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18:路地裏は危険、全力で避けて通る!
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無事、宿の部屋に到着した!その挽は嫌な事は、忘れる為に実質、新婚生活1日目なので取り敢えず約束していた昼間の続きをした。その後、今後の冒険者としての活動目標を二人で話し合った!
「カレン?一般的に夫婦になるとまず何をするんだ?あぁ…さっきみたいな事じゃなくてさ~」
(色々考えてしまって不安で寝れそうにないよ~気をまぎらわせる話をしよう!)
「ん?…そうだな~友人や知人を招いてパーティーとかかな…後は、冒険者だと…順序が違うが、先ず安住と言うか気に入った町や国に行ってそこで夫婦になってからやはり家を買って子育てするのが普通だと…思う…多分」
(ヘ~家か~けっこうお高いのかな?この世界の相場はいくら何だろ?…旅か~旅?ッ!)
「それだ!カレン新婚旅行をしよう!」
(これなら今の状況を上手く回避出来るんじゃないか?しかも冒険出来て一石二鳥じゃないか!凄いぞ!)
「新 婚 旅 行?…何だそれは?」
「二人で旅をして良い所があればそこで家を買うんだよ!世界は広いんだ色々見て回るのは、正に冒険者じゃないか?」
(凄い名案だ、後はカレンさえ乗ってくれればッ!)
「そうか!旅か…でも急すぎるんじゃないか?資金だってそんなに無いぞ?」
(そうか~やっぱり先立つものが必要か~うぅ~ん…手っ取り早く儲げる方法か何か無いか~魔物討伐じゃ探すのに時間が掛かるし~何か売れるものでも有ればな~今あるのは~)
〔ガラクタ×4 オークの肉(20㎏)×3です〕
(肉はそこそこいくが、売らずに旅の食料にした方が良さそうだ…ガラクタじゃあ全く足しにならんし…ん?…ガラクタじゃぁ無くなれば売れるんじゃないか?ハッ!俺は天才だったのか?どうせ町を出るんだ、ちょっぴり能力を乱用しても良いだろ…多分…)
「お金なら良い考えが思い付いたから何とかして見せるからさ~明日その方法が上手く行ったら旅の準備をしよう!そして早ければ明後日には出発だ!どうだろう?」
「旅をするのはいいな!ソラと一緒なら楽しそうだ!私もこの近辺から離れた事がないから興味はあるよ、ふふっ楽しみになってきたよ」
(メル、BOX内でも魔改造出来るか?出来るならこれと同じの2つ頼む!魔力もきっちり管理してくれ!自分で込めると昼間みたいに使いすぎちゃうからさ~)
〔問題有りません実行します〕
(あぁ~頼んだ!よーし明日がまちどうしいぞ~!)
「よし、じゃあ明日に備えてもう寝よう」
「そうだな!お休みソラ」
「お休みカレン」
ーーーーーーーーーー
ヴィン パチッ ヴィィン バチッ!
翌朝、ソラは奇妙な音で目を覚ました。何の音かと辺りを見るとカレンが俺があげた剣を鞘から抜いて眺めて見ていた。剣の刀身がうっすらと蒼白く光っている。
「お早う~カレン!なにしてんだ?」
「あっ お早う~ソラ!見て見て!この剣、振ると変な音するッ!」
ヴィィン ヴィィン パチッ
「コラコラ危ないから、部屋の中で振り回したらダメだよ!」
「ハーイ!えへへ」
(最近、と言うかまだ2、3日しかたっていないがカレンは、俺と二人きりの時は少しキャラが変わっている気がする、これが本来の彼女なのかもしれない?外でこんな姿は絶対見せない、ツンは無いから…まさか噂に聞いた、隠しデレと言うやつか?そうなのか?くそ~可愛い)
カレンのカラドボルグはまだ(こんな雑魚には勿体ないからと言って)使っていないので速く使ってみたいのだろう、嬉しそうに剣を眺めていた。俺は買い物にはまだ早いので時間潰しの為、魔改造について詳しくメルに聞いていた。するとかなり使い勝手が良くなっていて、自分の力だが何だかちょっと恐ろしい事になっていた。
今の魔改造はメルのサポートにより、ソラの創造力の代わりに、記憶の断片ライブラリーから、一度見たものや想像したモノを無い知識(専門的)を魔法で代替して創造してしまう様で、例えば拳銃などはTV等で外観は分かるが、どういった理屈で発射されるのかソラは知らないが、ギミックや火薬、弾丸を魔法に置き換えて作動するものを作ってしまうのだ!もうぶっ壊れ方が留まるところを知らない!
