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5、2人のズル休み〜side 拓真〜
④
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安心したせいか、全身からスッと力が抜ける感覚がした。初めてのリーダーで気を張りすぎてたのかも。ちょっとズル休みをしたような気分で申し訳ないけど、この突然できた休日を満喫しようと思った。
そういえば、俺は休日になったけど、尊くんはお店があるんじゃないか。
「尊くん、お店は?」
「今日はお休みです。僕もズル休み」
にこっと笑ってそう言い放った。そんなサラッと休みにして良いのだろうか。もしかして俺が倒れたのが原因で休みにしたとか。そうだったら申し訳ないな。そう思い恐る恐る聞いてみた。
「もしかして、俺のせい…?」
「あはは、違いますよ。でも罪悪感があるなら僕のお願い聞いてくれます?」
そう言い放ち、尊くんは俺に覆い被さってきた。流れるように俺は押し倒されていた。ボスっと頭が枕に沈みびっくりしていると、上から尊くんの顔がゆっくりと近付いてきた。これはもしかしなくとも、昨日の続きが今始まろうとしているだろうか。
昨日は俺だけイって終わったから、尊くんには申し訳ないことをしたと思っていたんだ。男同士なんて初めてだから上手くできるか分からないけど、出来る限り頑張ってみよう。俺は意思を固め、ゴクリと喉を鳴らした。
しかし明るいせいか、しっかりと尊くんの顔が見える。長いまつ毛、整った綺麗な形の眉毛に高い鼻。左目の下に黒子もあったんだ。それに頬は紅潮していて、薄く開いた口が色っぽいな。まじまじと見るのは初めてで、ついつい観察してしまった。
「本当に綺麗な顔」
「えぇっ!?」
「へっ?」
俺、もしかして声に出てた?は、恥ずかしい…
「あまり見ないで下さい。恥ずかしいです」
尊くんも恥ずかしそう。耳まで真っ赤になっている。すっごく可愛い。可愛すぎる。
大胆な行動が多いくせに、俺の言った一言で赤面してくれるなんてちょっと嬉しい。でも出会った時から割と恥ずかしそうに赤くなっていた、ような気がする。恥ずかしがり屋さん、なのかな?ちょっとイタズラしたいかも…
俺はそっと気付かれないように脚を持ち上げ、尊くんの下半身に擦り付けた。尊くんの股間はもうすでにパンパンで、脚で撫でると少し苦しそうに息を漏らした。口元を手で必死に隠しているが、明らかに息が荒い。俺で感じてくれていると思うと余計に揶揄いたくなる。俺は徐々に脚を上げていき、つま先でズボンのチャックを掴んだ。チノパンだからか意外と掴めるんだなと思いながら、ゆっくりと下ろしてみる。今俺はすごく変態なことをしている。そう思うと背徳感がすごく、心臓の音が尊くんにまで聞こえるんじゃないかってくらい大きな音を立てている。
あと少しでチャックが下まで下がるところで、急に太腿を掴まれ、胸につくんじゃないかと思うくらい思い切り押された。しかも両太腿ともだ。これじゃあお尻が丸見えだ。しかも尊くんは持ち上げた脚を片手で一纏めに持ち、もう片方の手で下着を剥いだ。
「ひゃっ!」
「なんて声出してるんですか」
そんなこと言われても出ちゃったものはしょうがないじゃないか。は、恥ずかしすぎる。勘弁してほしいと思い、手を振り解こうと脚を動かすと、腕と身体でガッチリホールドされてしまった。身動きを封じられ、さらには顕になったお尻を艶かしく撫で回される。
「スベスベで気持ちの良いお尻してる」
「はっ…恥ずいっ…て…ひゃぁ!えぁ…なっ…なに…」
急に尊くんの陰茎が太腿に差し込まれ、また変な声を出してしまった。しかもさっきから自分の脚で尊くんの顔が見えない分、声がいつもより低くて強いのがより際立って、それだけで脳に響いて痺れてくる。明らかに雰囲気の違うその声に圧倒され、俺は次第に何もできなくなってしまった。
「もっと太腿に力入れて締めて」
