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異変
異世界に行く方法を試してみた結果
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霊夢 「ま、まずい!!早く紫(ゆかり)に知らせなきゃ!!」
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蒼空 「やった!時を止められるようになったぞ!咲夜さんに知らせなきゃな。」
指パッチンの成功率が低いのが問題ってとこだな。あれができなきゃかっこよくない。
パチン!
蒼空 「おっ、26回目で成功か。まあまあだな。」
移動移動~♪
蒼空 「よし着いたぞ~。...時よ、動け!」
パチン!
蒼空 「何故かここだと一発で指鳴らせる...」
咲夜 「あなた今時間止めてここに来ましたね?」
蒼空 「ビックリした~。突然後ろから出てこないでくださいよ~w」
ん?いまこの人なんて言った?
蒼空 「すみません、もう一度言ってもらっても?」
咲夜 「はい。あなた今時間止めてここに来ましたね?と言いました。」ニコッ
蒼空 「なんでそれを?」
咲夜 「いや当然私にはバレバレですよ??“時を操る能力”ですから」
蒼空 「ってことはその中で動くことも可能ということですか?」
咲夜 「はい!もちろん!」ニパッ
蒼空 「え~っ!そんな~!」
咲夜 「出来るようになったんですね。それ。」
蒼空 「はい!で、でも...あの...じ、実は...///」
咲夜 「?どうされました?」
蒼空 「指を鳴らすのができなくて...。」
咲夜 「それでしたら、コツがあってですね...」
レミィ 「咲夜、彼のこと気に入ってるみたいね。」
パチェ 「そうみたいね。」
レミィ 「あら、パチェは彼になんの感情もわかないの?」
パチェ 「申し訳無さのほうがあるわね...。」
レミィ 「'方がっ’てなによ‘方がっ’て。後は何があるのよ。」
パチェ 「...むきゅ~...うるさい///」
フラン 「あの人間が咲夜の彼氏?」
レミパチェ 「ブッ!」
フラン 「ふたりとも汚いよ~。も~。紅茶こぼして...。」
レミィ 「ご、ごめんフラン。悪いんだけど布巾持ってきてくれる?」
フラン 「は~」(溜息)
蒼空 「あと...見てくださいよ!これ!すごくないですか!」
咲夜 「すごいですね!箒に乗れるんですか?!」
蒼空 「そうなんですよ~。えへへ~///」
咲夜 「あ、あの一緒に乗ってもいいですか?///」
蒼空 「いいですよ~!危ないからしっかりつかまっててくださいね。」
咲夜 「すごーい!風を切るって気持ちいですね~。」ギューッ
蒼空 「あの、咲夜さん、そんなに強く抱きつかないでくださいよw怖いんですか?w」
咲夜 「いえ...そういうわけじゃないんです///なんか...安心するんですよ...あなたといると///」
蒼空 「...あ、ありがと?///」
魔理沙 「おっお前ここにいたのか。霊夢が呼んでたぞ。」
蒼空 「え?珍しいな。なんの用で?」
魔理沙 「さあな。私には後から教えるってさ。」
蒼空 「オッケー。咲夜さんも連れてっていいのかな?」
魔理沙 「いいんじゃないか?」
蒼空 「おけ。今いくよ。」
博麗神社にて...
