マネー・ドール - 人生の午後 -

葉月零

文字の大きさ
5 / 40

元カレの妻(4)

しおりを挟む
 目が覚めると、隣に慶太が昨日のままで、眠っていた。
もちろん、私もそのままで、いつの間にか眠っちゃったみたい。
時間は七時。朝ごはん、八時だったかな……

 お風呂、入んなきゃ。
肌は、ちょっとベトベトしていて、慶太の匂いがして、昨夜のことが……よみがえっちゃう。

 バスルームから出ると、慶太が起きて、テレビを見てた。
「俺も、風呂入るね」
「うん」
「なんか、ちょっと筋肉痛……がんばりすぎたかな」
慶太は笑って、お風呂へ行った。
私もちょっと筋肉痛? 昨夜のことを思い出すと、なんか、熱くなっちゃう。
 あれがもし……ダメダメ。こんなこと、考えちゃあ。

 メイクをする私を、お風呂上りの慶太が、隣でじっと見てる。
「どうしたの?」
「こうやって、真純はできあがるんだなぁって思って」
「もう、何それー」
「やっぱキレイだな」

 キレイ……そうかな……

 最近、思う。
あの人に、似てるなって……

 あの人も、私に背中を向けて、こうやって鏡の前で、お化粧してた。
今思えば、歳の割にキレイだったけど、私には、薄汚い、オトコにだらしない、最低なオンナにしか見えなかった。
だから、私も……そんな風に見えてないかな。

 リップを引くと、慶太がキスして、塗りたてのリップが彼の唇に移っちゃった。
「もう! ダメだよ」
「なんかキスしたくなっちゃうね、その色」
笑って、私を抱きしめて、もう一回、ちょっと長いキスをする。

「真純は、俺の自慢なんだ」
「私が?」
「だって、キレイだし、頭もいいし、上品だし。みんなさ、真純のこと、素敵な奥さんだって言うよ」
違う……本当の私は……
「嬉しい」
 私は、笑った。ううん、笑ったふりをして、慶太の唇をティッシュで拭って、もう一回、リップをひいた。
「俺達、最高に、いけてるね」
 私達は、鏡の中にいる。
鏡の中で、私は、ピンクの唇で、笑っている。

 レストランに行くと、杉本家と中村家はもう来ていて、子供達はこぞってバイキングのお料理をお皿いっぱいにしてる。
「おはよう」
 テーブルは六人がけだから、私達は、将吾と中村くんのテーブルに、二人で座った。隣のテーブルでは、聡子さんと加奈さんと子供達が賑やかに食事をしている。
「何か、とってこようか?」
なんとなく居づらくて、立ち上がった。
「俺も行くよ」
慶太も立ち上がって、私の腰に手を廻す。
「なんだよ、仲良いなあ」
中村くんが、冷やかすように言って、慶太が羨ましいか? って笑った。
 私は、将吾の顔を見たけど、いつものように、彼は優しく、笑ってるだけ。
 ちょっと、つまんない……
なんて、また、バカなこと考えてる。

 今日はVネックの紺色のTシャツに、白のカプリパンツ、慶太はピンクのポロシャツに、グレーのバミューダ。
この日のために、二人でラルフローレンで揃えたの。
ピンクのポロシャツって、どうなんだろう。慶太って、ピンクとか、水色とか、そういう色選ぶけど、なんか……けばくない?
まあ、そうね。私達は、見るからに、リッチなオシャレ夫婦。杉本家と中村家とは、ちょっと違う感じ。

 コーヒーと、パンと、適当にお皿に入れて、テーブルに戻ると、遠くから見てもお似合いやなって、将吾が笑った。

「今日、どうする?」
中村くんが納豆を混ぜながら言った。
「観光でもしようぜ」
男三人は、スマホで検索して、盛り上がってる。
私は、さっきの将吾の発言にチクチクしてて、黙って笑って、パンを食べた。

 チェックアウトする慶太を残して、駐車場に行くと、将吾の娘ちゃん二人が、私達の車に乗りたいって言い出した。
「ダメよ、ワガママいわないの」
聡子さんが言うけど、聞く様子はなくって、将吾も困ってる。
 私は別にいいんだけど、慶太はどうなんだろう。
 ああ、戻ってきた。うーん、こうやって見ると、慶太って……チャラい。そのでっかいサングラス……おじさんなのに、ねえ。
「ねえ、車、乗せてあげてもいいよね?」
「うん、構わないよ」
 慶太が言うけど、聡子さんは、汚したら大変だから、と遠慮してる。
「そんなの気にしないでよ。さ、乗って」
慶太は笑って、ベンツのリアドアを開けた。
「ええんか?」
「いいよ、別に」
「じゃあ、頼むわ。汚したり、ワガママいうなよ」
将吾が娘ちゃん達にそう言うと、彼女達は嬉しそうに、車に乗った。
「すみません、ワガママで……」
「いえ、全然」
だって、慶太の車って、結構、汚いもん。

