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3日目。2
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湖の半分くらい漕ぎ進め、ボートの背もたれに置いた健吾の腕が私の肩に回され、掴んだ肩を引き寄せ彼の左半身に抱きつく。
「寒い?」
「ううん、寒く無い」
私は彼の肩に頭を乗せ、腰に腕を回した。
湖の真ん中は、静かでボートが軽く揺れる度に波打ち水音がする。私達の周りには誰も居ないので、まるで世界中に私達しか居ないと錯覚してしまいそう。
「ねぇ、寒くない?」
「俺も寒くないよ」
それきり何を喋っていいのか分からなくなり、静寂が私達を包む。
「瑠璃」
しばらくすると彼が私の名を呼ぶ。彼の肩に頭を乗せていた顔を上げ彼を見る。優しい眼差しで私を見つめ、私の頬に手を添え、そのまま顔を近づけ触れるだけのキスをした。
「好きだ」
そう言って何度も何度も啄むキスに私はただ受け止めた。
初めてのデートは楽しかった。温泉街で2回ほど源泉掛け流しのお風呂に入ったし、お昼のランチもそばで美味しかった。デザートのケーキも美味しかったし、彼はひたすら私に甘い。私が目につく物を買おうとしたし、高級な宝石店では目が飛び出るほどの指輪を買おうとした時には、全力で阻止した。そのかわりシンプルな、仕事の時にでも使える銀色のダイヤが埋め込まれた指輪を買ってもらった。
「んっぁんっあ、っ」
夕方になりホテルに戻ってすぐ、彼に求められた。扉を開けてすぐ、背後から抱きしめられ、服越しから強く胸を揉まれ口を塞がれる。呼吸ごと奪うキスに苦しくなり、腕を上げ彼の肩を軽く叩く。すると口が解放され、はぁはぁっと息を吸い込む。
「健…吾さん…っ」
身体を離し彼と向き合い彼の首に腕を回すと、彼は私のセーターとスカートの間から手を入れ、直接素肌に触れる。少し冷たい手が徐々に上へとあがり、ブラに着くと彼はブラの上から数回揉み、カップを下ろした。溢れた乳房を揉み、すでに固くなっていたみたいの、粒をぐりぐりと摘む。
「んっ」
恥ずかしくて彼の唇にキスをすると、口内に入ってくる舌が
傍若無人に動き回り、一生懸命応える。
彼が腰にあるスカートのフックを外すと、私の足元に円の形になり床に落ちる。その間にズボンのチャックを外し寛げた彼は私の下着をズラし、足の隙間に昂りを挟み擦り始める。
ぐっぐっとただ熱い塊が、足の隙間に入ったり抜けたりしていただけだったのに、彼の眉を寄せ感じている顔を見ただけで、簡単に蜜が溢れていくのがわかる。
少しずつ水音が出て、擦り付ける速さも早くなる。抜ける時に彼の昂りのカサが蜜壺の粒にあたり、目がチカチカとする。
「好きだ、好きだ」
と切迫つまり告げる彼は、呆気なく達すると私の下生えに服に白くて熱い証がかかる。
私をぎゅっと抱きしめて、私の耳を舐める。
「っ、汚したな…流さないと」
腕を引かれ向かったのは、露天風呂で
夕焼けをバックに求められた。
「寒い?」
「ううん、寒く無い」
私は彼の肩に頭を乗せ、腰に腕を回した。
湖の真ん中は、静かでボートが軽く揺れる度に波打ち水音がする。私達の周りには誰も居ないので、まるで世界中に私達しか居ないと錯覚してしまいそう。
「ねぇ、寒くない?」
「俺も寒くないよ」
それきり何を喋っていいのか分からなくなり、静寂が私達を包む。
「瑠璃」
しばらくすると彼が私の名を呼ぶ。彼の肩に頭を乗せていた顔を上げ彼を見る。優しい眼差しで私を見つめ、私の頬に手を添え、そのまま顔を近づけ触れるだけのキスをした。
「好きだ」
そう言って何度も何度も啄むキスに私はただ受け止めた。
初めてのデートは楽しかった。温泉街で2回ほど源泉掛け流しのお風呂に入ったし、お昼のランチもそばで美味しかった。デザートのケーキも美味しかったし、彼はひたすら私に甘い。私が目につく物を買おうとしたし、高級な宝石店では目が飛び出るほどの指輪を買おうとした時には、全力で阻止した。そのかわりシンプルな、仕事の時にでも使える銀色のダイヤが埋め込まれた指輪を買ってもらった。
「んっぁんっあ、っ」
夕方になりホテルに戻ってすぐ、彼に求められた。扉を開けてすぐ、背後から抱きしめられ、服越しから強く胸を揉まれ口を塞がれる。呼吸ごと奪うキスに苦しくなり、腕を上げ彼の肩を軽く叩く。すると口が解放され、はぁはぁっと息を吸い込む。
「健…吾さん…っ」
身体を離し彼と向き合い彼の首に腕を回すと、彼は私のセーターとスカートの間から手を入れ、直接素肌に触れる。少し冷たい手が徐々に上へとあがり、ブラに着くと彼はブラの上から数回揉み、カップを下ろした。溢れた乳房を揉み、すでに固くなっていたみたいの、粒をぐりぐりと摘む。
「んっ」
恥ずかしくて彼の唇にキスをすると、口内に入ってくる舌が
傍若無人に動き回り、一生懸命応える。
彼が腰にあるスカートのフックを外すと、私の足元に円の形になり床に落ちる。その間にズボンのチャックを外し寛げた彼は私の下着をズラし、足の隙間に昂りを挟み擦り始める。
ぐっぐっとただ熱い塊が、足の隙間に入ったり抜けたりしていただけだったのに、彼の眉を寄せ感じている顔を見ただけで、簡単に蜜が溢れていくのがわかる。
少しずつ水音が出て、擦り付ける速さも早くなる。抜ける時に彼の昂りのカサが蜜壺の粒にあたり、目がチカチカとする。
「好きだ、好きだ」
と切迫つまり告げる彼は、呆気なく達すると私の下生えに服に白くて熱い証がかかる。
私をぎゅっと抱きしめて、私の耳を舐める。
「っ、汚したな…流さないと」
腕を引かれ向かったのは、露天風呂で
夕焼けをバックに求められた。
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