは自分だけ。可愛い弟に関してはその他と一線を画してはいるが、シュトリに向ける感情は愛玩に近い。
彼女達の心を知っているから、セーレが彼女達を敬うことはあっても愛することはない。それを知ってなお彼女達の愛を願う奴隷達は愚かであるが笑えなかった。
この頃には肉体も完成し始めていたセーレがシュトリの餌になると申し出ると、今度は反対されなかった。
奴隷は既に飽きられており、シュトリの餌になっていることが役目だったのでそれもなくなれば置いておく理由もない。
故郷へと帰された人間に代わり、これからはセーレが精気を与えることを伝えられ、頷くシュトリの目は凪いでいた。
シュトリには小さな頃からお気に入りの場所があった。シュトリ達の暮らす森の中に埋もれるように忘れられた神殿だ。
シュトリの母も姉達も古臭いそれに僅かな興味も持たず、森の中を我が物顔でうろつく魔獣達も近寄らない。
何かと言われると困るのだが、セーレも近寄りたくはなかった。日の差し込まないそこは湿気だけではないじめついた空気があって、常に何かに監視されているような気がした。
暇さえあればそこへ通うシュトリに、セーレはついていくしかない。他の場所で遊ぼうと声をかければ「セーレは先に帰っていい」と酷いことを言われた。
成長してもシュトリは神殿へ通い続けたし、セーレは黙って供をしていた。
それと出会ったのも、この気味の悪い神殿でのことだった。石造りの建物が風化で崩れ、所々に出来た瓦礫の山の中から飛び出してくる。
咄嗟に身構える二人の目に入ったのは、とても小さな生き物だった。
「トカゲ? いや、これは……」
「シュトリ、下がって」
小さな体に不似合いな膨大な魔力を秘めているというのに、眼前に現れるまでは気配すら感じなかった。シュトリの前に庇い立つセーレなどものともせず、石の床を這いずり、シュトリの足にまとわりついてくる気味の悪い生き物。
シュトリがエリザベスと名付け、体を這い回っても怒るどころか笑って許し可愛がるドラゴンが、セーレは嫌いだった。
シュトリに対して害意を持っていれば迷いなく殺せるというのに、そんなものは欠片もない。ただシュトリに懐き、体にまとわりついて媚びを売るだけだ。
薄気味悪い神殿の中で見つけたのはトカゲだけではない。トカゲを拾った数年後、偶然見つけた宝物庫には忌まわしき腕輪も眠っていた。
持ち主の魔力を増幅させる万能器はシュトリを増長させた。能力的には格上のセーレに対し、魅了の術を使わせる程に。
増幅した魔力によってセーレが魅了されたと思い込んだシュトリはセーレを誘って体を繋げた。セーレはシュトリしか見ていないので今更そんなものは効きもしないというのに。
甘さの滲んだ声で名前を呼ばれ、抱き着いて好きだと言われ。セーレに逆らえる筈がなかった。
精気を与えるようになってから、セーレとシュトリはキスをするようになった。手で触れるだけのそれより、キスをした方が精気の受け渡しがはやいからだ。そう言いくるめて。
それ以上のことはしていなかった。シュトリから求められなければ、セーレが強行することは出来ない。
他者をろくに魅了出来ず、そもそも森の外へ出る勇気もあてもないシュトリに焦る必要はないと思っていた。間違いだった。
セーレを絶頂へ引っ張り上げるのも、奈落の底へ叩き落とすのもシュトリだ。力を手にしたシュトリはセーレを捨て置き、森の外へ出ていった。
ただのシュトリならありえない行動だった。
慌てて森を出てシュトリを追いかけるセーレの邪魔をしてくる者がいた。常に底意地の悪い笑みを浮かべたいけすかない男。西の国を統べる嵐。ベリアルだった。
シュトリ以外は全てどうでもいいが、この男は憎い。
セーレがシュトリに追いつけそうになる度にセーレがどこかへ飛ばされる。シュトリの姿が見えなくなる。そうやって、何度も何度も引き離された。
幼い頃からの鍛練と生まれ持った素質のおかげでそれなりの強さを得たセーレだが、ベリアルとの力量差は大きかった。敵うのならば迷いなく殺していた。