「シートベルト、してね」
慶太が言うと、娘ちゃん達は、はーい、だって。
最初はちょっと緊張してたけど、すぐに慣れたみたいで、いろんな話をしてくれた。
かわいいのね。ほんと、子供って、かわいい。

「ねえ、おばさんって……」
「おばさんとか、言っちゃダメなんだよ!」
碧ちゃんの言葉に、凛ちゃんが慌てて言った。
最近は、誰々ちゃんのママ、とかいう言い方しないといけないんだって。
難しいのねえ。子供にまで気を遣わせて、どうするのかしら。
「おばさんだよねえ。いいよ、おばさんで」
凛ちゃんは、ほっとした顔で、頷いた。
「おばさんって、パパのお友達なの?」
「うん、幼馴染なの」
「何歳?」
「パパと同じだよ」
「ええ、じゃあ、ママより年上! 全然違うねー」
「どう、違うの?」
「すっごく、キレイ!」
「こんなキレイなママだったら、自慢だよねー」
姉妹は顔を見合わせて言った。
「どうして? ママもキレイじゃない。優しいし、素敵よ」
 正直に言うと、私は、聡子さんが、うらやましい。あんな風に、飾らなくても、将吾みたいな人と結婚して、こんなにかわいい子供がいて……
「そうかなぁ……」
「パパとママ、仲良しでしょ?」
「うーん、時々ケンカしてるよ」
「そりゃ、夫婦だもん。ケンカもしないと」
 夫婦……それは、自分に言いきかせた言葉。
「パパとママの秘密、教えてあげよっか」
凛ちゃんが恥ずかしそうに、ちょっともじもじしながら言った。
「秘密?」
「うん、パパとママね……」
二人は目を合わせて笑ってる。
「寝る前に、チュウするんだよ!」
恥ずかしそうに言って、姉妹はキャッキャと笑った。
 でも、私は、引きつった笑顔で、頷くのが精一杯。
そんな私の顔を、慶太が横目で見てる。

 ごめんなさい……私……笑わないと……笑わなきゃ……

「へえ、仲良しなんだね!」
何も言えない私の代わりに、慶太が言った。
「おじさんとおばさんも、チュウする?」
「するよー、仲良しだもん」
「寝る前?」
「寝る前もだし、朝とかもするよ」
「今日もした?」
「したよ。なぁ、真純」
慶太は右手で私の手を握った。
その手は、そうだろ? って、言ってる。俺とお前は、仲良しで、夫婦で、チュウ、したよなって。
「うん。そうね……」
「おじさんもカッコイイから、美男美女カップルだね!」
凜ちゃんは、無邪気にそう言って、シートの間から、私達の顔を見た。
「美男美女なんて、言葉知ってるんだ!」
「昨日ね、パパとママが言ってたの」
 将吾が?
「お似合いだろ?」
「うん、とっても!」
「おじさんさ、おばさんのこと、超好きなんだよ」

 それはきっと、私に向けた言葉。

 慶太……こんな私……許してくれるの?

「えー! ラブラブじゃん!」
姉妹は嬉しそうに笑って、慶太も一緒に笑った。
 私も笑ったつもりだったけど、きっと顔は、固まったまま。

 信号待ちで、将吾の車の右側に、慶太が並んで、後ろの窓から、聡子さんが手を振った。
「窓、開けていい?」
「顔とか、出しちゃダメだよ」

「ママー!」
「いい子にしとるんか!」
将吾の声が聞こえた。
「してるよー!」
 私は、窓の方を見れなくて、ずっと俯いていた。
「ワガママ、してない?」
「してないよー」
聡子さんの声が聞こえる。子供たちの声も聞こえる。
将吾の声、慶太の声……みんな、楽しそう。

 私以外のみんなは、楽しそう。私だけ……笑わないと。楽しそうにしないと。ダメ、泣いちゃダメ! 

 信号が変わって、慶太が窓を閉めて、車が動き出した。きっと、右側に座っている私の顔は、見えなかったはず。

「おばさん? どうしたの?」
 私の顔を覗き込んだ、その凛ちゃんの顔は、聡子さんに似ていた。
凛ちゃんは、将吾と、聡子さんの……子供。
「やだ、車酔いしちゃったかしら。山道、苦手なの」

 もうずっと、こうやって笑ってきたじゃない。楽しくなくても、つらくても、悲しくても、悔しくても、ずっと、笑ってきた。
子供のころからずっと、私は、そうやってきたのよ。
私はこうやって、ずっと、仮面をかぶってきたの。

 笑うことなんて、簡単よ。

「ママと、お友達になりたいわ」
「うん、ママに言っとくね」

 やっぱり、はずせない。本当の私なんて、誰にも見せない。見せられない。だって私は……

 あの女の、娘。

「はい、到着ー」
 なによ。あんなに車に乗りたいって言ってたくせに。
着いた途端、パパ、ママ、って。やっぱり、子供なんて、ワガママで、自分勝手で、かわいくない。
「お世話かけちゃって」
「いいえ、とっても楽しかったわ」
 ねえ、あなた。そんな地味な格好で、よく恥ずかしくないわね。お化粧くらい、ちゃんとすれば? それとも何? 私はお化粧なんてしなくても、充分いけてるとでも、言いたいの?
「真純さん、そのTシャツ、ラルフローレン?」
 はあ、加奈さん。あなたも、そのお腹、ちょっとはどうにかしたら? その服も、センスないわね。
「ええ、いつもはスーツだから、カジュアルな服は持ってなくて。慌てて主人と揃えちゃった」
「いいわねえ。うちなんて、ユニクロばっかよ」
 そうでしょうね。だって、私はセレブですもの。あなたたちと一緒に、しないで。あなたたちとは、住む世界が違うんだから!

