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2.突然の同居生活
これからどうする? ビジネスホテルやウィークリーマンションなどに行き、その間に新たな部屋探しをするしかないかなと、これからの自分の行く末を考えていた。
そんな時だった。
「神乃」
名前を呼ばれ、顔を上げるとそこに立っていたのは富永だった。
富永は神乃の学生時代の友人だ。社会人になってからは久しぶりに会う。
「富永?! どうして?!」
神乃は吃驚する。深夜のファミレス、こんなところに偶然知り合いが現れる事などあり得ない。
「お前こそどうした? スーツケースなんて持って。仁井と喧嘩でもしたのか?」
富永は遠慮なしに神乃の向かいの席に座った。
「喧嘩なんてもんじゃない……」
富永は、仁井と神乃は男同士の恋人だという関係性を知っている。
三年前に神乃は富永から言い寄られた事があったため「俺、好きな人いるから」と富永の告白を断る理由として、富永にだけは仁井と恋人同士なのだと事実を話したのだ。
隠しても、取り繕っても仕方のない事だ。神乃は先程自分の身に降りかかった災難を富永に話した。
神乃の話を聞きながら、富永は「あり得ねえ」「ふざけてんな!」と一緒になって怒ってくれた。
「神乃! お前、行く当てあるのか?!」
神乃が黙っていると、それを返事と捉えたようだった。
「神乃。俺の家に来い。次の住むところが決まるまでいつまでもいてくれていい」
富永、良いやつだな。
「ありがとう、富永……。とりあえずお前の言葉に甘えてもいいか?」
正直すごく助かる。今日の宿もないレベルだったから。
「当たり前だろ! 俺、仁井をぜってぇ許せねぇ。あいつに仕返ししてやろうぜ」
富永の言葉に呆れてつい笑ってしまう。当事者の神乃よりも怒ってる。
「ありがとな。富永。お前、優しいな……」
なんだかわからないが、ここで富永に会えて良かった。話を聞いてくれて、家まで提供してくれて、更には「仕返ししてやる」と我が事のように怒ってくれている。
「俺は優しくなんかない。俺が考えてるのはお前をこんな目に遭わせた仁井をズタズタにしてやることだからな! 神乃! 俺に協力しろ。あいつに思い知らせてやるんだよ。絶対に後悔させてやるっ」
友人の為にここまで親身になってくれるなんて富永は本当にアツイ男だ。
「えっ……ここ、お前んち?!」
連れてこられたのは、都内一等地にあるタワーマンションだった。入り口からしてラグジュアリー感満載で、着のみ着のままやってきてしまった自分のみすぼらしさに恥ずかしくなる。
「俺、起業したんだ。こう見えて社長なんだぜ?」
富永は二重に張り巡らされたオートロックを解除し、常駐しているであろうコンシェルジュに会釈をして挨拶を交わしている。
エレベーターで45階に着き、到着した部屋は広いリビングダイニングに、いくつもの部屋がある。
これはファミリータイプの広さだ。一人暮らしにしては広すぎる。
「富永は今、家族はいないのか? 随分広いな」
心配になって富永に訊ねる。富永はいいと言ってくれても他に誰か富永と一緒に暮らしているという可能性を考えなかった。
「一人暮らしだよ。余ってる部屋があるから、神乃はそこを使ってくれ」
神乃が通された部屋は10畳ほどの広さがあり、デスクやベッド、最低限の家具は既に設えてある。
「これは……」
「あ、ああ。ゲストルームだよ。でもまったく使ってない。この部屋にあるものは神乃のものだと思って使ってくれて構わないよ」
「あ、ありがとう……」
なんだか申し訳ない気持ちになる。ベッドも布団もふっかふかで気持ちがよさそうだし、置いてあるものすべてが新品だ。
「好きなだけうちにいてくれていい。これ、合鍵」
