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狂おしいほどに愛して。
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狂おしいほどに。
狂おしいほどに、狂ってしまいそうなほどにあなたを愛している。
私はあなたのことを、あなたをまるごと全部愛している。
愛している。
だから。
だから同じように、私のことも愛して。
私を愛してほしいの。
私に愛を注いでほしいの。
私も愛がほしいの。
愛して?
私を愛して?
もっと愛を。
愛が足りないの。
私はあなたを愛している。
あなたに愛を注いでいる。
だけど。
あなたは私に愛をくれない。
愛を注いでくれない。
少しでも私を見てくれたことがあった?
私のために時間を削ってくれた?
そんなことない。
私はあなたのために骨まで削っているのに。
ぼろぼろになりながらあなたを愛しているのに。
だってそれが「愛」でしょ?
そこまでしないと「愛」じゃないのだから。
私を愛して。
「愛に見返りはない」と誰かが言った。
「見返りを求めるのは愛じゃない」と誰かが言った。
「愛」の見返りは「愛」だと私は思う。
「愛」は「愛」で返すべきだと、思う。
だから、ね。
あなたも私の「愛」に「愛」で返してほしいの。
私が愛したのと同じくらい、私を愛してほしいの。
何も返ってこない愛なんて、どうしようもなく切ないから。
だから、あなたから愛を返してほしいの。
私がしたように、しているように、あなたも愛して。
私だけを見てくれたらいいから。
私のために時間を削ってくれたらいいから。
「愛してる」って言うだけでもいいから。
ただそれだけでいいから、ちゃんと形のある愛をください。
だってそうじゃないと、私の中の愛が崩れてしまいそうになるから。
未来の見えない愛を愛せないから。
私は愛を愛してるの。
愛することを愛してるの。
「意味なんてない」?
なくていいじゃない。
この世界の何処にもそんなものないじゃない?
あなたも。
あなたも、愛を愛してほしいの。
私を愛することを愛して?
私のことなんて見なくてもいいから、愛だけを愛して。
それで勘違いのひとつもさせてよ。
そのほうが幸せそうじゃない。
愛さえあればいから。
愛だけで私は幸せだから。
だから。
だから愛を。
愛を私に注いで。
愛。
愛だけが私の幸せ。
狂いながら。
狂おしいほどに、苦しいほどにあなたを愛している。
それでも。
それでも、あなたは私を愛してくれない。
少しだけでいいの。
ほんの一瞬だけでもいいから。
私を愛して。
私を愛して、愛を愛して。
そして。
そして、一緒に狂いましょう?
狂おしいほどに、狂ってしまいそうなほどにあなたを愛している。
私はあなたのことを、あなたをまるごと全部愛している。
愛している。
だから。
だから同じように、私のことも愛して。
私を愛してほしいの。
私に愛を注いでほしいの。
私も愛がほしいの。
愛して?
私を愛して?
もっと愛を。
愛が足りないの。
私はあなたを愛している。
あなたに愛を注いでいる。
だけど。
あなたは私に愛をくれない。
愛を注いでくれない。
少しでも私を見てくれたことがあった?
私のために時間を削ってくれた?
そんなことない。
私はあなたのために骨まで削っているのに。
ぼろぼろになりながらあなたを愛しているのに。
だってそれが「愛」でしょ?
そこまでしないと「愛」じゃないのだから。
私を愛して。
「愛に見返りはない」と誰かが言った。
「見返りを求めるのは愛じゃない」と誰かが言った。
「愛」の見返りは「愛」だと私は思う。
「愛」は「愛」で返すべきだと、思う。
だから、ね。
あなたも私の「愛」に「愛」で返してほしいの。
私が愛したのと同じくらい、私を愛してほしいの。
何も返ってこない愛なんて、どうしようもなく切ないから。
だから、あなたから愛を返してほしいの。
私がしたように、しているように、あなたも愛して。
私だけを見てくれたらいいから。
私のために時間を削ってくれたらいいから。
「愛してる」って言うだけでもいいから。
ただそれだけでいいから、ちゃんと形のある愛をください。
だってそうじゃないと、私の中の愛が崩れてしまいそうになるから。
未来の見えない愛を愛せないから。
私は愛を愛してるの。
愛することを愛してるの。
「意味なんてない」?
なくていいじゃない。
この世界の何処にもそんなものないじゃない?
あなたも。
あなたも、愛を愛してほしいの。
私を愛することを愛して?
私のことなんて見なくてもいいから、愛だけを愛して。
それで勘違いのひとつもさせてよ。
そのほうが幸せそうじゃない。
愛さえあればいから。
愛だけで私は幸せだから。
だから。
だから愛を。
愛を私に注いで。
愛。
愛だけが私の幸せ。
狂いながら。
狂おしいほどに、苦しいほどにあなたを愛している。
それでも。
それでも、あなたは私を愛してくれない。
少しだけでいいの。
ほんの一瞬だけでもいいから。
私を愛して。
私を愛して、愛を愛して。
そして。
そして、一緒に狂いましょう?
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