何度も何度も現れるセーレに、ベリアルは聞き分けのない子供へ諭すような態度を見せた。腹が立つ。
「シュトリはこれから忙しくなる。たかが幼なじみとじゃれついていられないくらいにな。俺だって、同じ王とあらば敬意を持って相手をするさ」
ベリアルの中でシュトリを魔王にするのは決まっていた。友人であるバアルの求める絶対的な頂点。揺るがぬ均衡の象徴。自分にとっても面倒のない統治のための存在。
どうせなら自分好みの存在がいいと思っていたところに現れた淫魔をそれにしようと企み、甲斐甲斐しく動いていた。
「ああ、南の国は平和ボケして戦いを忘れたらしいが、それでも王には変わりないな。きっとシュトリも会いに行くだろう。自分の下へ降すために」
ベリアルの言う通りにするのは癪だったが、邪魔をされずにシュトリと会うにはそれが手っ取り早かった。
気付いた時には南の国の城の中を歩いていた。行く手を阻む衛兵を切り捨て、目指した玉座に腰かける者の首を刎ねる。
戦を忘れても魔物の性は忘れない。強者に従えばいい。
血溜まりの中で無表情に肉塊を見つめる美しい悪魔を、残された者達は新たな王と認めた。
嵐に導かれ、獣を従えたシュトリが南の国を訪れる。その時をセーレはただ、玉座の上で待っていた。
セーレは物心ついた頃からシュトリだけを見ていた。
淫魔という種族に生まれた以上、他者に依存しなければ生きていけない。そう教えられたのは、シュトリが人間の手を握っている姿を見かけたからだった。
自分以外の男が彼に触れていることに大きな怒りを覚え、割って入ろうとするセーレを止め、淫魔の本質を教えたのはシュトリの姉達だった。
「あんなどこの誰だかわからないような人間に触らせるくらいなら、ぼくが精気を分けます」
セーレの主張は「大きくなったらね」と諭された。人間より頑丈な肉体を持った悪魔といえど、シュトリが満足出来る程の精気を与えるには幼いセーレには負担が大きすぎる。
歯痒いが聞き入れるしかなく、一日でもはやく大人になりたいと強く願い、少しでも変わりがあればという思いで体を鍛え始めた。
シュトリの食事を知ってから数年が経った時、危惧していたことが起きた。優しいシュトリが人間に情を持ったのだ。
シュトリへ色目を使う人間を、物言いたげな目で見上げるシュトリ。そんな姿を見て腸が煮え返るセーレと、くすくす笑う彼女達。
「んー。飽きてきたし、シュトリが欲しいならあげてもいいんだけどね」
「『姉さん、この人ちょうだい』って?」
「言われたらあげちゃうわね」
「ダメですよ! 絶対にダメですからね!」
「ふふふ。怖いわセーレ」
セーレの気持ちを知りながら質の悪い冗談を――いや、可愛い弟が直接ねだれば本当に譲ってしまうだろう。酷薄な笑みを浮かべる彼女達は他者の悲哀を、憤怒を嗤うのだ。例えそれが弟のような存在だとしても。
彼女達が本当に愛しているのは自分だけ。可愛い弟に関してはその他と一線を画してはいるが、シュトリに向ける感情は愛玩に近い。
彼女達の心を知っているから、セーレが彼女達を敬うことはあっても愛することはない。それを知ってなお彼女達の愛を願う奴隷達は愚かであるが笑えなかった。
この頃には肉体も完成し始めていたセーレがシュトリの餌になると申し出ると、今度は反対されなかった。
奴隷は既に飽きられており、シュトリの餌になっていることが役目だったのでそれもなくなれば置いておく理由もない。
故郷へと帰された人間に代わり、これからはセーレが精気を与えることを伝えられ、頷くシュトリの目は凪いでいた。
シュトリには小さな頃からお気に入りの場所があった。シュトリ達の暮らす森の中に埋もれるように忘れられた神殿だ。
シュトリの母も姉達も古臭いそれに僅かな興味も持たず、森の中を我が物顔でうろつく魔獣達も近寄らない。
何かと言われると困るのだが、セーレも近寄りたくはなかった。日の差し込まないそこは湿気だけではないじめついた空気があって、常に何かに監視されているような気がした。
暇さえあればそこへ通うシュトリに、セーレはついていくしかない。他の場所で遊ぼうと声をかければ「セーレは先に帰っていい」と酷いことを言われた。
