婚約破棄された令嬢は騎士団長に溺愛される

狭山雪菜

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初めての危機1

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マリアの一日の始まりはお昼を過ぎてからだ

ホークを見送ると、一度眠る
最初は玄関先までついて行ったが、マリアの気怠げな雰囲気に頬を染めるメイドと使用人が多くホークが寝室からとキツくキツく命じたためだ

お昼ごはんを室内で食べ
散歩や招待状の振り分けなどの雑務をし
メイドや使用人たちとのおやつタイムの後庭で散策し

ハンナのそろそろお部屋へ、で寝室に戻る
その時にはホークのおおよその帰宅時間がわかるためそこから逆算してお風呂、夕食時間を決め
それまでの間は刺繍をしたりゆっくりと過ごす

結婚してから1年経つと
社交界の女神は都市伝説的な扱いになってしまっていたが、マリアは気にしていなかった

しかし女神の引きこもりを気にしていたのは
実家の公爵家とダリウス家のみで
ホークは苦言を流していた









******************




 ベッドボードに背を預け、天を向く肉棒を上から跨ぎゆっくり蜜壺へ埋めていく
マリアはホークの先端を蜜壺に入れると徐々に腰を下ろしペタンと腰の上に座ると背を仰反る
そんな痴態をねっとりと見つめるホークは突き上げたいのをグッと堪え妻の太ももを摩る
ホークの胸板に手をつけゆっくりと上下に….前後にぬちゃぬちゃと腰を動かし快感を求める
ズズッと抜ける肉棒はテラテラと蜜が絡み光っており
白い証も混じる
スピードを上げ動かすマリアは、ホークも知らない新たな自分が気持ちいい所を無意識に擦り付け前後に腰を動かした
じっとしているのに耐えきれなくなったホークは下からズンっ!と突き上げる
「ぁあ!」
下からの衝撃に悶えるマリアは、キッとホークを睨む

「っ!今日は…じっとしている約束ですっ」
マリアにしては珍しく怒った声でホークを止める

「…すまないと言っただろう?」
ちっともすまなそうに、言うホークは腰を掴み下から思いっきり突き
あとで聞く、それだけ呟くと一心不乱に妻を責める
微睡むような淡い快感から、目を覚まし身体中に巡る強烈な快感を下からの突き上げによって生まれた

「っぁんっぁあっあ」
喘ぎを我慢出来なくて口を開き、ホークの肉棒をきゅうと締め付ける
「っ…マリア!マリアっ!」
と切迫詰まったホークの声にきゅんとしてまた蜜壺を締め付けてしまうマリア
そのまま達してしまいホークの上に倒れ込む
はぁはぁっと息を荒げむにゅうと押し付けている乳房の柔らかさに、ホークは理性が切れ片手でお互いの位置を変え下になったマリアの足を掴み、ガンガンっと激しく責める
「ぅんっんっんっ」
声にならない…声を殺すように我慢するマリアに
声を出させようと責めるスピードをあげるホーク




くっと唸るホークは蜜壺最奥に証を注ぐと
ぐりぐりと蜜壺全体を塗りたくるように動くホークの腰

しばらくすると滑らかな腰の動きが始まり、だんだんと激しくなるまで、そう時間は掛からなかった





いつもよりも激しく濃厚な時間が過ぎると、疲れて眠るマリアの赤くなった目元を撫でるホーク


「…どうしてこうなった」


不機嫌なホークの声を聞く人は居なかった





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