霊夢 「なんで咲夜もいるのよ...まあいいわせっかくだからあんたも聞いときなさい。」
私は咲夜と顔を見合わせ、話の続きを待った。
霊夢 「私はスキマ妖怪の紫と今から100年ほど前にある生命体?ま、なんでもいいわ。それを封印したの。あまりにも危険で
幻想郷の存亡に関わるレベルのそれを、ね。一応名前はつけていて...これ見て。」
霊夢さんはある一枚の紙を見せてくれた。
・エラー388 略号:黒 退治は簡単。ただし、闇の属性を持ち付近を闇に包み込んでから周囲の人を食べる。注意が必要。
・エラー404 略号:シヴァ 触れたものすべてを破壊する。破壊神。普通に退治できる可能性が高い。
・エラー001 略号:影 人に乗り移り宿主以外の人を狂気的なレベルで殺す。宿主ごと殺すことで退治できる。
何だこの名前、おかしいだろ...もうちょっとまともな名前なかったんか?...どうでもいいけど。
霊夢 「これらはすべて幻想郷を創ったときにできてしまったものよ。」
蒼空 「うん。で何が問題なんですか?今は封印してるんでしょう?」
霊夢 「それが...それがっ...その結界が壊されちゃったのよ!その結界の内部からかもしれないし、
外部から何者かがこわしたのかもしれない。でもとんでもないことが起こったことは確実なの‼」
紫 「それで、あなたに協力してもらおうと思ってね。住民の避難はもう済ませたわよ。」
蒼空 「私が一人でやるんですか?!そんな危険なこと!!」
紫 「慌てる気持ちはわかるけど、ちゃんと話を聞きなさい。協力してもらうって言ったでしょう?」
蒼空 「あ、すみません...。」
紫 「じゃあ作戦を説明するわよ。」
紫 「まず、あなたと常に一緒に行動するのは次の9人。
レミリア・スカーレット、 十六夜咲夜、 河城にとり、 アリス・マーガトロイド、 チルノ、
森近霖之助 、 八雲藍、 八橋君、 ルーミア。 以上よ。...あなた、ちゃんとメモ書くタイプなのね。
女の子に好かれるわよ~♪」
霊夢 「あんたね...そんなこと言っている場合じゃないでしょう?」
蒼空 「ラ、ラルバは?一緒じゃだめなんですか?お願いしますよ!」
紫 「だめよ。これは私達が最善を考えた結果よ。大丈夫。ラルバちゃんは私たちの部隊だから。絶対にタヒなせないから。」
蒼空 「タヒなせないでくださいよ。絶対に。もし...もしこれが終わった時ラルバが居なかったら私はあなたを殺しますからね!!」
霊夢 「こいつ、あんたなんかが殺せるような相手じゃないわよ。」
紫 「まあ!あなたラルバちゃんのこと好きなの?」
蒼空 「あ...いや...そうじゃなくて...。」
紫 「いいじゃないの~恋をするっていいことなのよ~。」
咲夜 「そんなどうでもいい話今しないでください!!!
今はどうそいつらを退治するか、それについて考えてください!!」
蒼空 「咲...夜?」
咲夜 「あ、すみません...取り乱してしまいました...」
蒼空 「あと、私の家族はどういった部隊に?」
霊夢 「部隊編成は
紅魔館組。あんたの部隊よ。
あとは地霊殿組、神霊廟組、冥界組、神社組、と...こんな感じね。」
紫 「常に活動するのは紅魔、神社、それから私達。」
蒼空 「紫さんはどの部隊に?」
紫 「私と藍、橙は隙間を使ってすべての部隊の支援をするわ。あと永遠亭の人たちもね。救護班として。」
にとり 「谷かっぱのにとりでーす!頼まれたもの持ってきたよ!」
霊夢 「そこに置いといて。」
にとり 「はーい!」
蒼空 「それ何?」
にとり 「おっ、初めてのお客さんだね~。これは電話機といって遠くはなれた場所へ声を送る道具。たまに霊魂の声を拾う
事があるけどまあ気にせず使えるよ。」
蒼空 「通信機なら私、もっといいの持ってるよ」
にとり 「ほんと?!見せて!」
蒼空 「はい。外の世界ではスマホって呼ばれてたな。」
にとり 「分解していい?」
蒼空 「いいよ~。」
にとり 「すごーい!なんでこんな板の中にこんな色んなもの入ってるの?!」
蒼空 「さあ...私が作ったわけではないからな~。」
にとり 「フムフム...まあ似たようなものは作れそうだな。」
霊夢 「うちは支払いしないからね!お金ないんだから。」
にとり じーーー...
蒼空 「え、なに?」
にとり 「仕方ない、今回はお代はいらないよ。」
蒼空 「材料提供しても金取られるんかい...。」
にとり 「あとさ、盟友。戦闘機の操縦は出来るか?新発明の品だから試してもらいたくて。」
蒼空 「なんだよ、盟友って」
にとり 「え~そんな言葉も知らないの~?ww」
蒼空 「そうじゃなくて、なんで初対面の相手に盟友って言うんだって。そういう意味!」
にとり 「これは、話せば長くなるけどね...」
蒼空 「一言で済ませてくれ。お願いだから。」
にとり 「う~んとね。要するに、魔理沙や霊夢、少年とか八橋くんみたいな人間は昔からカッパと仲がいいでしょ?