「カレン?そろそろ朝飯食べたら出掛けよ?」
「うん、分かった!」
――宿の食堂――
「今日は先ず何処に行くんだ?」
「今日は手分けして買い出しだな!カレンには、旅の間の食料や調味料の買い出しを頼みたいがいいか?」
「ソラと一緒じゃないのか?…分かった…どのくらい必要だ?」
「取り敢えずこれで買えるだけ頼む!じゃあそろそろ行こう昼前に時計台のある広場の前に集合な?」
ソラは、持っていたほぼ全ての財産をカレンに渡し、宿を出た後二人は別れて、ソラは僅かに残ったお金を持って昨日最後に寄った武器屋にやって来た!
「オジサンこれ全部売ってくれ!」
「あいょ!って…また兄ちゃんか?そんなにガラクタ集めてどうすんだ?…分かった!もう詮索しネ~よ…毎度あり。」
そして、今度は防具屋や服屋、雑貨屋等を回りガラクタを買い漁って、全ての財産を使いきった!
(粗方揃ったな~後は、買い取りだけど~やっぱそこそこ高そうな店がいいかな?)
そして、昨日は寄らなかった貴族等か通う用な高級店が並ぶ通りにやって来た!
(敷居が高そうな店ばかりだな~あぁここ質屋だ武器も買い取りしてくれるかな?俺の今の格好でも大丈夫かな~?冒険者ポイ客も要るな~よし)
店前のガラス越しに店内を覗くと4人の冒険者風のローブを被った客と後は、身なりの良い店員が中にいたので入る事にした。
「いらっしゃいませ!本日は何の御用でしょうか?」
「あの…買い取りをお願いしたいのですが武器や防具は取り扱って頂けますか?」
「はい!大丈夫ですよ。」
「じゃあこれを頼みます!」
ソラは昨日、創った希少級の武器をカウンターに乗せた。
「こちらですね?…こ…これは素晴らしい品物ですね!
ちょ…しょ…少々お待ち頂けますか?」
(あぁ~行っちゃった!ヤバい何か不味かったか~?何か緊張する~どうしたんだろ?)
「御待たせして申し訳ございません!わたくし当店のマネージャーを勤めておりますアルベルトと申します、先程のスタッフに代わり鑑定させていただきます。」
(何ださっきの人じゃ鑑定できなかったのか~心配して損した~!)
「改めまして…こちらの品ですね…これは素晴らしい希少級の物ですね…金貨5枚でどうでしょうか?」
(5枚だから…五十万か~凄いな~)
「はい!其でいいです。…後まだ同じ物が有るのですがいいですか?」
「はい、構いませんよ?こちらにお願いします!」
ソラは、新たに創った残り5本の剣をカウンターに乗せた。
「こ…こんなに…等級も問題なく希少級ですね…先程のを合わせて金貨三十枚と…サービスで金貨三枚お付けしましょう!是非ともこれでお売り下さい!」
(サービス?まぁ良いか付けてくれるんだから拒むのもあれか?)
「じゃあソレでお願いします!」
「畏まりました。ありがとう御座います。では此方がその代金で御座います。」
「ん!確かにあるな。それじゃ~」
「はい!またのご利用、是非とも宜しくお願いします。」
(よし!後は~時間もちょうど良いな?広場に行くか!…凄い順調だ!)
広場に行くとまだカレンの姿が無かったのでベンチに座って待つ事にした!11:40の事である。
(何かさっきから視線を感じるんだよな~?昨日の今日だからまだ大丈夫だと思うけど結構広まってるのか?明日まで待つのは危険か?)
ソラはカレンのファン?を警戒して人通りの多い道を選んで歩いていた!危険回避を全力でしているのであってビビりでは…無い。無い頭でしっかり考えての行動だ。
(よく有る話だと大抵ワザト路地裏に誘いこんで返り討ち…だけどなぁ~どんなランクの者か分からんからな~もし其が凄い高ランクの冒険者だったら、ギルドは関わらないとか言ってるけど返り討ちすると結局、ギルドに呼び出されてギルドマスターとかに拘束されて厄介になるパターンだ!けしてびびってる訳じゃない!…ん?)
