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聖女はギルドに行きます
しおりを挟む祭りでもあるかのように大勢の人が一か所に集まっている、この人達にも愛する者がいて、愛する者の為に働いているのだろうか
「大きいですね」
自分たちが先ほどまでいた教会と違いギルドの建物は大きいそれがロザリーの感じた事だった
「新しく建設されたばかりなのよ」
「昔は小さかったんですか?」
「そうね 今の半分ほどだったわ」
第三村のギルドの建物はギルドに加盟する人が多く表れた為に今の大きさに建てられたようだ
「さぁ入ってください」
ミミコはギルドの正面の扉を開ける
三人はギルドへと足を踏み入れた
「いらっしゃいませ~」
ギルドの中から大きな声が聞こえる
「失礼します」
ロザリーはお辞儀をしながらギルドに入っていく
ギルドの中が一瞬無音になる、それもそのはず、小柄な修道服を身に着けた美しいい少女と彼女より一回り高い二人がギルドに入ってきたのだから
「お 聖女様だぜ」
「いい女だ」
周りの男女は三人の容姿を見て口々に言葉にする
「うるさい」
コルンが周りに聞こえるように告げる
「なんだとガキ」
「表にでろや」
近くで酒を飲んでいた男二人が椅子から立ち上がり、コルン達に近づく
「止めてください」
ロザリーは大きな声で叫ぶ
「ロザリー・・」
「人ともめるのは止めてください」
ロザリーの声に反応した二人は酒瓶を三人にわたし話掛ける
「聖女様ももめごとは嫌だとさ」
コルンは渡された酒瓶を手に取り一気に酒を飲む
「ふー」
「いい飲みっぷりね」
周りの女性たちも笑顔を見せた
「コルンあんまりもめごとは嫌よ」
ノルンはコルンに耳打ちする
「分かってる」
ミミコは受付場から声をかけてくる
「ロザリーさん受付はこちらですよ」
「はーい」
ロザリーは受付に歩いていく
「こちらに記入してください」
「はい」
ロザリーはどの職業に登録するか悩む、冒険者は必ずギルド登録と一緒に職業を選択する必要があるからである
「ノルンさん コルンさん来てください」
「聖女様がお呼びだぜ」
男はコルンの肩に手をまわし話す
「言われなくてもわかってる」
コルンは男の手を振りほどき受付に行く
「お二人の職業どうしますか?」
「私は魔法使いにするわ 魔法が得意だし」
「俺は・・・天使」
先ほどまで笑顔で対応してくれていたミミコは真顔になる
「お客様こちらの書類は正式な書類になりますので」
「な ぬぬ 俺は本当に」
「コルン落ち着いて」
ノルンはコルンの耳元で静かに話す
「私たちが怪しい奴らに思われるわよここは」
「だが 俺は」
「ロザリーの為よ我慢しなさい」
「ぬ 分かった」
二人の話合いが終わったようだ
「先ほどは冗談だ 職業は騎士だ」
「分かりました 戦士ですね」
「騎士にしてくれ」
「できないんですよ」
「なぜだ?」
「決まりです」
ミミコさんは私たちの為に詳しく説明をしてくれた
職業には大きく二つに分けられる、誰でも登録できる一般職業と専門的な職業の専門職業に分けられる、コルンの希望する職業、騎士は戦士として実績を積み、騎士昇格試験を受け合格してギルドに再登録する事が出来る、例外として貴族に使えている者は貴族の推薦状を持参した場合は騎士として登録する事が可能である
「仕方がないな 戦士で登録しよう」
「ありがとうございます」
ミミコは明るく笑顔を作る
「ロザリーさんは聖女でよろしいでしょうか?」
「はい」
「確認させていただきます」
ミミコはロザリーの胸に顔を近づける
「近すぎじゃない?」
ノルンはミミコに声をかける
「検査ですから」
ロザリーが首に掛けている十字の首飾りは教会から渡されてた、身分証明の道具の役割を担っている、十字の裏には名前と所属の教会の名前が刻まれている、このようになった訳は、聖女を装い悪事を働く者が多いからだ
【祈る前に裏を見よ】と言い伝えが残っている
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