そういうこと!」
霊夢 「そう思ってるのはカッパだけよ。自意識過剰野郎。」
にとり 「ええっ!そうなのか?!少年!」
蒼空 「うん。たぶんね。」
にとり 「まあいいや!兎に角、ここではカッパと人間は盟友の関係だから!」
蒼空 「あとちなみに私の名前は少年じゃなくて蒼空だよ。」
にとり 「ふ~ん。いい名だな!」
蒼空 「ありがと。で、マニュアルはあるの?戦闘機を扱う上での。」
にとり 「あるよ。当たり前でしょ。」
蒼空 「実戦でも使うってこと?」
にとり 「もっちろん!」
蒼空 「そしたら...訓練期間を3日ほしい。」
にとり 「私は構わないけど...作戦開始日はいつなの?」
紫 「明日よ。それまでに敵の位置の把握をお願いね。」
にとり 「任せなさい!」
蒼空 「ミサイルの種類は?」
にとり 「まずは AAM-4、あとはカッパのマークのサイドワインダーに最強の河底大戦争弾道弾!」
蒼空 「いいんじゃないか?AMM-4は日本製のだし。」
香霖 「蒼空くんは居るかな?」
蒼空 「はい。お久しぶりですね!どうされました?」
香霖 「ちょっとこっち来て。」
蒼空 「?はい。」
香霖 「君にこれを渡しておこう。」
蒼空 「これ...」
渡されたのはあの八卦炉だった。
香霖 「魔理沙のやつの改良版だ。窮地に陥ったときに使ってくれ。」
蒼空 「ありがとうございます。」
香霖 「戻っていいよ。」
蒼空 「はい。」
蒼空 「あ、お姉ちゃん。」
さとり 「蒼空!ここにいたのね。いっつも言ってるじゃない!出かけるときは一言言ってからにしなさいって!
突然いなくなったから心配したのよ!?」
蒼空 「うん...ごめんなさい。」
こいし 「お姉ちゃんったら大変だったんだよ~w
“どうしよういなくなっちゃったー!”って。」
蒼空 「ごめんなさい...。」
こいし 「良かったね~。見つかって。」
私は紫さんの方に向き直って言った。
蒼空 「もう同じ隊の人と関わっておきたいんですけど...」
紫さんは霊夢さんに目配せをしてから、こういった。
紫 「いいけど、もう動くの?作戦開始日は明日の昼よ?まだまだ時間があるじゃない。」
蒼空 「そうですけど、部隊の人たちの能力やクセ、得意とすることがわからなければ最善をつくすことは難しいかと思いまして。」
紫 「なるほどね、いいわよ。そういうことなら。2時間後紅魔館に集まるよう言っておくわね。」
蒼空 「ありがとうございます。」
さて、この後は紅魔館で話し合いだ。準備しなきゃな。
私はちょっと伸びをしてから箒にまたがるのだった...。
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蒼空 「やった!時を止められるようになったぞ!咲夜さんに知らせなきゃな。」
指パッチンの成功率が低いのが問題ってとこだな。あれができなきゃかっこよくない。
パチン!
蒼空 「おっ、26回目で成功か。まあまあだな。」
移動移動~♪
蒼空 「よし着いたぞ~。...時よ、動け!」
パチン!
蒼空 「何故かここだと一発で指鳴らせる...」
咲夜 「あなた今時間止めてここに来ましたね?」
蒼空 「ビックリした~。突然後ろから出てこないでくださいよ~w」
ん?いまこの人なんて言った?
蒼空 「すみません、もう一度言ってもらっても?」
咲夜 「はい。あなた今時間止めてここに来ましたね?と言いました。」ニコッ
蒼空 「なんでそれを?」
咲夜 「いや当然私にはバレバレですよ??“時を操る能力”ですから」
蒼空 「ってことはその中で動くことも可能ということですか?」
咲夜 「はい!もちろん!」ニパッ
蒼空 「え~っ!そんな~!」
咲夜 「出来るようになったんですね。それ。」
蒼空 「はい!で、でも...あの...じ、実は...///」
咲夜 「?どうされました?」
蒼空 「指を鳴らすのができなくて...。」
咲夜 「それでしたら、コツがあってですね...」
レミィ 「咲夜、彼のこと気に入ってるみたいね。」
パチェ 「そうみたいね。」
レミィ 「あら、パチェは彼になんの感情もわかないの?」
パチェ 「申し訳無さのほうがあるわね...。」
レミィ 「'方がっ’てなによ‘方がっ’て。後は何があるのよ。」
パチェ 「...むきゅ~...うるさい///」
フラン 「あの人間が咲夜の彼氏?」
レミパチェ 「ブッ!」
フラン 「ふたりとも汚いよ~。も~。紅茶こぼして...。」
レミィ 「ご、ごめんフラン。悪いんだけど布巾持ってきてくれる?」
フラン 「は~」(溜息)
蒼空 「あと...見てくださいよ!これ!すごくないですか!」
咲夜 「すごいですね!箒に乗れるんですか?!」
蒼空 「そうなんですよ~。えへへ~///」
咲夜 「あ、あの一緒に乗ってもいいですか?///」
蒼空 「いいですよ~!危ないからしっかりつかまっててくださいね。」
咲夜 「すごーい!風を切るって気持ちいですね~。」ギューッ
蒼空 「あの、咲夜さん、そんなに強く抱きつかないでくださいよw怖いんですか?w」
咲夜 「いえ...そういうわけじゃないんです///なんか...安心するんですよ...あなたといると///」
蒼空 「...あ、ありがと?///」
魔理沙 「おっお前ここにいたのか。霊夢が呼んでたぞ。」
蒼空 「え?珍しいな。なんの用で?」
魔理沙 「さあな。私には後から教えるってさ。」
蒼空 「オッケー。咲夜さんも連れてっていいのかな?」
魔理沙 「いいんじゃないか?」
蒼空 「おけ。今いくよ。」
博麗神社にて...
