境界線

風枝ちよ

文字の大きさ
1 / 18

しおりを挟む
「ぁんっ……はぁっ…ゃんっ!////」

甘美な喘ぎ声が脳に響く。
俺は右手の指を相手の中に挿れて、動かしている。

「ゃっ…そこ、ダメぇ……っ///」

コリッとした何かに当たって、喘ぎ声が高く弾む。
俺はそこを集中的に責める。
指を曲げて、指の腹でクニクニと押す。相手の腰が浮いて、身体は周期的に痙攣する。

「ぁっ…はぁんっ! ……ゃぁ…////」

乱れて喘ぐ姿に、俺の欲望は高まっていく。
パンツの中で成長し始める。
軽く左手で触れると、爆発したように膨れ上がる。

「ゃんっ! はぁ……んっ!/////」

右手を中に挿れて強く掻き混ぜると、相手の身体が跳ねて中が締まる。
中から愛液が零れてシーツを濡らす。

「ん……はぁ、はぁ…///」

相手がぐったりと横になる。
そのふたつの豊かな乳房が規則的に上下する。
俺がパンツから欲望を出すと、縋るようにむしゃぶりつく。

「ちょ、がっつきすぎだって」
はっへだってぇ……////」

欲望を咥えられる。
口の中の熱が伝わる。
あったけぇ……。
相手の舌が欲望に絡みつく。
クチュ、と唾液が音を立てる。
舌が筋を舐め、欲望の輪郭をなぞっていく。

ひほひ気持ちいい?///」

相手が言葉を発して、熱い吐息が欲望にかかる。

「うん。気持ちいいよ」

欲望を口で包まれる。
顔が上下に動いて欲望が吸われる。
顔の下の育った膨らみが揺れる。

「あとさ、それ使ってくれる?」
「え?」

口を離して見上げる。

「それで挟んでさ、」

相手はぎこちなく胸を動かす。
たぷん、と大袈裟なくらいに主張している。

「で、先っちょの方舐めて?」
う?」

拙く舐める。
竿に乳圧が伝わって、先端を舌が這って。
まるで天にも昇るような快感が。
胸が上下に動く。
肉壁が欲望を擦る。
口とはまた違った圧力。
先端を拙い舌がチロチロと舐める。

「……ぁっ////」
ひひほイきそう?」

先端を吸われる。
透明な液と唾液が混ざって、クチュ、と音を立てた。

「イきそうだから……待って」

顔と胸を離す。
あぶない。

「こっちでイっていいか?」

相手の足を開く。
綺麗なピンク色の入口が、ヒクヒクと呼吸している。

「うん……////」

欲望を当てる。
先端に、口の中の比じゃない熱が来る。
腰を押し出すと、ヌプ…と先端が包まれた。

「……んっ////」
「大丈夫か?」
「っ……大丈夫…///」

相手は切なく言う。
中が軽く締まる。
腰を進める。
中の襞がねっとりと絡みついてきて、それだけでイきそうになる。

「……ぁんっ!////」

コリッ、と何かを擦って相手の腰が跳ね、中はキュンと鳴く。
ぐぐ、と腰を押すと根元まで包まれた。
襞はうねって、欲望を弄ぶ。

「……動くぞ」

腰を引く。
襞が吸い付いてくる。
愛液が零れて滑りが増す。

「ぁっ…ゃんっ……はぁ////」

パチュッ、と腰を打つたびに愛液は爆ぜる。
パチュッ パチュッ パチュッ
股間はドロドロになって、愛液が垂れてシーツを汚す。

「ぁん…ゃあっ…んぁっ!////」

相手がイって、中が急に締まる。
愛液が溢れて欲望を濡らす。
俺は射精感を必死に抑える。

「ぁんっ…ゃっ……はぁっ!/////」

締まった中を欲望で擦る。
中は締め付けてきて、俺の射精感は抑えきれなくなって。

「……ぅっ////」

俺は白濁を、相手の中に零す。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...