富永にカードキーを手渡された。
「いいのか?」
「もちろん。俺は忙しくて家をあけることも多いから、出入りするのに鍵がないと困るだろ?」
「すまないな……」
富永にすごく世話になっている。これでは申し訳ない。
「なぁ、富永。お前、社長で仕事が忙しいんだろ?」
「え? まぁ……」
「ここに住まわせてもらう代わりに俺が家事をするってのはどうだ? 俺、家事は苦手じゃないし、結構好きな方だから」
仁井と暮らしていたときも、家事全般は神乃が引き受けていた。富永の負担を減らすために、住まわせてもらう恩返しのためにも何かしたかった。
「神乃だって仕事があるだろ?」
「大丈夫だ。仁井と暮らしてたときもやってきたんだから」
「神乃がそこまで言うなら、お願いしてもいいか?」
「うん。任せろ」
「わかった。正直助かるよ。無理のない範囲でいいから」
こうして突然、富永との同居生活が始まった。
「おかえり、富永」
帰宅後、ふたりぶんの料理を作っていたら富永が帰ってきたのでエプロン姿で出迎える。
「ただいま」
富永は「家に神乃がいる!」なんて言って笑顔だ。
「神乃のエプロン姿が拝めるなんて、幸せだ……」
「ハハ、なんだよそれ」
富永は一人暮らしが長かったのかな。そんなことで感動するなんて。
「ご飯、もうすぐできる。その前に風呂に入るか? 沸かしてあるよ」
これは仁井と暮らしていたときの癖だ。仁井が帰ってくる前にはいつも夕飯もお風呂の準備も整えていたから。
「それとも神乃……?」
え、今なんとおっしゃいました……?
「え?」
「あ、え、風呂だ、風呂に入る」
あはははとふたりで訳もわからず笑い、富永は逃げるようにバスルームへ向かっていった。
「これすごく美味しい!」
「いや、ただの手抜き飯だから」
「いーや、こんな美味いものを食べられるなんて幸せすぎて尊死する……」
富永は神乃の料理にやたらと感動している。時短料理で、大した手間もかけてはいないのに「神乃は天才だ」などとベタ褒めだ。
「ありがとう、神乃」
「うん」
素直に嬉しい。いつも仁井は神乃の料理にケチをつけてばかりだったから料理の腕前に自信はなかったが、こんなに褒められるとちょっとだけ自信がついた。
神乃が食べ終えて、空の皿を持って立ち上がると、それを富永が制す。
「片付けは俺がやる。神乃だって今日一日働いて来たんだからこのくらいやらせてくれ」
「ありがとう」
神乃が礼を言うと、富永は「頑張りすぎるなよ」と笑う。
すごく穏やかな生活だ。仁井は何にもしない男だったから家で座る間もないくらい働きづめだったが、富永は「コーヒー飲むか?」と聞いてくれて、神乃にゆっくりするようソファを勧めてきた。
「そうだ。これ」
富永から差し出されたのはクレジットカードだ。
「買い物は全部これでしてくれ。家を出たばかりで必要なものも多いだろ? なんでも買え。金額の上限はないカードだから」
ぽんと手のひらに載せられたカードは富永名義のカードだ。上限なしのクレジットカードを他人に託すなんて富永はどうかしている。
「いいよ、材料費くらいは俺が出す」
富永に家賃も払ってない。仁井と暮らしていたときは家賃折半の、その他生活費は神乃が負担していたのだからそれに比べれば大したことじゃない。
「駄目だ。それじゃ俺の気がすまない。神乃のためなら俺はいくら貢いでも惜しくない。頼むから好きなだけ使ってくれ」
「あ、ああ……」
富永は社長としてのプライドがあるのだろう。人にお金を払ってもらうことに抵抗があるってことかな。
寝る前にふたりでベランダからの東京の夜景を眺めているときに、富永が真剣な顔を向けてきた。
「神乃、俺の恋人になってくれ」
「へぁっ?!」
おい、いきなりなんだ?!