脚を持った尊くんの腕に力が入る。ギュッと締められ、尊くんの陰茎の形がわかる程に締められる。しかも俺のとくっついていて、熱さが直に伝わりあっていて、それだけで飛びそうだ。
そういえば、俺は休日になったけど、尊くんはお店があるんじゃないか。
「尊くん、お店は?」
「今日はお休みです。僕もズル休み」
にこっと笑ってそう言い放った。そんなサラッと休みにして良いのだろうか。もしかして俺が倒れたのが原因で休みにしたとか。そうだったら申し訳ないな。そう思い恐る恐る聞いてみた。
「もしかして、俺のせい…?」
「あはは、違いますよ。でも罪悪感があるなら僕のお願い聞いてくれます?」
そう言い放ち、尊くんは俺に覆い被さってきた。流れるように俺は押し倒されていた。ボスっと頭が枕に沈みびっくりしていると、上から尊くんの顔がゆっくりと近付いてきた。これはもしかしなくとも、昨日の続きが今始まろうとしているだろうか。
昨日は俺だけイって終わったから、尊くんには申し訳ないことをしたと思っていたんだ。男同士なんて初めてだから上手くできるか分からないけど、出来る限り頑張ってみよう。俺は意思を固め、ゴクリと喉を鳴らした。
しかし明るいせいか、しっかりと尊くんの顔が見える。長いまつ毛、整った綺麗な形の眉毛に高い鼻。左目の下に黒子もあったんだ。それに頬は紅潮していて、薄く開いた口が色っぽいな。まじまじと見るのは初めてで、ついつい観察してしまった。
「本当に綺麗な顔」
「えぇっ!?」
「へっ?」
俺、もしかして声に出てた?は、恥ずかしい…
「あまり見ないで下さい。恥ずかしいです」
尊くんも恥ずかしそう。耳まで真っ赤になっている。すっごく可愛い。可愛すぎる。
大胆な行動が多いくせに、俺の言った一言で赤面してくれるなんてちょっと嬉しい。でも出会った時から割と恥ずかしそうに赤くなっていた、ような気がする。恥ずかしがり屋さん、なのかな?ちょっとイタズラしたいかも…
俺はそっと気付かれないように脚を持ち上げ、尊くんの下半身に擦り付けた。尊くんの股間はもうすでにパンパンで、脚で撫でると少し苦しそうに息を漏らした。口元を手で必死に隠しているが、明らかに息が荒い。俺で感じてくれていると思うと余計に揶揄いたくなる。俺は徐々に脚を上げていき、つま先でズボンのチャックを掴んだ。チノパンだからか意外と掴めるんだなと思いながら、ゆっくりと下ろしてみる。今俺はすごく変態なことをしている。そう思うと背徳感がすごく、心臓の音が尊くんにまで聞こえるんじゃないかってくらい大きな音を立てている。
あと少しでチャックが下まで下がるところで、急に太腿を掴まれ、胸につくんじゃないかと思うくらい思い切り押された。しかも両太腿ともだ。これじゃあお尻が丸見えだ。しかも尊くんは持ち上げた脚を片手で一纏めに持ち、もう片方の手で下着を剥いだ。
「ひゃっ!」
「なんて声出してるんですか」
そんなこと言われても出ちゃったものはしょうがないじゃないか。は、恥ずかしすぎる。勘弁してほしいと思い、手を振り解こうと脚を動かすと、腕と身体でガッチリホールドされてしまった。身動きを封じられ、さらには顕になったお尻を艶かしく撫で回される。
「スベスベで気持ちの良いお尻してる」
「はっ…恥ずいっ…て…ひゃぁ!えぁ…なっ…なに…」
急に尊くんの陰茎が太腿に差し込まれ、また変な声を出してしまった。しかもさっきから自分の脚で尊くんの顔が見えない分、声がいつもより低くて強いのがより際立って、それだけで脳に響いて痺れてくる。明らかに雰囲気の違うその声に圧倒され、俺は次第に何もできなくなってしまった。
「もっと太腿に力入れて締めて」
脚を持った尊くんの腕に力が入る。ギュッと締められ、尊くんの陰茎の形がわかる程に締められる。しかも俺のとくっついていて、熱さが直に伝わりあっていて、それだけで飛びそうだ。
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