成長してもシュトリは神殿へ通い続けたし、セーレは黙って供をしていた。
それと出会ったのも、この気味の悪い神殿でのことだった。石造りの建物が風化で崩れ、所々に出来た瓦礫の山の中から飛び出してくる。
咄嗟に身構える二人の目に入ったのは、とても小さな生き物だった。
「トカゲ? いや、これは……」
「シュトリ、下がって」
小さな体に不似合いな膨大な魔力を秘めているというのに、眼前に現れるまでは気配すら感じなかった。シュトリの前に庇い立つセーレなどものともせず、石の床を這いずり、シュトリの足にまとわりついてくる気味の悪い生き物。
シュトリがエリザベスと名付け、体を這い回っても怒るどころか笑って許し可愛がるドラゴンが、セーレは嫌いだった。
シュトリに対して害意を持っていれば迷いなく殺せるというのに、そんなものは欠片もない。ただシュトリに懐き、体にまとわりついて媚びを売るだけだ。
薄気味悪い神殿の中で見つけたのはトカゲだけではない。トカゲを拾った数年後、偶然見つけた宝物庫には忌まわしき腕輪も眠っていた。
持ち主の魔力を増幅させる万能器はシュトリを増長させた。能力的には格上のセーレに対し、魅了の術を使わせる程に。
増幅した魔力によってセーレが魅了されたと思い込んだシュトリはセーレを誘って体を繋げた。セーレはシュトリしか見ていないので今更そんなものは効きもしないというのに。
甘さの滲んだ声で名前を呼ばれ、抱き着いて好きだと言われ。セーレに逆らえる筈がなかった。
精気を与えるようになってから、セーレとシュトリはキスをするようになった。手で触れるだけのそれより、キスをした方が精気の受け渡しがはやいからだ。そう言いくるめて。
それ以上のことはしていなかった。シュトリから求められなければ、セーレが強行することは出来ない。
他者をろくに魅了出来ず、そもそも森の外へ出る勇気もあてもないシュトリに焦る必要はないと思っていた。間違いだった。
セーレを絶頂へ引っ張り上げるのも、奈落の底へ叩き落とすのもシュトリだ。力を手にしたシュトリはセーレを捨て置き、森の外へ出ていった。
ただのシュトリならありえない行動だった。
慌てて森を出てシュトリを追いかけるセーレの邪魔をしてくる者がいた。常に底意地の悪い笑みを浮かべたいけすかない男。西の国を統べる嵐。ベリアルだった。
シュトリ以外は全てどうでもいいが、この男は憎い。
セーレがシュトリに追いつけそうになる度にセーレがどこかへ飛ばされる。シュトリの姿が見えなくなる。そうやって、何度も何度も引き離された。
幼い頃からの鍛練と生まれ持った素質のおかげでそれなりの強さを得たセーレだが、ベリアルとの力量差は大きかった。敵うのならば迷いなく殺していた。
何度も何度も現れるセーレに、ベリアルは聞き分けのない子供へ諭すような態度を見せた。腹が立つ。
「シュトリはこれから忙しくなる。たかが幼なじみとじゃれついていられないくらいにな。俺だって、同じ王とあらば敬意を持って相手をするさ」
ベリアルの中でシュトリを魔王にするのは決まっていた。友人であるバアルの求める絶対的な頂点。揺るがぬ均衡の象徴。自分にとっても面倒のない統治のための存在。
どうせなら自分好みの存在がいいと思っていたところに現れた淫魔をそれにしようと企み、甲斐甲斐しく動いていた。
「ああ、南の国は平和ボケして戦いを忘れたらしいが、それでも王には変わりないな。きっとシュトリも会いに行くだろう。自分の下へ降すために」
ベリアルの言う通りにするのは癪だったが、邪魔をされずにシュトリと会うにはそれが手っ取り早かった。
気付いた時には南の国の城の中を歩いていた。行く手を阻む衛兵を切り捨て、目指した玉座に腰かける者の首を刎ねる。
戦を忘れても魔物の性は忘れない。強者に従えばいい。
血溜まりの中で無表情に肉塊を見つめる美しい悪魔を、残された者達は新たな王と認めた。
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