最後まで読んで下さりありがと御座います。
次回も是非暇潰ししていただければ嬉しい限りですはい。どうぞ宜しくお願いします。
「カレン?一般的に夫婦になるとまず何をするんだ?あぁ…さっきみたいな事じゃなくてさ~」
(色々考えてしまって不安で寝れそうにないよ~気をまぎらわせる話をしよう!)
「ん?…そうだな~友人や知人を招いてパーティーとかかな…後は、冒険者だと…順序が違うが、先ず安住と言うか気に入った町や国に行ってそこで夫婦になってからやはり家を買って子育てするのが普通だと…思う…多分」
(ヘ~家か~けっこうお高いのかな?この世界の相場はいくら何だろ?…旅か~旅?ッ!)
「それだ!カレン新婚旅行をしよう!」
(これなら今の状況を上手く回避出来るんじゃないか?しかも冒険出来て一石二鳥じゃないか!凄いぞ!)
「新 婚 旅 行?…何だそれは?」
「二人で旅をして良い所があればそこで家を買うんだよ!世界は広いんだ色々見て回るのは、正に冒険者じゃないか?」
(凄い名案だ、後はカレンさえ乗ってくれればッ!)
「そうか!旅か…でも急すぎるんじゃないか?資金だってそんなに無いぞ?」
(そうか~やっぱり先立つものが必要か~うぅ~ん…手っ取り早く儲げる方法か何か無いか~魔物討伐じゃ探すのに時間が掛かるし~何か売れるものでも有ればな~今あるのは~)
〔ガラクタ×4 オークの肉(20㎏)×3です〕
(肉はそこそこいくが、売らずに旅の食料にした方が良さそうだ…ガラクタじゃあ全く足しにならんし…ん?…ガラクタじゃぁ無くなれば売れるんじゃないか?ハッ!俺は天才だったのか?どうせ町を出るんだ、ちょっぴり能力を乱用しても良いだろ…多分…)
「お金なら良い考えが思い付いたから何とかして見せるからさ~明日その方法が上手く行ったら旅の準備をしよう!そして早ければ明後日には出発だ!どうだろう?」
「旅をするのはいいな!ソラと一緒なら楽しそうだ!私もこの近辺から離れた事がないから興味はあるよ、ふふっ楽しみになってきたよ」
(メル、BOX内でも魔改造出来るか?出来るならこれと同じの2つ頼む!魔力もきっちり管理してくれ!自分で込めると昼間みたいに使いすぎちゃうからさ~)
〔問題有りません実行します〕
(あぁ~頼んだ!よーし明日がまちどうしいぞ~!)
「よし、じゃあ明日に備えてもう寝よう」
「そうだな!お休みソラ」
「お休みカレン」
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ヴィン パチッ ヴィィン バチッ!
翌朝、ソラは奇妙な音で目を覚ました。何の音かと辺りを見るとカレンが俺があげた剣を鞘から抜いて眺めて見ていた。剣の刀身がうっすらと蒼白く光っている。
「お早う~カレン!なにしてんだ?」
「あっ お早う~ソラ!見て見て!この剣、振ると変な音するッ!」
ヴィィン ヴィィン パチッ
「コラコラ危ないから、部屋の中で振り回したらダメだよ!」
「ハーイ!えへへ」
(最近、と言うかまだ2、3日しかたっていないがカレンは、俺と二人きりの時は少しキャラが変わっている気がする、これが本来の彼女なのかもしれない?外でこんな姿は絶対見せない、ツンは無いから…まさか噂に聞いた、隠しデレと言うやつか?そうなのか?くそ~可愛い)
カレンのカラドボルグはまだ(こんな雑魚には勿体ないからと言って)使っていないので速く使ってみたいのだろう、嬉しそうに剣を眺めていた。俺は買い物にはまだ早いので時間潰しの為、魔改造について詳しくメルに聞いていた。するとかなり使い勝手が良くなっていて、自分の力だが何だかちょっと恐ろしい事になっていた。
今の魔改造はメルのサポートにより、ソラの創造力の代わりに、記憶の断片ライブラリーから、一度見たものや想像したモノを無い知識(専門的)を魔法で代替して創造してしまう様で、例えば拳銃などはTV等で外観は分かるが、どういった理屈で発射されるのかソラは知らないが、ギミックや火薬、弾丸を魔法に置き換えて作動するものを作ってしまうのだ!もうぶっ壊れ方が留まるところを知らない!