「恋人のフリだ。俺は仁井が許せない。あいつに仕返ししてやろうぜ」
「なんだフリか……」
びっくりするな。勘違いするからやめろや。
「わかった。あいつに仕返しできるならなんでもやってやる」
でも、大賛成だ。浮気されて、尽くしてきたのに家政婦呼ばわりされて、捨てられて、それでも泣き寝入りしなきゃいけないと思っていたから。
「神乃は何もしなくていい。ただ俺の恋人のフリをして、ついてきてくれればいい」
富永はニヤリと笑った。
そんな時だった。
「神乃」
名前を呼ばれ、顔を上げるとそこに立っていたのは富永だった。
富永は神乃の学生時代の友人だ。社会人になってからは久しぶりに会う。
「富永?! どうして?!」
神乃は吃驚する。深夜のファミレス、こんなところに偶然知り合いが現れる事などあり得ない。
「お前こそどうした? スーツケースなんて持って。仁井と喧嘩でもしたのか?」
富永は遠慮なしに神乃の向かいの席に座った。
「喧嘩なんてもんじゃない……」
富永は、仁井と神乃は男同士の恋人だという関係性を知っている。
三年前に神乃は富永から言い寄られた事があったため「俺、好きな人いるから」と富永の告白を断る理由として、富永にだけは仁井と恋人同士なのだと事実を話したのだ。
隠しても、取り繕っても仕方のない事だ。神乃は先程自分の身に降りかかった災難を富永に話した。
神乃の話を聞きながら、富永は「あり得ねえ」「ふざけてんな!」と一緒になって怒ってくれた。
「神乃! お前、行く当てあるのか?!」
神乃が黙っていると、それを返事と捉えたようだった。
「神乃。俺の家に来い。次の住むところが決まるまでいつまでもいてくれていい」
富永、良いやつだな。
「ありがとう、富永……。とりあえずお前の言葉に甘えてもいいか?」
正直すごく助かる。今日の宿もないレベルだったから。
「当たり前だろ! 俺、仁井をぜってぇ許せねぇ。あいつに仕返ししてやろうぜ」
富永の言葉に呆れてつい笑ってしまう。当事者の神乃よりも怒ってる。
「ありがとな。富永。お前、優しいな……」
なんだかわからないが、ここで富永に会えて良かった。話を聞いてくれて、家まで提供してくれて、更には「仕返ししてやる」と我が事のように怒ってくれている。
「俺は優しくなんかない。俺が考えてるのはお前をこんな目に遭わせた仁井をズタズタにしてやることだからな! 神乃! 俺に協力しろ。あいつに思い知らせてやるんだよ。絶対に後悔させてやるっ」
友人の為にここまで親身になってくれるなんて富永は本当にアツイ男だ。
「えっ……ここ、お前んち?!」
連れてこられたのは、都内一等地にあるタワーマンションだった。入り口からしてラグジュアリー感満載で、着のみ着のままやってきてしまった自分のみすぼらしさに恥ずかしくなる。
「俺、起業したんだ。こう見えて社長なんだぜ?」
富永は二重に張り巡らされたオートロックを解除し、常駐しているであろうコンシェルジュに会釈をして挨拶を交わしている。
エレベーターで45階に着き、到着した部屋は広いリビングダイニングに、いくつもの部屋がある。
これはファミリータイプの広さだ。一人暮らしにしては広すぎる。
「富永は今、家族はいないのか? 随分広いな」
心配になって富永に訊ねる。富永はいいと言ってくれても他に誰か富永と一緒に暮らしているという可能性を考えなかった。
「一人暮らしだよ。余ってる部屋があるから、神乃はそこを使ってくれ」
神乃が通された部屋は10畳ほどの広さがあり、デスクやベッド、最低限の家具は既に設えてある。
「これは……」
「あ、ああ。ゲストルームだよ。でもまったく使ってない。この部屋にあるものは神乃のものだと思って使ってくれて構わないよ」
「あ、ありがとう……」
なんだか申し訳ない気持ちになる。ベッドも布団もふっかふかで気持ちがよさそうだし、置いてあるものすべてが新品だ。
「好きなだけうちにいてくれていい。これ、合鍵」
富永にカードキーを手渡された。
「いいのか?」
「もちろん。俺は忙しくて家をあけることも多いから、出入りするのに鍵がないと困るだろ?」