 私は、笑っている。いつものように、私は、この笑顔で、みんなと話してる。
 全然、楽じゃん。
昨日のバーベキューの時は、なんだか、自分が仲間外れになった気がしたけど、こうやって、適当に合わせてれば、ほら、たちまち私が、中心じゃない。

 ねえ、将吾。見てる? 今の私、こんなにキラキラしてるのよ。そんな地味な女、捨てちゃいなさいよ。私のほうが、いい女でしょ? 

「おばさん、かにさんがいるよ」
 冷えかけた私の手に、少し汗ばんだ、小さな手が、触れた。
そこには、碧ちゃんがいて、私の手を、無邪気に引っ張る。
「どこ?」
「あっち。見に行こうよ」

 そこは、小さな滝で、涼くんが、一生懸命、女の子達に、沢蟹を、捕まえてあげていた。

「おにいちゃん! おばさんにも、かにさん、捕まえて!」
 涼くんは黙って、私に、沢蟹を、渡してくれた。
「わあ、かわいい」
 まるで、将吾みたい。
昔、こうやって、二人で遅くまで川にいて、蟹とか、魚とか捕まえて、私に見せてくれたっけ。

「おーい、写真撮るよー!」
 中村くんが、近くにいた人に写真をお願いしてくれて、私達は、みんなで集まって、カメラに向かう。
「碧、おばさんの隣がいい!」
「凛も!」
 私は、両手に、将吾の大切な子供達の手を握って、笑って、写真を撮った。
彼女達の手のぬくもりが、私の張りかけた氷を、とかしていく。
私の仮面を、はずしていく。

 そうね……私……やっぱり、もう、できない。
 
 嘘の笑顔も、嘘の強がりも、もう、できない。それができたら、どんなに楽だろう。半年前の私のように、仮面を被れたら、こんなに……胸が、痛くないのに。

「ごめんなさいねえ、あの子達、すっかり真純さんになついちゃって」
 聡子さん……きれい。あなた、本当にきれい。私みたいに、お化粧や宝石や、ブランド品で飾らなくても、とってもきれい。
「でも、ほんと、真純さん、きれいよね。ねえ、そのスタイル、どうしてるの? 私、年中無休でダイエットしてるのに、全然ダメ」
 加奈さん。幸せなのよ、あなた。あんなに優しい旦那さんに、かわいい子供達がいて……お友達も、たくさんいるでしょう? 私なんて、友達って呼べる人、一人もいない。
「会社でこき使われてるの。ストレスで痩せてるだけよ。白髪なんて、すごいんだから」

 わかってる。
 
 もう、戻らないって。わかってるじゃない。これでよかったって、あの夜、思ったじゃない。

 本当の、私。
 本当はね……ただの、ワガママな、バカな女よ。

 そして、私たちは、連絡先を交換して、それぞれの車に乗って、東京へ帰る。
帰りのベンツには、もうあの子達は乗っていない。
あんなに賑やかだったリアシートには、もう、誰もいない。

「かわいかったね」
「子供?」
「うん」

 私達は、二人だけ。二人だけの、家族。私達をつなぐものは、私達、だけ。

「……真純」
「何?」
「俺さ……」
「うん」
「真純のこと、離さないから」
 慶太は、そう言った。大きなチャラいサングラスをしてるから、顔はわからないけど、たぶん、泣いていた。

「離さないで」

 慶太。絶対に、私を離さないで。そうじゃないと、私……

 怖いの。自分が、怖い。
 あなたがいないと、あなたの手が緩むと、きっと私、全てを壊してしまう。
あの子達の笑顔を、奪ってしまう。誰もを、不幸にしてしまう。

 だから慶太、私を……あなたのところに、縛り付けていて……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

【完結】シロツメ草の花冠

彩華(あやはな)
恋愛
夏休みを開けにあったミリアは別人となって「聖女」の隣に立っていた・・・。  彼女の身に何があったのか・・・。  *ミリア視点は最初のみ、主に聖女サシャ、婚約者アルト視点侍女マヤ視点で書かれています。  後半・・・切ない・・・。タオルまたはティッシュをご用意ください。

さようならの定型文~身勝手なあなたへ

宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」 ――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。 額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。 涙すら出なかった。 なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。 ……よりによって、元・男の人生を。 夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。 「さようなら」 だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。 慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。 別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。 だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい? 「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」 はい、あります。盛りだくさんで。 元・男、今・女。 “白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。 -----『白い結婚の行方』シリーズ ----- 『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

処理中です...