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嫉妬の不機嫌訪問
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早速部屋でメルクガラド機工国に行く準備をしていると、なにやら外が騒がしくなってきた。
「ん?なんだ?」
そう言いながら扉を見ているとナーガが扉の向こう側から慌てた様子で声をかけて来た。
『しっ失礼しますっご主人様!お客様ですが!如何されますか!?』
何を慌てているんだろう?と思いながら返事をしようとした瞬間、背筋の凍るような低く冷たい聞きなれた声がした。
『へぇ…あいつ…こんな綺麗な娘にそんな呼び方させてるんだぁ…ふぅん…』
はぅあ!!ヤバい!!メルクガラドに行くついでに顔見せに行こうとしてた御方が、いつの間にかこっちに来ていらっしゃるぅぅぅぅぅううううう!!!
しかも、ナーガの俺に対する[ご主人様]発言に超絶不機嫌だしぃい!!
『いえっ!そういう訳では無くっ!私共が勝手にお呼びしているだけでしてっ!』
そうだ!良いぞナーガ!俺は無理矢理呼ばせているわけじゃないんだ!だから仕方ないんだよ!
『ほぉ…それを黙認していると…いい度胸してるじゃないの…』
ヤヴァアイ!!!状況が悪化してるぅぅぅぅぅううううう!早く!早く何とかせねば!!俺のHPが全損するまで業火に妬かれてしまう!!
そう思い扉に近付いた瞬間、扉が飛んで来た。
(危なっ!!)
紙一重で交わし扉が有った場所を見ると、高々と上がった細く綺麗な白い足があった。
一瞬見とれていたがそれも束の間、即座に足が床にヒビが入る勢いで下ろされる。
「久しぶりねぇ…楽しそうじゃない…?今からお出かけかしらぁ…?」
その綺麗な足を持ち、現在超絶不機嫌な人は。
[嫉妬]のソリューさん。
種族は[夜叉神]、見た目は紫を基調とした所々に牡丹の花があしらわれた着物で胸と腰回りは着崩して、エロい感じになっている。履き物は木履を履いて腰には刀、背中には薙刀を帯刀している。
そして頭の方は紫がかった黒の腰まであるロングストレート、そして額の真ん中から伸びる一本の角。
目はつり目で口には吸血鬼よりちょっと短いくらいの鋭い犬歯を持っている。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
何てよく言ったものだが、今見ている姿は
立てば天災、座れば魔王、歩く姿は般若の如く
そんな風にしか見えないのが現状。そして、さっきの質問に早く答えなければならない。
「い、今からお前のところに行こうと思ってたんだよ!」
「へぇ…そのわりには私より先に僕っ子鯨やガチムチオカマ、狐のお爺さんに先に会ってたようだけど?嫁の私より先にねぇ…?」
そう!何を隠そう、この嫉妬のソリューさんは俺の1つ上の現実の嫁なのだ。
本名[内田春日]
旧姓[紫苑春日]
嫁の同級生からも、[嫉妬の春日ちゃん]と密かに呼ばれているらしい。
さて何て言い訳したものか…
「ん?なんだ?」
そう言いながら扉を見ているとナーガが扉の向こう側から慌てた様子で声をかけて来た。
『しっ失礼しますっご主人様!お客様ですが!如何されますか!?』
何を慌てているんだろう?と思いながら返事をしようとした瞬間、背筋の凍るような低く冷たい聞きなれた声がした。
『へぇ…あいつ…こんな綺麗な娘にそんな呼び方させてるんだぁ…ふぅん…』
はぅあ!!ヤバい!!メルクガラドに行くついでに顔見せに行こうとしてた御方が、いつの間にかこっちに来ていらっしゃるぅぅぅぅぅううううう!!!
しかも、ナーガの俺に対する[ご主人様]発言に超絶不機嫌だしぃい!!
『いえっ!そういう訳では無くっ!私共が勝手にお呼びしているだけでしてっ!』
そうだ!良いぞナーガ!俺は無理矢理呼ばせているわけじゃないんだ!だから仕方ないんだよ!
『ほぉ…それを黙認していると…いい度胸してるじゃないの…』
ヤヴァアイ!!!状況が悪化してるぅぅぅぅぅううううう!早く!早く何とかせねば!!俺のHPが全損するまで業火に妬かれてしまう!!
そう思い扉に近付いた瞬間、扉が飛んで来た。
(危なっ!!)
紙一重で交わし扉が有った場所を見ると、高々と上がった細く綺麗な白い足があった。
一瞬見とれていたがそれも束の間、即座に足が床にヒビが入る勢いで下ろされる。
「久しぶりねぇ…楽しそうじゃない…?今からお出かけかしらぁ…?」
その綺麗な足を持ち、現在超絶不機嫌な人は。
[嫉妬]のソリューさん。
種族は[夜叉神]、見た目は紫を基調とした所々に牡丹の花があしらわれた着物で胸と腰回りは着崩して、エロい感じになっている。履き物は木履を履いて腰には刀、背中には薙刀を帯刀している。
そして頭の方は紫がかった黒の腰まであるロングストレート、そして額の真ん中から伸びる一本の角。
目はつり目で口には吸血鬼よりちょっと短いくらいの鋭い犬歯を持っている。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
何てよく言ったものだが、今見ている姿は
立てば天災、座れば魔王、歩く姿は般若の如く
そんな風にしか見えないのが現状。そして、さっきの質問に早く答えなければならない。
「い、今からお前のところに行こうと思ってたんだよ!」
「へぇ…そのわりには私より先に僕っ子鯨やガチムチオカマ、狐のお爺さんに先に会ってたようだけど?嫁の私より先にねぇ…?」
そう!何を隠そう、この嫉妬のソリューさんは俺の1つ上の現実の嫁なのだ。
本名[内田春日]
旧姓[紫苑春日]
嫁の同級生からも、[嫉妬の春日ちゃん]と密かに呼ばれているらしい。
さて何て言い訳したものか…
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2025/9/29
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