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3日目ー1(3日目:風見目線)

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ふかふかのベッドのなかでゆっくりと目を覚ました。
とりあえず、本を読んでみる。また新たなルールを定められては困るから。デスゲームに巻き込まれても、私はそれほど動じてはいなかった。過保護すぎる親から距離を置きたいと少し思っていたからだ。もちろん、お母様やお父様が嫌いなわけではない。だからこそ、寂しがっていないか心配である。親だけではない。執事やメイドたちも、心配しているだろう。
(わたくしが迂闊にガチャガチャを回してしまったゆえにこんなことに……。どうしましょう…。)
そんなことをボーッと考えていたら、あるページが目に止まった。

宝石のルール

5個以上の宝石を集めなければ全員死ぬ


こ、これはまずいです…流石に。
「み、みなとさん!起きてください!やばいですよ!」
「ん、ん~?お腹すいたのかな?綾華は。」
「ちがいます!空いてますけど…」
「まぁわかった。なんか大変なんだね?」
目をコスりながら湊はおきあがる。
「そうなんです!ルールが追加されたんです!」
「へぇ…どれどれ?」
私は指さしながら本を手渡す。
「あ~なるほどね。わかった。これはたしかにまずいね。」
「で、ですよね…」
「とりあえず、6時まで待って後でみんなと話し合おう。それまではどうもできない。だから、しばらくは朝ごはんのことでも考えて、ゆっくりしてな。」
「はい!」
やっぱり湊さんは優しいです。
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