霊夢 「なんで咲夜もいるのよ...まあいいわせっかくだからあんたも聞いときなさい。」
私は咲夜と顔を見合わせ、話の続きを待った。
霊夢 「私はスキマ妖怪の紫と今から100年ほど前にある生命体?ま、なんでもいいわ。それを封印したの。あまりにも危険で
幻想郷の存亡に関わるレベルのそれを、ね。一応名前はつけていて...これ見て。」
霊夢さんはある一枚の紙を見せてくれた。
・エラー388 略号:黒 退治は簡単。ただし、闇の属性を持ち付近を闇に包み込んでから周囲の人を食べる。注意が必要。
・エラー404 略号:シヴァ 触れたものすべてを破壊する。破壊神。普通に退治できる可能性が高い。
・エラー001 略号:影 人に乗り移り宿主以外の人を狂気的なレベルで殺す。宿主ごと殺すことで退治できる。
何だこの名前、おかしいだろ...もうちょっとまともな名前なかったんか?...どうでもいいけど。
霊夢 「これらはすべて幻想郷を創ったときにできてしまったものよ。」
蒼空 「うん。で何が問題なんですか?今は封印してるんでしょう?」
霊夢 「それが...それがっ...その結界が壊されちゃったのよ!その結界の内部からかもしれないし、
外部から何者かがこわしたのかもしれない。でもとんでもないことが起こったことは確実なの‼」
紫 「それで、あなたに協力してもらおうと思ってね。住民の避難はもう済ませたわよ。」
蒼空 「私が一人でやるんですか?!そんな危険なこと!!」
紫 「慌てる気持ちはわかるけど、ちゃんと話を聞きなさい。協力してもらうって言ったでしょう?」
蒼空 「あ、すみません...。」
紫 「じゃあ作戦を説明するわよ。」
紫 「まず、あなたと常に一緒に行動するのは次の9人。
レミリア・スカーレット、 十六夜咲夜、 河城にとり、 アリス・マーガトロイド、 チルノ、
森近霖之助 、 八雲藍、 八橋君、 ルーミア。 以上よ。...あなた、ちゃんとメモ書くタイプなのね。
女の子に好かれるわよ~♪」
霊夢 「あんたね...そんなこと言っている場合じゃないでしょう?」
蒼空 「ラ、ラルバは?一緒じゃだめなんですか?お願いしますよ!」
紫 「だめよ。これは私達が最善を考えた結果よ。大丈夫。ラルバちゃんは私たちの部隊だから。絶対にタヒなせないから。」
蒼空 「タヒなせないでくださいよ。絶対に。もし...もしこれが終わった時ラルバが居なかったら私はあなたを殺しますからね!!」
霊夢 「こいつ、あんたなんかが殺せるような相手じゃないわよ。」
紫 「まあ!あなたラルバちゃんのこと好きなの?」
蒼空 「あ...いや...そうじゃなくて...。」
紫 「いいじゃないの~恋をするっていいことなのよ~。」
咲夜 「そんなどうでもいい話今しないでください!!!