「すまないな……」
富永にすごく世話になっている。これでは申し訳ない。
「なぁ、富永。お前、社長で仕事が忙しいんだろ?」
「え? まぁ……」
「ここに住まわせてもらう代わりに俺が家事をするってのはどうだ? 俺、家事は苦手じゃないし、結構好きな方だから」
仁井と暮らしていたときも、家事全般は神乃が引き受けていた。富永の負担を減らすために、住まわせてもらう恩返しのためにも何かしたかった。
「神乃だって仕事があるだろ?」
「大丈夫だ。仁井と暮らしてたときもやってきたんだから」
「神乃がそこまで言うなら、お願いしてもいいか?」
「うん。任せろ」
「わかった。正直助かるよ。無理のない範囲でいいから」
こうして突然、富永との同居生活が始まった。
「おかえり、富永」
帰宅後、ふたりぶんの料理を作っていたら富永が帰ってきたのでエプロン姿で出迎える。
「ただいま」
富永は「家に神乃がいる!」なんて言って笑顔だ。
「神乃のエプロン姿が拝めるなんて、幸せだ……」
「ハハ、なんだよそれ」
富永は一人暮らしが長かったのかな。そんなことで感動するなんて。
「ご飯、もうすぐできる。その前に風呂に入るか? 沸かしてあるよ」
これは仁井と暮らしていたときの癖だ。仁井が帰ってくる前にはいつも夕飯もお風呂の準備も整えていたから。
「それとも神乃……?」
え、今なんとおっしゃいました……?
「え?」
「あ、え、風呂だ、風呂に入る」
あはははとふたりで訳もわからず笑い、富永は逃げるようにバスルームへ向かっていった。
「これすごく美味しい!」
「いや、ただの手抜き飯だから」
「いーや、こんな美味いものを食べられるなんて幸せすぎて尊死する……」
富永は神乃の料理にやたらと感動している。時短料理で、大した手間もかけてはいないのに「神乃は天才だ」などとベタ褒めだ。
「ありがとう、神乃」
「うん」
素直に嬉しい。いつも仁井は神乃の料理にケチをつけてばかりだったから料理の腕前に自信はなかったが、こんなに褒められるとちょっとだけ自信がついた。
神乃が食べ終えて、空の皿を持って立ち上がると、それを富永が制す。
「片付けは俺がやる。神乃だって今日一日働いて来たんだからこのくらいやらせてくれ」
「ありがとう」
神乃が礼を言うと、富永は「頑張りすぎるなよ」と笑う。
すごく穏やかな生活だ。仁井は何にもしない男だったから家で座る間もないくらい働きづめだったが、富永は「コーヒー飲むか?」と聞いてくれて、神乃にゆっくりするようソファを勧めてきた。
「そうだ。これ」
富永から差し出されたのはクレジットカードだ。
「買い物は全部これでしてくれ。家を出たばかりで必要なものも多いだろ? なんでも買え。金額の上限はないカードだから」
ぽんと手のひらに載せられたカードは富永名義のカードだ。上限なしのクレジットカードを他人に託すなんて富永はどうかしている。
「いいよ、材料費くらいは俺が出す」
富永に家賃も払ってない。仁井と暮らしていたときは家賃折半の、その他生活費は神乃が負担していたのだからそれに比べれば大したことじゃない。
「駄目だ。それじゃ俺の気がすまない。神乃のためなら俺はいくら貢いでも惜しくない。頼むから好きなだけ使ってくれ」
「あ、ああ……」
富永は社長としてのプライドがあるのだろう。人にお金を払ってもらうことに抵抗があるってことかな。
寝る前にふたりでベランダからの東京の夜景を眺めているときに、富永が真剣な顔を向けてきた。
「神乃、俺の恋人になってくれ」
「へぁっ?!」
おい、いきなりなんだ?!
「恋人のフリだ。俺は仁井が許せない。あいつに仕返ししてやろうぜ」
「なんだフリか……」
びっくりするな。勘違いするからやめろや。
「わかった。あいつに仕返しできるならなんでもやってやる」
でも、大賛成だ。浮気されて、尽くしてきたのに家政婦呼ばわりされて、捨てられて、それでも泣き寝入りしなきゃいけないと思っていたから。
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