巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた

初夜2 終わり

お互い密着したまま、背に手を添えて暫しの余韻を堪能していた

髪に顔を埋めていたルークが、ちゅっちゅっと首筋に触れるキスを始めたのを合図に
腰を緩やかに動かし、ズンっズンっと打ちつける

「あっん…あっ」

背中に指を立て、甘美な快感が始まる




中から一度も出ることがないまま、「ご飯にしよう」と囁き合った
職務放棄して夜までたっぷりと愛し合った2人が離れた時に、注がれた証が溢れシーツに泉を作った
白い証と、少しだけ赤い筋が混じりハルキは赤面した

ハルキの蜜壺から溢れる自分の証にルークはゴクリと喉を鳴らし
「綺麗に…しないとな」
と低い声で呟いた声はハルキに聞こえない

そのままお風呂場へ連れていかれ、掻き出されては注がれ、栓をされた


指一本も、動かせないくらいクタクタになった身体を抱き寄せ髪を撫でるルーク
彼の胸板に頬をつけ抱きつき、幸せなため息をついた

「…どうして…私がいると分かったのですか？」

まさか、兄が？
と言う私に
「….軽食を貰ったんだ、オーツに」
「副団長の」
「そうだ、そのサンドイッチを食べた時にハルキが作ってくれた味だったんだ」
「…そうですか」

たった1週間作った料理の味を覚えていてくれ、嬉しくて胸がいっぱいになる


「…俺も聞いていいか」
「………何でも」
「何故この部屋から…俺から逃げた？」
頭を撫でる手が肩に触れた

「……それは…噂を…聞いてしまって」
気まずくて、ルークの胸を撫でる

「…噂？」

「…はい、…ルークが…結婚するっ…て」
その時の事を思い出し涙が出そうになるのを耐えるが、声が濁る

「結婚？誰と？」

「…それは…どこかの令嬢と」
噂を聞いた令嬢の名を告げると、はあっと盛大なため息を吐いた
「…その令嬢とは仕事先で会っただけだ………他には？何を聞いた」

今まで聞いていた噂を全て話すとほとんどがガセだった




「…今度から居なくなる前に話して欲しい」
と、頬に手を添え啄むキス


「んっ…はい」

彼の胸板から顔を上げ、自分から舌を絡めるキスをした
キスだけじゃ物足りなくなったハルキは、ルークのお腹に手を置き跨った
蜜壺に入れるように腰を支え手伝うルーク

「んっ…あぁ」

下から突き上げる彼に同調して揺らす身体
胸がぷるんぷるんと揺れルークの目を楽しませる
火がついた2人は交ざり合い
次の日の朝に気を利かせ朝食を持ってきた兄にびっくりしてシーツに隠れるハルキに、
ハルキの裸を見たなと、ドス黒いオーラを放つルークが兄を締め上げていた









食堂に勤めていた娘が辞めてから半月後に流れた



最強騎士の結婚の知らせ




新婚生活は当分寮の中でと、職務中にちょくちょく消える団長に兄は二度と呼びに行かないと事務処理をしていき、メキメキと優秀に成長する





愛される日々に美しくなるハルキは、数ヶ月後には懐妊し
ますます心配性になったルークは、育児休暇を作ったのだった