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3章 ペトンの町、盗っ人ジル
第11話 狙われたゴールドクリスタル
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「さあ、僕は記憶がなくて、ピエール王国も知らないなぁ。
ところで、さっき僕の腰巻きのポケットに丸い光る石が3つあったのですが、何でしょう?」
キューが不思議そうに尋ねた。
「石ころかなんかじゃないか」コングは気にもとめなかった。
キューが光る石を3つテーブルに出した。
コングはそれを見たとたん、血相を変えて、がたっと立ち上がり光る石を隠した。
「し、信じられん・・・こ、これは・・・」
コングは小声で(これはお金の中で1番高価なゴールドクリスタルだ。
3つあれば大きな城が建てられるぞ)
キューは(そうなの?じゃあ、これを換金すればしばらく僕らは楽できる)
「たくさんのお金なら、銀行に預ければいいじゃない」ちいが言った。コングは、
「銀行?はてなんだ」
「この世界にはないのね」ちいは諦めた。
「今夜は祝杯だな。ちょっと用を足してくる」コングは席を立った。
「わたしもトイレ」ちいも席を立った。キューはアイスコーヒーをストローで吸った。
しばらく飲んでいると、ぶつかって来た人がいた。
キューは椅子からころがり、アイスコーヒーのグラスが床に落ち、割れてしまった。
「フゴ!痛い」キューは悲鳴をあげた。
「すまん。怪我はないか?」ホビットはキューにわびた。
「だ、大丈夫」キューは立ち上がった。ホビットは一礼すると立ち去った。
「何事だ。割れる音がしたぞ」コングとちいが戻ってきた。
「ちょっと人とぶつかってしまって。
さあ、このお金の使いみちを・・・あれ、あれ、ないぞ!
ゴールドクリスタルがない!空っぽだ!」キューはポケットを探したがなくなっていた。
「ないだと!どういう事だ」コングは血相を変えた。隣の客が、
「さっきのホビットじゃないか?あいつは盗賊だよ」キューは、
「さっき、ホビットとぶつかったんだ」
「追いかけるぞ」コングが立ち上がった。
店の外に出たが、盗賊のホビットはもういなかった。
「逃げ足が早いな」コングはキョロキョロとした。
そこへ羽をはばたせて、鳥が降りた。アーリーだ。
「向こうの道に走って行ったよ」アーリーが教えてくれた。
コングは馬が止めてあったので、またがった。馬の持ち主が、
「おいらの馬をどうするだ」
「すぐに返す。しばらく借りるぞ」コングはキューも馬に乗せた。
「ちいはしばらく待っていろ。どこかへ行ったらだめだぞ」
コングはホビットを追いかけ、馬で駆けた。「きっと捕まえてね!」ちいが言った。
コングが全速力で追いかけると、ホビットらしき者が走って逃げていた。
「あいつだ!コングさん捕まえて」
ところで、さっき僕の腰巻きのポケットに丸い光る石が3つあったのですが、何でしょう?」
キューが不思議そうに尋ねた。
「石ころかなんかじゃないか」コングは気にもとめなかった。
キューが光る石を3つテーブルに出した。
コングはそれを見たとたん、血相を変えて、がたっと立ち上がり光る石を隠した。
「し、信じられん・・・こ、これは・・・」
コングは小声で(これはお金の中で1番高価なゴールドクリスタルだ。
3つあれば大きな城が建てられるぞ)
キューは(そうなの?じゃあ、これを換金すればしばらく僕らは楽できる)
「たくさんのお金なら、銀行に預ければいいじゃない」ちいが言った。コングは、
「銀行?はてなんだ」
「この世界にはないのね」ちいは諦めた。
「今夜は祝杯だな。ちょっと用を足してくる」コングは席を立った。
「わたしもトイレ」ちいも席を立った。キューはアイスコーヒーをストローで吸った。
しばらく飲んでいると、ぶつかって来た人がいた。
キューは椅子からころがり、アイスコーヒーのグラスが床に落ち、割れてしまった。
「フゴ!痛い」キューは悲鳴をあげた。
「すまん。怪我はないか?」ホビットはキューにわびた。
「だ、大丈夫」キューは立ち上がった。ホビットは一礼すると立ち去った。
「何事だ。割れる音がしたぞ」コングとちいが戻ってきた。
「ちょっと人とぶつかってしまって。
さあ、このお金の使いみちを・・・あれ、あれ、ないぞ!
ゴールドクリスタルがない!空っぽだ!」キューはポケットを探したがなくなっていた。
「ないだと!どういう事だ」コングは血相を変えた。隣の客が、
「さっきのホビットじゃないか?あいつは盗賊だよ」キューは、
「さっき、ホビットとぶつかったんだ」
「追いかけるぞ」コングが立ち上がった。
店の外に出たが、盗賊のホビットはもういなかった。
「逃げ足が早いな」コングはキョロキョロとした。
そこへ羽をはばたせて、鳥が降りた。アーリーだ。
「向こうの道に走って行ったよ」アーリーが教えてくれた。
コングは馬が止めてあったので、またがった。馬の持ち主が、
「おいらの馬をどうするだ」
「すぐに返す。しばらく借りるぞ」コングはキューも馬に乗せた。
「ちいはしばらく待っていろ。どこかへ行ったらだめだぞ」
コングはホビットを追いかけ、馬で駆けた。「きっと捕まえてね!」ちいが言った。
コングが全速力で追いかけると、ホビットらしき者が走って逃げていた。
「あいつだ!コングさん捕まえて」
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