「カレン?そろそろ朝飯食べたら出掛けよ?」
「うん、分かった!」
――宿の食堂――
「今日は先ず何処に行くんだ?」
「今日は手分けして買い出しだな!カレンには、旅の間の食料や調味料の買い出しを頼みたいがいいか?」
「ソラと一緒じゃないのか?…分かった…どのくらい必要だ?」
「取り敢えずこれで買えるだけ頼む!じゃあそろそろ行こう昼前に時計台のある広場の前に集合な?」
ソラは、持っていたほぼ全ての財産をカレンに渡し、宿を出た後二人は別れて、ソラは僅かに残ったお金を持って昨日最後に寄った武器屋にやって来た!
「オジサンこれ全部売ってくれ!」
「あいょ!って…また兄ちゃんか?そんなにガラクタ集めてどうすんだ?…分かった!もう詮索しネ~よ…毎度あり。」
そして、今度は防具屋や服屋、雑貨屋等を回りガラクタを買い漁って、全ての財産を使いきった!
(粗方揃ったな~後は、買い取りだけど~やっぱそこそこ高そうな店がいいかな?)
そして、昨日は寄らなかった貴族等か通う用な高級店が並ぶ通りにやって来た!
(敷居が高そうな店ばかりだな~あぁここ質屋だ武器も買い取りしてくれるかな?俺の今の格好でも大丈夫かな~?冒険者ポイ客も要るな~よし)
店前のガラス越しに店内を覗くと4人の冒険者風のローブを被った客と後は、身なりの良い店員が中にいたので入る事にした。
「いらっしゃいませ!本日は何の御用でしょうか?」
「あの…買い取りをお願いしたいのですが武器や防具は取り扱って頂けますか?」
「はい!大丈夫ですよ。」
「じゃあこれを頼みます!」
ソラは昨日、創った希少級の武器をカウンターに乗せた。
「こちらですね?…こ…これは素晴らしい品物ですね!
ちょ…しょ…少々お待ち頂けますか?」
(あぁ~行っちゃった!ヤバい何か不味かったか~?何か緊張する~どうしたんだろ?)
「御待たせして申し訳ございません!わたくし当店のマネージャーを勤めておりますアルベルトと申します、先程のスタッフに代わり鑑定させていただきます。」
(何ださっきの人じゃ鑑定できなかったのか~心配して損した~!)
「改めまして…こちらの品ですね…これは素晴らしい希少級の物ですね…金貨5枚でどうでしょうか?」
(5枚だから…五十万か~凄いな~)
「はい!其でいいです。…後まだ同じ物が有るのですがいいですか?」
「はい、構いませんよ?こちらにお願いします!」
ソラは、新たに創った残り5本の剣をカウンターに乗せた。
「こ…こんなに…等級も問題なく希少級ですね…先程のを合わせて金貨三十枚と…サービスで金貨三枚お付けしましょう!是非ともこれでお売り下さい!」
(サービス?まぁ良いか付けてくれるんだから拒むのもあれか?)
「じゃあソレでお願いします!」
「畏まりました。ありがとう御座います。では此方がその代金で御座います。」
「ん!確かにあるな。それじゃ~」
「はい!またのご利用、是非とも宜しくお願いします。」
(よし!後は~時間もちょうど良いな?広場に行くか!…凄い順調だ!)
広場に行くとまだカレンの姿が無かったのでベンチに座って待つ事にした!11:40の事である。
(何かさっきから視線を感じるんだよな~?昨日の今日だからまだ大丈夫だと思うけど結構広まってるのか?明日まで待つのは危険か?)
ソラはカレンのファン?を警戒して人通りの多い道を選んで歩いていた!危険回避を全力でしているのであってビビりでは…無い。無い頭でしっかり考えての行動だ。
(よく有る話だと大抵ワザト路地裏に誘いこんで返り討ち…だけどなぁ~どんなランクの者か分からんからな~もし其が凄い高ランクの冒険者だったら、ギルドは関わらないとか言ってるけど返り討ちすると結局、ギルドに呼び出されてギルドマスターとかに拘束されて厄介になるパターンだ!けしてびびってる訳じゃない!…ん?)
最後まで読んで下さりありがと御座います。
次回も是非暇潰ししていただければ嬉しい限りですはい。どうぞ宜しくお願いします。
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