今はどうそいつらを退治するか、それについて考えてください!!」
蒼空 「咲...夜?」
咲夜 「あ、すみません...取り乱してしまいました...」
蒼空 「あと、私の家族はどういった部隊に?」
霊夢 「部隊編成は
紅魔館組。あんたの部隊よ。
あとは地霊殿組、神霊廟組、冥界組、神社組、と...こんな感じね。」
紫 「常に活動するのは紅魔、神社、それから私達。」
蒼空 「紫さんはどの部隊に?」
紫 「私と藍、橙は隙間を使ってすべての部隊の支援をするわ。あと永遠亭の人たちもね。救護班として。」
にとり 「谷かっぱのにとりでーす!頼まれたもの持ってきたよ!」
霊夢 「そこに置いといて。」
にとり 「はーい!」
蒼空 「それ何?」
にとり 「おっ、初めてのお客さんだね~。これは電話機といって遠くはなれた場所へ声を送る道具。たまに霊魂の声を拾う
事があるけどまあ気にせず使えるよ。」
蒼空 「通信機なら私、もっといいの持ってるよ」
にとり 「ほんと?!見せて!」
蒼空 「はい。外の世界ではスマホって呼ばれてたな。」
にとり 「分解していい?」
蒼空 「いいよ~。」
にとり 「すごーい!なんでこんな板の中にこんな色んなもの入ってるの?!」
蒼空 「さあ...私が作ったわけではないからな~。」
にとり 「フムフム...まあ似たようなものは作れそうだな。」
霊夢 「うちは支払いしないからね!お金ないんだから。」
にとり じーーー...
蒼空 「え、なに?」
にとり 「仕方ない、今回はお代はいらないよ。」
蒼空 「材料提供しても金取られるんかい...。」
にとり 「あとさ、盟友。戦闘機の操縦は出来るか?新発明の品だから試してもらいたくて。」
蒼空 「なんだよ、盟友って」
にとり 「え~そんな言葉も知らないの~?ww」
蒼空 「そうじゃなくて、なんで初対面の相手に盟友って言うんだって。そういう意味!」
にとり 「これは、話せば長くなるけどね...」
蒼空 「一言で済ませてくれ。お願いだから。」
にとり 「う~んとね。要するに、魔理沙や霊夢、少年とか八橋くんみたいな人間は昔からカッパと仲がいいでしょ?
そういうこと!」
霊夢 「そう思ってるのはカッパだけよ。自意識過剰野郎。」
にとり 「ええっ!そうなのか?!少年!」
蒼空 「うん。たぶんね。」
にとり 「まあいいや!兎に角、ここではカッパと人間は盟友の関係だから!」
蒼空 「あとちなみに私の名前は少年じゃなくて蒼空だよ。」
にとり 「ふ~ん。いい名だな!」
蒼空 「ありがと。で、マニュアルはあるの?戦闘機を扱う上での。」
にとり 「あるよ。当たり前でしょ。」
蒼空 「実戦でも使うってこと?」
にとり 「もっちろん!」
蒼空 「そしたら...訓練期間を3日ほしい。」
にとり 「私は構わないけど...作戦開始日はいつなの?」
紫 「明日よ。それまでに敵の位置の把握をお願いね。」
にとり 「任せなさい!」
蒼空 「ミサイルの種類は?」
にとり 「まずは AAM-4、あとはカッパのマークのサイドワインダーに最強の河底大戦争弾道弾!」
蒼空 「いいんじゃないか?AMM-4は日本製のだし。」
香霖 「蒼空くんは居るかな?」
蒼空 「はい。お久しぶりですね!どうされました?」
香霖 「ちょっとこっち来て。」
蒼空 「?はい。」
香霖 「君にこれを渡しておこう。」
蒼空 「これ...」
渡されたのはあの八卦炉だった。
香霖 「魔理沙のやつの改良版だ。窮地に陥ったときに使ってくれ。」
蒼空 「ありがとうございます。」
香霖 「戻っていいよ。」
蒼空 「はい。」
蒼空 「あ、お姉ちゃん。」
さとり 「蒼空!ここにいたのね。いっつも言ってるじゃない!出かけるときは一言言ってからにしなさいって!
突然いなくなったから心配したのよ!?」
蒼空 「うん...ごめんなさい。」
こいし 「お姉ちゃんったら大変だったんだよ~w
“どうしよういなくなっちゃったー!”って。」
蒼空 「ごめんなさい...。」
こいし 「良かったね~。見つかって。」
私は紫さんの方に向き直って言った。
蒼空 「もう同じ隊の人と関わっておきたいんですけど...」
紫さんは霊夢さんに目配せをしてから、こういった。
紫 「いいけど、もう動くの?作戦開始日は明日の昼よ?まだまだ時間があるじゃない。」
蒼空 「そうですけど、部隊の人たちの能力やクセ、得意とすることがわからなければ最善をつくすことは難しいかと思いまして。」
紫 「なるほどね、いいわよ。そういうことなら。2時間後紅魔館に集まるよう言っておくわね。」
蒼空 「ありがとうございます。」
さて、この後は紅魔館で話し合いだ。準備しなきゃな。
私はちょっと伸びをしてから箒にまたがるのだった...。
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